僕の考える理想的な自転車ライフは、毎日無理なく自転車に乗り続けられること。
今現在の僕の環境で言えば、毎日自転車に乗ろうと思うと、仕事終わりの夜中か早朝しか自転車に乗る時間がありません。しかし、自転車以外にもやらなければいけないことはたくさんあるわけですから、ただでさえ時間が無い中で自転車のための時間を捻出していくというのも結構しんどい話です。
長く続けていくためには、無理がないことが一番だと思います。
毎日無理なく自転車に乗ることを考えれば、日々の暮らしの中に自転車を組み込むのが最善です。
そこで、毎日の通勤で自転車に乗る自転車通勤ができれば、それが一番無理がなく日常に自転車に乗る時間を組み込めるので理想的のように思えます。
自転車を通勤を開始するにあたって、まずは会社の理解が必要となります。
幸い、僕の勤めている会社は自転車通勤に理解のある会社です。
シャワーこそありませんが、社屋内に自転車ラックが設置されているので、ロードバイクやクロスバイクで出勤しても駐輪場所に困るということがありません。
そんな環境なので「是非とも自転車通勤を・・・」と考えたいところですが、個人的な事情もあり、なかなか自転車通勤を実行するまでには至っていない状態です。
しかしながら「いつかは毎日のように自転車に乗られれば良いな」と考えているので、自転車通勤を始めるために知っておくべきことについてまとめてみました。
この記事では自転車通勤のメリット・デメリットや、自転車通勤を続けるために必要な条件、準備しなければいけないものなどについてまとめています。
自転車通勤なら毎日たくさん自転車に乗れる
毎日欠かさず自転車に乗りたいと考えるのであれば、自転車を生活の中に組み込んでしまうのが最も良い方法です。
そして自転車を毎日の生活の中に組み込むには自転車通勤をするのが最もベストな選択になるかと思います。
自転車通勤ができれば、ほぼ毎日、半強制的に自転車に乗れるわけですし、通勤時間を自転車の時間に変えられれば、わざわざ自転車に乗るための時間を捻出しなくても良く、無理なく生活の中に自転車を組み込むことができます。
ロードバイクやクロスバイクに「もっと乗りたい!」と考える人の多くは、一度は自転車通勤を考えたことがあるかと思います。
もしも自転車通勤が出来るようになれば、一ヶ月に数百キロは以上は自転車に乗ることができるようになるわけですから、自転車に出来るだけ多く乗りたいと考える人が自転車通勤を考えるようになるのは自然なことかもしれません。
自転車通勤のメリットとデメリット
自転車通勤のメリット
自転車通勤のメリットは、いくつもあります。
ラッシュアワーの満員電車にモミクチャにされる苦痛から解放されますし、運動と通勤を一石二鳥で行なえます。
仕事終わりに気ままにいろいろな場所に立ち寄れたり、電車の時間を気にしなくて良くなりますし、毎日半強制的に自転車に乗れるので圧倒的に自転車に乗れる時間を増やせるようになります。
● 満員電車から解放される
● 通勤が運動時間になる
● 好きな場所に立ち寄れる
● 終電など、電車の時間を気にしなくて良い
自転車通勤のデメリット
自転車通勤にメリットがある一方でデメリットももちろんあります。
自転車に乗っているときは基本的に自転車に乗ることしか出来ません。
例えば、電車通勤であれば、通勤時間は音楽を聴いたり、読書や勉強をしたりすることができます。
座ることが出来れば仮眠を取るなんてこともできますが、自転車通勤の場合にはそれが出来なくなります。
このあたりをどう考えるかは人それぞれだと思いますが、僕の場合、電車での時間は睡眠時間を補ったり、貴重な学習時間になっているため、なかなかそれらを切り捨てられずにいます。
その他、汗をかいたり、パンクなどの予期せぬアクシデントで遅刻をしてしまうリスクもあります。
電車が遅れる分には不可抗力として許されても、自転車のパンクなどは自己責任と言われがちですよね。
● 自転車乗車中は勉強や音楽など他のことができない
● 汗をかく(シャワーや着替えの問題)
● パンクなどで遅刻のリスク
自転車通勤をするには自転車の保管場所が必要
安心して自転車を保管できる場所が必要
自転車通勤するには職場で駐輪する場所を確保しないといけません。
