日頃から自転車ライフを満喫している方は当然ご存知かとは思いますが自転車も飲酒運転すると処罰の対象となります。
一昔前だと「自動車の飲酒運転はダメから自転車で来た」などという会話が居酒屋などで聞かれていたと思いますが、最近はそういう人も減ってきたのかもしれません。
自転車についてのマナーが話題に挙がり、自転車に乗る人の中でもマナーや交通安全に対する意識も変わりつつあると思いますが、取り締まり等を考えても、まだまだいろいろとユルいのが現状です。
そこで今回は自転車の飲酒運転について考えてみたいと思います。
実際にユルい自転車の飲酒運転の取り締まりと処罰
お酒を飲んだ後は自動車であろうと自転車であろうと運転してはいけないと道路交通法65条で決められています。
「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」
道路交通法65条
しかしながら、飲酒運転には酒酔い運転と酒気帯び運転の二種類があり、自動車の場合は罰則の重さに違いはあるものの、いずれも処罰の対象になるのに対し、自転車などの軽車両の場合は、道路交通法 第117条により酒気帯び運転の対象からは外されているのです。
そんなわけで自転車の飲酒運転の取り締まり自体も自動車などに比べるとユルく、お酒を飲んでも平気で自転車に乗る人が多い理由になっているのかもしれません。
週末の夜に繁華街を走ると理解できる自転車の飲酒運転の酷さ
昔に比べて飲酒運転は危ないということが周知され処罰も厳格化されてきたので、違反する人自体は減っていると思われますが、未だに自動車の飲酒運転すらやめない人がいるくらいですから、自転車の飲酒運転が無くなるのはまだまだ先のことだと思います。
自転車は自動車の飲酒運転のように他人を重大事故の犠牲者にしてしまう可能性は高くはありませんし、法律や取り締まり自体もユルいことから「平気平気」と考えている人も多いのではないでしょうか。
クロスバイクに乗り始める前までの僕自身も自転車の飲酒運転について甘い認識をしていたわけですが、クロスバイクに乗るようになり、主に夜中ばかりに走行するようになって自転車の飲酒運転についての考え方が随分と変わりました。
というのも、平日の夜中12時頃にクロスバイクを走らせると基本的には人がほとんどおらず、駅前の通りですらそれほど人がいないというのが実際のところですが、週末や休日前となると、みなさん夜遊びをするのでしょう、夜中の12時を過ぎてもそれなりに人が歩いています。
みなさんお酒を飲まれているようで、酩酊状態でフラフラと歩いている方もかなりいらっしゃいますし、時には道路に転がっている方もいたりします。
問題は自転車です。
週末の夜12時過ぎぐらいに駅前の繁華街近辺を走ると酔っ払い運転と思しき自転車に遭遇します。
きっと自転車に乗ってる彼らはまともに運転しているつもりかもしれませんが、大抵の場合は車道をフラフラと蛇行運転しながら走っているのですぐに酔っ払いだと判るのです。
そんな状態で自転車に乗っていればいつ事故に遭っても不思議ではないと思いますし、道路に転がっている酔っ払いを避けるのも難しいだろうと思います。
そんな酔っ払い運転の自転車を週末ごとに目の当たりにしていると、自分自身は「絶対に飲酒運転はしないでおこう」と思うようになるもので、少しでもお酒を飲んだのであれば、自動車と同じくらいの感覚でその日は運転しないことにしています。
それでも飲みたい時はノンアル飲料がお勧め
自動車や自転車に乗る予定があるのであればお酒は飲まないというのが基本ではありますが、お酒を飲むような集まりがあれば、解っていてもお酒を飲みたい気持ちになってしまいます。
そんな時にはノンアル飲料がお勧めです。
「何を今更・・・」と思う方も多いかもしれませんが、僕の周りではノンアルコール飲料を飲まず嫌いで興味を示さない人も多く、「そんなモノを飲むくらいだったら飲まない方がマシ」というような考え方をしている人が多いのです。
そこで、今更ながらにでも「ノンアルコール飲料って良いですよ!」ということを声を大きくして言っておきたいと思うのです。
実際問題でノンアルコール飲料が出始めた頃は確かに「そんなモノ」的な存在だったと思います。しかしいつの間にか本物のビールと飲み紛うくらいに近い味になっているものも増えてきているので、充分ビールの代替えとして通用するくらいにはなっています。
実際問題で僕自身、家での晩酌は全てノンアルコール飲料になっています。
ノンアルビールで我慢できるのは「ビールにこだわりが無いからなんじゃないか」と思われるかもしれませんが、ビールにはかなりこだわりがあり、発泡酒等は美味しいとは全く思えないので発泡酒のたぐいは一切飲みません。お酒を飲む際には徹底してビールしか飲まないのですが、それでもノンアルコール飲料だと許せてしまうのです。
ノンアルコール飲料のメリット
もちろん本物のビールの方が良いのは間違いありませんが、ビールを飲んでしまうと酔っ払ってしまうのはもちろん、眠くなったり、身体がダルくなったりするのも問題です。
その点ノンアルコール飲料はシュワシュワとした爽快感やキレ味などビールを飲んでいるという気分は充分味わえるのに一切酔いません。
● 味がビールに近い
● 爽快感やキレ味は十分で気分は味わえる
● 酔わない
ノンアルコール飲料は好みが大きく分れる
どの銘柄のビールが好きだというのはそれぞれにあるかと思いますが、ビールの場合だと違う銘柄でもうるさく言う人はそれほどいないと思います。
僕自身もビールか発泡酒かではかなりこだわり、発泡酒だと飲まないこともありますが、ビールの銘柄についてはそれほどこだわりはありません。
しかしノンアルコール飲料については、メーカーによって大きく味が違うため、かなり好みが分れるようです。
見た目は似たような感じでも全くビールの味がしないものもありますし、マズくて飲めないようなものもありますが、人によってはそれが美味しいという人もいて、実際すごく売れている銘柄だったりもするのです。
この問題に関しては完全に味の好みの話になるので、飲み比べて好みの味を探すしかないのですが、最近ではノンアル系の飲料のラインナップもかなり充実しているので、きっと好みのテイストのノンアルコール飲料を見つけられるのではないかと思います。
お勧めのノンアルコール飲料
味覚のことなので人それぞれの個人差は大きいのを承知で僕のお勧めを書かせていただくと、アサヒ飲料のDRY ZERO(アサヒ ドライゼロ)が、一番ビールに味が近くて美味しいと感じるノンアルコール飲料です。もうダントツでお勧めですし、僕の周りのビール好きの方も飲んでいるのはドライゼロです。
ちなみにビールもノンアルコール飲料もキリッと冷えているとより美味しく感じるのですが、500ml缶だと飲んでいる最中にぬるくなってしまうのが悩みでした。
そんな悩みを解決してくれるのがサーモスの保温機能のあるタンブラーでした。
このタンブラーを使うとかなり長時間、冷たい状態をキープしてくれます。ある夏の日などは前の日の夜に飲み残したビールが朝になってもまだ冷たくて驚かされたりもしたほどで、ビール好きにはお勧めの逸品です。
→ アサヒ飲料 ドライゼロ