Amazon セール

自転車全般 自転車写真の撮り方

自転車写真の撮影方法とポイント|プロカメラマン直伝

更新日:

自転車写真の撮影方法とポイント

自転車に乗って遠出したりすると記念撮影で訪れた現地の風景を背景に自転車の写真を撮りたくなります。いろいろな方のブログなどを見ていると、みなさん愛車を上手に撮影されています。

僕自身、自転車の写真を上手に撮影したいと考えていますが、いざ撮影してみるといつもイマイチな写真が出来上がってしまいます。

そこで、いろいろな自転車メーカーの写真を見ながら、自転車写真を撮るためのポイントや撮影方法などについて解説しています。

もちろんプロの現場ではライティングなどもしっかりと考えられて撮影されているものが多いですが、素人には難しくなりすぎてしまうので、素人でもちょっとだけ意識をしたり工夫をするだけで自転車写真の見栄えが良くなるポイントを中心にまとめています。

最終的には「写真のことはプロカメラマンの聞け!」ということで、プロのカメラマンにお願いして自転車を撮影してもらい、自転車写真をカッコよく撮影するためのポイントやコツなどについてのアドバイスをしてもらいました。

Contents

自転車を写真撮影する際の基本

自転車は必ず右向きにして撮影する

自転車写真の基本は横向き真正面

自転車写真は右頭で撮影するのが基本です

理由はクランク部分が見えるように撮影するためです。

クランク部分は自転車の顔とも言える部分なのでクランクが見えるように撮影するためには自転車はかならず右向きになるのです。

自転車のカタログやホームページなどを見てもメインの写真は100%右を向いているはずです。

クランクはシートステーと角度を揃える

ランクはシートステーと平行にする

自転車を右向けにしたら、次に気をつけたいのはクランクをシートステーと角度を揃えること。

シートステーとクランクが同じ角度になることで、直線的なイメージになりフレームのラインが強調され見栄えが良くなります。

クランクはシートステーと平行にする

クランクがシートステーの角度が揃っていないと、チグハグでバランスの悪い写真になってしまうのです。

クランクはチェーンステーと揃えても良い

チェーンステーと揃えても良い

クランクはシートステーの他に、チェーンステーの角度と揃えても見た目が良くなります。
いずれにしても、クランク部分は目立つ部分でもあるので、フレームのラインと角度を揃えるというのが基本になります。

自転車メーカーのカタログを確認すると必ずと言って良いほどシートステーか、チェーンステーとクランクの角度を揃えた状態で撮影されているはずです。

チェーンはフロントアウターにする

チェーンはフロントアウターにする

チェーンはフロントアウターにしておくのも基本です。

大きなギアの方にチェーンが掛かっていると、チェーンリングにチェーンが沿うのでメカメカしさがアップして、よりカッコよく見えるというわけです。

自転車のホイールは前後でロゴやマークを揃える

自転車のメインパーツはクランク部分とホイールなので、撮影前にはホイールにも気をつけるポイントがあります。

バルブの位置は真下で揃える

バルブの位置は真下で揃える

バルブの位置は必ず真下で揃えること。
バルブは小さなパーツなので見落としてしまいがちですが、バルブが真下以外の位置にあったり、前後で違う場所にあると、それだけでバランスが崩れたように見えます。

ホイールのマークとタイヤのマークも前後で揃える

ホイールのマークとタイヤのマークも前後で揃える

ホイールやタイヤにはメーカーのロゴなどがプリントされていたりします。
このロゴやマークの位置を前後で揃えるのも基本です。

一般的にバルブ穴の位置とホイールのロゴの位置は同じ場所にあるのでバルブとホイールのロゴの位置は揃うようになります。

ここで肝心なのはタイヤで、タイヤ装着時にタイヤのマークとホイールのロゴの位置を揃えておかないと見た目が悪くなってしまいます。

「タイヤのマークとホイールのロゴの位置を揃えるべき」と言われるのは。このような見た目の問題もあるのです。

目線の高さはハンドルの高さにする

目線の高さはハンドルの高さにする

意外と盲点になりやすいのが写真撮影する目線の高さですが、目線の高さはハンドルの高さが基本です。

つまり、真横から撮影すると、手前のハンドルで奥のハンドルが見えなくなるような高さになります。これは、自転車のパーツの中で最も厚みのある部分がハンドルになるので、目線の高さによってはハンドル部分だけ違和感が出てしまうのです。