自転車通勤するにあたって駐輪場の問題は意外と大きな問題です。
会社の敷地内に駐輪できれば良いのですが、そうでない場合は近隣の駐輪場を契約する必要があったりしますし、目の届かないところに長時間駐輪するのは盗難やいたずらなどが心配です。
屋外駐輪場であれば、急な雨に降られたりすることもあるわけで、大切な自転車が濡れてしまうこともあるかもしれません。
個人的には自転車が雨ざらしになるのだけは避けたいので、少なくとも雨だけは避けられる場所に保管したいですし、盗難の心配のない場所で保管できるような環境じゃないと不安です。
● 雨風を凌げる場所が良い
● 盗難のリスクが無い場所が良い
会社と交渉しながら自転車通勤の環境を作るのも準備の一つ
幸い、僕の場合は会社が自転車通勤に理解がある会社なので、社屋内に自転車ラックが設置されているため、急な天気の変化や盗難のリスクを気にしなくてよく、自転車通勤をするには大変恵まれた環境です。
しかしながら、最初から自転車に対して理解の有る環境があったわけではなく、むしろ自転車通勤すらもあまり推奨されていませんでした。
自転車ブームの流れで、クロスバイクやロードバイクに乗る社員が増えてきたことから、自転車通勤に関しての理解を示してくれるようになりました。
その流れの中で、自転車愛好会のようなものが会社内で出来上がり、それに責任者を巻き込むことで、責任者自身もロードバイク愛好家となり、社屋内に自転車ラックが設けられ、今では自転車通勤には最高の環境になっています。
まぁ小さな会社なので柔軟な対応ができたのだと思いますが、作戦を立てて少しずつ会社を説得して環境を改善していくのも一つの手だと思います。
自転車通勤と着替えの問題
更衣場所を確保する
自転車通勤は運動と同じなので、どうしても汗をかいてしまいます。
自転車通勤は冬であってもそれなりに汗をかきますし、夏はビチャビチャになるほど汗をかくことを覚悟しなければいけません。
なので、会社に着いたらまず最初にするべきことは、着替えです。
更衣はシャワールーム・・・があれば最高なんですが、そんな会社はなかなかないでしょう。
一般的にはトイレで着替える人が多いようです。
トイレの個室に入って濡らしたタオルで汗を拭き取って着替えるということができれば、更衣室問題はとりあえず解決するかと思います。
シャワー設備を備えた駐輪場もある
職場にシャワーまで備わっている環境の人はなかなかいないと思いますが、都内ではジョギングなどで朝活している人も多かったりするので、シャワーが使用できる設備も増えているようです。
自転車乗りを対象としたシャワー付きの駐輪場も、もちろんあります。
シャワー付き駐輪場
東京都内には下記のようなサービスもありますから、職場の近くにこのようなサービスがあれば、利用するのも一つの手かと思います。
● HIBIYA RIDE(千代田区)
● MARUNOUCHI Bike&Run(千代田区)
● The Space(横浜)
自転車通勤と時間の問題
自転車通勤は意外と時間が必要
自転車通勤をするには自宅から会社までの距離も重要です。
遠すぎず、近すぎずでちょうど良い距離になるのが理想です。
例えば、僕の自宅から会社までは片道27kmの道のりになります。
これは僕の感覚では「自転車通勤するには少々遠過ぎる距離」だと思っています。
「27km?」「余裕じゃん!」って思う方も多いと思いますが、田舎の道路とは違い都心を走る場合には信号が多いので想像よりも大幅に時間が掛かるのです。
ロードバイクの場合、慣れてくれば時速30kmくらいの速度は普通に出せると思います。僕の改造したクロスバイクでも僕の貪脚であっても普通に走って時速27kmくらいは余裕で出ます。
なので片道27kmの道のりの所要時間を単純計算すれば、一時間程度で会社まで着く計算になります。
ところが、実際には2時間程度、速くても1時間40分〜50分程度は掛かります。
都心の自転車は信号待ちの時間ロスが大きい
都内などの市街地を走ると信号が多いのです。
どんなに信号運が良くても何回かは信号に引っかかってしまいます。
例えば、僕のコースだと10回以上は確実に信号で引っかかります。
自宅から職場までの間に60を超える信号があるわけですから、信号無視でもしない限りは信号での足止めは避けられません。
