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自転車のハンドルをアルミ製からカーボン製に交換した結果

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クロスバイクのフラットバーハンドルをアルミ製からカーボン製に交換しました。

パーツの素材の違いによる乗り心地の違いはよく耳にするところですが、ハンドルをカーボン製のハンドルに交換したことででどのような変化ががあるのかに注目してみました。

アルミとカーボン

クロスバイクのアルミ製フラットバーハンドルをカーボン製フラットバーハンドルに換えた結果

アルミとカーボンの性質の違い

アルミからカーボンに変更すると、軽量化されるというのは一般的によく知られていることと思いますが、自転車の乗り心地が変わるというのは、あまり知られていないかもしれません。

フレームがカーボンになるとアルミフレームの自転車に比べて、乗り心地がマイルドになるなどと一般的に言われます。

カーボンには振動を吸収する性質があり、路面の凸凹から伝わってくる振動を吸収することにより、乗り心地がマイルドになるというわけです。

アルミとカーボンの両方のフレームの自転車に乗ったことのある人ならばその違いはよく理解するところかと思います。

アルミとカーボンの違いについてザックリとした説明をすると、アルミの場合は路面からの衝撃がそのままダイレクトに伝わってくるのに対して、カーボンフレームの場合は、水面の上を走っているかのような滑らかな乗り心地になるのです。

アルミのフレームだとアスファルトの凸凹から来る細かな「ビビビ!」というようなエッジのある細かな振動が伝わってくるのですが、カーボンフレームだと、ほとんど伝わってこないか、伝わってきたとしても「ポポポ」という感じの丸みを帯びた柔らかな振動に変わるのです。

振動の違いがもたらすもの

この振動の質の違いは乗り心地の違いになります。

アルミフレームの自転車にしか乗ったことが無い人であれば「振動?意識したことないけど?」という人も多いかと思います。

しかし、カーボンフレームの自転車に乗ってみると「あれ?なんだかやけに路面が滑らかだなぁ」などと不思議に思うはずです。そして、再びアルミフレームの自転車に戻ると、振動の存在に気がついたりします。

この振動は、短距離だとそれほど気になるものではありませんが、ある程度の距離を乗る場合には、痛みや疲労感にも影響が出るようになります。

振動があると、ハンドルを握るのにも自然と力が入ってしまいます。そうすると長時間のサイクリングでは疲れが大きくなってしまいます。

そんなわけで、アルミフレームよりもカーボンフレームの方が乗り心地が良いと一般的に言われていたりします。

クロスバイクのハンドルをアルミからカーボンに変更した結果

クロスバイクのハンドルをアルミからカーボンに変更した結果

3T Cyclingのカーボン製のストレートハンドル

カーボン製のストレートハンドルを手に入れたので早速交換してみることにしました。

今回手に入れたハンドルはイタリアの自転車パーツメーカーである3T Cycling のストレートハンドルです。ENVEの登場で影が少し薄くなってしまった感がありますが、イタリア・トリノを拠点とする人気のスポーツサイクルパーツブランドです。

3T Cyclingはどちらかと言えばロードバイク系のパーツメーカーなので、取り扱われているハンドルはドロップハンドルが主流となるため、残念ながら2020年現在のカタログからはストレートハンドルバーはラインナップから消えていますが、過去にはストレートハンドルバーの取り扱いもあったのです。

ハンドルの交換にあたって準備した物は下記の通り。

バーテープ
ステム
ソーガイド
金鋸
カーボンハンドル

バーテープ

バーテープはハンドグリップとして使用するために用意しました。個人的にはグリップよりもバーテープの方が種類も多く、よりスポーティに見えるので好きなのです。

参考 → クロスバイクのグリップにはバーテープがおすすめ

ステム

ステムは必ずしも準備する必要はありませんが、一般的なクロスバイクに装備されているハンドルの中央部の径(クランプ径)は25.4mmなのに対して、ロードバイクなどで使われるドロップハンドルのクランプ径は31.8mmが標準になります。

問題はハンドルと接合するクランプのサイズはハンドル径に影響を受けるため25.4mmに対応したステムだと31.8mmのハンドルは使用することができません。

今回僕が使用する3T Cyclingのカーボンハンドルのクランプ径も31.8mmなので、今まで使用してきたステムだと使用できないため、クランプ径31.8mmに対応したステムに変更する必要があったため、新しいステムを用意することになりました。

参考 → 自転車ハンドルのにぎり径とクランプ径について(クロスバイクやロードバイクのハンドル交換時の注意)

ソーガイドと金鋸

ストレートハンドルは購入時点では幅が60cmほどあるのが普通です。それに対して完成車として販売されているクロスバイクのハンドル幅は56cm程度に調整されています。