目線の高さで撮影する

例えば、上記の写真は目線の高さはブレーキあたりの高さで撮影されています。

そのため奥行きのあるハンドル部分は手前のハンドルと奥のハンドルで二重になってしまっているので、写真としてのバランスが悪くなってしまいます。

水平垂直を意識する

パーツをアップで撮影する

自転車写真を上手に撮影するポイントを押さえると写真が変わる

参考までに上記のポイントを「意識する前」と「意識した後」の自転車写真がどう違うのかを理解していただくために下記に参考写真を掲載しておきます。

ポイントを意識する前の自転車の写真

カッコ悪い自転車写真

ポイントを意識した後の自転車の写真

少しカッコ良い自転車写真

自転車の写真をカッコよく撮影するためのポイントを意識する前と意識した後で比較すると随分違いがあるのが理解していただけるかと思います。

ポイントを意識した写真はクランクの位置をシートチューブと平行になるように合わせたり、ホイールのロゴマークの位置を前後で揃えたりするなどで、全体的にバランスの良い写真になっていて自転車自体もカッコ良く見えると思います。

え? 違いが解らない?

素人が撮影した自転車写真の限界

一生懸命ポイントを意識して自転車の撮影したので「写真が上達したな」という実感もありますが、これで満足しているかと言われると全くそういうことはありません。

実際問題として、僕の頭の中でイメージしているカッコ良い自転車写真には遠く及ばない写真ですし、きっと多くの人も「え?これでカッコ良く自転車を撮影したつもりなの?」と思ったものと思います。

プロカメラマンに聞けば自転車写真を上手に撮影できるようになるかも

本当は「もっと、もっと、もーーーーーっと」カッコ良い自転車写真を撮りたいのですが、どこまで行っても素人レベルでセンス溢れる写真を撮ることができないのです。カッコ良い自転車写真を撮影するためには、決定的な何かが足りないのです。

そこで僕は考えました。「そうだ、写真を撮るプロがいるじゃないか!」と。

プロのカメラマンに頼れば何か有益なヒントが得られるかもしれない!

自転車写真の撮影方法をプロカメラマンに相談

さて、長い前振りが終わって、いよいよ本題です。

自転車写真のポイントを押さえて撮影してみたものの、僕の撮った写真は素人写真の域を抜けられませんでした。

では「プロカメラマンが自転車写真を撮ったらどうなるか?」ということを知りたくて、プロカメラマンに自転車写真をお願いしてみたというおはなしです。

フォトグラファーの篠部氏(シノベ写真事務所)に自転車写真の撮り方を相談

自転車写真をカッコよく撮りたい!

今回、カッコ良い自転車写真の相談をさせてもらったのが、東京でフォトグラファーとして活躍されているシノベ写真事務所の篠部雅貴氏。

有名タレントの写真を撮影したり、メーカー相手に写真撮影の講習などもされているプロカメラマンです。

参考 シノベ写真事務所

篠部氏にお願いしたのは、かねてから個人的に懇意にさせてもらっているカメラマンの一人であることや、写真撮影の講習をおこなったりもしているので、僕のような素人でも理解しやすい視点で助言をもらえるのではないかと考えたからです。

そして、篠部氏自身が僕と同じGIANT社のクロスバイクであるESCAPE R3の所有者というのが大きな理由です。

ESCAPE R3は僕が乗っているESCAPE Airと兄弟みたない自転車ですから、同じモデルの自転車を撮影した結果でどれだけ差が出るかを見たいと思ったのです。

プロカメラマンが自転車写真を撮った結果

カッコいい自転車写真の相談を年末の忙しい時期にして、年明け早々に「撮影完了」の連絡をいただいたので、早速その中の写真を紹介してみたいと思います。

なんと大変有り難いことに写真とともに撮影時のポイントも添えてもらうことができました!

プロカメラマンによる自転車写真作例1

カッコいい自転車写真例Copyright:https://www.shinobe.jp/

まずは自転車写真の基本とも言える真横からの一枚。

完全なノーマル仕様のESCAPE R3なんですが、めっちゃくちゃカッコ良い!
先に紹介した僕の撮影した自転車写真がクソのように思えます。

プロカメラマンによる自転車写真作例2

カッコいい自転車写真例Copyright:https://www.shinobe.jp/

続いてフェンスをバックにしたストーリー感のある一枚。
レンズは広角で撮影して、ローアングル+逆光という構図。

逆光にも関わらず自転車がはっきりと見えますし、フレアの感じも素敵です。

プロカメラマンによる自転車写真作例3

カッコいい自転車写真例Copyright:https://www.shinobe.jp/

まるで海外で撮影したかのようにも見えるフォトジェニックな自転車写真。

これは三脚を使用して同じ場所から複数枚撮影して露出の違う暗い写真と明るい写真を合成しているそうです。

発想が固いと、どうしても一枚の写真で完結させることしか考えることができませんが、自転車をカッコ良く見せる為の写真作りとして、発想を柔軟にしつつ、一手間二手間を惜しまない画作りも大切なポイントだと気付かされます。

