クロスバイクやロードバイクで使用するバッグを探す
自転車ライフをより楽しくより快適にするために欲しくなるモノは沢山ありますが、その中の一つにクロスバイクやロードバイクに乗る際に使用する自転車用のバッグがあります。
ママチャリやシティサイクルの場合、荷物はカゴに入れたりハンドルにぶら下げたりできますが、ロードバイクやクロスバイクには基本的にはカゴはありませんし、ハンドルに荷物をぶら下げるなんてことはできません。
通勤や通学用がメインの用途であれば機能面を優先してカゴや荷台を装備するのも良いと思います。しかし通常はなるべくシンプルな装備にしたいためカゴや荷台が無いのが普通です。
とは言いつつも、パンク修理キットや着替えなど、自転車に乗ろうと思うと何かと持ち運ぶものも多いわけで、それらを携帯するにはバッグが必要だと思うようになるのです。
ロングライドの場合はなるべく荷物を少なくしたいこともあり、サイクルジャージの後ろポケットとストレージボトルに収まる程度の軽装備になり、逆にバッグは必要なくなると思いますが、僕のような街乗りメインでクロスバイクやロードバイクに乗っている人にとってはバッグは必要不可欠なモノでしょう。
自転車用バッグに特価したブランドやメーカー
自転車用のバッグを探すと自転車用のバッグに特化したブランドやメーカーが見つかります。
それぞれ自転車での使用を考えた機能的なデザインで調べれば調べるほど欲しくなってしまうのです。
そんなわけで、自転車用バッグに特化した有名メーカーをいくつかピックアップしてみます。
TIMBUK2 ティンバックツー
Photo via:https://amzn.to/2mX7v0d
三色カラーが特徴的なメッセンジャーバッグは誰もが一度は見たことがあるかもしれませんね。三色カラーのメッセンジャーバッグと言えばティンバックツーなのです。
CHROME クローム
Photo via:https://amzn.to/2nOMIMg
メッセンジャーバッグの代名詞的な存在と言えばアメリカカリフォルニア発祥のクロームでしょう。機能的かつデザインもクールでカッコ良いです。
MISSION WORKSHOP ミッションワークショップ
Photo via:https://amzn.to/2nPM3tW
クロームで働いてたデザイナーがドロップアウトして新しく立ち上げた自転車用バッグブランド。最近では自転車用以外のバッグも手がけるようになった知る人ぞ知るクールなブランドです。
deuter ドイター
Photo via:https://amzn.to/2n19Ozp
クロスバイクやロードバイクに乗る人なら知らない人は居ないと思われる自転車バッグの代表的メーカーです。
スポーティに自転車に乗りたい人はこのメーカーのバッグを使用すれば間違いないと言えるでしょう。特に特許を取得している背中の蒸れないバックパックのレース EXP エアーはあまりに快適で一度使用すると他のバッグが使えなくなるくらいの名作です。
背中がビショビショにならない自転車用バッグを探している人は是非下記の記事を参考にしてください。
参考 → 自転車用リュックの背中の汗はドイターのRace EXP Airで解決!
バックパックとメッセンジャーバッグの違い
自転車用バッグの種類を大きく分けると、背中に背負うバックパックタイプと片掛け方式のメッセンジャーバッグがあります。
一長一短なので、どちらを選ぶかはそれぞれの特徴や用途と相談して決めることになると思います。
正直なところで、自転車用バッグは用途を間違うと全く使わなくなる可能性もありますから購入前にしっかりと検討した方が良いと思います。
バックパックのメリットとデメリット
メリット
● 長時間でも疲れが少ない
● 重たい荷物でも疲れが少ない
● 重心がセンターになるので疲れが少ない
デメリット
● 背中とバッグが密着して酷く汗をかく
● 物の出し入れが面倒
バックパックの場合、背中からバッグをズラすことができないので、必然的に背中は汗でビチャビチャになります。対応策としてはドイターのレース EXP エアーなど背中が密着しないタイプのバックパックを使用するのが良いと思います。
メッセンジャーバッグのメリットデメリット
メリット
● 荷物を取り出しやすい
メッセンジャーバッグはその名の通りでもともとは書類などを運ぶメッセンジャーが使用するために生まれたバッグなので荷物を取り出しやすいのが最大の特徴です。バッグを背面からクルリと回して前面に移動させてバッグの中身を素早く取り出すことができます。
但し、素早く取り出せるようになるには慣れが必要で、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。それでもストラップを緩めて一瞬で背中から前へバッグを移動させられるのは非常に便利です
デメリット
● 重心のバランスが悪く長時間のライドは不向き
● 荷物が重たい場合は不向き
● ロングライドには不向き
僕はMISSION WORKSHOPのバッグを使っています
では最後に僕が使用している自転車用のバッグを紹介しておきます。
