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クロスバイクのカスタマイズを自転車屋さんに相談すると反対される理由

カスタマイズ
クロスバイクの改造やカスタマイズを自転車屋さんに相談すると反対される理由

クロスバイクで「ロードバイクのようにもっと速く走りたい」と考えたとき、思い浮かぶのがパーツ交換によるカスタマイズです。

このブログに辿り着く人の多くは、クロスバイクの改造カスタマイズに興味のある人かと思うので、一度は考えたことがあるものと思います。

ただ、実際に「クロスバイクを改造しよう」と思って自転車に詳しい人や自転車店に相談すると、高い確率で「そんなことをするより素直にロードバイクを買った方がいい」と言われます。

自身のクロスバイクをいろいろ弄ってきた僕ですら、同じ相談を受けたら、おそらく「ロードバイクのように速く走りたい」「ロードバイクのようにしたい」が目的なら、素直にロードバイクを買った方がいいと答えると思います(笑)。

クロスバイクを改造カスタマイズしようとすると「改造カスタマイズは無駄だからロードバイクを買った方が良い」などと反対されてしまう、その理由について解説してみます。

  1. クロスバイクをカスタマイズしてもロードバイクにはならない
    1. どんなにカスタマイズしてもロードバイクにはならない
    2. 根本的な違いはフレーム
    3. クロスバイクはクロスバイクの魅力がある
      1. ペダル交換は満足度が高い定番カスタム
      2. 工具を揃えるとカスタマイズはもっと楽しくなる
  2. クロスバイクのカスタマイズにはお金が掛かる
    1. クロスバイクを改造カスタマイズする費用で新しいロードバイクが買える
      1. 最初の工具なら携帯マルチツールがおすすめ
    2. クロスバイクの改造カスタマイズ費用をロードバイクに充てたほうが有益
  3. クロスバイクとロードバイクは二台持ちして乗り分けできる
    1. クロスバイクは街乗り用途でロードバイクはガチ乗り用途
      1. クロスバイク
      2. ロードバイク
  4. カスタマイズしたクロスバイクを元に戻す人も多い
  5. 自転車を理解する人ほどクロスバイクの改造カスタマイズを反対する
  6. クロスバイクの改造カスタマイズはロードバイクのお下がりパーツでやるのが良い
  7. クロスバイクの改造カスタマイズの是非のまとめ
  8. それだけじゃない自転車ライフ
    1. 最初からベストな選択はできない
      1. ホイール交換は体感しやすいアップグレード
    2. 改造カスタマイズも自転車の楽しみ方のひとつ
    3. まとめのまとめ
      1. 自分で整備するなら一冊あると安心
      2. 六角レンチは品質の良いものを長く使いたい

クロスバイクをカスタマイズしてもロードバイクにはならない

クロスバイクとロードバイクの違い

どんなにカスタマイズしてもロードバイクにはならない

クロスバイクを「ロードバイクのようにするために改造カスタマイズしたい」と考える人は多いでしょう。

そのようなことを考える人の多くは、「ロードバイクのようなスポーティーな走りを追求したい」と考えるからだと思います。

かく言う僕もその中の一人で、クロスバイクに最初から装備されていた安物パーツを1つ1つなるべく高いスペックのパーツに交換して、ロードバイク寄りの性能になるように改造カスタマイズを繰り返してきました。

しかし、クロスバイクをいくら改造カスタマイズして弄り倒しても、ロードバイクにはなりません

クロスバイクを改造カスタマイズして、ロードバイクのようにしたいと考えている人は、まず最初にこのことを理解しておく必要があります。

まずはそのことを十分理解した上で作業を進めるべきなのです。

クロスバイクとロードバイクは、同じスポーツバイクという括りにまとめられていたりしますが、根本的に全く違う自転車(フレーム)なので、クロスバイクにロードバイク用のパーツを取り付けたところで、クロスバイクがロードバイクになるわけではないのです。

根本的な違いはフレーム

クロスバイクにロードバイク用のパーツを組み込んでいけば、最終的にはロードバイクのようなクロスバイクは出来上がりますが、ロードバイクにすることはできません。

極端な例を挙げれば、ロードバイクに装備されているパーツを、そのままそっくりクロスバイクに載せ替えたとしても、クロスバイクはロードバイクにはならないのです。

その理由はフレーム設計が違うからです。
クロスバイクとロードバイクの基本的な違い雨あフレームの設計にあるため、クロスバイクはどれだけ弄ってもクロスバイクでしかないのです。

