GIANT社の定番クロスバイクであるESCAPEの見た目がどうしても安っぽく見えてしまうのが嫌だったので、銀色のパーツを黒のパーツに換えて見た目に高級感が出るように改造カスタマイズしてみました。
元々の価格が安いので安っぽく見えてしまうのは何の不思議もないわけですが、すこしでも高級感があるように、そしてカッコ良く見えるようになればと思い、もともと装備されていた銀色のパーツを黒いパーツに交換してみました。
黒いパーツに交換することで、全体の見た目が引き締まったように見え、カッコよくカスタマイズできたのでまとめてみようと思います。
Contents
クロスバイクが安っぽく見えるのは銀色のパーツのせいだ
銀色のパーツが安っぽく見える原因
クロスバイクのハンドル周りがやたらと安っぽく見えるのが気になっていました。
どうしてやすっぽく見えてしまうのかの理由が最初はよく分からなかったのですが、安っぽく見えてしまうのはおそらく銀色のパーツのせいではないかと考えるようになりました。
例えば僕が購入したGIANT社のクロスバイクのESCAPE Airは、ハンドル、ブレーキ、ステム、コラムキャップ、コラムスペーサーなどのほとんどが銀色のパーツです。
しかし街なかで見かけるロードバイクの多くは黒いパーツが装備されているのです。それに気がついた僕はクロスバイクで使用されている全ての銀色のパーツを黒色に変更してみることにしました。
クロスバイクのESCAPE R3で使用されている銀色のパーツ
GIANT社のクロスバイクのESCAPEの銀色のパーツを黒いパーツに交換することで、どのように自転車の印象が変わるかを検証してみたいと思います。
僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Airは既に全てのパーツが交換されてしまっていて過去の写真が残っていないため、友達のクロスバイクであるESCAPE R3の写真を使って検証してみたいと思います。
上記の赤いフレームの自転車がそれですが、銀色のパーツは下記のとおりです。
● ハンドル
● ステム
● コラムスペーサー
● ブレーキ
● ワイヤー(白)
● クランク
● シートポスト
● シートクランプ
これらのパーツがそこはかとない安っぽい見た目になる原因になっています。
銀色のパーツを黒いパーツへ交換したイメージ
雑な合成で大変申し訳無いですが、銀色のパーツを黒色のパーツに交換したイメージを作ってみました。
背景やフレームなどの色味の調整などはしていませんが、パーツが銀色から黒色に変わっただけで随分印象が変わったように感じますね。
フォークも黒にするとさらにイメージが大きく変わる
せっかくなのでフォークもカーボンフォークのように黒色に変更してみました。
フレームが赤系なので黒色との相性が良いということもありますが、なかなかシブい見た目になったように思います。
比較しやすいようにオリジナルの画像を再掲してみますが、元が同じ自転車とは思えないくらいに見た目の変化がありますね。
クロスバイクのパーツを黒にする場合の費用の目安
上記の画像のように、クロスバイクのパーツを銀色から黒色に変更するだけで、見た目が大きく変わって安っぽい感じもなくなるわけですが、気になるのは費用的なところだと思います。
御存知の通り、パーツはピンキリの世界なので、ENVEなどの有名メーカーだとカーボンステムだけでも数万円するものもありますから、何を選択するかで費用は大きく変わってくるためあまり参考にならないので、最底辺のパーツで交換した場合の目安金額を算出してみたいと思います。
安いパーツの参考価格
● ハンドル 1,500円
● ステム 2,000円
● コラムキャップ 1,000円
● コラムスペーサーセット 1,000円
● グリップ 2,000円
● シフトケーブル 1,500円
● ブレーキレバー 3,000円
● シートポスト 1,500円
● クランクセット(Claris) 8,000円
● Vブレーキ(前後) 3,000円
● シートクランプ 1,500円
総額 26,000円
全ての交換作業を自分自身でおこなう場合は上記の予算があれば、クロスバイクの銀色のパーツを黒色のパーツに交換することができるかと思います。
自分で改造カスタマイズする場合は工具も必要
工具類も必要になるので、工具を持っていない人は工具代も考えなければいけないと思いますし、自分自身が気に入ったパーツを選ぶのであれば、倍くらいの金額は考えておいた方が良いかもしれません。
ショップにお願いする場合はパーツ代で2割増しと作業工賃を考える
ショップに改造カスタマイズをお願いする場合はパーツの持ち込みが出来ないと思うので、パーツ代でプラス2割程度と工賃が別途必要だと思います。
カーボンフォークを考える場合はVブレーキ対応のフォークの選択肢は限られている
カーボンフォークまで考える場合には、Vブレーキ対応のカーボンフォークが少ないこともあり、あまり選択肢が無く、安いフォークがないので15,000円〜40,000円程度が必要になるでしょう。
まとめ
クロスバイクの銀色のパーツを黒色に変えると、見た目が大きく変わってな安っぽさもなくすことができます。ただ、銀色のパーツ全てを黒色のパーツに変更するような改造カスタマイズをしてしまうと、本体価格を含めた総額でちょっとしたロードバイクが買えるくらいになってしまうので、安っぽい安っぽくない以前に考えることはいろいろ出てくるかと思います。
一番カッコ悪いのは中途半端に改造カスタマイズをやめてしまうことだと思うので、一度手を付けると最後まで完遂しなければいけなくなるため「本当にそこまでやる必要があるのか?」ということを検討した方が良いでしょう。
ただ、お金をかけただけ自転車の見た目も良くなると思いますし、見た目が変わるというのも自転車の改造カスタマイズの醍醐味なので、自分の目指した見た目に近づけていくというのは非常に楽しい作業だったりするのでおすすめです。
もちろん黒以外のパーツに交換するのも良いと思いますが「あまり多くの色を使いすぎない」というのがポイントです。色彩感覚が優れた人は多くの色を使っても上手にまとめることができますが、ベースカラーは1色、多くても2色に止めた方が失敗が無いでしょう。
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