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クロスバイクの改造・カスタマイズは何から始めるか?

公開日: カスタマイズ考, 自転車メンテ・改造

クロスバイクの改造・カスタマイズ

クロスバイクは特に改造やカスタマイズなどしなくても、今まで乗って来たママチャリなどと比べるとスイスイ快適にのれるので十分楽しい乗りです。

しかしながらしばらく乗っていると少しずつ物足りなさも出て来たりするもので、改造・カスタマイズしてみようかな?などと考え始めたりしてしまうのです。

しかしながら、クロスバイクに乗り始めの頃は、改造・カスタマイズと言っても何をどうして良いかもよくわからないでしょうし、弄るにしても何から始めれば良いのかも分からないかもしれません。

実際問題で、よく分からないまま弄って後戻りできなくなるようなこともあります。
そこで、それなりにクロスバイクを弄り倒してきた僕なりの視点で、初心者がクロスバイクの改造・カスタマイズを行なうにあたって、おすすめの改造やカスタマイズについて書いてみようと思います。

メンテナンスの延長線状に改造・カスタマイズがある

メンテナンスの延長線状に改造・カスタマイズがある

クロスバイクの改造、カスタマイズと聞くと、やや専門的で難しく敷居の高いものだという印象があるかもしれません。

僕自身もそう思っていて、どこか調子が悪い箇所があったとしても、自分で弄ってしまうと取り返しがつかなくなってしまうのではないかという恐さがあり、購入先のGIANTストアへ持込んでいました。

例えば、クロスバイクなどのスポーツバイクが初めてだったりすると、ホイールを外すためのクイックレリーズでさえ初めて触るパーツで、ホイールの取り外しや取り付けさえも初心者にとっては、精神的にハードルの高い作業でした。

しかし、最初は恐る恐るでもメンテナンスブックを参照したりしながら、見よう見まねでメンテナンスしてみたるうちに、徐々にコツや力加減なども判るようになってきます。

そうして自転車を弄るうちに少しずつ作業にも慣れてきて、自転車に触れるということが楽しいと思えるようになってくるのです。

さて、改造、カスタマイズの敷居を下げるために、まずは自転車に慣れる必要があるのですが、最も手っ取り早いのは、日頃のメンテナンスをきっちり行なうことだと思います。日常的にお手入れを繰り返している中で自然と自転車に慣れてくるのです。

メンテナンスであれば難しい事はほとんどなく、基本的な走行前点検に始まって、空気圧の管理や注油、清掃などの作業なので、全て行なったとしても10分〜30分もあれば出来てしまいます。

その程度のお手入れであっても、自転車自体の構造のようなものもなんとなく理解出来るようになってきますし、愛車への愛着も沸いてきます。

そんなわけでメンテナンスが改造、カスタマイズの入り口になると思いますので、まずはメンテナンスブックを手に入れて自転車のお手入れから開始するのが良いと思います。

クロスバイクの改造・カスタマイズの始め方

クロスバイクの改造・カスタマイズの始め方

換装が簡単で違いが分かりやすいパーツを選ぶ

クロスバイクの改造・カスタマイズを行なうなら、まずは換装が簡単かつ換装後の違いがすぐに実感できるようなパーツから始めると「自転車を弄るとこんなにも違いが出るんだ」ということを理解しやすくて良いのではと思います。

ホイール

クロスバイクやロードバイクで換装前と換装後で大きく違いが実感出来るモノと言えばやはりホイールかと思います。

ホイールを交換するためには、スプロケットやタイヤの取り付け等のスキルや専用工具は必要になりますが、パンク修理の練習にもなりますし、難易度的にもそれほど高くありません。

性能にこだわれば10万円を越えるあたりからようやく本格的なホイールと呼ばれる世界ではありますが、クロスバイクのESCAPE Airなどの10万円以下のスポーツバイクにはそのようなホイールを付けても不釣り合いになってしまうので、Shimano WH-6800 / Shimano WH-RS21あたりが、価格と性能のバランスを考えればベストな選択になると思います。


タイヤ

ホイールと並んで、換装・カスタマイズで違いがはっきりと分かると言われているのがタイヤです。

まずはタイヤの太さをクロスバイクの標準的な28Cからロードバイクになどの標準である23Cに変えるのが違いが分かりやすいと思います。

また、同じタイヤの太さでも、メーカーが違えば重量やグリップ感が違ったりして予想以上に違いがあることに気が付くはずです。

カラータイヤを履かせて、コーディネートを楽しんだりするのもタイヤの換装・カスタマイズの楽しみ方の一つですね。

タイヤの定番と言えば、コンチネンタルグランプリ4000S2

有無をいわさないくらいの絶対的な評価のあるタイヤなので、どのタイヤにしようか悩むようであればこれを選んでおけば間違いないでしょう。もちろん僕自身も使用しています。

