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プロカメラマン直伝のロードバイクやクロスバイクの写真をカッコ良く撮影する方法

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自転車写真をカッコよく撮りたいプロカメラマン

自転車の写真を上手に撮りたいけど、自分では思うようにカッコ良い写真が撮れないので、プロのカメラマンにお願いして自転車を撮影してもらいました。結果は想像していた以上にカッコ良い自転車の写真を撮っていただきました

せっかくなので自分でも自転車の写真をカッコよく撮影できればと思ったので、プロカメラマンにロードバイクやクロスバイクなどの自転車写真をカッコ良く撮影する方法についてのポイントなどを教えていただいたのでまとめてみます。

自転車写真をカッコよく撮りたい!

クロスバイクやロードバイク等の自転車で自由気ままにあちこちと出かけると、出かけた先で記念写真として景色と一緒に自転車を撮りたいと考えたりするもので、自転車を題材にしたブログを拝見しても、かなり多くの方がどこかに訪れた記念に自転車の写真を撮影していたりします。

僕自身もブログを書いている関係もあり、素材や記録のために自転車の写真をよく撮影します。そして撮影した自分の写真を見ていつも思うのは「もっとカッコ良く自転車の写真が撮れたら良いな」ということです。

そんなわkで過去にも写真に挑戦したことがあるのですが、昔から写真を撮るのが苦手で、他のブログの方々のように上手な自転車の写真が撮れません。

自転車とカメラは相性の良い趣味なので、自転車と写真を趣味にできれば、きっともっと自転車も写真も楽しくなるはずですが、なかなか思うような自転車の写真が撮影できなくていつも理想と現実の差にガッカリしてしまうのです。

そんなコンプレックスを少しでも克服するため、そして同じように自転車の写真を上手に撮りたいと思っている人の参考になればと思い、以前にも、有名自転車メーカーのカタログ写真などを参考にしてカッコ良い自転車写真の撮り方について考えてみたことがありました。

参考 → クロスバイクやロードバイクの写真の撮影方法基礎知識

詳しくは上記の記事を読んでもらえればと思いますが、自転車写真の撮影では下記の3つが大きなポイントになるかと思います。

● クランク、バルブの位置に注意する。
● 背景は洋風で無機質なものの方が良い。
● 奥行きを意識した写真はローアングルからアオる。

ポイントを押さえると自転車写真が変わる

参考までに上記のポイントを「意識する前」と「意識した後」の自転車写真がどう違うのかを理解していただくために下記に参考写真を掲載しておきます。

ポイントを意識する前の自転車の写真

カッコ悪い自転車写真

ポイントを意識した後の自転車の写真

少しカッコ良い自転車写真

自転車の写真をカッコよく撮影するためのポイントを意識する前と意識した後で比較すると随分違いがあるのが理解していただけるかと思います。

例えば、ポイントを意識した写真はクランクの位置をシートチューブと平行になるように合わせたり、ホイールのマークの位置を前後で揃えたりするなどで、全体的にバランスの良い写真になっていて自転車自体もカッコ良く見えると思います。

え? 違いが解らない?

素人写真の限界を感じる

一生懸命ポイントを意識して自転車の撮影したので「写真が上達したな」という実感もありますが、これで満足しているかと言われると全くそういうことはありません。

実際問題として、僕の頭の中でイメージしているカッコ良い自転車写真には遠く及ばない写真ですし、きっと多くの人も「え?これでカッコ良く自転車を撮影したつもりなの?」と思ったものと思います。

本当は「もっと、もっと、もーーーーーっと」カッコ良い自転車写真を撮りたいのですが、どこまで行っても素人レベルでセンス溢れる写真を撮ることができないのです。カッコ良い自転車写真を撮影するためには、決定的な何かが足りないのです。

そこで僕は考えました。「そうだ、写真を撮るプロがいるじゃないか!」と。プロのカメラマンに頼れば何か有益なヒントが得られるかもしれない!

自転車写真をカッコよく撮りたい!のでプロカメラマンに相談してみた

さて、長い前振りが終わって、いよいよ本題です。

僕が撮った自転車写真はいくら頑張っても素人写真の域を抜けられません。では「プロカメラマンが自転車写真を撮ったらどうなるか?」ということを知りたくて、プロカメラマンに自転車写真をお願いしてみたというおはなしです。

フォトグラファーの篠部氏(シノベ写真事務所)

自転車写真をカッコよく撮りたい!