また、56cmでも広すぎると思うような人は、そこから更にハンドルを切り詰めたりするのがよくおこなわれる改造カスタマイズです。僕の場合はよりスポーティな乗り心地を求めてさらに切り詰めて50cm程度にしています。

ハンドルをカットする際は、アルミ製のハンドルであればパイプカッターを使用すれば良いのですが、カーボンハンドルの場合はパイプカッターを使用できません。パイプカッターをカーボンハンドルに使用するとカーボン繊維がバラバラになって毛羽立ってしまって悲惨なるようです。

なので、カーボンハンドルの場合は、ソーガイドと金鋸を使用してカットすることになります。

ハンドルの交換方法

ハンドルの交換方法は下記の記事でまとめていますので参考にしてください。ハンドル幅などに特に変更がない場合は、グリップ、ブレーキやシフトレバーなど、ハンドルに取り付けられているものを外して組み替えるくらいの作業になるので特に難しいことはないと思います。

参考 → クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する方法(カーボンハンドル)

アルミ製のハンドルからカーボン製のハンドルに交換した結果

アルミ製のハンドルからカーボン製のハンドルに交換した結果

というわけで、ハンドルがアルミ製からカーボン製に交換されました。
上記の写真は、ポジションを調整するためにまだコラムがカットされていなくて飛び出したままになっているのと、ブレーキワイヤーなどが無駄に長いままですが、写真が古いのでご容赦ください。

ポジションの調整が終わればコラムはカットした方が見た目も良くなりますし、ブレーキワイヤーなどは、長いとその分、摩擦やワイヤーの伸びが大きくなるので、通常はワイヤーを張り替えるなどして長さを適切にするのが普通です。

見た目の変化など

まずは見た目ですが、今回使用したハンドルは黒いペイントがされているハンドルだったのでカーボン柄は見えないため、アルミ製のハンドルとの見た目の差はほとんどありません。強いて言うならメーカーが3T Cyclingになったことで、少しだけクロスバイクの格が上がった感じがすることくらいでしょうか。

ただ、やはりカーボン製というのは自転車乗りにとっては特別感が大きいものですから、それだけでワクワクした気分にさせてくれるものだと思います。

このあたりは完全に自己満足の部分ではありますが、プライスレスなところもあるので、この特別感を味わうだけでもカーボン製のハンドルへの交換を考えても良いでしょう。

重量の変化など

アルミ製のハンドルと比べてカーボン製のハンドルは軽量になりますが、ハンドルくらいの大きさのパーツの場合、アルミ製であったとしても、それほど重たいものではないので、カーボン製のハンドルに交換したからと言って大きな軽量化ができるというわけではありません。

なので、軽量化マニアでもない限りは、軽量化を期待してハンドルをカーボンに変更しても、期待したほどの大きな軽量化はできないものと思います。

乗り心地の変化など

早速、カーボン製のハンドルに交換したクロスバイクでサイクリングをしてきました。

感想としては、確かにアルミ製のハンドルに比べて乗り心地はマイルドになった感じではありますが、期待したほど変わった感じはありません。もちろん期待していた度合いにもよりますが「あぁ、確かに路面からの振動がマイルドに変わったなぁ」と思うくらいの違いで、それを意識していないと気付かないかもしれません。

変化の度合いはパーツの大きさに比例すると思って間違いがなく、フレーム > フォーク > ハンドル、シートポスト > ステム というような具合になると思います。そんなわけでハンドルをカーボン製に変えてもそれほど大きな変化は感じられないというところになります、それでも再びハンドルをアルミ製に戻したりすると「こんなに違いがあったんだ」と気づくくらいの違いはあると思います。

実際問題で、僕はハンドルをカーボン製のストレートハンドルに交換した後、ブルホーン化するために再びアルミ製のハンドルに戻した時に振動に関しての変化が大きくて驚きました。

自転車のハンドルをアルミ製からカーボン製に交換した結果まとめ

クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクに乗る人にとって、カーボンというのは一つの憧れでもありステータスでもあるので、たとえハンドルバーだけであろうと、カーボン化されるとそれだけで特別な気分になれるのは間違いありません。

実際問題でその気分を味わうためだけにカーボン化するのも良いんじゃないかと思うくらいに満足度は高い改造カスタマイズだと思います。

Amazonなどでカーボンハンドルを調べると、そこそこの品質で安い中華カーボンも入手しやすくなっていますし、ハンドルの交換だけであれば、細かな調整なども必要なく、比較的簡単に改造カスタマイズできるので、興味のある人にはお勧めです。

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