ペダル

ペダルをフラットペダルからビンディングペダルへの換装は、自転車を全く別の乗り物のように変えてくれて、自転車の世界をさらに広げてくれる改造、カスタマイズでもあります。

僕の場合は街乗りメインなので、ビンディングペダルはほとんど使用しませんが、ロードバイクなど本格的な自転車の世界に向けて新たな一歩を踏み出したいとか、ちょっとだけでもロードバイクの世界を覗いてみたいと思うのであれば、迷わずペダルの換装をした方が良いでしょう。

ペダルの換装にはペダルレンチなどが必要になりますが、輪行などする際にも必要になりますし、ペダルの換装は非常に簡単なので、気分転換に換装してしまうのも良いかと思います。

ちなみに、ペダルの取り外しですが、左側のペダルを外す際は、逆ネジ(時計回りで緩む)になっているので注意が必要です。左右とも進行方向と逆に回すと緩むようになっています。

スプロケット

専用工具が必要で、換装した後にはシフトワイヤーの調整も必要な場合があり、やや難易度が高くなる改造・カスタマイズではありますが、換装した際の違いが大きな改造・カスタマイズの一つだと思います。

例えば、ESCAPE Airなどのクロスバイクには通常12T-32Tなどトップギアとローギアの歯数の差が大きなワイドレシオと呼ばれるMTB仕様のスプロケットが採用されています。

坂道などでもスイスイと登れてしまう快適なギアではありますが、8速や9速などの少ない段数の中で歯数の幅が多いということで、段トビが大きく、シフトチェンジした際の繋がりの悪さがデメリットになります。

実際問題で多くのクロスバイクに装備されているギアはフロント3速xリア8速などですが、街中を走る際にには全く不要なギアが殆どで、全く謎な構成なのです。

そこで、11T-23Tなどのクロスレシオと呼ばれるような段トビの少ないスプロケットにすると、繋がりがよく快適なシフトチェンジができるようになります。

換装が簡単な改造・カスタマイズ

上記のように改造・カスタマイズすることで違いを実感出来るかどうかは不明ですが、他にも簡単に改造・カスタマイズ出来てるパーツもあります。

グリップ・バーエンドバー

グリップは自転車にとって意外と目立つパーツでもあるので、換装・カスタマイズすることで、自転車の見た目の印象を大きく変えられるほか、素材や形状により乗り心地も大きく変わります。

バーエンドバー付きのコンフォートグリップはハンドルの持ち方にバリエーションを持たせられるようになるため、ハンドルの持ち方による乗り心地の違い等が実感でき、新たな楽しみに目覚める切っ掛けになるかもしれません。

コンフォートグリップと言えばエルゴングリップで、持ち手が太く、手のひらをグリップに乗せるようにして楽な姿勢で乗ることができるため快適さが向上します。

僕は、どちらかと言えばシンプルスマートなものが好きなので、フラットバーでもドロップハンドルで使われるようなバーテープを使用しています。

クロスバイクのフラットバーにバーテープ?と思うかもしれませんが、意外と握りやすいのは勿論ですが、種類の少ないグリップに比べてバーテープは素材やデザインが豊富でどれにしようか悩んでしまうほどで、ワンポイントでアクセントを付けたい人には特におすすめです。。

ハンドルのカット・切り詰め

購入時のクロスバイクのハンドル幅は55cm程度あるかと思います。
ハンドル幅が広いほど安定性が増すので運転はしやすいですが、その分、腕を開いて乗る必要があり、空気抵抗が大きくなり速度を出すことを考えるとあまり良い格好ではありません。

ハンドル幅を切り詰めることで、よりスポーティなルックスと乗り心地が手に入ります。改造に必要なのはパイプカッターだけというのもお手軽です。

サドル・シートポスト

サドルやシートポストも比較的改造・カスタマイズが簡単に行なえるパーツです。
但し、シートポストは、ハンドルやステムとセットとして考えてメーカー等を統一したりしてコーディネートする、というような美的感覚も要求される場所でもあります。

つまりシートポストを別のブランドに換装してしまうと、ハンドル、ステムも続けて換装してしまいたくなるのです。なので、シートポストを換装する際には三点を意識したパーツを選択するのが良いと思います。

初心者が避けた方が良い改造・カスタマイズ

シフトレバー・ブレーキ周り

シフトレバー・ブレーキ周りなどのワイヤー部分の調整は初心者はひとまず避けておいた方が良い部分だと思います。

最初は注油と清掃で弄る程度にして、構造や動作をなんとなく理解してからでないと、メンテナンスブックを見ても難しい部分だからです。

失敗してもワイヤーを張り直すだけではありますが、上手に換装しないとシフトチェンジしても狙ったギアへ変速できなかったりしてドツボにハマってしまうこともあります。お店に泣きつき結局は高くついたなんてことにもなりかねません。

