スポーツバイク購入の際の一つの予算のラインとなる10万円以下で販売されているクロスバイクについてまとめてみました。
2021年9月現在の情報です。(2021年モデルと2022年モデルがあると思います。)
GIANT ジャイアント
ESCAPE RXシリーズ
Photo via:https://www.giant.co.jp/
ESCAPE RX 2 DISC
¥94,600
参考 ESCAPE RX 2 DISC
2021年モデルからRX2はディスクブレーキ化されました。
RX2には上位モデルで RX1 DISC(137,500円)があります。
ESCAPE RX DISC
¥85,800
参考 ESCAPE RX DISC
ESCAPE RX 3
¥69,300
参考 ESCAPE RX 3
FORMA
Photo via:https://www.giant.co.jp/
¥82,500
参考 FORMA
クロスバイクと言うよりはフラットバーロードに系のスペックのFORMA。
RXシリーズよりもさらにロードバイク的な要素が詰め込まれた設計になっています。
CROSTAR
Photo via:https://www.giant.co.jp/
¥61,600
参考 CROSTAR
ESCAPE R3
Photo via:https://www.giant.co.jp/
ESCAPE R3 ¥61,600 参考 ESCAPE R3
ESCAPE R3 MS ¥57,200 参考 ESCAPE R3 MS
2021年モデルから定番のESCAPE R3は通常版のShimano仕様車と廉価版のマイクロシフト仕様車に分かれました。
ESCAPE R DISC
ESCAPE R DISC ¥71,500 参考 ESCAPE R DISC
ESCAPE R DISC MS ¥67,100 参考 ESCAPE R DISC MS
定番のESCAPE R3のディスクブレーキ仕様モデル。
2021年モデルから定番のESCAPE R3は通常版のShimano仕様車と廉価版のマイクロシフト仕様車に分かれました。
ESCAPE R DROP
¥80300
参考 ESCAPE R DROP
GIANT社のクロスバイクと言えば、少し前までは定番モデルのESCAPE R3とスポーティなESAPE RXシリーズだけだったのですが、今現在はそこにFORMAやCROSTAR、ディスクブレーキモデルなどが加わり、なかなか複雑な展開になってきています。
個人的に選ぶとするならば安定のESCAPE R3一択ではありますが、FORMAはRXの存在をかき消してしまうくらい魅力的な一台になっていると思います。
車体価格を考えれば、それほど高価なパーツが使用されているわけではないので、快適な走りを求めると改造カスタマイズが必須になりますが、よりロードバイク寄りなカスタマイズをしたい人にとってはとても魅力的に思えるモデルです。
クロスバイクのおすすめカスタマイズはホイールの交換で、ホイールをそれなりのグレードのホイールに換えるだけで上位モデルと同じくらいのスペックにはなりそうです。
30,000円程度のホイールに換えるだけでも見違えるくらいに性能アップするはずです。
Cannondale キャノンデール
BAD BOYシリーズ
Photo via:https://www.cannondale.com/ja-JP/japan
BAD BOY 3
¥93,500
参考 Bad Boy 3
片側フォークの人気シリーズ。
上位モデルには Bad Boy1、Bad Boy2がある。
QUICKシリーズ
Photo via:https://www.cannondale.com/ja-JP/japan
QUICK 3
¥93,500
参考 Quick 3
QUICK 4
¥79,200
参考 QUICK 4
QUICK 5
¥69,300
参考 QUICK 5
キャノンデールと言えば、代表的なモデルである片側フロントフォークのBAD BOYシリーズが圧倒的に有名ですね。逆に言えばBAD BOYシリーズに手を出すのでなければキャノンデールを選択する必要も無いと言えるかもしれません。
Specialized スペシャライズド
SIRRUSシリーズ
Photo via:http://www.specialized-onlinestore.jp/
SIRRUS 3.0
¥90,200
参考 SIRRUS 3.0
SIRRUS 2.0
¥68,200
参考 SIRRUS 2.0
スペシャライズドの代表的なクロスバイクシリーズ。
上位モデルにはフラットバーロードタイプのSIRRUS 5.0、SIRRUS 4.0などがあり、末尾の数字が大きくなるほどグレードが高くなります。
Bianchi ビアンキ
Romaシリーズ
Roma 3
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=33
¥93,500
参考 Roma 3
C・Sport 2 DISC
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=34