酷い時には何回も連続で信号に引っかかることだってあります。
幹線道路などの大きな道を横断する信号に引っ掛かってしまうと、タイミングによっては数分は待つことになるので、ザックリと少なめに見積もったとしても、信号待ちで20〜30分程度は費やすことになるのです。
市街地は平均速度も落ちる
さらに、信号などで停まることが多いと平均速度もグッと下がるります。
どんなに調子が良くて平均速度は時速24km程度、通常の平均速度は時速21kmあたりになるため、27kmの道のりでも、所用時間は2時間程度必要となるわけです。
これは僕が自転車を漕ぐのが遅いわけではなく、どんなに速い人でも遅い人でも市街地を走れば所要時間はほとんど変わらないと思われます。
信号待ちの時間ロスは本当に大きいのです。
市街地を走る場合は、急いでも急がなくても所要時間が変わらない点については下記の記事でまとめているので参考にしてください。
パンクなどのトラブルや着替えにも対応できる余裕が必要
また、途中でパンクなどのトラブルが合った場合は、修理のために10分〜15分程度はロスすることになるので、そのあたりも織り込んで余裕を持って家を出る必要があります。
さらには、会社に着いてからの着替えなどの時間も考えなくてはいけないので、少なくとも自転車に乗っている時間とプラス30分程度の余裕を持った時間を見積もる必要があるのです。
そうすると、僕の場合だと、始業時間の2時間20分前には家を出たい計算になります。
ちなみにクロスバイクやロードバイクのタイヤには自転車通勤に適したパンク耐性が高く、天候にも強いモデルがあります。下記の記事でタイヤについてまとめていますので参考にしてください。
他の通勤手段の所要時間との兼ね合いが重要なポイント
通勤時間は重要なポイント
通勤時間が2時間20分が長いか短いかは人によって感じ方が違うと思いますが、問題は通勤時間の長さではありません。
「どの手段で通勤するのが一番時間が掛からないか」というのが一番重要なポイントになります。
僕の場合を例にあげると下記のようになります。
● 電車 1時間
● 自転車 2時間20分
自転車通勤よりも電車通勤した方が圧倒的に速く会社に着くことができます。
多少の差なら「自転車を速く乗れる様に慣れば良い」「帰宅してから運動する時間を通勤時間に割り振れるんだし」などと前向きに考えることもできるのですが、ここまで大きな時間差が出てしまうと、流石に自転車通勤を毎日持続するのは躊躇してしまうことになります。
自転車通勤が最短になるのが理想
「自転車の方が断然速い」というのであれば、是が非でも自転車通勤をした方が良いと思いますが、僕のように自転車通勤の方が時間が掛かってしまうようであれば、自転車通勤を持続するのは厳しい状況と言えるでしょう。
実際問題で、自転車通勤と電車通勤の時間が同じくらいでも、自転車通勤を続けるのは厳しいと思います。
その理由は、自転車に乗っている間は自転車に乗るしかできないからです。
この事実は自転車通勤の最大のデメリットです。
例えば、電車などであれば通勤時間を使って睡眠時間や読書、勉強などの時間に充てることができるのです。
逆に言えば、自転車通勤をするということは、これらの時間を全て捨てることになります。
なので、自転車通勤は他の通勤手段よりも圧倒的に速くなければいけないのです。
もしも自転車通勤の方が圧倒的に速ければ、運動になりつつ、通勤時間も短縮できるというメリットが出てくるので、余った時間で勉強したり、睡眠時間に充てたりすることができます。
つまりは、自転車通勤の最大のメリットは、他の通勤手段と比べれば時短になるということでもあるのです。
その時短ができないのであれば、自転車通勤のをする代わりに時間を犠牲にしなければいけなくなるのです。
自転車通勤の最適な距離は10km~15km
自転車通勤を無理なく出来る理想的な距離としてよく言われるのが10km~15kmくらいです。
近すぎず、遠すぎずで程よい運動にもなり、所要時間的にも30〜40分程度で考えられるので、体力的にも時間的にも余裕を持って自転車通勤をすることができます。
自転車通勤をするための適正な距離については下記の記事でまとめています。
自転車の方が電車より速いって有り得るの?
