サイクルコンピューターはクロスバイクやロードバイクでのサイクリングを楽しむための必須アイテムだと思います。
サイクルコンピューターには速度や走行距離を計測できたりする様々な機能がありますが、僕がサイクルコンピューターに絶対に必要だと思う機能の一つがバックライトです。
何故ならば、夜間のサイクリングになるとバックライト無しではサイクルコンピューターの視認性が極端に悪くなり、使い物にならなくなってしまうからです。
そんなわけで僕自身はCATEYE(キャットアイ)のステルス10(2017年生産終了)というバックライト付きのサイクルコンピューターを使用していて、元々バックライトの無いサイクルコンピューターからの買い替えだったため、非常に快適に使用出来ています。
そんな必須とも思えるサイクルコンピューターのバックライトなのですがクロスバイクやロードバイクでのサイクリングが昼間に実行されることが多いせいなのか、意外とバックライトの備わったサイクルコンピューターは少なかったりするのです。
というわけでバックライト付きのサイクルコンピューターを探してみることにします。
バックライト付きのサイクルコンピューター
とりあえずサイクルコンピューターの代表的なメーカーのバックライト付きモデルを以下にリストアップしてみました。
サイコン | メーカー |
---|---|
アベントゥーラ | CATEYE |
パドローネ スマート プラス | CATEYE |
パドローネ スマート | CATEYE |
ストラーダ スマート | CATEYE |
パドローネ プラス | |
パドローネ デジタル | CATEYE |
Edge® 1030セット | GARMIN |
Edge®25J | GARMIN |
Edge® 130 | GARMIN |
Edge® 830 | GARMIN |
Edge® 530 | GARMIN |
MEGA XL GPS | LEZYNE |
MEGA C GPS | LEZYNE |
SUPER PRO GPS | LEZYNE |
SUPER GPS | LEZYNE |
ELEMNT ROAM | wahoo |
ELEMNT BOLT | wahoo |
Aero60 | Bryton |
Rider450 | Bryton |
Rider420 | Bryton |
Rider15 | Bryton |
POLAR M460 | POLAR |
POLAR V650 | POLAR |
今後のサイクルコンピューターとバックライト
サイクルコンピューターの勢力図が大きく変わる
バックライト付きのサイクルコンピューターをまとめてみて改めて気がついたことは、数年前まではサイクルコンピューターと言えばCATEYEキャットアイかGARMINの二択だったように思うのですが、どうやらこの数年でサイクルコンピューターの勢力図が大きく変わっているようです。
今まで見た事も聞いた事もないようなサイクルコンピューターのメーカーが沢山見つかりますし、今までサイクルコンピューターを扱っていなかったようなメーカーがサイクルコンピューターを販売したりもするようになりました。
その中で特に目覚ましいのがLEZYNEとWahooかと思います。
LEZYNEはフロアポンプや自転車用ライトのメーカーとして知られていたと思いますが、GPS付きのサイクルコンピューターを2016年に発表し、それまで高価だったGPS付きのサイクルコンピューターの価格破壊とも言えるような低価格で路線でのモデルを発表しました。しかも全てバックライト付き。
LEZYNEのサイクルコンピューターについてのレビューなどを探して視ると、まだまだ痒いところには手が届いていないような様子ですが、男心をくすぐるようなメカメカしいユーザーインターフェイスなど、魅力に感じる部分も多いサイクルコンピューターだと思います。
今後のサイクルコンピューターはバックライトが必須
LEZYNEの全てのモデルのサイクルコンピューターがバックライト付きだったことを思うと、今後発売されるようなサイクルコンピューターのほとんどはバックライト付きになると思います。
上記のサイクルコンピューターのリストの最新ラインナップは全てバックライト付きでした。
どう考えてもサイクルコンピューターにはバックライトが有った方が良いですから今後のサイクルコンピューターはバックライト付きが当たり前になるのではと思います。
これは、サイクルコンピューターも従来までのボタン電池式から場バッテリー式が一般的になってきたこと、バッテリーの性能が向上したことから常時点灯させられるようになったことが大きな理由だと思います。
今後のサイクルコンピューターは腕時計タイプになるかも
2017年11月現在の各メーカーのサイクルコンピューターに標準的に備わっている機能は
● スマートフォンとの連携
● GPS対応
● バックライト
● 心拍計
あたりがほぼ必須項目なってきているように思います。
それを考えると、今後のサイクルコンピューターは腕時計タイプが主流になるのかなと思ったりもします。
実際問題でPolarの一部もモデルはスマートスポーツウォッチとして腕時計タイプになっていますし、腕時計タイプの方が日常生活やランニングなど自転車以外でも活用出来るのでサイクルコンピューターの腕時計化は当然の流れと言えるかもしれません。
もちろんアップルウォッチなんかは腕時計タイプのデバイスとしてサイクルコンピューターを駆逐してしまうくらいの存在になっています。
結果として走行データやログなどはスマートフォンにまかせてサイクルコンピューターはモニター的な役割になってくるのかもしれません。
格安なバックライト付きサイクルコンピューター
有名メーカーのサイクルコンピューターでバックライト機能のあるものはそれなりの価格になりますが格安な中国メーカー製のサイクルコンピューターでもバックライト機能が備わったサイクルコンピューターがあります。
Amazonあたりでバックライト付きのサイクルコンピューターを探してみるとenkeeoやKASTEWILL、Suaokiといった、あまり聞いた事の無いメーカーの製品がズラズラと出てきます。
それらのサイクルコンピューターは2,000円台でバックライト能が備わっているだけでなく、防水や消費カロリー、気温などのほか、ケイデンスまで測れるサイクルコンピューターもあり驚かされます。
バックライト付きサイクルコンピューターまとめ
サイクルコンピューターのバックライトは昼間しか自転車に乗らない人にとっては無くても良い機能ではありますが、夜間に乗る人にとっては必要不可欠な機能だと思うますし、基本的には備わっていると便利な機能でしょう。
照度センサーが付いていて、トンネル等に入った際にも自動的に点灯してくれるものや、時刻を設定しておくとその間だけ自動点灯してくれるなど便利な機能が備わっていたりして、なかなか快適に使えます。
サイクルコンピューターのバックライトは標準機能になっている感じですし、これからサイクルコンピューターを購入する場合にはバックライトの有無は留意しておきたいポイントだと思います。
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参考 GPS対応サイクルコンピューターメーカー
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Wahooのサイクルコンピューター
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