プロカメラマンによる自転車写真作例4

カッコいい自転車写真例夕暮れCopyright:https://www.shinobe.jp/

夕暮れ時の柔らかい光を意識して撮影したという一枚。

同じ自然光でも、日中の光と夕方の光では全く違う。
その違いを意識して撮影できるのもプロらしいところ。

撮りたい写真を撮るためには、その時が訪れるまで待つという姿勢があってこその写真だと思います。

僕なんかは「現場に付いた時が撮影時!」で、さっさと撮影を終わらせてしまいますすからね・・・。やはりカッコ良いイメージ通りの写真を撮影するためいは「タイミングを待つ」ということも大切なようです。

自転車写真カッコ良く撮影する方法

以下、プロカメラマンからいただいた自転車写真をカッコ良く撮影するためのポイントです。

自転車のアングルは下からアオるように撮影すると良い

シチュエーションにも依るのでしょうが、基本的な考えとして自転車の写真はローアングルの方がカッコ良く写せるようです。

アングルによるイメージの違いを分かりやすくするために、わざわざアングル違いで撮影サンプルも提供してくれました。アングルをそれぞれ変えた写真でその違いを確かめてみましょう。

アングル上

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:https://www.shinobe.jp/

アングル中

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:https://www.shinobe.jp/

アングル下

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:https://www.shinobe.jp/

自転車のアングルが変わるだけで、全く同じ場所、同じ環境、同じ撮り方であるにもかかわらず、ローアングルの写真の方がカッコ良い自転車写真になっています。

これはローアングルで撮影することによって、写る背景の違いや地平線の位置で大きく印象が変わるためかと思います。

ローアングルにすれば必然的に空が多くなりますし、写真として抜けが良くなり開放感が出ますよね。

広角レンズで自転車写真を撮影する

自転車の写真は広角レンズで撮影した方が良いそうです。

個人的には「えーそうなの!?」というようなアドバイスでした。

というのも、今まで自転車の写真を撮影する際には、丁度良い画角に収まるように適当にレンズのズームを調整して撮影していたのです。

広角で撮影すればメインの被写体である自転車が小さくなってしまうので、今までズームして自転車が画角一杯に収まるように調整していたのです。

「広角で撮影したら自転車が小さくなりますけど・・・?」
その素朴な疑問の答えは簡単でした。
「自転車に近づけば良い」

要するに、レンズをズームして被写体を引き寄せるのではなく、撮影者自体が自転車に近づいて画角を調整するのです。

広角レンズ特有のパースで奥行きのあるダイナミックな写真になる

一般的に広角レンズは歪み(パース)が出るので、物を撮影する際には歪みが出ない中望遠レンズなどが使用されます。

なので、僕の頭の中では自転車は広角レンズで撮影してはいけないと思っていたのですが、逆に広角レンズのパースを利用して奥行きを表現することでダイナミックな写真にできるというわけです。

不動産の写真などでよく使われる技法ですが、狭い部屋を広角レンズで撮影することで、広く見せるのと同じ方法になります。

注意するポイントは、横向きの写真ではなく、斜めから撮影して奥行きを出した写真を撮影する場合に有効な方法になります。

逆光で自転車の写真を撮影するとドラマチックになる

逆光で撮ること自体がそもそも僕の頭の中には無かったことですが、順光ではなくあえて逆光を狙って撮影するというのも自転車の写真をカッコ良くするための一つのポイントとのこと。

写真を綺麗に撮る為には順光でなければ・・・とついつい考えてしまいますが逆光ならではのコントラストの付いて非日常的なドラマチックな写真になるのです。

順光と逆光の基礎知識

順光と逆光で自転車写真

順光:カメラの後ろに太陽があるような撮影条件
被写体(自転車)の色が鮮やかに出る反面、写真としては平凡なものになりやすい。

逆光:カメラの正面に太陽があるような撮影条件
ドラマチックな写真になる反面、自転車が暗く写る

逆光などで自転車が暗く写ってしまう場合の対処法3つ

●カメラ補正機能を利用する
逆光で撮影した場合、光が直接カメラに入るのでカメラが「明るい場所」という判断をして画像を暗くしてしまうので、被写体の自転車が真っ黒になってしまいます。

そこで、カメラの補正機能を利用して意図的に自転車が見える程度まで露出を上げて写真を明るする方法です。

ただし、この方法だと、背景が真っ白に飛んでしまうことなります。

●フラッシュ撮影する
背景を残しつつ自転車を真っ黒にしないためにフラッシュを使用するのが効果的です。
フラッシュを発光させると逆光でも自転車を明るく写すことができます。