自転車の所要時間とその他の交通手段の所要時間を比べた時に、自転車の通勤時間が短ければ短いほど自転車通勤をする価値が高まります。
しかし、実際問題で自転車が電車(バス・自動車)よりも速い場合は有り得るのでしょうか?
答えは全然有り得ます。
自宅や会社が駅から遠く離れていたり、目的地への乗り継ぎが悪い場所だったりすると、自転車の方が速いケースは多々あります。
実際問題で、僕が以前住んでいた場所も電車よりも自転車の方が圧倒的に速い場所でした。
自宅から会社までの距離は約13km。
幹線道路沿いのアパートだったので、会社までの道のりも単純で自転車通勤をした場合の所要時間は約30分くらいでした。
しかし、同じ場所から電車通勤をした場合は2回の乗り継ぎが必要で、しかも会社を遠回りするようなルートだったので、所要時間は約1時間でした。
このような場合だと、是が非でも自転車通勤をした方が良いのは間違いありません。
幹線道路を意識して住居を選択するのも良い
一般的に住居を探す場合には、電車の路線と住みたい場所の駅を中心に考えるかと思いますが、自転車通勤や自転車通学を基準に考えるのであれば、路線ではなく道路を中心に考えて住居を選ぶのが良いでしょう。
駅までの距離が遠くなれば家賃も下がりますし、電車では会社へのアクセスが悪くても、自転車ではアクセスの良い場所も沢山あります。
実は自転車通勤をすることを考えると、家賃などでもメリットが出てくることが多いのです。
そういう視点で考えると、僕の現在の自宅への引っ越しは自転車よりも電車の方が圧倒的に速いのですから、大失敗の引っ越しだったと思います。
引っ越しした当初はそんなことを全く考えおらず、後になって後悔した次第ですが、結婚もして子供も出来たりすると、もう独身時代のように簡単に引っ越しするなんてことができなくなるので、教訓として、事前にしっかりと自転車目線で物件選びをすることをおすすめしたいと思います。
自転車通勤の雨対策を考える
ディスクブレーキ仕様の自転車がおすすめ!
