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クロスバイクをブルホーン化するために購入したパーツ

クロスバイクをブルホーン化するためのパーツ購入

GIANT社のクロスバイクのESCAPE Airをブルホーン化するために、僕が実際に購入したパーツ類を紹介しておきます。

ブルホーンバー:PROFILE DESIGN エアウィング OS

ブルホーンバー:PROFILE DESIGN エアウィング OS

ブルホーンバー選定基準

肩下がりしているブルホーンバー

トップチューブが地面と平行になっているホリゾンタルなフレームの場合はブルホーンバーは肩下がり無しのストレートなものを選択するとトップチューブとブルホーンバーのラインが揃って綺麗に見えると思います。

しかし、GIANT社のクロスバイクのESCAPEシリーズの場合、トップチューブは右肩上がりになっているスローピングタイプのフレームなので、肩下がりしたタイプのブルホーンバーを選びましの方がマッチするため方下がりタイプのブルホーンバーを選択しました。

クランプ径が31.8mmのブルホーンバー

クロスバイクのESCAPEシリーズの場合、純正で取付けられているステムの径は25.4mmで、フラットバーの標準的な径になります。

しかし、ブルホーンバー全体で見た場合には、ドロップハンドルなどで採用されているオーバーサイズと呼ばれる31.8mm径のモノがほとんどで、選択肢の多さで選ぶと必然的にクランプ径は31.8mmになります。

またクロスバイクのESCAPE Airもフレームは太めなので、それに合わせて太いハンドルの方が似合うとの判断もあり31.8mmのブルホーンバーを選択しています。

クランプ径が31.8mmのブルホーンバーを選択した場合、コラムも31.8mmに対応したものを選ぶ必要があります。

自転車ハンドルのブルホーンバーの形状の種類と特徴

自転車のハンドルのにぎり径とクランプ径について

PROFILE DESIGN 3/ONE エアロブレーキレバー

クロスバイクをブルホーン化するためのエアロブレーキ

ブレーキレバーはハンドルと同じプロファイルデザインのもので、ブルホーンバーのバーエンドに付けるタイプのブレーキレバーです。

購入当初はVブレーキとの互換性が無いものと思っていましたが、プロファイルデザインに確認したところ、アジャスターを使用すればVブレーキにも対応しているとの回答をいただいたので、ブルホーンバーでも安心して使えるブレーキレバーになります。

詳しくは下記の記事で解説しているので参考にしてください。

エアロブレーキレバーはミニVブレーキと互換性があります|クロスバイクのブルホーン化

ブレーキレバーの選定基準

バーエンドに取り付けるタイプのブレーキレバー

フラットバーにバーエンドバーを取付けた時の経験から、走行中の手の位置は基本的にはブレーキのある位置に固定されるということが判っていました。

クロスバイクをブルホーン化するにあたり、常にブルホーンの先端部分を持って走りたいという気持ちがあったために、ブレーキレバーはバーエンドに接続するタイプを選びました。

エアロタイプのブレーキレバーが機能面でも優れている他、取り付けた時にシンプルなので一番カッコ良いと思います。

また、ブルホーンバーと同じプロファイルデザインの製品を選択することで、全体的な統一感とか、ブレーキレバーとハンドルバーとの互換性の問題もクリアできます。

シフトレバー:ダイアコンペ ENE サムシフター

クロスバイクをブルホーン化するためのシフター

シフトレバー選定基準

ブレーキ近くに取り付けられる

シフトレバーをどうするかは随分悩んだポイントではありますが、シフトレバーとブレーキレバーは近くに有った方が絶対に良いという判断で、ブレーキレバー近くに配置できるサムシフターを選択しました。

23.8mmのハンドル径対応

ダイアコンペ ENE サムシフターはフリクションと呼ばれる無段階のシフトレバーです。つまり現在では一般的なラピッドファイヤーに代表されるような、レバーを引けばカチっカチっと一段づつ切り替わるインデックス方式のシフターとは違います。

素人的にどちらが便利かと言えばインデックス方式の方が判りやすくかつ使いやすいのですが、インデックス方式のサムシフターはmicroSHIFT SL-A10 サムシフターくらいしか選択肢がありません。

