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メッセンジャーバッグとは(特徴と用途)

自転車のバッグの定番おすすめメッセンジャーバッグ三大ブランド

ロードバイクやクロスバイクなどのカゴの無い自転車に乗る際には、荷物は極力少ない方が快適なサイクリングが出来ます。

なので、なるべく身軽な状態で自転車に乗りたいと考えるわけですが、通勤や通学など、日常用途で自転車に乗ろうとすると、荷物を持ち運ぶ必要がある場面も多いです。

かと言ってロードバイクやクロスバイクにはシティサイクルのようにカゴを取り付けたりしたくもありませんし、ハンドルに買い物袋をぶら下げるというのも、ロードバイクやクロスバイクでは危なくて現実的ではありません。

そんなわけで、ロードバイクやクロスバイクの場合、荷物は背中に背負うタイプのバッグに入れて持ち運ぶのが一般的です。

自転車用のバッグと言ってもいろいろなタイプがありますが、ちょっとそこまでの街乗りサイクリングや通勤通学の際の荷物を持ち運ぶ手段として非常に便利なバッグがメッセンジャーバッグです。

メッセンジャーバッグとは

メッセンジャーバッグとは

メッセンジャーバッグとは、その名の通りで自転車で手紙や書類などを運ぶ「メッセンジャーが愛用しているバッグ」あるいは「メッセンジャーが使用するために開発改良されたバッグ」のことです。

メッセンジャーバッグの特徴

メッセンジャーバッグの特徴

メッセンジャーにとって扱いやすい工夫がされたバッグ

メッセンジャーバッグはロードバイクやクロスバイクなどの自転車に乗る際に使用しやすいように、普通の肩掛けバッグには無い自転車で使用することを前提にした特徴があります。

メッセンジャーは書類を配達する仕事ですから、一日に何度もバッグの中から書類を取り出したりする必要があります。

メッセンジャーは歩合制ですから、早く配達できればそれだけ配達数が増やせるので、収入も増えます。

そしてより多く配達するためには、自転車に乗っている時間を短くするだけでなく、書類の受け渡しもなるべくロスが少ないようにスムーズに行う必要があります。

そこで、荷物の出し入れがスムーズに行えるような特徴がメッセンジャーには備えられています。

メッセンジャーバッグは背中で固定できる

メッセンジャーバッグの特徴

メッセンジャーバッグはストラップを袈裟掛けにする肩掛けタイプのバッグですが、通常の方掛けバッグとは少し違った機能が備わっています。

通常の肩掛けバッグの場合は、ロードバイクやクロスバイクなどのような前傾姿勢で自転車に乗ると、次第に背中側から腹側にバッグがずり落ちてしまいます。

誰しもが経験があるかとは思いますが、その状態では足に当たってしまって走行できないので、ずり落ちるたびに背中側に直すのですが、何度直してもすぐにずり落ちてしまうのが普通のバッグで、とてもメッセンジャーの仕事で使用できるものではありません。

メッセンジャーバッグと同じようなストラップ

一方で、メッセンジャーバッグは、肩掛けストラップに小さなストラップ(クロス・ストラップ)が付けられています

この小さなストラップを脇の下に通すことで、バッグがしっかりと背中で固定されてズリ落ちないようにすることができます。

なので、どんなに激しく自転車を漕いだとしても、背中側のバッグが前側に落ちてくることはなく、配達に集中できるというわけです。

クロス・ストラップは小さなストラップですが、機能的にはとても重要で、メッセンジャーバッグには必須の機能の一つです。

ちなみに、普通の肩掛けタイプのバッグをメッセンジャーバッグと同じ様にできる「クロス・ストラップ」が単体で商品化されていたりもします。

僕自身もこの後付けのストラップを実際に使用していますが、とても便利ですね。

自転車に乗る際にカメラだけ持ち運びたいと思った時などにカメラストラップに使用すると、カメラを背中で固定できるようになり大変重宝しています。

後付けのクロス・ストラップについて興味がある方は下記の記事でまとめていますので、参考にしてください。

自転車で斜め掛けしたカメラやバッグのずり落ちを防止するクロスストラップ

クロスストラップ (ブラック)

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メッセンジャーバッグは背中側から前側へすぐにバッグを移動できる

メッセンジャーバッグは、自転車に乗っている時には背中にバッグを背負っていますが、自転車から降りて手紙を取り出す時にはクルリと背中から胸元までバッグを素早く移動させられます。

素早くバッグを移動させるための方掛けでもあり、この機能は、日常使いでも買い物の際に財布をバッグから取り出す時に非常に便利だったりします。

メッセンジャーバッグは防水仕様

メッセンジャーバッグは防水仕様

本職のメッセンジャーが運ぶものは主に手紙などの書類です。

配達の依頼には天気は関係ありませんから、依頼があれば雨の中でも書類を運ばなくてはいけません。

雨が降ってるからと言って、大切な書類を濡らしてしまうわけにはいきません。

メッセンジャーにとって水濡れは責任問題でもあるのです。

そんなメッセンジャーのハードな用途に応えられるように、多くのメッセンジャーバッグでは防水性のある生地が使用されているのはもちろんのこと、ファスナー周りなど水が侵入しやすい部分にも防水加工がされていたりします。

なので、少々の雨に降られたとしても、バッグの中まで水に濡れてしまうということがなく、雨の中でも安心して使用できるという特徴があります。

防水機能は雨対策だけではなく、背中の汗対策としても機能します。

背中にメッセンジャーバッグを背負って自転車に乗っていると、背中と密着した部分にはどうしても汗をかいてしまいますが、防水仕様のメッセンジャーバッグであれば、内部にまで汗が浸透して中の書類などを濡らしてしまうという心配もありません。