これは自転車の写真に限らず、記念撮影などでも有効なので、よく知られた方法だと思います。

また被写体が自転車のように金属質だった場合、フラッシュの強い光が当たることによって、フレームなどのメタリック感が表現できるので、自転車のような金属質なものを撮影する場合はフラッシュは有効に活用した方が良いとのこと。

●明るさを自転車に合わせた写真と、背景に合わせた写真を2枚撮影し合成する
カメラを三脚で固定して全く同じ場所から、露出を変えた明るさの違う二枚の写真を撮影して、それをPhotoshopなどの写真補正ソフトで合成するなどで画作りする方法です。

RAW撮影できるカメラであればRAWで撮影して後から補正をする方法もあります。

この方法であれば、背景を残しつつ、自転車もはっきり見えるような写真に仕上げることができます。

プロカメラマンが撮影した極めつけの自転車写真

自転車カッコ良く撮影する方法Copyright:https://www.shinobe.jp/

上記のポイントを見事に踏まえた極めつけの自転車写真がこれです。
神々しいまでにカッコ良い自転車写真になっています。
フレームのメタリックな質感のキラキラ感がハンパ無いですね!

自転車写真をカッコよく撮る方法のまとめ

プロカメラマンの撮る自転車写真はカッコ良い

正直なところ、実際に作例が出てくるまでは「同じ自転車なんだし、写真にそんなに大きな違いは出ないだろう」と考えていました。被

写体は同じESCAPEシリーズですし、屋外の写真ですから、一般的な物撮りのようにライティングテクニックが使えるわけでもありません。

ところが、こうして出てきた作例を見て「やべぇ・・・自転車写真がカッコ良い」・・・とプロカメラマンの撮影した写真に圧倒されてしまうという結果になりました。

素人がプロカメラマンをと同じ土俵に立っていないのは理解してはいましたが、ここまで写真の出来上がりに差があると「プロカメラマンってスゴい!」と素直に認める他ありません。

ぐうの音も出ないとはこういうことですかね(苦笑)。一朝一夕では越えられない壁です。

結果としてカメラ任せにでシャッターボタンをただ押すだけでは理想の自転車写真は撮れないということがわかっただけでも大きな収穫となりましたし、撮影する物や場所によってレンズや露出を調整して工夫をすることの大切さが学べたと思います。

良い写真、カッコ良い写真は、それなりに手間も掛かるというわけですね。

作例のようなクオリティの写真を撮影するのはすぐには無理だとしても、教えてもらったことを頭に入れて忠実に実行すれば、確実に自転車写真のクォリティが上げられるように思います。

謝辞

一応の断りとして、プロカメラマンと言っても万能というわけではなく得意とする撮影対象は色々です。

例えば不動産などの建築写真を得意にしている人もいれば、商品写真を得意としている人もいて、カメラマンそれぞれに得意なフィールドは違ってきます。

撮影する対象が違えば、使用する機材もライティングも技法も異なるわけで、プロカメラマンとしての職人の仕事は、ジャンルごとに細分化されて棲み分けがされているのが普通です。料理人と言っても、和洋中それぞれに専門が違うように、写真の世界もまたジャンルによって専門が異なるわけです。

ちなみに篠部氏の専門は、人物写真や商品、料理などの商業写真になります。とりわけ人物写真を得意とされています。(素敵な人物写真を撮ります)。なので自転車のような写真は日頃撮影しているジャンルとは全くかけ離れた写真になるわけで、僕としてもジャンル違いをお願いするのは失礼であるのを重々承知の上で、無理を言って自転車写真の撮影をお願いした次第です。

にも関わらず、快く依頼を引き受けて、かつクオリティの高い撮影をしていただいた篠部氏に感謝の意を表して、この記事を締めくくりたいと思います。ありがとうございました。

自転車少女 TOブックス写真集

自転車少女 TOブックス写真集

1,188円(05/06 14:13時点)
発売日: 2012/01/01
Amazonの情報を掲載しています

シータ

360度カメラ リコーシータ
360度写真をワンボタンで撮影できるカメラです。
いろいろな場所を記録していける素晴らしいカメラです。

自転車保険

自転車保険
自転車でも保険の加入が基本になってきています。
ロードサービスや盗難補償が付いた自転車向けの保険も有るので未加入の方は検討してみると良いでしょう。

ICAN

ICAN ホイール・フレーム クーポン

国内発送商品ならAmazonよりも直販サイトの方が安く購入できます。

Amazon

Amazon 自転車用品

Escapeショップ

Google

-自転車全般, 自転車写真の撮り方
-

Copyright© ESCAPE Airと自転車ライフ , 2021 All Rights Reserved.