なので、「ロードバイクと同じにしたいと」いう理由で、クロスバイクの改造カスタマイズにお金を注ぎ込むくらいなら、「さっさとロードバイクを買った方が良い」というアドバイスはごくごく当たり前のことなのです。

クロスバイクはクロスバイクの魅力がある

クロスバイクをいくら弄っても、ロードバイクにならないと言うと、ガッカリする人も多いのです。

しかし、勘違いして欲しくないのは、クロスバイクをいくら弄ってもロードバイクにすることができないと言っても、クロスバイクがロードバイクよりも劣っているというわけではありません。

速さだけ見ればロードバイクに分がありますが、クロスバイクには別の魅力があります。

例えば、

● 気軽に乗れる
● 普段着で乗れる
● 街乗りや散歩感覚のサイクリングに向く

この気軽さはクロスバイクの大きな魅力です。

自転車にはそれぞれ特徴があり、適した乗り方があります。

クロスバイクやロードバイクの特徴の違いや、用途の違いを理解して、用途に応じて乗り分けるというのも、自転車ライフには大切な考え方です。

その違いを理解すれば、それぞれの自転車の魅力のある部分もはっきりと見えるようになってくるはずです。

逆に言えば、クロスバイクをロードバイク寄りに改造カスタマイズするということは、クロスバイク本来の長所を無くしてしまうということでもあります。

これを考えずに、単純にカスタマイズを進めていくと「なんか思ってたのと違う」ということになってしまいます。

なのでもし、クロスバイクにロードバイクのような特徴を求めてカスタマイズしたいtのであれば、クロスバイクの良かった点を全て消してしまうということを知っておかなければいけません。

クロスバイクにはクロスバイクの良さがあるので、クロスバイクをカスタマイズするのではなく、新しくロードバイクを買ったほうが良いと勧めることになるのです。

ペダル交換は満足度が高い定番カスタム

クロスバイクを初めてカスタマイズするなら、まずおすすめなのがペダル交換です。

比較的作業も簡単で、漕ぎやすさや足との一体感が変わるため、「自転車が変わった」と実感しやすいカスタムでもあります。

片面フラット・片面SPDタイプなら、普段はスニーカー、サイクリングではビンディングシューズという使い分けもできるので、街乗りとスポーツライドを両立したい人にも人気があります。

工具を揃えるとカスタマイズはもっと楽しくなる

ペダル交換をはじめ、自分でメンテナンスやカスタマイズを楽しむなら、専用工具を用意しておくと作業がスムーズになります。

特にペダルレンチは力を掛けやすく、固く締まったペダルも安全に取り外せるため、一本持っておくと長く活躍してくれます。

クロスバイクのカスタマイズにはお金が掛かる

クロスバイクを改造カスタマイズする費用で新しいロードバイクが買える

クロスバイクを改造・カスタマイズする費用で新しいロードバイクが買える

クロスバイクの改造カスタマイズにはお金がかかります。

改造カスタマイズの取っ掛かりとしては、グリップやペダルあたりが難易度が低くて良いと思いますし、パーツ自体もそれほど高くはないですから比較的お手軽にできる改造カスタマイズです。

グリップやペダル程度の改造カスタマイズでも乗り心地の快適さは変わりますし、自分だけのオリジナル自転車という感じが出ますから、自転車弄りの楽しさを知るには十分だったりします。

なので、僕自身もクロスバイクの改造カスタマイズに興味がある人に対しては「グリップやペダルの交換から初めてみては?」とアドバイスしたりしています。

問題なのは、その楽しさにハマってしまうと「もっともっと改造カスタマイズしたい」という欲求が出てきます。

そうすると、なかなか引き返すタイミングが見つからなくなり、どこまでも改造カスタマイズを繰り返すことになっていくのです。

僕はその典型でもあるわけですが、それほど高級なパーツを選んでいない場合でも、今までにクロスバイクの改造カスタマイズに掛けた費用は、クロスバイク本体の値段の数倍は費やしています。

おそらく、改造カスタマイズ費用だけで40万円程度は遣っていますから、新車のロードバイクは余裕で買えているはずです。

パーツだけならまだ大した出費ではないかもしれませんが、改造カスタマイズには、パーツだけでなく工具なども必要になってきますから、それらを買い揃える費用を考えると、金額は必然的に大きくなるのです。

