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ディスクブレーキ対応のロードバイクにはリムブレーキ用のホイールは使えない?

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一般的なロードバイクのフレームのリアエンド幅(OLD)は130mmが標準サイズですが、ディスクブレーキ仕様のロードバイクのリアエンド幅は142mmが主流という具合に、使用されているブレーキの種類によってフレームのスペックも変わってきます。

リアエンド幅はホイールの取り付けにも影響する部分なので、130mmと142mmで互換性があるかどうかなど、ディスクブレーキ仕様のフレームのリアエンド幅(OLD)について調べてみました。

エンド幅(OLD)とは

エンド幅とはOLD(Over-Locknut Dimension)とも呼ばれるもので、ハブの両端にあるナットの間隔のこと。

ロードバイクのリアエンド幅

2018年現在で一般的なロードバイクのブレーキ方式であるリムブレーキ仕様のフレームのリアエンド幅は130mmmが主流です。

2017年くらいからシクロクロスなどで採用されることが多くなりUCIでも正式に認められたディスクブレーキ仕様のロードバイクのリアエンド幅は135mmと142mmがあり、2018年11月現在では、142mmが新モデルが主流というような状態です。

● リムブレーキ仕様のOLD: 130mm
● ディスクブレーキ仕様のOLD: 142mm

ディスクブレーキ仕様のリアエンド幅がリムブレーキ仕様のリアエンド幅と比べて幅広の142mmになる要因としてシャフトのスルーアクスル化があります。

スルーアクスルとは

スルーアクスルとは
スルーアスクルとはホイールを固定する方式の一つです。

2018年現在で主流なホイールの固定方式はクイックレリーズ方式になりますが、ディスクブレーキ仕様の自転車ではクイックレリーズ方式ではなくスルーアクスル方式で固定するタイプが主流になります。

その名の通り車軸(アクスル)をフレームにスルー(貫通させる)方式なのでスルーアクスルと呼ばれます。マウンテンバイクなどでは主流な方式ですが、ロードバイクの場合は、昨今のディスクブレーキ化に伴ってスルーアクスルを採用しているモデルが増えているような状況です。

スルーアクスルにすることでシャフトが太くなり中空構造にできるため強度や剛性が出せることや車輪が脱落しないなどのメリットが得られます。

現状でシャフトの太さにはいくつかの規格があるようですが2018年11月現在では12mmが主流です。

主要メーカーのリアエンド幅とシャフトの太さ

シャフトの太さやリアエンド幅については、当初は各メーカーが独自の規格を採用していたため、いろいろなサイズがあったようですが、今現在ではシャフトの太さは12mm、リアエンド幅は142mmに統一されている感じです。

● SPECIARIZED 12mmm / 142mm
● GIANT 12mmm / 142mm
● Pinarello 12mmm / 142mm
● CANYON 12mmm / 142mm
● BMC 12mmm / 142mm
● Colnago
● FELT 12mmm / 142mm
● シマノ 12mm
● MAVIC 12mm

OLDが異なればホイールの互換性が無い

OLDはコンポーネントの多段化に伴ってどんどん幅広になっているという歴史があります。多段化と言えば2018年11月現在でカンパニョーロが12速化したモデルを発表していますから今後シマノやスラムなどが追従する可能性も充分考えられます。

カンパニョーロの12速は従来どおりでOLD130mm対応のようですが、そろそろ限界が来ているのは間違いないと思うので、リムブレーキ仕様のロードバイクのリアエンド幅は130mmから135mmに変わる説も現実味を帯びてきた感じがします。

また、ディスクブレーキを搭載したモデルが2018年から急に増えてきたことからも察することができるように、自転車業界はディスクブレーキ仕様のロードバイクの販売に力を入れていくようなので、今後は間違いなくディスクブレーキが主力になっていくと思われます。

業界がディスクブレーキ化に進んでいくのは時代の流れでしょうがないところもありますが、消費者として気になるのはOLDが異なると基本的にはホイールの互換性が無いというところになります。

OLDが同じフレームだとフレームが変わってもホイールを流用できるので、自転車を買い換える際には古いフレームから新しいフレームへ移し替えるということが出来ていました。

しかしリムブレーキ仕様のフレームからディスクブレーキ仕様のフレームに乗り換えた場合は、OLDが異なるため、ホイールは流用が出来ないということになりそうです。

メーカーとしてはディスクブレーキ仕様の自転車を売り出すことで消費者は過去の資産を流用することができず、パーツやホイール全て買い換えることになるためウハウハかもしれませんが、消費者としてはディスクブレーキ化は全てを買い換える必要があるので頭を悩ましそうな問題になりそうです。

以前ディスクブレーキ化を考えて調べ物をしたことがあり「パーツ類は流用できない」ということは知っていましたが、パーツだけでなくホイールも流用できないとなると、なかなか簡単にはディスクブレーキへの移行はできそうもありませんね。

とは言いつつもいつ気が変わってディスクブレーキ対応のロードバイクに手をだしてしまうか分からないので、ディスクブレーキについての勉強くらいはししておかなきゃないけませんね。

自転車の教科書と言えばメンテナンスブックというわけで、メンテナンスブックを調べてみると2018年版のロードバイク系のメンテナンスブックでは既にディスクブレーキのメンテナンス情報がメインで掲載されているようです。さっそくメンテンナンスブックを注文してディスクブレーキについて勉強しようと思います。

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