自転車の清掃・注油に関する総合情報|ロードバイク・クロスバイク

ロードバイクやクロスバイクは乗っているうちに少しずつ汚れたり、調子の悪くなる部分が出てきたりします。

調子の悪いまま乗り続けると、性能も落ちて、快適なサイクリングができなくなってしまうようになるので、定期的なメンテナンスが必要になります。

メンテナンスでやらなければいけないことはいくつかありますが、メンテナンスの基本中の基本になるのが、自転車本体の清掃と、チェーンなどへの注油です。

このページでは自転車の清掃方法やチェーンの清掃方法などについての情報をまとめています。

自転車の清掃・注油に関する記事

自転車のチェーンの清掃に関する記事

自転車の清掃に関する記事

ロードバイクやクロスバイクのチェーンは走っているうちに、土埃などで黒く汚れてしまいます.

チェーンを汚れたままにしていると、汚れが固着してしまうなどで走行性能が落ちて、快適な走行ができなくなってしまうので、定期的にチェーンを清掃して綺麗に保つ必要があります。

チェーンはこまめに清掃する

チェーンの清掃には色々な方法がありますが、ポイントとしてはこまめな清掃を心がけること。

チェーンの汚れを放置して、汚れがひどくなってからだと、パーツクリーナーを使用いても汚れを落とすのが大変にり、こまめに清掃するよりもずっと面倒になってしまうのです。

なので、理想的には走行後はウェスなどで汚れを拭き取る習慣を付けるのがベストです。なるべくこまめな清掃をすればするほど楽にチェーンを綺麗にできるのです。

自転車のチェーンを汚さないための基本的な情報については下記の記事で解説していますので参考にしてください。

チェーン清掃に必要な道具

● パーツクリーナー
● ウェス(布)
● チェーンオイル

パーツクリーナーは油汚れを落とすためのケミカルで、頑固な油汚れなどを除去する際に使用します。

チェーンの汚れが酷い時には、まずパーツクリーナーをチェーンに吹きかけて、汚れが浮いてきたウェスで拭き取りチェーンを綺麗にします。

チェーンが綺麗になったら、新たに注油をすることになりますが、パーツクリーナーが残っていると、せっかく注油してもまた流れてしまうことになるので、しばらくおいてパーツクリーナーが揮発するのを待ってから注油します。

10分ほど放置しておけばパーツクリーナーは揮発してなくなると思います。

ただ、こまめにチェーン清掃をしていれば、パーツクリーナーを使用しなければいけないほどチェーンは汚れないはずなので、こまめに汚れを拭きる場合は、基本的に汚れの拭き取りと注油だけで十分だと思います。

パーツクリーナーを使用するのはチェーンの汚れが目立ってきた時だけで良いかと思います。

チェーンの清掃方法についてのより詳しい情報は下記のページで解説していますので参考にしてください。



WAKO'Sのパーツクリーナー等の種類

チェーン清掃に必要な道具

パーツクリーナーとして圧倒的に有名なのがWAKO'Sですが、WAKO'Sのブレーキ&パーツクリーナーには、いろいろな種類があり、用途や目的によって使い分けることができるようになっています。

定番のブレーキ&パーツクリーナーはBC-8と呼ばれるものですが、他にも

● BC-SJ(SUPER JUMBO PLUS)
● BC-2
● BC-9
● CHA-C
● FMC

などの種類があります。

基本的にはいずれも油汚れを落とすためのものですが、それぞれの用途や特徴が異なるので、そえぞれの用途を把握しつつ使い分けるとより良いメンテナンスができるものと思います。

WAKO'Sのブレーキ&パーツクリーナーについては下記の記事で解説していますので参考にしてください。

チェーンを綺麗に保つチェーンオイル

チェーンを綺麗に保つチェーンオイル

チェーンをこまめに掃除をしていたとしても、チェーンやスプロケットなどが真っ黒く汚れてしまうことがあります。

その場合、使用しているチェーンオイルに原因があるかもしれません。

チェーンオイルの粘度の違い

チェーンオイルには用途に応じて使い分けられるように、性質の異なるチェーンオイルが用意されています。

代表的な性質の違いがチェーンオイルの粘度で、ベタベタしたWET系と、サラサラしたどDRY系のチェーンオイルに大別されます。

WET系のチェーンオイルは水汚れなどに強く、オフロードなどを走行するマウンテンバイクなどで使用され、DRY系のチェーンオイルはロードバイクなどで使用されることが多いです。

それぞれに一長一短なので、用途に応じて使い分けが必要なものですが、チェーンを汚さないという視点で考えた場合、WET系のベタベタしたチェーンオイルは汚れを集めてしまうので、DRY系のサラサラしたチェーンオイルの方が適しているということになります。

