*

ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類

公開日: ブルホーン, 自転車メンテナンス・カスタマイズ

ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類

クロスバイクをブルホーン化するにあたって考えなくてはいけないことの1つがシフトレバーで、選択するハンドルの形状によって、取付けられるシフターや位置が変わってきます。

クロスバイクのブルホーン化はシフトレバーの位置とブレーキの位置をどこにするかで、その後の基本的なポジションや操作性が大きく違って来るため、どのような方向性を目指すのかを検討した上で、パーツを選ぶ必要があります。

ここでは、クロスバイクをブルホーン化する際に使用出来るシフトレバーについてまとめています。

バーエンドコントローラー

シマノ SL-BS64 左右レバーセット 2/3(フリクション)X8S SL-BS64

本来はタイムトライアルバイクなどで使用されるDHバーの先端につけて親指と人差し指でレバーを倒したり起こしたりして使用するシフトレバーです。

これをブルホーンバーのバーエンドに取付けて使用することができ、ブルホーンバーの先端を持ちながらシフトチェンジが可能になります。

僕がクロスバイクのESCAPE Airをブルホーン化する際に、様々なブルホーン化の事例を調べてみた結果、もっとも見かけたのがこのバーエンドコントローラーでした。

バーエンドコントローラーはシマノが積極的にパーツを開発していることもあり、バーエンドコントローラーを採用している人のほとんどはDURA ACEグレードのSL-BS79を採用していました。

シマノ意外ではダイアコンペなどの他メーカーのモノもありますが、SL-BS79でも10,000円を切る価格で他のあまり大差がないので、迷う余地はないかと思います。

ちなみにSL-BS79は10速用で11速対応ではSL-BSR1があります。どちらかと言えばSL-BSR1の方がデザインも良いですし、将来11速化を検討しているようであればSL-BSR1を選択した方が良いかもしれません。

エアロブレーキレバーが使用できません

バーエンドコントローラーは、バーエンドに差し込む形で固定するため、同じ方式で固定するエアロブレーキが使用できません。

バーエンドコントローラーを使用する際には、バンド固定式のテクトロLBR-TK-005のような補助ブレーキレバーを使用することになりますし、エアロブレーキレバーを使用したい人はバーエンドコントローラー以外のシフトレバーを検討する必要があります。

フリクションとインデックス

コントロールレバーのようなシフトレバーにはフリクションタイプとインデックスタイプがあります。

フリクションタイプ

クリック感がなく、シームレスな切り替えで、自分の感覚でレバーを操作してその振り幅でシフトチェンジを行ないます。

カチッカチッと決まった動きをするインデックスタイプとは違い、ハイとローのシフタレバーの振り幅さえ決まれば、細かな調整が要らないので、調整が楽、対応パーツを選ばないなどの利点があります。

また現在では主流のラピッドファイヤーなどのシフトレバーは全てインデックスタイプですが、バーエンドコントローラーはほぼフリクションタイプのものになります。

フリクションタイプの扱いは慣れが必要で、最初はレバーを動かす程度が分らず思わぬギアに入ったりすることもありますが、慣れてしまえば狙ったギアに入れるこtが出来るようになると思います。

インデックスタイプ

一段ごとにカチッカチッとクリック感があり一段ずつ性格にシフトチェンジが行なえます。現状でクロスバイクやロードバイク等のシフトレバーのほとんどはこのインデックスタイプになっています。

シフトチェンジが判りやすい、正確という利点がありますが、調整の際には、一段一段正確に切り替わるようにするため多段になればなるほどシビアな調整が必要になります。

その他の留意点

理想的にシフトレバーとブレーキは近くに有る方が一緒に操作できるため操作性は良くなりますが、シフトレバーを倒そうと思った際にブレーキレバーと干渉してしまうこともあるようです。

そのため、ブレーキを左右逆に取り付ける等して、干渉を避けたり工夫も必要になってきたり、シフトレバーを上下ではなく左右に動かすように取り付けたりするなどの工夫が必要になる場合があるようです。

また、見た目的にも、ブルホーンの先にピョンと飛び出たシフトレバーは左右でシンメトリーではなくなるため、好みが分かれるところだと思います。

注意点

対応速度(ギア枚数)が異なるので、対応した速度のコントロールレバーを選択する必要があります。ダイアコンペの場合は8速から10速対応で、スペックには書かれていませんが、11速も大丈夫と思われます。
11速