数ある自転車用バッグのブランド、メーカーの中で僕が選んだのはMISSION WORKSHOP ミッションワークショップのメッセンジャーバッグとリュックサックです。
使用しているのは下記の通り。
● メッセンジャーバッグ メッセンジャーバッグ(RUMMY)
● バックパック バックパック(R2 Arkiv Field Pack)
それぞれを用途に応じて使い分けています。
MISSION WORKSHOP/ミッションワークショップとは
MISSION WORKSHOP ミッションワークショップはプロモーションビデオなどのセンスも良いというのが僕が気に入ってしまった最大のポイントかもしれません。例えば上に掲載してあるビデオはメッセンジャーバッグを紹介するビデオですが非常にカッコ良いのです。
公式Webサイトにも動画がいくつかアップされていますが、そのどれもが物欲を激しく刺激する素敵な映像になっています。
もちろんバッグ自体もカッコよく機能的なので、下記にザックリとMISSION WORKSHOP ミッションワークショップのバッグの特徴について紹介しておきます。
シンプル
僕は柄物が嫌いなので、バッグなどはいつもシンプルなものを選ぶようにしています。
しかしサイクルショップなどで売られているバッグは、deuterドイターなどに代表されるスポーティなデザインのバッグが主流です。
それらのバッグは自転車用途に特化しているだけあってさすがに機能的ではありますが、ロードバイクでピチピチの格好をしている時以外は似合いそうにないデザインというのが玉に瑕です。
そんな自転車用バッグ事情の中にあって、MISSION WROKSHOP ミッションワークショップのバッグは珍しい無地のシンプルなデザインなのです。
機能的
ポケットの大きさや位置も非常によく考えられています。自転車乗りにとっては有り難いU字ロックの収納にジャストサイズなポケットもあり、取り出しやすい位置に配置されています。
元々CHROMEでバッグを製作していたスタッフが独立して立ち上げたブランドということで、自転車用バッグとして評価の高いクロームのDNAをしっかりと受け継いでいて、自転車用バッグとして機能面もよく考えられています。
最初にデザインが気に入ってバックパックのR2 Arkiv Field Packを購入したのですが、機能面でも非常に使いやすかったためメッセンジャーバッグも続けて購入したのでした。
Made in U.S.A
MISSION WROKSHOP ミッションワークショップは、今どきのバッグでは珍しいメイド・イン・アメリカです。
アメリカ製ということにこだわっているようで、いかにもアメリカ製らしい無骨な感じの粗い生地はワイルドでカッコ良いです。
バッグの多くが男女兼用のユニセックスなデザインになっているのに対して、MISSION WROKSHOPのバッグは男モノ的な造りも気に入っているポイントです。
メッセンジャー御用達のバッグにふさわしい、ちょっと肉体労働者的なワイルドな感じが漂っていてとても素敵なのです。
右肩掛け用と左肩掛け用で使える兼用デザイン
MISSION WROKSHOPのメッセンジャーバッグで特筆すべきなのは肩掛けを右肩掛け用から左肩掛け用にスイッチできる点です。
片掛けバッグのストラップは一般的には左肩に掛けるのを好む人が多いようで、世の中にある片掛けタイプのバッグのほとんどが左肩に掛けるようにできています。
ところが僕は左肩に掛けるのが嫌で、基本的に右肩掛けにしています。しかし右肩掛けのバッグってほとんどないのです。
そんな中でMISSION WROKSHOPのメッセンジャーバッグは肩掛けストラップをスイッチして右肩掛けでも左肩掛けでも対応させられるのです。
パーツ類までカッコ良い
MISSION WROKSHOPのバッグは見た目は少し地味ですが、カラーバックルがワンポイントアクセントになっていてとてもオシャレですし、ロゴのデザインもカッコ良いのです。
クロスバイクやロードバイク用のバッグのまとめ
週末などのロングライドの場合はなるべく荷物を減らして走りたいのでバッグは必要ありませんが、通勤通学などで日常的に自転車に乗る場合には自転車用のバッグは必ず必要になってきます。
普通のバッグでもなんとかなると言えばなりますが、やはり自転車用途に特化したバッグの方が絶対に快適ですし、機能的にもよく考えられているので、自転車用途のバッグを使用するのが良いと思います。
個人的な感覚としては5km未満の短い距離や荷物が少ない時にはメッセンジャーバッグ、長い距離や荷物が多い時にはバックパックが良いんじゃないかと思っています。
大きさやデザインなどはどんな用途で使用したいかで大きく変わってくるものだと思いますから、バッグ選びの際にはしっかりと自分の使い方を検討して購入すると良いでしょう。
以上、クロスバイクやロードバイクに乗る際に使用する自転車用バッグの選び方のポイントと僕が使用しているMISSION WORKSHOP ミッションワークショップのバッグの紹介でした。
関連記事
自転車用バッグに関する記事は下記にまとめていますので興味のある方は参考にしてみてください。