こまめにチェーンを清掃しているにも関わらずチェーンの汚れが気になる人は、チェーンオイルのタイプを見直してみるのが良いかもしれません。

チェーンオイルのタイプについては下記の記事で解説していますので参考にしてください。

オイルとグリスの使い分け

オイルとグリスの使い分け
ロードバイクやクロスバイクのメンテナンスでは注油やグリスアップは基本中の基本です。

注油やグリスアップの際には、液状のチェーンオイルやペースト状のグリスなどを使用することになりますが、それぞれに役割が異なるので、用途を理解してそれぞれを使い分ける必要があります。

例えば、ペダルの接合部分にはベアリングが入っていて、グリスを使用する必要がありますが、ここにチェーンオイルを使用してしまうと、浸透してきたチェーンオイルでグリスが溶けてしまい、悪影響を及ぼすことになります。

オイルやグリスの用途

潤滑を良くする

オイルは潤滑油と呼ばれるように、注油することで摩擦が減り、チェーンやベアリングなどの回転部が滑らかに動作するようになり、負荷を少なくして快適なサイクリングを実現させます。

シーリング効果

主にグリスですが、グリスをボルトやパーツの接合部に塗布することで、シーリングの役割を果たすようになり、ホコリや水滴などの侵入を防ぐことができます。

焼付き防止

グリスを塗布することで摩擦が減り、焼付きなどを防ぐことができます。

オイルとグリスの使い分け

オイルとグリスを使い分ける目安としては。ペダルやBB、ホイールハブなどの回転する部分にはベアリングが入っているので、グリスを使用することになります。ステムなどを固定するためのボルトなども固着を防ぐなどの目的でグリスを使用します。

一方のオイルは、チェーンやブレーキレバーの固定部など、パーツとパーツの関節のような場所に使用します。オイルアップすることで動きを滑らかにすることができるというわけです。

オイルとグリスの使い分け方のより詳しい情報は下記の記事でまとめていますので参考にしてください。

自転車の清掃方法

スプロケットの清掃方法

スプロケットの清掃方法

チェーンに次いで汚れやすいパーツと言えばスプロケットです。
チェーンの汚れをそのまま受けてしまうようなパーツでもあるので、すぐに汚れてしまうのも無理はありません。

スプロケットは一体型のものを清掃するのは大変ですが、スプロケットのグレードが高くなってくると、ギアの一枚一枚をバラすことができるので、メンテナンスや清掃の際には全てのギアをバラして一枚一枚を清掃することができます。

特に難しい手順はなく、スプロケットをホイールハブから取り外した後に、スプロケットにパーツクリーナーを吹きかけて汚れを浮かせて拭き取るという作業になります。

汚れがひどくなると、パーツクリーナーに浸け置くくらいでないと汚れを落とせないこともありますが、「なんとなくスプロケットが汚れてきたな」「走行後の拭き取りだけだと汚れが落としきれないな」と感じるようになるくらいのタイミングで清掃するようにしておけば、作業が非常に楽になると思います。

スプロケットに限らずですが、汚れが酷くなる前にこまめに清掃してあげるのがベストだと思います。

スプロケットの清掃方法については、下記の記事で解説しています。

自転車のフレームの清掃は中性洗剤を使用する

自転車のフレームの清掃は中性洗剤を使用する

自転車の清掃と言えば、パーツクリーナーで、油汚れを強力に落とすのでパーツ類の清掃をするには必要不可欠と言えるケミカルになります。

フレームも油で汚れてしまうので、パーツクリーナーを使用したいところですが、パーツクリーナーはアルカリ性なので、フレームに使用すると塗装やアルミ自体を傷めてしまうなどの問題が出るため、基本的にはフレームには使わない方が良いということになります。

フレームの清掃に適しているのは中性洗剤です。

洗浄液の成分表などを確認すると、アルカリ性や酸性などが書かれていて、汚れの種類や掃除をする物の素材などによって適した洗剤を使い分ける必要があります。

身近な中性洗剤

中性洗剤と言えばカーシャンプーなども中性のものが多く、自転車の洗浄に流用することができます。また、身近なところで言えば、食器用洗剤も中性のものがほとんどなので、自転車程度の清掃であれば、わざわざカーシャンプーを購入しなくても食器用洗剤で十分でしょう。

中性洗剤については下記の記事で詳しく解説しています。

参考 クロスバイクやロードバイクの清掃には中性洗剤を使いなさい

バケツに水を張って、適当な量の中性洗剤を入れたものにウェスを浸けて、よく絞ってからフレームを拭き上げれば、フレームを綺麗にすることができます。

自転車清掃用のウエスについての考察

クロスバイクやロードバイクを清掃したりメンテナンスしたりする際にウエスと呼ばれるハギレ布などを使用することが多いと思います。

例えば着古したシャツなどがその代表的なものかと思いますが、使い捨てで消耗品なので、まとまった数量が欲しいというのが実際のところです。

実際のところ、わざわざ着古したシャツを探さなくて、ハギレ布などは格安な値段で販売されていたりするので、自転車清掃やメンテナンスのためにハギレ布を購入するというのも選択肢としては有りだと思います。

下記の記事では、自転車の清掃に適したウェスについてまとめています。

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