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクの場合、基本的には雨の日は乗る人が少ないです。
理由は単純に雨に濡れたくないという人が大多数かと思いますが、基本的に晴れた日に乗る自転車なので、雨の日に乗ると、ブレーキの効きが悪くなって危ないというのも理由としてあります。
ロードバイクのキャリパーブレーキや、クロスバイクのVブレーキなどは雨に濡れると驚くほど制動力が落ちるのです。
しかし自転車通勤だと、雨の日でも自転車に乗ることを考えている人もいるかと思います。
そういう人にはディスクブレーキ仕様の自転車の検討を強くオススメします。
以前はディスクブレーキはマウンテンバイクくらいしか装備されておらず、少数派の自転車でしたが、グラベルロードなど新しいジャンルの自転車が登場してきたことやロードレースでもディスクブレーキが認められたこともあり、ロードバイクやクロスバイクでもディスクブレーキ仕様の自転車が増えてきました。
ディスクブレーキは雨の日でも制動が落ちづらいブレーキなので、これから通勤用の自転車を検討する人はディスクブレーキ仕様の自転車を選択するのも良いと思います。
僕がクロスバイクを購入した当初はディスクブレーキ仕様のクロスバイクは数えるくらいしか無かったと記憶していますが2024年3月現在では、ロードバイクでもディスクブレーキモデルが大半になってきたこともあり、ディスクブレーキ仕様のクロスバイクも選択肢が豊富な状況です。
今後はロードバイクもクロスバイクもディスクブレーキがメインになっていくのは間違いないので、これからクロスバイクを購入する人はディスクブレーキ仕様のクロスバイクを選択するというのは最も賢明な選択になると思います。
注意点は、自転車をディスクブレーキにするためにはディスクブレーキに対応したフレームでないと取り付けができないという点です。
つまりは、Vブレーキのクロスバイクを購入して、後からディスクブレーキに変更したいと思っても変更することが出来ないので、少しでもディスクブレーキに興味がある場合は、ディスクブレーキ仕様の自転車を購入しておいた方が良いと思います。
レインウェアやレインカバー
雨の日に自転車通勤や自転車通学をするのであれば、レインウェアやレインカバーなども必要になります。
最近はオシャレな自転車用レインウェアも増えてきたので、どれを選んでも間違いはないと思います。
個人的に気になったのは、とある展示会で見かけたトキワという会社のレインウェアです。自転車で乗ることを想定してデザインされたレインウェアで、とても良さげでした。
また、鞄やリュックも雨から守らなくてはいけないので、レインカバーを検討する必要があります。
レインカバーについては下記の記事でレビューしていますので参考にしてください。
雨の日に乗らない場合の通勤手段も考えておく
クロスバイクやロードバイクはなるべく雨の日には乗りたくありません。
雨にに濡れればサビの原因にもなりますし、その後の手入れも面倒です。
そしてブレーキの制動も悪くなり、視界も悪くなるので、晴れた日に自転車に乗るのとは比べ物にならないくらいに危ない状況になります。
なので、安全面や手間を考えて雨の日には自転車には乗らない、という選択をする人も多いです。
雨が降った日のことを考えて、駅や会社までの自転車以外の交通手段を考えておくことも自転車通勤にとっては大切です。
バスや電車を利用した際の所要時間も頭に入れて、雨の日でも慌てず対処できるようにしておくのが良いと思います。
通勤中の急な雨は天気予報と雨雲レーダーをチェックする
Photo via:http://www.tenki.jp/map/
自転車通勤や自転車通学は天気によって大きな影響を受けるので、毎日天気予報は必ずチェックする必要があります。
朝は晴れていても夕方から雨が降ることもありますし、そこは天気予報を頼りにするしかありません。
また、雨が降っていても継続的に降り続くような雨ではなく、断続的な雨であれば、雨が降っている時はどこかに非難して、雨が止んだ隙を狙って目的地に辿り着くという方法もあります。
気象庁が提供する豪雨レーダーなどの雨雲の流れを予測するサービスがあるので、この先雨が降るのか降らないのかの判断がしやすくなります。
ゲリラ豪雨などの急激な雨に降られた場合は、一時的にどこかで雨宿りをして、雨脚が弱まるまで待つということも必要で、そんな時にはこの雨雲レーダーが役に立ちます。