つまり、クロスバイクを改造カスタマイズをする費用で同等かそれ以上のスペックのロードバイクも購入できるので、単純にロードバイクの性能を求めるのであれば、ロードバイクを買ってしまった方が近道なのです。

最初の工具なら携帯マルチツールがおすすめ

「工具を全部揃えるのは大変…」という人は、まずはマルチツールから始めるのがおすすめです。

六角レンチなど、スポーツバイクでよく使う工具がコンパクトにまとまっているので、メンテナンスの入門用としても、ライド中の応急対応用としても役立ちます。

クロスバイクの改造カスタマイズ費用をロードバイクに充てたほうが有益

クロスバイクのESCAPEシリーズなどは完成車価格で10万円以下のクロスバイクですから、最初から装備されている純正パーツは全て安物パーツです。

なので、取り外した純正パーツを別のフレームに流用したいと思えるほどのパーツはありません。

オークションで売り捌いたとしても1,000円程度にもならないようなパーツなので、取り外してしまえば全てゴミと化します。

このあたりは考え方ですが、クロスバイクは純正パーツのままの状態をキープしておいて、改造カスタマイズに費やす予定のお金をロードバイクを買う資金として考えた方が無駄が少ないのです。

そんなわけで「ロードバイクのような性能が欲しい」という理由でクロスバイクを改造カスタマイズしたいのであれば、「余計な事はせずにロードバイクを買いなさい」という答えになってくるのです。

クロスバイクとロードバイクは二台持ちして乗り分けできる

クロスバイクとロードバイクの二台持ちが出来る

クロスバイクを改造カスタムするつもりのお金があるなら「ロードバイクを購入する予算にまわした方が良い」というアドバイスを聞いても、なかなか思いとどまることができません。

それは、新しいロードバイクを買ってしまうと「せっかく買ったクロスバイクが無駄になってしまう」と感じてしまうからです。

なので「せっかく買ったクロスバイクを無駄にはしたくない、だけどロードバイクには興味がある」「だったらクロスバイクを改造してロードバイクのようにしてしまえばいいじゃないか!そうすればクロスバイクを無駄にしなくて済む」という考え方が合理的なように思えます。

しかし、クロスバイクを買った後にロードバイクを買っても、実はクロスバイクが無駄になるということはありません。

何故ならば、クロスバイクとロードバイクは全く用途の違う乗り物だからです。

10万円程度の入門機と呼ばれるレベルのロードバイクだと、クロスバイクとの性能や用途の差は少ないかもしれませんが、20万円クラスのそこそこグレードのロードバイクになると、クロスバイクとの差をハッキリと感じられるはずです。

クロスバイクは街乗り用途でロードバイクはガチ乗り用途

クロスバイクとロードバイクとでは、自転車としてのそもそもの用途もスペックも異なります。

クロスバイク

● 街乗り
● 通勤
● 近所を軽く流す
● 普段着で乗れる

ロードバイク

● 長距離
● 本気ライド
● スピード重視
● 装備を整えて走る

実際問題でロードバイクにきちんと乗ろうと思うと、実は気軽な乗り物ではありません。

服装はサイクルジャージの方が快適になりますし、ヘルメットやグローブ、ビンディングシューズなど、より快適に走るためには、乗車する前にいろいろと準備が必要になります。

「よし今日はとことん乗るぞ!」という感じで気合を入れて乗るような乗り物で、どんどん気軽な乗り物ではなくなってくるのです。

本格的なロードバイクになればなるほど、ジーンズにサンダル履き、みたいな気軽な服装で自転車に乗るなんてことは考えられなくなってくるわけです。

それに対してクロスバイクは気軽に乗り回せます。

一般自転車や、シティサイクルの延長で乗ることが出来るので、ジーンズにサンダルでも違和感はありません。

コンビ二にだって気軽に立ち寄れます。

クロスバイクであれば近所をフラフラ散歩するノリでサイクリングを楽しめるのです。

ところが、クロスバイクの改造カスタマイズを重ねていくと、クロスバイクの最大のメリットである気軽さがなくなってきます

クロスバイクであっても、乗ろうと思うとそれなりの服装と装備が必要になってくるのです。

結果として、改造カスタマイズしたクロスバイクはロードバイクとの用途の差別化がしづらくなってしまういます。

かと言ってロードバイクにはならないので、自転車としてとても中途半端なポジションになってしまうのです。

カスタマイズしたクロスバイクを元に戻す人も多い

ロードバイクを購入した後に、改造カスタマイズしたクロスバイクを元の仕様に戻すというようなケースも多いです。

これは、クロスバイクとロードバイクの用途を明確に分けたいからだと思われます。改造したままだと、ロードバイクと、ロードバイクに近いクロスバイクが手元にある状態なので、改造カスタマイズしたクロスバイクの出番が激減してしまうんですよね。

