自転車保険(自転車損害賠償責任保険等)への加入が義務付けられる動きが進んでいますが2022年1月現在で、まだ義務化、あるいは努力義務が無い県もあります。
それらの県の今後の動向や予定についての情報をまとめています。
岩手
特になし
福島
「福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、2022年4月より義務化。
参考 福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(概要版)
新潟
2021年8月31日に開かれた有識者会議で条例の骨子素案を明らかにした。
2022年の県議会2月定例会に条例案を提出し2022年内の義務化を目指す。
参考 自転車保険加入を義務化へ|新潟日報
栃木
栃木県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例案
2022年7月1日より義務化の予定。
石川
金沢市は「金沢市における自転車の安全な利用の促進に関する条例」により2018年4月に義務化された。
岐阜
「県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例案」により自転車利用者と保護者らに損害賠償責任保険への加入を義務付けることが盛り込まれた。
2022年10月の義務化を目指して検討中。
参考 自転車保険の義務化を加速 岐阜県が条例案、10月運用目指す
福井
2022年1月7日、自転車利用者や保護者に保険加入を義務付ける条例「福井県自転車の安全で適正な利用に関する条例」を制定。
2022年7月1日より義務化。
岡山
岡山市は2021年4月より義務化。
島根
松江市では「松江市自転車安全利用条例」により努力義務。
広島
「広島県自転車の活用の推進及び安全で適正な利用の促進に関する条例」を検討中。
自転車損害賠償保険等への義務化を盛り込んでいる。
参考 広島県自転車の活用の推進及び安全で適正な利用の促進に関する条例
山口
特になし
長崎
「長崎県自転車活用推進計画(素案)」により義務化を検討中
沖縄
特に無し
まとめ
2022年1月現在で、自転車保険への加入が義務付けられている、または努力義務が無い県は、わずか13県。
しかも、そのうちの5県は2022年内に義務化となりそうで、検討中も2県となり、近い将来で全国で自転車保険への加入が義務化となりそうですね。