今回、カッコ良い自転車写真の相談をさせてもらったのが東京でフォトグラファーとして活躍されているシノベ写真事務所の篠部雅貴氏。メーカー相手に写真撮影の講習などもされているプロカメラマンです。

参考 → シノベ写真事務所
参考 → SLOW WALK(Blog)

篠部氏にお願いしたのは、かねてから個人的に懇意にさせてもらっているカメラマンの一人であることや、写真撮影の講習を行なったりもしているので、僕のような素人でも分かりやすいような視点で何か助言をもらえるのではないかと考えたからですが、それよりも何よりも、篠部氏自身がGIANTのESCAPE R3の所有者というのが最も大きな理由です。

ESCAPE R3は僕が乗っているESCAPE Airと兄弟みたない自転車ですから、同じモデルの自転車を撮影した結果でどれだけ差が出るかを見たいと思ったのです。

プロカメラマンが自転車写真を撮った結果

カッコいい自転車写真の相談を年末の忙しい時期にして、年明け早々に「撮影完了」の連絡をいただいたので、その中の写真を紹介してみたいと思います。

なんと大変有り難いことに写真とともに撮影時のポイントも添えてもらうことができました!

プロカメラマンによる自転車写真作例1

カッコいい自転車写真例Copyright:http://shinobe.jp/

まずは自転車写真の基本とも言える、真横からの一枚。完全なノーマル仕様のESCAPE R3なんですが、めっちゃくちゃカッコ良い。先に紹介した僕の撮影した自転車写真がクソのように思えます。

プロカメラマンによる自転車写真作例2

カッコいい自転車写真例Copyright:http://shinobe.jp/

続いてフェンスをバックにしたストーリー感のある一枚。レンズは広角側で撮影して、ローアングル+逆光という構図。逆光にも関わらず自転車がはっきりと見えますし、フレアの感じも素敵です。

プロカメラマンによる自転車写真作例3

カッコいい自転車写真例Copyright:http://shinobe.jp/

まるで海外で撮影したかのようにも見える自転車写真。露出の違う暗い写真と明るい写真を合成しているそうです。

頭が固いと、どうしても一枚の写真で完結させることしか考えることができませんが、自転車をカッコ良く見せる為の写真作りとして、発想を柔軟にしつつ、一手間二手間を惜しまない画作りも大切なポイントだと気付かされます。

プロカメラマンによる自転車写真作例4

カッコいい自転車写真例夕暮れCopyright:http://shinobe.jp/

夕暮れ時の柔らかい光を意識して撮影したという一枚。同じ自然光でも、日中の光と夕方の光では全く違う。その違いを意識して撮影できるのもプロらしいところ。撮りたい写真を撮るためには、その時が訪れるまで待つという姿勢があってこその写真だと思います。

僕なんかは「現場に付いた時が撮影時!」ですからね・・・。

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法

以下、プロカメラマンからいただいた自転車写真をカッコ良く撮影するためのポイントです。

アングルは下から撮影すると良い

シチュエーションにも依るのでしょうが、基本的な考えとして自転車の写真はローアングルの方がカッコ良く写せるようです。

アングルによるイメージの違いを分かりやすくするために、わざわざアングル違いで撮影サンプルも提供してくれました。アングルをそれぞれ変えた写真でその違いを確かめてみましょう。

アングル上

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:http://shinobe.jp/

アングル中

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:http://shinobe.jp/

アングル下

自転車をドラマチックにカッコ良く撮影する方法Copyright:http://shinobe.jp/

確かに撮り方は同じでもアングルが変わるだけで、全く同じ場所、同じ環境であるにもかかわらず、ローアングルの写真の方がドラマチックでカッコ良い写真になっています。

これはローアングルで撮影することによって、写る背景の違いや地平線の位置で大きく印象が変わるためかと思います。ローアングルにすれば必然的に空が多くなりますし写真としても抜けが良くなり開放感が出ますよね。

レンズは広角あるいは広角側で撮影する

個人的には「えーそうなの!?」というようなアドバイスでした。

というのも、今まで自転車の写真を撮影する際には、丁度良い画角に収まるようにレンズのズームを調整して撮影していたのです。

一般的に広角で撮影すればメインの被写体である自転車が小さくなってしまいます。なので今までズームして自転車が画角一杯に収まるように調整していたのですが、そうではなく、撮影者自体が自転車に近づいて撮影することで画角を調整するのです。

