自転車通勤や自転車通学に最適な自転車はクロスバイクです。
クロスバイクが自転車通勤や自転車通学に最適な理由や、クロスバイクを自転車通勤、自転車通学に最適化してさらに便利にするための方法などについて紹介します。
ロードバイクやママチャリで考えてみても良いのですが、自転車通勤や自転車通学にはクロスバイクの方が何かと適していると思うので、そのあたりの理由も踏まえながらまとめてみたいと思います。
自転車通勤や自転車通学にはクロスバイクがおすすめ
自転車通勤・通学に適した距離とクロスバイクに適した走行距離は同じ
自転車通勤や自転車通学に最適な距離は自宅から職場や学校までの距離が5km~15kmの範囲だと思います。
5km以下だと自転車に乗っている感じがしないくらいの距離ですし、15km以上だと片道1時間以上を考えなくてはいけなくなるため、自転車通勤や通学があまり現実的ではなくなってくるからです。
また、ロードバイクやクロスバイクなど自転車の種類の違いによるそれぞれの最適な走行距離を考えると、5km~15kmという距離はクロスバイクで乗るのに丁度良い距離になります。
そんなわけで、自転車通勤や自転車通学にはクロスバイクが最適と考えられるわけです。
気軽さと走行性能を兼ね合わせた自転車がクロスバイク
ロードバイクは気軽さがない
ロードバイクに乗る時には、サイクルウェアやビンディングシューズを装備することが普通です。
いわばスポーツタイプの自転車に乗る時の正装ともいえる服装で、自転車に乗る前にはそれなりの準備が必要になってくるので、釣りやゴルフに行く時と同じように「さぁ今日はロードバイクに乗るぞ!」としっかりと準備をして、やる気モードで乗りたいのがロードバイクです。
その方がよりロードバイクを楽しめるので、最初はカジュアルな格好でロードバイクに乗っていても、自転車にハマればハマるほど、次第にロードバイク乗り然とした服装になり、本格的になるにつれて乗車前の準備が増えるので、次第に気軽な乗り物ではなくなります。
ガチガチのサイクリストになればなるほど、毎日の自転車通勤や自転車通学には適さなくなってくるのです。
走行性能とカジュアルさを兼ね備えた自転車がクロスバイク
そこで、通勤や通学におすすめしたいのがクロスバイクです。
上にも書いたように、クロスバイクの適正な走行距離は、自転車通勤や自転車通学に適した距離とも一致していることや、クロスバイクは街乗りに適した自転車なので、ピチピチのロードバイク乗りの正装で乗る必要がありません。
日常のカジュアルな服装やジーンズなどでも気軽に乗ることができる自転車なのです。
普段通りの服装で自転車に乗れるということは、職場や学校に着いてからの着替えの心配をしなくても良いということにもなり、通勤や通学を考える上では非常に大切なポイントです。
服装だけではなく、ロードバイクでは自転車に装備することに躊躇してしまうような自転車スタンドや泥除け、リング錠なども、クロスバイクの場合は取り付けても違和感は少ないので、必要と思ったパーツは気軽に取り付けることができます。
通勤や通学の条件に適したカスタマイズがしやすいのもクロスバイクの良いところですね。
クロスバイクが通勤や通学に適している理由
● カジュアルな服装でも乗れる
● 自転車通勤や自転車通学の適正な距離とクロスバイクの適正な走行距離が一致する
● スタンドや泥除けなどの装備ができる
自転車通勤・通学に適したおすすめクロスバイク
クロスバイクの種類は多いですが、せっかく購入するのであれば、スポーツバイクとしてしっかりとした性能が備わったクロスバイクを購入した方が良いと思います。
数あるクロスバイクの中で、価格と性能を考えて、特におすすめとなる定番のクロスバイクは以下の三種類にです。
いずれもエンド幅(OLD)と呼ばれるサイズがロードバイクと同じ130mmで、ロードバイク用のホイールが使用できるので、カスタマイズして性能アップをしたいと考えた場合でも有利な仕様になっています。
GIANT ESCAPE R3
通勤や通学に適したおすすめのクロスバイクで筆頭に挙がるのが、最大手自転車メーカーであるGIANT社の定番クロスバイクであるESCAPE R3かと思います。
スポーツバイクのエントリーモデルとして十分な性能と、5万円台という買いやすい価格が魅力で、ESCAPE R3を購入しておけば間違いないと言える名機中の名機でもあります。
その他、GIANT社のエントリーモデルとしてクロスターなどもおすすめですし、スポーティーなモデルが良ければESCAPE RXシリーズもおすすめです。
あさひ プレシジョンスポーツ
Photo via:プレシジョンスポーツ|あさひ
自転車販売店大手のサイクルベースあさひのプライベートブランドであるプレシジョンスポーツもGIANT ESCAPE R3と並ぶくらいに、低価格で高性能なクロスバイクなので、おすすめです。
GIOS ミストラル
Photo via:https://amzn.to/3fnoykW
青いフレームに特徴のあるGIOSのクロスバイク。
こちらも価格は手頃ながら、本格的なスポーツバイクを楽しめるスペックで、街でもよく見かける人気のクロスバイクです。
その他のエンド幅が130mmのクロスバイクについては下記にまとめてありますので参考にしてください。
自転車通勤・通学にはクロスバイクが最適な理由まとめ
クロスバイクの良いところは気軽に乗れるスポーツバイクであるほかに、そのカスタマイズ性の高さにあります。
走行するシチュエーションや用途に応じて、様々なカスタマイズができて、自分の乗り方や走行場所に最適化させていくことができるのです。
例えば、砂利道を走ることが多ければ、タイヤを太くして砂利道でも難なく走行できるようにしたり、逆にロードバイクのように舗装道路の走行性能にこだわったりできるのです。
特にホイールに関しては走行性能を大きく左右するパーツなので、クロスバイクを購入した後はホイールを交換するのがおすすめのカスタマイズだったりします。
通勤や通学はひとそれぞれに条件が異なりますから、このカスタマイズ性の高さはより快適な自転車にしていくためには必須の条件でもあり、一般的なシティサイクルにはない特徴になると思います。
自転車通勤・通学を検討している方は是非、シティサイクルではなく、クロスバイクを検討することをおすすめします。