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青い矢羽根の整備と自転車道の一方通行化などが自転車の安全な走行環境の整備促進ガイドラインの見直しで提言される模様

公開日: 道路交通法・ルール

自転車の安全な走行環境の整備促進についての提言案

自転車の安全な走行環境の整備促進について検討する国の有識者会議において、路面表示の統一化や自転道の一方通行化などを盛り込んだ提言案が大筋でまとめられたようです。

自転車:路面表示統一や自転車道の一方通行化など提言案に 毎日新聞 2015年11月11日 21時10分

自転車の通行域を示す青い矢羽根の統一化と自転車道路を一方通行にするといった内容が主な提言になるようです。

関連リンク

安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン
パシフィックコンサルタント
安全な自転車通行空間の確保について

自転車の通行域を示す青い矢羽根

青い矢羽根マークは自転車通行域

青い矢羽根(ブルーウイング)で期待できる効果

・自転車やドライバーが自転車の通行する場所を認識しやすくなる
・幅寄せなどの軽減
・自転車を歩道から車道へ誘導できる

矢羽根の表示が無い場合

青い矢羽根マークが無いと自転車の通行域が分からない
矢羽根がないと自転車が車に幅寄せされたり、交差点でどこを走行すべき場所がわからず迷ったり、ドライバーも自転車の走行ルートの予測がつかなかったりして危険な場面が多くなります。
また、車道を逆走してもおかしいと思わない人も居ます。

矢羽根の表示が有る場合

青い矢羽根マークがあると自転車の通行域が分かりやすい
矢羽根があると、自転車が走れる場所が分かるので、交差点へも迷わず侵入出来るようになり、ドライバーも矢羽根のラインを意識すればよくなるので安全確認がしやすくなるものと思われます。また、自転車の通行帯がハッキリするので無駄な幅寄せも少なくなることも期待できます。
逆走自転車に関しても、矢印を見て直感的に反対方向を走っていると意識ができるはずです。

全国各地で検証実験中

青い矢羽根マークの効果や表示方法・マークの大きさ等を含めた検証が全国各地で行なわれているようです。

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自転車の車道左端通行が倍増 札幌、路面表示塗装で
自転車走行空間路面表示設置実験結果について(新潟)
宇都宮で実証! 自転車の車道通行には路面表示が効果的

青い矢羽根の導入に関する私感

既に導入が始まっている自治体などもいくつかあるようですが、冒頭の記事の通りで、色や大きさなどが全く統一されていない状態なのに加えて、そもそも矢羽根マークが一体何のマークなのかを、自転車、自動車ともによく理解していないなどの問題もあるようです。

なので、全国的に導入されるまでにはまだまだ時間が必要と思われますが、これがあるだけで、恐怖を感じるような追い抜きに遭遇することもかなり少なくなりそうです。

実際問題で、自転車は原則車道を走れと言われても、幅寄せされてで恐怖を感じることも多く、敢えて歩道を通行する人も多いのではないかと思います。

なので、こういった形で、自転車だって車道を走る権利が有るんだぞ!と主張するような表示があれば、それだけでドライバーの自転車に対する意識も変わるでしょうし、風圧を感じるほどギリギリで追い抜かれる恐怖から開放されるようになると思うので、出来るだけ早く実現して欲しいことの一つだったりします。

自転車道路の一方通行化

現状でも車道にある自転車レーンは一方通行と決められていますが、縁石で車道と歩道が区切られていて、歩道側に自転車道路が存在する場合には、双方向での通行ができるようになっています。

しかし、自転車道路がそれほど広くとられていない場合も多いわけで、狭い道で行き違いをしなければいけなくなり、危険だなと感じていましたから、個人的には大賛成の提案になります。

また、この問題については、自転車に乗っている時よりも、車を運転している時に危ないなぁと感じることが多いと思います。

自転車道を一方通行化した方が良い

例えば、お店などの駐車場から車道へ出る際に歩道を横切るわけですが、この時に最も注意をしているのが右側から来る車になるわけで、車道に出る直前には、ほぼ右側しか確認していない状態になりやすいと思います。そんな時に、逆走する形でくる自転車を見落としてしまう可能性は高くなります。

歩道を歩いていても、車道に出ようとしている車に「見落とされている」と感じることは多々ありますから、実際に事故も多いのではなでしょうか。

一方通行になると不便になりそうな気もしますが、自動車やバイクと同じになるだけですし、現状で安全走行に意識のある人はキープレフトを徹底していると思います。

どちらかと言えば、双方向通行が可能になっている現状の方がストレスを感じやすい状態だと思うので、こちらの問題もできるだけ早く解決される方向で改善されれば良いなと思います。

提言のその後

今回提言された内容は、パブリックコメントを経て、年明けにまとめられて、国土交通省と警察庁が策定したガイドライン「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」の見直しに反映されるとのこと。

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