広角側で撮影すると自転車にパースがついて奥行きのあるダイナミックな写真が撮影できるというわけです。

逆光で撮るとドラマチックになる

逆光で撮ること自体がそもそも僕の頭の中には無かったことですが、順光ではなくあえて逆光を狙って撮影するというのも自転車の写真をカッコ良くするための一つのポイントとのこと。

写真を綺麗に撮る為には順光でなければ・・・とついつい考えてしまいますが逆光ならではのコントラストの付いて非日常的なドラマチックな写真になるのです。

順光と逆光の基礎知識

順光と逆光で自転車写真

順光:カメラの後ろに太陽があるような撮影条件
被写体(自転車)の色が鮮やかに出る反面、写真としては平凡なものになりやすい。

逆光:カメラの正面に太陽があるような撮影条件
ドラマチックな写真になる反面、自転車が暗く写る

逆光などで自転車が暗く写ってしまう場合の対処法3つ

カメラ補正機能を利用する

逆光で撮影した場合、光が直接カメラに入るのでカメラが「明るい場所」という判断をして画像を暗くしてしまいます。そうすると被写体の自転車が真っ黒になってしまうので、カメラの補正機能を利用して意図的に自転車が見える程度まで露出を上げて写真を明るする方法です。

フラッシュ撮影する

カメラに内蔵しているフラッシュを発光させることで、逆光でも自転車を明るく写すことができます。また被写体が自転車のように金属質だった場合、強い光が当たることによって、フレームなどのメタリック感が表現できるそうです。

明るさを自転車に合わせた写真と、背景に合わせた写真を2枚撮影し合成する

カメラを固定して全く同じ場所から、明るさの違う二枚の写真を撮影して、それをPhotoshopなどの写真補正ソフトで合成するなどで画作りする方法です。RAW撮影できるカメラであればRAWで撮影して後から補正をする方法もあります。

プロカメラマンが撮影した極めつけの自転車写真

自転車カッコ良く撮影する方法Copyright:http://shinobe.jp/

上記のポイントを見事に踏まえた極めつけの自転車写真がこれです。クロスバイクのESCAPEが神々しいまでにカッコ良く写されています。メタリックな質感のキラキラ感がハンパ無いですね!

自転車写真をカッコよく撮りたい!のでプロカメラマンに相談してみたのまとめ

正直なところ、実際に作例が出てくるまでは、そんなに大きな違いないだろうと考えていました。被写体は同じESCAPEシリーズですし、屋外の写真ですからライティングテクニックが使えるわけでもありません。

ところが、こうして出てきた作例を見て「やべぇ・・・」と。ハナから同じ土俵に立っていないのは知ってはいましたが、ここまで写真の出来上がりに差があると「プロカメラマンってスゴい!」と言う他ありません。

ぐうの音も出ないとはこういうことですかね(苦笑)まさしく越えられない壁です。

結果としてカメラ任せにでシャッターボタンをただ押すだけでは理想の自転車写真は撮れないということがわかっただけでも大きな収穫となりました。

作例のようなクオリティの写真は到底無理だとしても、これから精進して少しでもカッコ良い自転車写真が撮れるようになりたいものです。そのためにもいただいたヒントを踏まえながら撮影することを心がけることが大切ですね。

謝辞

一応の断りとして、プロカメラマンと言っても万能というわけではなく得意とする撮影対象は色々です。

例えば不動産などの建築写真を得意にしている人もいれば、商品写真を得意としている人もいて、カメラマンそれぞれに得意なフィールドは違ってきます。

撮影する対象が違えば、使用する機材もライティングも技法も異なるわけで、プロカメラマンとしての職人の仕事は、ジャンルごとに細分化されて棲み分けがされているのが普通です。料理人と言っても、和洋中それぞれに専門が違うように、写真の世界もまたジャンルによって専門が異なるわけです。

ちなみに篠部氏の専門は、人物写真や商品、料理などの商業写真になります。とりわけ人物写真を得意とされています。(素敵な人物写真を撮ります)。なので自転車のような写真は日頃撮影しているジャンルとは全くかけ離れた写真になるわけで、僕としてもジャンル違いをお願いするのは失礼であるのを重々承知の上で、無理を言って自転車写真の撮影をお願いした次第です。

にも関わらず、快く依頼を引き受けて、かつクオリティの高い撮影をしていただいた篠部氏に感謝の意を表して、この記事を締めくくりたいと思います。ありがとうございました。

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