それを避けるために、もっと気軽に乗れる自転車として復活させるために、あえて仕様を元に戻すというようなことになるのです。

最初にクロスバイクを買ってみて「やっぱりロードバイクが欲しい」と思った場合、クロスバイクは処分せず、そして改造カスタマイズも軽度に止めて新たにロードバイクを追加で購入するのがベストな選択です。

つまりは、クロスバイクとロードバイクの二台持ちにになるわけですが、用途も性格も異なる乗り物なのでそれで良いのです。

本格的に自転車で遠出したい場合はロードバイク、ちょっとしたお出かけや、気軽ばポタリングにはクロスバイクなどと、用途に応じて乗り分けられるので、けして無駄になることはありません。

実際問題でクロスバイクとロードバイクの二台持ちをしている方は沢山居ます。

自転車を理解する人ほどクロスバイクの改造カスタマイズを反対する

クロスバイクの改造カスタマイズも度が過ぎると、クロスバイクをもっと本格的なロードバイクのような仕様にしたくて、DURA-ACEやULTEGRAなどの本格的なロード用コンポーネントを装備させたいと思ったりもします。

そこで自転車屋さんに相談すると「無駄だからやめておいた方が良い」などと言われて反対されてしまいます。

「俺の金なんだから好きに遣わせろや」と腹立たしく思ってしまうかもしれませんが、前述してきたように、いくらクロスバイクに本格的なコンポーネントを装備させたとしても、クロスバイクはクロスバイクであり、ロードバイクにすることはできません。

なので、クロスバイクをロードバイクのようにしたくてお金を注ぎ込むなんてことは愚の骨頂なのです。

それをよく理解しているからこそ、自転車屋さんは反対するのです。

繰り返しますが、クロスバイクはどこまで行ってもクロスバイクなのです。

自転車のことをよく理解した人の視点から、クロスバイクをロードバイク寄りに改造カスタマイズしていくことは、クロスバイクの最大の利点でもある気軽さを削ぎ落としているようなものなのです。

つまり、改造カスタマイズする度に、クロスバイクらしさを消しているのです。

クロスバイクの改造カスタマイズはロードバイクのお下がりパーツでやるのが良い

スポーツバイクの改造カスタマイズと言えば、クロスバイクを弄り倒すことをイメージする人が多いと思いますが、カスタマイズはロードバイクでもできます。

しかしながらロードバイクの場合は、吊るしの完成車を買わない限りは、普通は自分の好きなパーツを組み合わせて購入することが多いので、クロスバイクほど改造カスタマイズを行なうことはあまりないと思われます。

要するに、最初から欲しいパーツで組み上げるので、その時点で一つの理想形の自転車が完成してしまうので、クロスバイクほど改造カスタマイズする必要がないのです。

とは言いつつも、何か新しいパーツの新製品が出たりすると、パーツをグレードアップさせたりして自分好みの自転車に改造カスタマイズしたくなることもあります。

新しいパーツに交換すると、それまで使用していたパーツが余ることになります。

そこで、不要になったパーツを再利用する先として、クロスバイクへ移し替える、というのが、おそらく一般的で最も無駄が無いと思われます。

例えば、最初に購入したロードバイクのコンポーネントがTiagraだったのを、DURA-ACEなどに交換します。 そこで、余ったTiagraのパーツをクロスバイクへ移植、などというのはよくあるお話です。

クロスバイクとロードバイクの二台持ちをしていると、大抵の場合、ロードバイクの方がメイン機になり、装備しているパーツ類もロードバイクの方が高級だったり性能が高いことが殆どですから、ロードバイクの余ったパーツはクロスバイクで再利用するというのは、ごく当たり前の流れなのです。

なので、ロードバイクが欲しければ、クロスバイクをひたすら改造カスタマイズしていくのではなく、さっさとロードバイクを購入して二台持ちにして、余ったパーツでクロスバイクを改造カスタマイズしていけば良いのです。

