自転車のライトについて選び方や明るさなどの情報を総合的にまとめています。
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自転車ライトの選び方
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルには購入時点ではライトは装備されていないので、自分で準備をする必要があります。
自転車屋さんに勧められるものを購入しても良いとは思いますが、自転車ライトも多くの自転車用品と同じで、用途によって選ぶものです。
自転車ライトの選びの基準は明るさ
自転車ライトを装備する目的を考えれば「明るければ明るいほど良い」ということにはなりますが、一般的にライトの明るさが明るくなればなるほど価格も高くなり、ライト一つで数万円してしまうものもあります。
山道や田舎道を走行する場合にはそのような高価で明るいライトが必要だったりしますが、街灯の多い街なかを走行する場合はそこまでの明るさは必要ありませんし、明るすぎると逆に歩行者などに迷惑をかけてしまう可能性もあります。
要するに、自分がどのような道路をメインに走行するかを考えて、自転車のライトの明るさを選ぶということになります。
一般的に市街地を走行する場合は300〜500ルーメン程度、郊外であれば800〜1000ルーメン程度あれば十分な明るさだと思います。
自転車の明るさと走行環境の目安
● 〜100ルーメン:商店街など明るい場所
● 100〜200ルーメン:街灯の整備された幹線道路
● 200〜300ルーメン:街灯の整備された道路
● 300〜600ルーメン:街灯の少ない市街地の暗い道
● 600〜1000ルーメン:街灯の少ない郊外・田舎の暗い道
● 1000ルーメン〜:街灯のない暗い道や山道・サイクリングロードなど
自転車ライトの明るさと価格は比例する
自転車のライトの明るさと価格は比例して、明るいライトほど価格が高くなり、有名メーカーのハイスペックなライトだと、数万円もしてしまうものがあり、一般的な感覚では購入を躊躇してしまうような価格だったりします。
最近は中華製の安いライトもあり、ついつい安いライトを選択したくなりますが、信頼性の高いのはやはり有名メーカーのライトで、キャットアイ、レザイン、ノグなどがその代表的なメーカーで、このあたりのメーカー品であれば、故障時などの対応もしっかりしていて安心できると思います。
流石にハイスペックな数万円のライトが必要な場面は山道でも走らない限りは出てこないと思われるので、そこまでスペックの高いライトを購入する必要はないかと思いますが、あまり値段を気にしてスペックの低いライトを購入しても後から買い直すことになってしまうので、一万円くらいを予算と考えて選択するのが無難かと思います。
自転車ライトの明るさと、走行する環境については下記の記事で詳しく解説しているので、ご自身の走行環境に適したライト選びの参考にしてください。
キャットアイ・レザイン・ノグのライト
【日本正規品】 KNOG (ノグ) 自転車 ライト パワーロード [PWR ROAD] 700ルーメン 防水 USB充電式 バッテリ...
700ルーメン以上の明るい自転車ライト
自転車ライトは電池式からバッテリー式へと主流が入れ替わり、バッテリーやLEDライトの高性能化とともにどんどん明るい自転車ライトが販売されるようになり、今では700ルーメンを超えるような超明るい自転車ライトも珍しくなくなってきました。
そんなわけで、下記の記事では真っ暗な夜道でも十分に明るいと感じる700ルーメン以上の自転車ライトをピックアップしてみました。
最も明るいライトは2000ルーメンにもなり、200ルーメンでも明るいライトと言われていた数年前とは比較にならないほどライトの高性能化が進んでいます。
自転車用の後尾等(テールライト)についての情報
自転車の後尾等(テールライト)についてのルール
ロードバイクやクロスバイクの場合、自転車を購入した時点では後尾等(テールライト)が装備されていない場合があります。
これはロードバイクなどのスポーツバイクは本来レース用の自転車であり、公道を日常的に走ることが前提になっていなかったりすることが根本にあるからですが、道路交通法的には後尾等(テールライト)は装備する必要がある場合があるので注意が必要です。
日中に走行する場合には後尾等(テールライト)は必要ない
自転車の場合は日中に走行する場合は、後尾等(テールライト)が無くても問題がありません。
ただし、日中でも霧などで視界が悪い場合や、トンネルの中を通行する場合には後尾等(テールライト)を点灯させるか赤い反射板を装備する必要があります。
夜間の走行では後尾等(テールライト)は必要
夜間走行する場合には後尾等(テールライト)を装備して点灯、もしくは赤い反射板を装備する必要があります。