デザイン的にはダイアコンペよりも、マイクロシフトの方が好みだったのですが、対応径が22.2mmということで、フラットバーと同じ細いハンドル径のものにしか対応していないため、フリクション方式のダイアコンペのサムシフターに決定しました。

フリクションについては、シフトチェンジの際に、自分の感覚を頼りにするしかなく、ラピッドファイヤーに慣れた身としては面倒に感じてしまうかもしれません。

しかし、ラピッドファイヤー登場以前の昔の自転車は全てフリクション方式だったことを思えば全く問題の無いシステムですし、ラピッドファイヤーよりも無段階のフリクションの方が良いと考える人も少なからずいるようです。

感覚的にはラピッドファイヤーはオートマチック、フリクションはマニュアルと言った感じですね。

ちなみにスペック的には8.9.10速対応となっていますが、11速でも問題なく使用できています

その他

Wレバーを使ってコラムマウントと一緒にコラムに取付ける方法も魅力的で、最終段階まで悩みました。しかしバーエンドを持つということを基本の乗車姿勢としたかったので、ブレーキとシフターの距離が大きく離れてしまうコラムマウントは却下となりました。

ブルホーンバーで使用するシフトレバーとブレーキレバーの情報

シマノ デュラエース ケーブルアジャスター SMCB90 STANDARD

クロスバイクをブルホーン化するためのアジャスタ

エアロブレーキレバーはコンパクトVブレーキにも対応していますが、基本的にはキャリパーブレーキ用としての製品のため、そのまま取付けると多少なりに問題が発生します。

例えば、フラットバーに使用されているブレーキレバーはブレーキ手元にケーブルアジャスターが有りますが、エアロブレーキの場合はケーブルアジャスターは存在しないので、そのままブレーキを調整しようと思うと、かなりシビアな調整が必要になります。

そこでケーブルアジャスターを使用するとケーブルの微調整が簡単に行なえるようになります。クイックリリース付きの方が便利なのでSM-CB90 を選択しました。フロント用とリア用で2個必要になります。

エアロブレーキとミニVブレーキを使用する場合はケーブルアジャスターが必要

その他のパーツ

クロスバイクをブルホーン化するためのパーツ

その他、クロスバイクをブルホーン化する際に必要な、ブレーキインナーケーブル、シフターインナーケーブル、ブレーキアウターケーブル、シフターアウターケーブル、バーテープなどを購入しました。


GIANT社のクロスバイクをブルホーン化するために購入したパーツまとめ

クロスバイクのESCAPE Airをブルホーン化する際の下調べの段階で、ブルホーン化にもいろいろなパターンがあることを知り、どのタイプのブルホーンバーにするのか?、シフトレバーやブレーキはどの場所が最適か?、選択するパーツは?など沢山悩みました。

いろいろ吟味した結果、最終的にはブルホーンバーのバーエンドにブレーキレバーとシフトレバーを配置する方式に決定し、パーツを買い揃えたというわけです。

GIANT社のクロスバイクをブルホーン化する際に考慮したポイント

ブレーキレバーとシフトレバーは近くに配置する

ブレーキレバーとシフトレバーの位置によって、乗り心地や操作性に影響が出るため、かなり迷いましたが、実際に配置した時の状態をイメージして考えた結果、ブレーキレバーとシフトレバーはなるべく近くに有った方が操作性が絶対に良いと思われたので、まz最初に優先したポイントです。

ブレーキレバーとシフトレバーはバーエンドに配置する

ブルホーン化するのであれば、バーエンドを持つのを基本の乗車姿勢としたかったので、ブレーキレバーとシフトレバーはバーエンドに配置することにしました。

なるべくシンプルなパーツを選択

ロードバイクのドロップハンドルで標準的なSTIやブラケット付きのパーツを選択することも考えましたが、ブラケットが有るタイプだとブルホーンバーの場合は、やたらと存在感が出てしまいます。

ブルホーンバー仕様の自転車の場合はシンプルなハンドル周りにすることでより魅力的になると思うのでブラケットタイプではないシンプルなパーツを選ぶようにしました。

ブルホーンハンドルに関する記事一覧

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