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ブレーキの効きが悪い時の対処法|ロードバイク・クロスバイク

注油の際は、ブレーキシュー、リムへオイルがかからないように注意。

いつもは快適に乗れているクロスバイクやロードバイクでも乗っているうちにいつしか不具合が出てくることもあります。

僕がよく遭遇する不具合の一つとしてブレーキの不調があります。

走行していて、ブレーキの効きが悪いと感じるような時にチェックするとポイントについてまとめてみました。

自転車のブレーキが効かない時の対処法

リムとブレーキシューが汚れていないかチェックする

リムとブレーキシューが汚れていないかチェックする

自転車のブレーキの効きが悪い時には、まずホイールのリムとブレーキシューが汚れていないかを疑いましょう。

いろいろな道を走っていると、いつの間にやら細かなゴミやホコリ、リムが削れた金属片などがリムやプレーキパッドに付着していることがあり、それらがブレーキの効きを悪くしている可能性があります。

ウェスで汚れを拭き取る

リムが汚れている場合はウェスなどでリムをゴシゴシと綺麗にしてあげればそれだけでブレーキの効きが良くなる場合があります。この際、油汚れの付いたウェスは使用しないように注意しましょう。

ラバー砥石で磨く

ラバー砥石

また金属片で傷ついてバリだらけになってしまったようなリムはそのまま使い続けると調子が良くないので、ラバー砥石を使用して磨くと調子が良くなると思います。但し削り過ぎ注意。

ブレーキをかけてもシュルシュルと変な音がして効きが悪い場合はブレーキシューに金属片などが刺さっている可能性が高く、一旦ブレーキシューをブレーキから外してブレーキシューの表面を確認してみましょう。

金属片が刺さっているようであればコンパスの針や押しピンなどで取り除き、表面を綺麗にしてあげると症状が改善されるはずです。

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ブレーキワイヤー周りの確認

ブレーキワイヤー周りの確認

ブレーキワイヤーが延びている場合

ブレーキワイヤーは使用しているうちに伸びて引きが甘くなっていることがあります。

まずはブレーキレバーをギュッギュと握り、ブレーキの動作を確認します。

しっかりと握り込んだにも関わらずブレーキの可動幅が少ないなどの場合は、ワイヤーが伸びている可能性があります。

フラットバーのクロスバイクであればブレーキレバーの根元にあるアジャスターを回転させることで微調整が出来るので、ちょっとした調整であれば特にワイヤーを張り直すなどの作業はしなくても大丈夫でしょう。

ブレーキレバーの位置を変更した場合など

ハンドルを切り詰めるなどしてブレーキレバーの位置を変更したりすると、微妙にワイヤーの調整がズレたりするので、そのような場合にも必ずブレーキの聞き具合を確認しておく必要があります。

このような場合にも微調整で済む場合が多いので、ケーブルアジャスターを回転させて調整してみてください。

ワイヤーの張り直し

自転車ブレーキ調整

アジャスターでの微調整が効かないくらいにブレーキケーブルが緩くなっているようであれば、ブレーキ本体側にあるワイヤーを固定してあるボルトを緩めてワイヤー張り直すことで解決できるはずです。

ブレーキレバーが重たい場合

ブレーキレバーの引きが重たいと感じる時は、オイル切れなどで摩擦が大きくなっている可能性があるので、ブレーキレバーとブレーキの可動部分、アウターワイヤーの中などへの注油することで症状が改善されると思います。

もしもその際にワイヤーが赤く錆びてしまっていたりすると最悪の場合破断してしまうこともあると思うので、新しいワイヤーに張り替えるのがおすすめです。

クロスバイクのVブレーキの調整方法は下記の記事で解説していますので参考にしてください。

参考 クロスバイクのVブレーキの調整方法


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ブレーキパッド(ブレーキシュー)の確認

ブレーキパッド(ブレーキシュー)の確認

ブレーキレバーを引いて、動作も問題無いのにブレーキが効かない場合はブレーキシューが摩耗してしまっている可能性があります。

ブレーキシューのゴム部分を確認して、減り過ぎていないかどうかを確認します。

ブレーキシューが擦り減るとリムとの間がその分広がるためブレーキの引き幅も変わり、徐々に効きが悪くなるというわけです。

一般的にブレーキシューの交換時期の目安は、ブレーキシューの溝がなくなった頃と言われています。溝の深さはメーカーにもよって違いますが、目視で2mm程度。

ブレーキを調整する際は、ブレーキシューとリムの間を1mm程度で調整するので2mmも摩耗すれば、かなり大きな違いというのが解りますね。

また、ブレーキシューをケチって使い続けるとブレーキシューを留めてある金属が出てリムを痛めることにもなりかねないので、時々減り具合を確認して極端に擦り減る前に交換するのが良いと思います。

ブレーキシューの交換には特別な工具も必要ありませんから、自身で行なえる簡単なメンテナンスの一つです。

また、ブレーキシューは台座の無いカードリッジタイプと、台座ごと交換する一体型のモノがあります。

どちらのタイプを選択すべきかは、使用しているブレーキの種類によって異なります。見分け方として、ブレーキシューを固定してある部分に台座があるか無いかになります。

一体型は台座が無く、ブレーキシューと軸だけになっているのに対して、カードリッジタイプは軸と固定用台座があります。

ブレーキシューの選び方と交換方法については下記の記事で解説していますので参考にしてください。

【自転車パーツ】Vブレーキのブレーキシューの買い間違えを防ぐ方法

自転車のブレーキが効かない時の対処法のまとめ

自転車のブレーキが効かない時の対処法のまとめ

クロスバイクやロードバイクに乗っていて「ブレーキの効きが悪いなぁ」と感じるようになったら、リムとブレーキシューの汚れ、ブレーキワイヤーの張り、ブレーキシューの摩耗具合のいずれかを確認することで大体の問題は解決されると思います。

ブレーキの効きは安全運転をするための最重要なポイントですから、少しでも調子が悪いなと感じた時にはすぐに確認するようにしましょう。

以上、自転車のブレーキの効きが悪いと感じた時の基本的な対処法です。

● リムとブレーキシューの汚れをとる
● ブレーキワイヤーに伸びがないかを確認する
● ブレーキシューが擦り減ってないかを確認する

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