クロスバイクやロードバイクのホイールをフレームに固定するためのスキュアーを買いました。
一般的にはクイックリリースとかクイックレリーズなどと言われているもので、工具無しでも素早くボルトを緩められてホイールの着脱を簡単にするための機構を備えたものです。正式な部品名としてはスキュアーと呼ぶようです。
デフォルトで装備されていたクイックリリースでも問題なく使用できていたのですが、チタンを使用したパーツにちょっとした憧れがあることから、手頃な価格でチタンパーツ化できるスキュアーをチタン製のものに交換してみたという次第です。
Contents
チタンとカーボンアロイレバーの軽量クイックリリーススキュアーを買いました
チタンとカーボンアロイレバーの軽量クイックリリーススキュアーを買いました。メーカーはLifeline。Wiggleの愛用者なら一瞬でピンとくるかと思います。
ネットの情報等によれば、LifelineはWiggleがOEMで製造しているオリジナルブランドのようなものらしいです。
クイックリリーススキュアーの長さ
まずはクイックリリーススキュアーの基本的なところを解説してみます。
クイックリリーススキュアーは通常は前後セットで売っています。
購入の際に注意しなければいけないのは、エンド用の幅で、主にロードバイクなどの標準サイズである130mmのものと、クロスバイクやマウンテンバイクの標準サイズである135mmのものがあります。
最近はディスクブレーキを装備したクロスバイクやロードバイクも増えていますが、ディスクブレーキの場合はまた違った規格のスキュアーが採用されているので互換性が無いので注意が必要です。
ちなみにGIANT社のクロスバイクのESCAPEシリーズはロードバイクと同じリアエンド幅である130mm幅なので、今回僕が購入したものも130mm幅のものになります。
しかしながら、135mmのものは、大抵の場合130mmと兼用できるようで、対応サイズ130mm-135mmなどというような表記も多く、それをロードバイク等で使用した場合は5mmほど軸が余る程度で、使用に関しては特に問題がない感じです。
また、ロードバイク等で使えるコンパクトな携帯用スタンドであるupstandなどを使用する際にはスキュアーのシャフト部分にアタッチメントを取り付ける関係から一般的な130mmだと余裕がなくなるので、135mmのものを使用した方がよさそうです。
チタンとカーボンアロイレバーの軽量クイックリリーススキュアー詳細
クイックリリースのレバー部分はカーボンアロイレバーとのことで、強度の必要な締付け部分はアロイ、つまりはアルミ合金でできていて、レバーの部分がカーボンになっているようです。
チタンはシャフト部分になります。タケノコバネの色もいわゆる鈍色なので、もしかしたらチタン製なのかもしれません。
クイックリリース部分を解放した状態。
小さくLifelineのロゴとCB/TIという表記が見えます。
CB:カーボン TI:チタン
ということかと思います。
エンド部の黒い部分の素材もアロイのようです。
パーツ的には小さいながらも比較的目に付く部分だと思うので、アクセントとしてカラータイプのものを選択するのも個性が出せて良いかと思います。
購入価格は4,000円程度。
クイックリリーススキュアーとして考えれば、4,000円程度は安くはない価格だと思いますが、チタン製で考えれば他メーカーなどは6,000円〜で1万円を越えてくるものもあり、かなり格安なものになります。
なので、質感は価格相応と言いますか「良い仕事してますね〜」と思うほどではないかな。
チタンとカーボンアロイレバーのクイックリリーススキュアーの重量
チタンとカーボンアロイレバーのクイックリリーススキュアーはやはり軽量さが最大のウリなので計測してみました。
注目の重量は44g(前後セット)。
商品詳細のスペックには50gと書かれていましたから逆サバですね。
一般的なクイックリリーススキュアーは80g〜140g程度になることを思うと、1g数百円と言われるような軽量化の価格感覚で考えればばリーズナブルと言えると思います。
軽量さだけで考えれば上には上がいくらでもあるので中堅レベル的な重量かと思いますが、見た目や重量などを考えればそれなりの満足感が得られるクイックリリーススキュアーだと思います。
まとめ
クイックリリーススキュアーをチタンとカーボンを使用したものに変更してみましたが、実際問題で見た目以外の変化はそれほど感じるものであはりません。
見た目に関してはこのクイックリリーススキュアーはかなり華奢で細いレバーが採用されているので好みが分かれるところかと思います。個人的には太くてごつい見た目も嫌いではないので重量のことを考えなければオリジナルのクイックリリーススキュアーのレバーの方が好きでした。
とは言え、ついに念願のチタンパーツを愛車に組み込めたことで自転車に乗っている時の「俺のクロスバイクにはチタンパーツが組み込まれているんだぜ」というような密かな優越感はプライスレスかと思うので、個人的には大満足なカスタマイズになりました。
こちらのクイックリリーススキュアーの取り付け方の解説については下記の記事で解説しています。