自転車の後尾等(テールライト)についての道路交通法は下記の記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
加速度センサー付き自転車後尾等(テールライト)
加速度センサーを搭載した最新の自転車の後尾等(テールライト)も種類が増えています。
加速度センサーを使用することで、減速時にライトを明るくするなどでブレーキランプの役割を持たせた後尾等(テールライト)です。
実際問題でなかなか完璧な動作を期待するのは難しいところですが、光に変化があった方がドライバーなどの注意も引きやすいので、より安全にサイクリングするの備わっていた方が良い機能の一つだと思います。
何よりも近未来的な感じで個人的には大好きな機能の一つです。
加速度センサー付きの自転車用後尾等(テールライト)の情報について下記の記事でまとめています。
自転車用後尾等(テールライト)の紛失対策
クロスバイクやロードバイクの場合、後尾等(テールライト)はシートポストに装備する場合が多いと思いますが、走行中は見えないこともあり、落ちてしまっても気が付かないなどで、意外と紛失してしまうことが多いようです。
「後尾等(テールライト) 落とした」「後尾等(テールライト) 紛失」などで検索すると、多くの方が走行中に後尾等(テールライト)を落としたり紛失したりしていることが判ります。
後尾等(テールライト)を落としてしまうと、よほど近距離で気づかない限りは見つからないと思って間違いがないでしょう。
というのも、後尾等(テールライト)を探すとなると、来た道と反対の車線から落とした後尾等(テールライト)を探すことになります。そして基本的に後尾等(テールライト)を落とすのは夜間と思いますからバッテリー切れなどでライトが消えていればまず見つけられないでしょう。
明け方まで待って明るい道で探せば見つけやすくなるかもしれませんが、もしもライトが車道に落ちているのであれば自動車に踏み潰されている可能性が非常に大きいです。
実際に自転車の後尾等(テールライト)を紛失してしまった人の日記などを確認してみましたが、全ての人が紛失したライトを見つけられず諦めて新しいライトを購入しているようです。
自転車の後尾等(テールライト)紛失防止対策
● ライトはきちんと取り付ける
● 停車の度に確認する
自転車用ライトのその他の情報
自転車ライトの電池の種類とその特徴
自転車ライトの電池と言えば、乾電池式、ボタン電池式、そして現在主流のバッテリー式に大別されると思います。
それぞれに一長一短があり、どの電池方式が良いのかは条件や使用用途によって変わってくるものと思いますが、電池の種類によるライトの特徴の違いなどについて下記の記事で解説しています。
ただ2021年7月現在でほとんどのライトがバッテリー式に変わってしまっているというのが実際のところですね。
充電式ライトの寿命を延ばす方法
自転車ライトは従来の電池式からバッテリー式に主流が変わりつつあります。
バッテリー式のライトは小型でデザインも豊富ですし、何よりもランニングコストがかからないのが魅力です。
しかし、スマートフォンでも多くの人が経験しているように充電式のバッテリーは使用していると次第に蓄電能力が低くなってきてそのうち使用に耐えられなくなります。
バッテリーは使用方法によって寿命が大きく変わると言われているので、バッテリーの寿命を延ばす使用方法についてまとめてみると下記のような扱い方が基本になります。
● バッテリー容量が少なくなれば充電する
● バッテリー残量をゼロにしない
● 満充電になったら充電をやめる
● 涼しい場所で保管する
より詳しい情報は下記の記事でまとめていますので参考にしてください。
自転車ライトの主流であるダイナモについて調べたこと
クロスバイクやロードバイクの場合のライトは後付けのバッテリー式のライトを使用することがほとんどですが、シティサイクルやママチャリの主流はタイヤの回転を発電力とするダイナモ式が主流です。
ふとしたことからダイナモについて興味を持ったので調べてみたことを下記のページでまとめています。
自転車の方向指示器(ウインカー)
自転車には自動車やバイクのような方向指示器が備わっていないため、左折したり、駐車している自動車を避けるために右側に移動したりする場合に、自動車のドライバーなどからすると動きが予測しづらいため、危険に感じることも多いです。
自転車が右左折を知らせるための手段としては、手信号が推奨されてはいますが、いまいち普及しきれていないこともあり「自転車にも方向指示器(ウインカー)が付けられたら良いのに」と思うことも少なくありません。
調べてみると、自転車に方向指示器(ウインカー)の機能を持たせられるアクセサリーもいろいろあるようなので、下記の記事でまとめています。
実際問題で、いまいちなものが多いですが、中には「なかなか良さそうだ」と思うものもあるので是非チェックしてください。