クロスバイクの改造カスタマイズの是非のまとめ

クロスバイクの改造・カスタマイズの是非

クロスバイクを入門用として購入し、次第にスポーツバイクの楽しさが理解出来るようになると「もっと速く走りたい」「もっと快適に乗りたい」と考えるようになります。

しかし、速く走るためにはクロスバイクよりもロードバイクの方が適していますから、どんなにクロスバイクで速く走ろうとしても、そのままではロードバイクのように速く走ることができません。

結果として、ロードバイクが欲しくなります。

この「クロスバイクを購入したあとにロードバイクが欲しくなる」というのは多くの人が経験することで、俗に「ロードバイク欲しい病」などとも言われたりします。

思い切りの良い人は、早々にクロスバイクに見切りをつけて、新しくロードバイクを購入したりします。

しかし、多くの人は、せっかく買ったクロスバイクもまともに乗らないうちに、すぐにロードバイクを買うなどということはなかなか出来ることではありません。

そこでクロスバイクの改造カスタマイズをして「少しでもロードバイクのように速く快適に走りたい」と考えたりするわけですが、そこが悪魔の入り口でもあるわけですね。

クロスバイクの改造カスタマイズを繰り返している僕もそうです。

僕自身の自転車ライフは、単純にクロスバイクをロードバイクのようにしたいというだけではなく、クロスバイクの改造カスタマイズを自身で行うことの楽しさや、自転車工具なども好きだったりするので、改造カスタマイズする正当な理由にもなっていたりしますが、単純にその目的が「ロードバイク的な性能をクロスバイクに求めて改造カスタマイズするのであれば、さっさとロードバイクを買った方が良い」という意見に賛成です。

ロードバイクに乗りたいのであれば、ロードバイクを手に入れるしか目的は叶えられません。

それだけじゃない自転車ライフ

最初からベストな選択はできない

クロスバイクの改造・カスタマイズの是非

「クロスバイクをロードバイクのように改造カスタマイズしたい」と自転車屋さんなどに相談すると「やめておきなさい」「素直にロードバイクを買いなさい」と言われる理由についてまとめてみました。

しかし、僕がこの結論に辿り着いたのは、クロスバイクにある程度の期間乗ってみて分かったことがあるからです。

なので、それが全ての答えというわけではありません。

例えば、僕がクロスバイクを購入した後にロードバイクが欲しくなって、誰かの忠告に従ってクロスバイク改造カスタマイズをせずにロードバイクを買ったとします。しかし、その時点で僕が出せるロードバイクの予算は15万円あたりが上限だと思います。

要するに、自転車初心者の段階では、まだ自転車の理解が浅い段階ですから、自転車に対して大きなお金を出せるほどの価値観を持てないのです。

そしてその15万円の予算でロードバイクを選んでるうちに予算をオーバーして20万円前後のロードバイクを手に入れることになると思います。

その価格帯で考えられるスペックは、カーボンフレームで105とTiagraの混合コンポーネントになるでしょう。

ホイールはロード用ホイールの最低ラインのWH-RS100あたりになると思います。

ホイール交換は体感しやすいアップグレード

「ロードバイクのように速くしたい」という目的だけならおすすめできませんが、走りの軽さや巡航性能を高めたいなら、ホイール交換は効果を実感しやすいカスタムの一つです。

純正ホイールからエントリーグレードのスポーツホイールへ交換するだけでも、加速感や走りの軽快さが変わることがあります。

もちろん、ある程度カスタマイズが進んでから検討するくらいがちょうど良いでしょう。

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初心者にしてはかなり頑張ったロードバイクになると思います。

しかし、いろいろとロードバイクのことを理解できるようになり、自転車の魅力も分かるようになると、コンポーネントをULTEGRAやDURA-ACEにしたくなったり、もっと良いホイールやフレームにしたくなったりで、結局アップグレードするために改造カスタマイズしてしまうのです。

つまり、クロスバイクやロードバイクに関しての理解が浅いうちや、自分がどのような自転車の乗り方をするのかがハッキリとしないうちは、どの道「完璧な判断をするのは無理な話」です。

結局、改造カスタマイズの次元が違うだけで、改造カスタマイズがしたくなって、新しいパーツに交換するなどで、クロスバイクと同じ道を辿ることになるのです。

僕自身、今はコンポーネントの種類や自分の乗り方や求める走りに適した装備が何であるかを、ある程度判断できるようになっていると思うので、このような冷静な判断ができるわけですが、クロスバイクに乗り始めて間もない人がそんな選択や判断ができるわけがないのです。