10速


9速

8速

Wシフトレバー

シマノ SL-SY20A Wレバー バンド式 2x7S / ASLSY20A7BCAIC

トップチューブやダウンチューブなどに取り付けるタイプのシフトレバーで、フロント用とフィラ用のレバーが左右対になっているのが特徴です。基本的にはフリクションタイプとなります。

一昔前のクロモリフレームの自転車などはWシフトレバーが標準的な装備だったこともあり、フレームに直付けできる穴があったりしますが、最近のフレームにはそのような取り付け穴はありません。

ESCAPEなどのクロスバイクに取付ける場合は、シフトレバーマウンターを使って取り付ける必要があります。

シフトレバーマウントを製造しているメーカーはいくつかあるようですが、有名どころではディズナというメーカーがシマノ製品にも対応したマウントを発売していて、ハンドル用とコラム用があります。



操作性の問題

エアロブレーキが使えるようになり、コラムにシフターを取り付けた場合、ハンドル周りの見た目が最もシンプルになる組み合わせだと思います。

しかし、ブレーキとシフターの距離が大きく離れてしまうため、操作性に関しては不便を感じる可能性があります。

注意点

コラム用のマウンターにはサイズがあるので適したサイズのものを選択する必要があります。またディズナの製品はシマノ製品との互換性があるようですが、品番によっては別途アジャスターが必要だったりするようなので、購入前には仕様や互換性があるかどうかを確認した方が良いと思います。

アジャスター
シマノスモールパーツ [SHIMANO]アダプター(後用) 画像2番
18599600101-l0
シマノスモールパーツ [SHIMANO]アダプター 画像6番
18599600082-l0

またシマノSL-7900には、クロモリ用の細いフレーム対応のSL-7900FHとアルミなどの太いフレーム対応のSL-7900FALHがあるので注意する必要があります。

10速


9速

8速

サムシフター

DIA-COMPE(ダイアコンペ) ENE サムシフター SL/BKφ26右ノミ ブレーキ・シフト アクセサリー

文字通り親指でシフト操作するシフトレバーです。
Wレバーに似ていますが、台座の有る無しや左右対になっているかなどの差があり違うモノと考えた方が良いでしょう。

いろいろなメーカーから販売されていますが、定番となるのはマイクロシフトかダイアコンペとなり、マイクロシフトのサムシフターはインデックスタイプです。しかし、対応している径が22.2mm用なので、ハンドルはフラットバーと同じ径のモノを選択する必要があります。
ダイアコンペ製は23.8mmや22.2mmにも対応出来るアジャスタ付なので、ほぼ全てのブルホーンバーに対応していると思います。

エアロブレーキと組み合わせて、バーエンド付近にシフトレバーを配置できるので、シフトチェンジとブレーキ操作が手元で行なえるので機能的な組み合わせになります。

エアロブレーキだけだと、少し間の抜けた感じがするブルホーンですが、サムシフターを横に配置することで、良い具合に見た目が引き締まり個人的には最もベストな組み合わせだと思っています。

11速

10速(11速)


8速

デュアルコントロールレバー STI

SHIMANO(シマノ) アルテグラDI2 デュアルコントロールレバー ST-6770-R/L [並行輸入品]

ロードバイクのドロップハンドルで使用しているようなコントロールレバーです。

シフトレバーとブレーキレバーが一体型になっているのは非常に魅力的ではありますが、残念ながらデュアルコントロールレバーのブレーキでVブレーキ(ミニVブレーキ含む)に対応しているものがあるかは不明です。

また、仮に取付けられたとしても、ドロップハンドルでは見栄えが良くても、ブルホーンバーの場合は頭でっかちな見た目になるため、好みが分かれるところかと思います。

ブレーキだけで良ければテクトロRL520DIA-COMPE 287Vが定番としてありますが、いずれもシフトレバーは別に購入が必要です。

クロスバイクのシフトレバーを流用する

シマノ SL-RS700 Rapidfire Plus シフトレバー ブラック (左右セット)

使用するブルホーンバーのハンドル径がフラットバーのハンドル径と同じ22.2mm(にぎり径)であれば、クロスバイクで使用していたシフトレバーとブレーキレバーはそのまま流用出来ます。

最もコストをかけずにブルホーン化出来る方法でもありますが、ブルホーン化することで見た目的な変化は期待できます以外は、取付位置は必然的にハンドル手前となり、乗り心地やポジションはフラットバーにバーエンドバーを取付けた状態とほぼ同じと思って間違いありません。

ブルホーン化に関する記事はこちらにまとめてありますので参考にしてください。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