水濡れや汗にも強いので、ノートパソコンやタブレットなどの電子機器の持ち運びにも安心です。

メッセンジャーバッグは肩掛けストラップの伸縮が自由自在

肩掛けストラップの伸縮が自由自在

仕事で書類を運ぶメッセンジャーは、一日に何件も書類を届けます。

その度にバッグから手紙を出し入れしなければいけません。

これを普通の肩掛けバッグでやろうとすると非常に面倒でストレスを感じるものです。

そこで、メッセンジャーバッグは、ストラップのバックル部分に工夫がされていて、締めたり緩めたりが瞬時にできるようになっていて、しっかりと身体に密着させたり、緩めて背中からくるりと身体の前にバッグを移動させたりできるようになっています。

この機能はメッセンジャーという仕事をしていなくても非常に便利で、コンビニなどに立ち寄った際に背中のバッグから財布を取り出す場合などで重宝します。

スルッと緩めて背中から前にバッグを移動させて財布を取り出し、支払いが済んだら、バッグを背中側に回してストラップを締める。

これらの動作が一連の中で出来るのです。

スムースに行えるようになるには少し慣れが必要ではありますが、出来るようになると圧倒的にメッセンジャーバッグが便利になります。

メッセンジャーバッグはバッグの口が大きく間仕切りが無い

バッグの口が大きく間仕切りが無い

メッセンジャーが書類を運ぶ際に、たくさんの書類の中から目当ての荷物を見つけやすくするために、メッセンジャーバッグには一般的なバッグのような間仕切りがありません。

間仕切りがなくバッグを大きく開けるので、ガバッと開いて中身を確認しやすくするための工夫です。

着替えや財布、携帯電話など、いろいろなものを、パパッと投げ込んで、必要な時にはガバッと開いてすぐに見つけられるというわけです。

肩の負荷を軽減する大きい肩パッド

メッセンジャーバッグの特徴

メッセンジャーバッグは肩掛けのバッグなので、リュックサックのように両肩ストラップのあるバッグに比べると、肩への負担が大きくなります。

そこで肩への負荷を軽減するために、メッセンジャーバッグのストラップの肩部分には、普通のバッグに比べて大きめの肩パッドが備わったものが多いです。

これによって、重量のある荷物を運ぶ際でも、肩への負荷が少なく、疲れづらくする工夫がされています。

メッセンジャーバッグが適した用途

メッセンジャーバッグに最適な用途

メッセンジャーバッグはメッセンジャーのためにデザインされたバッグなので、メッセンジャーたちと同じ様に、前傾姿勢で自転車に乗るロードバイクやクロスバイクに乗る人が使用している場面をよく見かけます。

しかし、万能なバッグでは無いので、ロードバイクやクロスバイクでも乗り方は人それぞれなので、全ての人にメッセンジャーバッグが適しているわけではありません。

いざ使ってみたものの、イマイチと感じることもあるわけです。

そこで、メッセンジャーバッグを使用するのに適しているかどうかを判断するための基準の一つとして走行距離荷物の重さがあります。

メッセンジャーバッグを使うなら15km未満で軽い荷物が最適

メッセンジャーバッグを使用するのに最適な距離は、15km未満くらいの短い距離で、それほど重くない荷物を運ぶ場合にベストな距離になります。

逆に100kmを越えるようなロングライドや、のんびりポタリング、荷物が多い場合などの用途ではメッセンジャーバッグは不向きなバッグと言えるでしょう。

メッセンジャーバッグは長距離には不向き

方掛けバッグは左右どちらかの肩に重量が偏ってしまうので、バランスを取るために余計な力が入ってしまいます。

少しの負荷だと最初は気になりませんが、長距離になればなるほど負担は蓄積されてくるので、最終的には致命的と思えるほど大きな負荷に変わってきます。

長距離を走る場合は、どこかに負荷がかかったり、バランスが悪くなると、それをカバーしようとして無理な体勢や力が入ってしまい、別の場所にも負荷がかかるようになるのです。

僕も過去に100kmのサイクリングにメッセンジャーバッグを背負って走ったことがありましたが、片方へ掛かる重量のバランスを取ろうとして無理な体勢で自転車を漕いでいたのでしょう、途中から背骨がズレるような違和感を感じる様になり、あまりに辛くて60kmくらいで挫折してしまったことがあります。

長距離を走る場合には、方掛けのメッセンジャーバッグではなく、左右のバランスが取りやすいバックパックなどの方が調子が良いと思います。

メッセンジャーバッグは荷物が多い場合は不向き

メッセンジャーバッグはバッグの容量に対して半分程度以下の荷物を運ぶのに適しています

要する30Lのバッグであれば15L程度がベストな分量になります。

この分量であれば、バッグが身体にフィットするような感じになり、バッグの重さを体全体で受けられるのでサイクリング中もズレることがなく快適です。

しかし、多くの荷物を入れてしまうと、バッグは体にはフィットせずに背中の一点でしか荷物を支えられなくなり、その分の負荷が肩掛けストラップの方にきてしまい、肩への負担が大きくなってしまうのです。

メッセンジャーバッグはたくさんの荷物が入れられるので、ついつい多くの荷物を入れたくなってしまいますが、あまり多くの荷物を入れない方が良いバッグでもあります。

つまりは、メッセンジャーバッグは街乗り向きのお気軽な感じで使えるカジュアルなバッグということですね。

メッセンジャーバッグは、メッセンジャーのような自転車の乗り方をする人にとっては、非常に快適なバッグですし、シティライフに似合うカジュアルでおしゃれなバッグなので、自転車に乗らない時でも使えると思います。

メッセンジャーバッグを手がけるメーカーもたくさんあるので、きっと好みのデザインのバッグも見つかるのではと思います。

自転車に乗るなら、一つは持っておきたいバッグだと思います。

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