¥79,200
参考 C・Sport 2 DISC
C・Sport 1
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=35
¥69,300
参考 C・Sport 1
ビアンキを代表するクロスバイクのROMAシリーズ。
上位モデルにはROMA 2があります。
ビアンキと言えばチェレステカラーと呼ばれるグリーンのフレームが人気のメーカーで、クロスバイクもメインはチェレステカラーになっています。
2022年モデルからVブレーキ仕様のクロスバイクが消え、全てディスクブレーキ仕様になりました。
PIRAT 26
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=37
¥66,000
参考 PIRAT 26
小学校高学年向きでRomaをより街乗り使用にしたようなスペックのクロスバイクです。
CANYON キャニオン
Roadlite 5
¥99,000
参考 Roadlite 5
Commuter 5
¥109,000
参考 Commuter 5
10万円を少し超えてしまいますが、面白いクロスバイクなので紹介しておきます。
コミューターの名前通りで、通勤用途に特化したような仕様のクロスバイクで太めのタイヤ、ディスクブレーキ、そしてメンテナンスフリーのベルトドライブが採用されています。
上位モデルにはフェンダーやライトなどがフルに装備されたCommuter 7、Commuter 8があります。
Pathlite 5
¥109,000
参考 Commuter 5
こちらも10万を少し超えてしまっていますが、CANYONらしい素敵な仕様のクロスバイクなので紹介しておきます。
珍しいマウンテンバイク寄りのクロスバイクで、歯数の少ないフロントギアとリアの大きなギア、そしてフロントサスペンションが特徴で、フラットバーグラベルロードと言えるような仕様になっています。
TREK トレック
Dual Sportシリーズ
Photo via:https://www.trekbikes.com/jp/
Dual Sport 2
¥79,200
参考 Dual Sport 2
Dual Sport 3
¥96,800
参考 Dual Sport 3
オフロードも走ることを想定した設計のクロスバイクで太いタイヤが特徴です。
FXシリーズ
Photo via:https://www.trekbikes.com/jp/
FX 1 Disc
¥68,200
参考 FX 1 Disc
FX 2 Disc
¥81,400
参考 FX 2 Disc
FX 3 Disc
¥99,000
参考 FX 3 Disc
TREKはクロスバイクの種類が多いですね。軸となるモデルはサスペンションを備えたマウンテンバイク寄りのDual Sportsシリーズと一般的なクロスバイクのFXシリーズになります。
TREKもマウンテンバイクがメインのメーカーということもあってか、ディスクブレーキが基本になっていますね。
FELT フェルト
Versa Speedシリーズ
Photo via:https://www.riteway-jp.com/
Versa Speed 40
78,980円
参考 Versa Speed 40
Versa Speed 50
69,080円
参考 Versa Speed 50
Verzaシリーズは基本的にスペックは同じですがディスクブレーキかVブレーキかの違いがあります。
GT
TRANSEO
Photo via:https://www.riteway-jp.com/
TRANSEO COMP V2
63,580円
参考 TRANSEO COMP V2
TRANSEO SPORT V2
59.180円
参考 TRANSEO SPORT V2
GTもクロスバイクもメインのディスクブレーキ化されているようです。
GIOS ジオス
CANTAREシリーズ
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
CANTARE SORA ¥91,300(税込) 参考 CANTARE SORA
CANTARE CLARIS ¥76,780 (税込) 参考 CANTARE CLARIS
AMPIO
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
¥87,780 (税込)
参考 AMPIO
上位モデルはAMPIO TIAGRA
MISTRALシリーズ
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
MISTRAL DISC HYDRAULIC
¥64,900
参考 MISTRAL DISC HYDRAULIC
MISTRAL DISC HYDRAULIC SHIMANO WHEEL
¥72,600
参考 MISTRAL DISC HYDRAULIC SHIMANO WHEEL
MISTRAL DISC MECHANICAL
¥61,600
参考 MISTRAL DISC MECHANICAL
MISTRAL CHROMOLY