シフトレバー・ブレーキ周りの調整は、将来的には出来るようになっておいた方が良いのは間違いないですが、とりあえずはなんとなく自転車弄りにも慣れてくるまでは後回しにした方が良いでしょう。

チャレンジ精神が必要な改造・カスタマイズ

10速・11速化

自転車のメインのパーツでもあるコンポーネントを換装すると、新しい自転車を買ったかのように、全く別の自転車になります。

それだけに作業は大掛かりになりますし、工具類も多数必要になるので、例え自分で全てを作業したとしても改造、カスタマイズに掛かる費用もそれなりに高くなります。

意外と長丁場の作業にもなりますし、難易度の高い作業が続く部分もあるため、失敗も含めて勉強だ!くらいのチャレンジ精神がなければ、コンポーネントの換装はお店に任せた方が良いと思います。

しかしコンポーネントの換装まで自分自身やり切ってしまえば、自転車の改造・カスタマイズに対する知識は一気に増えるはずで、例えばその後、何らかのトラブルに見舞われたとしてもそれほど動じなくなるくらいの自信が身に付きます。

ブルホーン化・ドロップハンドル化

クロスバイクの改造・カスタマイズの行き着く先は、ハンドルをブルホーンやドロップハンドルにしてしまうケースも多いです。しかしコンポーネントの換装と同じく、それなりの知識がない難しい改造・カスタマイズだと思います。

このあたりの改造・カスタマイズになるとメンテナンスブックにも書かれていない分野になるので、トライ&エラーと応用が重要になってくるため、今までの経験などが大切になるのではと思います。

なので上記の改造、カスタマイズについては、簡単なモノから始めていろいろな知識やテクニックが身に付いてからにした方が絶対に良いでしょう。

クロスバイクの改造・カスタマイズの始め方まとめ

クロスバイクの改造・カスタマイズの始め方まとめ

クロスバイクの改造・カスタマイズを始めるには、メンテナンスブックなどを参考にして、まずは教科書通りにいろいろと自転車を弄ってみるということろからスタートするの良いかと思います。

というのも、自転車弄りにも向き不向きがあり、いざ改造、カスタマイズに手を出してみたものの、その作業を楽しいと思えないのであれば、今後も続けて改造、カスタマイズをしてくのは難しいはずです。

ハマらないようであれば、工具類を買うのも勿体ないですし、もっぱら乗る専門で、メンテナンスの類も全てショップ任せるのが良いのではと思います。

自転車弄りが楽しいと思えるようであれば、改造・カスタマイズへの道を突き進むことができるでしょから、段階を踏んで徐々に何どの高い改造、カスタマイズに挑戦していけば良いでしょう。

シフトワイヤーやブレーキワイヤーを自分で交換できるようになれば、出先で何かがあった場合でも大抵のことは対処できるくらいのスキルが身に付いていると思うので、不安感が全く違ってきます。

ちなみに、改造、カスタマイズには工具は必須ですが、セットで買っても使わない工具も多いので、必要に応じてバラで買いそろえていくのがおすすめです。

まぁシマノのプロツールなどはカッコ良くて欲しくなりますが・・・

自転車の改造・カスタマイズをするしないは、人それぞれで乗り方や価値観があるので、各人の自由だと思いますが、僕個人的には改造・カスタマイズをすることで、自転車の基本的な知識や乗り方、自転車自体への愛着など、そこから得られる楽しみやメリットが非常に大きいと思っています。

折角スポーツバイクに乗るのですから、チャレンジしてみるのも楽しみの幅を広げる意味で非常にお勧めです。

● メンテナンスの延長戦に改造、カスタマイズ
● 手軽な改造、カスタマイズから手を付ける
● メンテナンスブックは必須
● 難易度の高い改造、カスタマイズをやり遂げると自信がつく

Comment

  1. とっぴん より:

    時間のある自転車好きの初心者は、是非改造を勧めます。
    理由は、すごく勉強になるからです。
    BBシェル幅やリヤエンド幅が自転車によって異なる事や、グリスアップする場所や方法が解る事、安全性の面でどこまで納得できるかを考えるなど、メリットはたくさんあります。
    私などは、ロードバイクとクロスバイク(マウンテンバイク・コンポーネント)で、コンポーネントの互換が無い事を初めて知りました。
    改造すれば、当然メーカーの修理は受けられなくなり、オーバーホールや日常のメンテナンスも自己責任となります。
    それでも、企画・計画し、部品・工具をそろえ、少しづつ手を加えるのは本当に楽しいものです。
    陰陽解ったうえで、楽しく改造してください。

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