それを考えれば、本気のロードバイク選びで失敗しないための下地作りとして、クロスバイクの改造カスタマイズして得た知識や経験は確実に役に立つものと思いますし、それはそれで価値があることだと思います。

改造カスタマイズも自転車の楽しみ方のひとつ

クロスバイクの改造・カスタマイズのすすめ

僕は自転車の改造カスタマイズやメンテナンスなどの自転車弄りが好きです。

自転車に乗る時間よりも、自転車を弄る時間の方が長かったりもします。

自転車に乗る時間よりも、自転車弄りの方がメインになってきたりすると、その状態を揶揄して「盆栽」などと言ったりしますし、人によっては「自転車は乗ってナンボ!」という考え方の方もいて、自転車が盆栽状態になっていることに対して「無駄」などと厳しい意見をいただくこともあります。

しかし、自転車に乗ることが自転車の楽しみであるのと同じように、自転車弄りもまた自転車の楽しみ方の一つですし、自転車ライフの在り方として一つの正解だと個人的には思っています。

例えば、プロのロードレーサーの方々は「乗ってナンボ!」の世界の頂点に位置する人達だと思いますが、その方々が乗っている自転車をメンテナンスしたりしている方々は「弄ってナンボ!」の世界の頂点に位置する人達だと思うのです。

要するに、走る部門でプロがいれば、メンテナンスやカスタムする部門でもプロがいるわけです。

ましてや趣味の世界ですから「走ってナンボ!」の狭い枠の中に限定されないで、いろんな楽しみ方があって然るべきでしょう。

そんなわけで、人に何と言われようと「クロスバイクの改造カスタマイズをしたい」と思うのであればやってみれば良いと思います。

自転車を弄ることで、いろいろと自転車について知る事も増えてきますし、知れば知るほど楽しいものになってきます。

けして答えは一つではないのです。

そのあたりの楽しさを考えれば、改造カスタマイズすること自体は無駄ではないどころか、その楽しみはプライスレスなわけです。

いくらクロスバイクの改造カスタマイズでロードバイクが買えるくらいの費用がかかろうと、安いものだと思います。

まとめのまとめ

クロスバイクの改造・カスタマイズ

クロスバイクの改造カスタマイズに対して、否定的な考えを持っている方々も沢山いらっしゃいます。

そして、その方々の考え方も理解するところで、それはそれで、すごくもっともな意見だと思います。

また「素人が弄った自転車は危ない」という意見もあります。

確かにそうかもしれません。

実際に僕自身が初めてブレーキ回りを弄った際には、自分の自転車に自分で乗るのが怖かったものです(苦笑)。

しかし、その自転車に乗るのは自分自身なわけですから、改造カスタマイズする前には念入りに調べたり、勉強するので、必然的に自転車にも詳しくなってきます。

自分で自転車をメンテナンスしたりするようになると、安全に関する意識も自然と高くなるのです。

だからやっぱり人に何と言われようと、クロスバイクの改造カスタマイズは「一通りやっておいて良かったな」と感じることが多いです。

人にはいろいろな考え方がありますし、目的としていることも異なります。

「無駄が無いから正しい」だとか、「遠回りだから間違っている」などと決められるものではないので、人の意見は大切にしつつ、最終的には「自分が一体何をしたいのか?」というところにこだわった判断をするのが良いのではないかと思います。

● 楽しむこと
● 安全に気をつけること
● ルールを守ること

この3つを忘れない自転車ライフであれば、それで良しじゃないでしょうか。と僕は思います。

自分で整備するなら一冊あると安心

カスタマイズやメンテナンスを始めると、「締め付け順は?」「この部品は外していいの?」と疑問が次々に出てきます。

そんなときは、動画だけでなく基本を体系的に学べるメンテナンス本が一冊あると安心です。

工具の使い方や各部の名称も理解できるようになり、自転車をより深く楽しめるようになります。

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六角レンチは品質の良いものを長く使いたい

スポーツバイクのメンテナンスでは六角レンチを使う場面が非常に多くあります。

精度の低い工具はボルトを傷める原因にもなるため、長く使うつもりなら品質の高いものを選んでおくと結果的に安心です。

一度買えば何年も使える工具なので、自転車趣味を続けるなら十分元が取れると思います。

コメント

  1. 突然の訪問者 より:

    全部やってみると良いと思います。

    私自身は、クラリスからデュラまでのすべてのグレードのコンポを試した結果、「最下位コンポの良さが際立つな」という結論に至りました。

    どのグレードであろうと、シマノのコンポは「ポンづけ」で動いてしまうため(それはそれで凄いけれども)シマノをいじっていてメンテナンスの技術が上がるかどうかは、やや疑わしいところです。あ、あとパーツ単位で修理ができないのもメンテナンス技術を磨いていけない理由ですねー。ユニット交換ばっかなんだもん(笑)

    対して、カンパは基本的にアホの子なので、色々と考えながら作業する必要があります。最高の整備をしてあげると、超優秀な子に変身するので楽しいです。現行のカンパは、レコード以外、もうだめですけど。超優秀な子の状態を維持するためには、頻繁にメンテナンスをしないといけませんが、それはそれで・・・。年代にもよりますけど、各コンポをバラバラにできるっていうメンテ上の「メリット」があります。

    長文失礼しました。

    • escape air より:

      突然の訪問者様
      コメント有り難うございます。意外な結論ですが、なるほどなーという感じです。
      視点を変えれば優等生過ぎるのも考えもの、というところなのですね。
      僕なんかはまだまだ、そういうことが理解出来るところまでは到底辿り着けていませんが、なんだか楽しい世界が待っているようでワクワクします。
      貴重なコメント有り難うございました!

  2. 乗らないサイクリスト より:

    コスパ的には悪いですけど楽しさはプライスレスですよね。

    サイクリングは頑張りすぎると具合悪くなりますから準備とメンテがメインの私の楽しみです。フロントディレイラーの調整だけで1日のサイクリングが終わる日が多いです。

    • escape air より:

      乗らないサイクリスト様
      メンテナンスやカスタマイズは、やればやるほどで、その度発見があって面白いですね。
      ディレーラー周りの調整は未だになるほどと思う事が多いです。

  3. うーみん より:

    いつも楽しみに読ませていただいてます。
    こんど是非、フラットバーロードに関する考察とか聞きたいです。

    • escape air より:

      うーみん様 リクエストありがとうございます。 近頃フィットネスバイク系のネタが続いてすみません。個人的に興味のあるところでして。。。
      フラットバーについても面白そうですね。近々作文に取りかかってみたいと思います。

  4. ウイングマーク より:

    現在、やっています。
    元々の車両が古くなったので、錆び付いたパーツ等を交換していたら、
    元から残っているパーツはフレームとフォークとシートポストだけになりました。
    パーツ交換による乗り味の違いを楽しんでいます。
    今度はフレームとフォークをロード用のものと交換しますが、ハンドルはバーハンドルのままです。 ドロハンでは買い袋をさげられませんので。

    • escape air より:

      ウイングマークさま
      コメントありがとうございます。フレームが生きていればパーツの入れ替えでかなりいけそうですよね。
      フラットバーにはフラットバーの良さがありますから、それぞれの用途にあったパーツを選択するというのが大切ですね。

  5. KING より:

    自分流のカッコ良く軽い自転車をパーツを買って組み立てようと思い立ち、全くの無知でしたがとても参考になりました。
    特にブルボーンハンドルは難易度が高かったですが無事エアロブレーキ、サムシフターを
    取り付けできました。感謝です。ただステム角度、長さが理解できずに100MM/ー7度から始まり90MM/ー17度〜80MM/ー25度と最後は70MM/ー35度でなんとなく落ち着いています。何分にもどれが良いのか判断基準が解らず、、、、
    他にもギヤーとかディスクブレーキとか散々でしたが、今では毎日楽しみながら、30KM程運動して、暇な時に組み立て直したりして楽しんでいます。
    これからも記事楽しみにしています。

    • escape air より:

      KING様 コメントありがとうございます!参考になったようで何よりです。
      ステム選びは難しいですよね。クロスバイクをブルホーン化するとハンドルが遠くなるので、ステムは短く、またライズ角度があるものを選択するとハンドルが近づくのでポジション的には正しくなると思われます。それでも遠いなと感じる場合にはブルホーンバーの先端をカットするというのも手かと思います。
      最近は過去の記事のリライトに追われて思うように更新できていませんが今後ともよろしくおねがいいたします。

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