僕が日頃愛用しているのは、スマートフォンアプリの「Yahoo!天気」で、現在地の天気や一時間単位の天気、雨雲レーダーなども表示出来るほか、現在地に雨雲が近づいてきた時にはアラートで知らせてくれるなどの機能もあり、雨除け対策としてかなり便利です。
参考 Yahoo!天気|iTunes
参考Yahoo!天気|Google Play
自転車通勤を快適にするサイクルグッズ
自転車通勤や自転車通学をする際に有れば良いモノとして、サイクルコンピューター、必須のものとしてライトなどがあります。
サイクルコンピューター
サイクルコンピューターはスピードメーター的な使い方がメインにはなりますが、時計の代わりにもなりますし、走行距離を見ながら、どのくらいで目的地に着くなどの目安にもなります。
例えばクロスバイクの場合、1kmで3分〜4分くらいが目安になるので、サイクルコンピューターがあれば、そのあたりを計算しながらペース配分出来るようになるので、時間を気にしながら走行しなければいけない通勤では非常に役立つと思います。
自転車通勤ではサイクルコンピューターは、時計やタイムキーパーとしてマスト中のマストと言える必須アイテムになるはずです。
おすすめのサイクルコンピューターはスマートフォンと連携できるサイクルコンピューターが走行ログやいろいろな情報を一元管理出来て良いと思います。
サイクルコンピューターについては下記の記事で選択のポイントなどをまとめていますが、最近ではスマートウォッチという選択肢も考えられると思いますので、そのあたりも考えつつ参考にしてください。
明るい自転車ライト
自転車通勤は夜も自転車に乗ることになりますから自転車ライトは必須です。
自転車ライトは暗い地面を照らすだけが目的ではなく、自分の存在を自動車などに知らせる役割もあります。
当たり前ですが、明るいほど視認性が良くなり路面を明るく照らしてくれるようになりますし、自動車などからも存在をより早く認知してもらえるようになるので、明るければ明るいほど安全性も高くなるという考え方ができます。
個人的な感覚で言えば、市街地であれば300ルーメン、街灯の少ない郊外であれば600ルーメン程度の明るさを確保できるライトであれば十分な明るさになると思います。
自転車ライトの必要な明るさの目安
● 100ルーメン以下: 繁華街などの明るい場所
● 200ルーメン以下: 市街地
● 300-500ルーメン: 郊外の幹線道路など
● 600-1000ルーメン: 郊外の暗い道
● 1100ルーメン以上: 田舎道
最近は1000ルーメンを超えるようなライトも増えてきたのと、充電バッテリー式なのでデザインもお洒落になってきました。
下記の記事では700ルーメン以上の自転車用ライトをリストアップしてまとめていますので参考にしてください。
自転車通勤のススメ
自転車通勤をすると「自転車って最高!」と思えるような良いことがたくさん有りますが、実際問題は、良い点だけでなく、いろいろと煩わしく感じることも少なからず出て来ます。
そのあたりをうまくバランスを取りながら自転車通勤を実践出来るようになると、飛躍的に自転車に乗る時間や距離を増やすことができます。
例えば、毎日片道15km程度の道を通勤した場合、往復30kmの道を毎日走ることになります。
仮に月に15日の自転車通勤ができれば、それだけで毎月450kmも走れるわけです。
なので自転車に乗る時間を一分でも一秒でも増やしたいと考えている人は、自転車通勤を検討してみるのが良いかと思います。
もしもうまく日常生活に自転車を組み込むことが出来たなら、自転車漬けの毎日も夢ではありません。
特にダイエットや運動目的で自転車通勤は絶対的に有効な手段ですから、検討してみる価値は非常に高いです。
通勤時間を運動時間に置き換えることができますし、僕の身の回りでも自転車通勤をしはじめた人は、確実に体重が落ちますから、その効果は絶大だと思います。
あと、コメント欄でいただいたのが「職種」も自転車通勤に影響するポイントとして考えられるようです。
例えばデスクワークなどであれば運動不足の解消に自転車通勤はかなり魅力的ですが、肉体労働をしている場合は、自転車通勤で体力を奪われるのは肉体的にきつく感じるとのこと。
このあたりは確かに「自転車通勤あるある」かもしれません。
とにもかくにも、うまく組み込めるようであれば自転車通勤以上に自転車の時間を増やす手段はないでしょうから、迷っている人はまずは具体的な計画を立ててみるところから検討してみるのが良いかと思います。