¥60,500
参考 MISTRAL CHROMOLY
MISTRAL
¥56,100
参考 MISTRAL
GIOSは人気クロスバイクのミストラルシリーズを軸にコンポーネントのグレードを分けて横展開している感じです。
COLNAGO
EPOCA
Photo via:https://www.colnago.co.jp/
¥76,000
参考 EPOCA
PORTA
Photo via:ttps://www.colnago.co.jp/2021/product/PORTA.html
¥86,900
参考 POLTA
高級なロードバイクメーカーと知られるコルナゴなので全くノーマークでしたが、クロスバイクのスペックを見ると価格の割に軽量だったりデザインも良かったりで、ESCAPEシリーズ一択だった僕の気持ちを大きく揺るがしました。今買うならGIANTのESCAPEではなくコルナゴのEPOCAを選択してしまうかもしれません。
MERIDA
GRAN SPEEDシリーズ
Photo via:http://www.merida.jp/
GRAN SPEED 200-D
¥109,890(税込)
参考 GRAN SPEED 200-D
GRAN SPEED 100-D
¥94,490(税込)
参考 GRAN SPEED 100-D
GRAN SPEED 80-MD
¥87,890(税込)
参考 GRAN SPEED 80-MD
CROSSWAYシリーズ
Photo via:http://www.merida.jp/
CROSSWAY 300-MD
¥68,200(税込)
参考 CROSSWAY 300-MD
CROSSWAY 200-MD
¥64,790(税込)
参考 CROSSWAY 200-MD
CROSSWAY 110-R
¥61,490(税込)
参考 CROSSWAY 110-R
CROSSWAY 100-R
¥61,490(税込)
参考 CROSSWAY 100-R
GIANTのライバル企業とも言えるMERIDAのクロスバイク。ほとんどのモデルがディスクブレーキ化されています。
FUJI
FEATHER シリーズ
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/feather-cx-flat/
FEATHER CX FLAT
¥93,500(税込)
参考 FEATHER CX FLAT
MADCAP
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/madcap/
¥106,700(税込)
参考 MADCAP
TALAWAH
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/talawah/
¥104,500(税込)
参考 TALAWAH
RAIZシリーズ
RAIZ DISC
¥75,900
参考 RAIZ DISC
RAIZ
¥69,300(税込)
参考 RAIZ
シングルスピードのバイクメーカーとして知られるFUJIのクロスバイクもなかなか素晴らしいスペックと低価格でとても魅力的です。
NEVADA
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/nevada27-5-1-9/
¥71,500(税込)
参考 NEVADA
シクロクロス仕様に近いクロスバイクで、フロントサスペンションと小さなフロントギアが特徴です。
Lfiestyleシリーズ
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/ballad/
FUJIらしいシンプルなデザインのクロスバイク。
街乗りお洒落自転車派にはかなり理想的な自転車かと思います。
10万円以下のクロスバイクのまとめ
ディスクブレーキ化
ここ数年で急激にロードバイクもディスクブレーキ化が進んでいますが、クロスバイクも例外ではなく多くのメーカーの主力モデルでディスクブレーキ化が進んでいますね。むしろディスクブレーキでないモデルが下位モデル的な扱いもされている感じもあり、今後はクロスバイクもディスクブレーキが主流になりそうです。
ディスクブレーキになると改造カスタマイズのハードルが高くなるので、個人的には従来までのVブレーキモデルの方が弄りやすいなと思うのですが、これも時代の流れと諦めるしかないのかもしれません。
GIANT ESCAPE R3一択時代の終わり?
最安モデルで検討する場合にはやはりダントツでGIANT ESCAPE R3の素晴らしさが際立ちますが、10万円まで予算を広げると同じGIANTでもFORMAという素晴らしいモデルが登場しました。
逆に同じスポーティーなモデルであるESCAPE RX 3の立ち位置が微妙になった感じもあり、RXシリーズは今後はディスクブレーキ化して差別化する可能性もありますね。
コルナゴのEPOCAやFUJIのROUBAIX AURAあたりは個人的に非常に気になります。もしも今クロスバイクを買うならこの2つのモデルかGIANT ESCAPER3、そしてFORMAで悩みそうです。