クロスバイクのハンドルを交換する方法

クロスバイクのハンドルを交換する改造カスタマイズのポイント

クロスバイクのフラットバーハンドを、アルミ製からカーボン製へ交換しました。

そのついでに、クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する際の手順やポイントについてまとめてみました。

クロスバイクのハンドルの交換に必要な工具など

クロスバイクのフラットバーハンドルの交換に必要なモノ

ハンドル交換の準備物

● カーボンカッターの刃
● ソーガイド
● バーテープ(グリップ)
● ステム(31.8mm)
● カーボン製フラットバーハンドル
● 六角レンチセット
● ドライバー
● サインペン

今回はカーボンハンドルへの交換なので、ハンドルをカットするのにカーボンをカットするための刃と、ソーガイドを使用しています。

アルミハンドルであれば、パイプカッターがあれば大丈夫です。

クロスバイクのハンドルの交換の注意点や作業のポイント

ステムのハンドル側の径(コラム径)に注意

ステムのハンドル側の対応径に注意

ハンドルを交換する際には、ステムが対応しているクランプ径に注意しなければいけません。

一般的なクロスバイクのストレートハンドルのセンター部分の径(クランプ径)は25.4mmになっていて、僕のクロスバイクであるGIANT社のESCAPEシリーズも同じです。

コラム径には25.4mmの他に、22.2mmなどがあり、これらはクロスバイクでよく使われるサイズになります。

また、このサイズとは別に、ロードバイクのドロップハンドルで使用されていることが多い31.8mmなどのサイズがあり、オーバーサイズと呼ばれています。

どのサイズを採用しているかはメーカーや製品によって異なっているので、ステムやハンドルを購入する際には注意しなければいけない項目です。

例えば、現在使用しているステムのコラム径が25.4mmだった場合、新しいハンドルのコラム部のサイズがロードバイク仕様の31.8mmだと、取り付け自体ができなくなるので、新しく31.8mmのコラム径に対応したステムに交換する必要があります。

一般的なクランプ径のサイズ

上記のような理由から、一般的にはクロスバイクなどで使用されているストレートタイプのハンドルの場合には25.4mmのクランプ径になっているものが多いです。

しかし、カーボンハンドルの場合は、31.8mmのクランプ径が採用されていることが多いと思います。今回好感するカーボンハンドルも31.8mmのクランプ径となっています。

GIANT社のESCAPEシリーズの場合、前述したように25.4mmのクランプ径に対応したステムが採用されているので、31.8mmのハンドルは取り付けられないためステムを交換する必要がありますが、僕の場合は、既に31.8mmのクランプ径に対応したステムに交換していたので、そのまま取り付けが可能な状態になっています。

● ロード用のハンドルのクランプ径の標準:31.8mm
● クロスバイクなどのハンドルのクランプ径の標準:22.2mmまたは25.4mm

ステムのクランプ径は大は小を兼ねる

ステム側のクランプ径は大は小を兼ねます。

つまり、31.8mmのクランプ径に対応している太い径のステムであれば、フラットバーハンドルのコラム径が22.2mmや25.4mmだと、隙間を埋めるシムを入れれば使用出来るようになります。

なので、31.8mmのクランプ径に対応したステムには、細いハンドルでも使用できるように「シム」が付属している場合が多いです。

逆に、25.4mmなど細いハンドルにしか対応していないステムでは、31.8mmなどの太いハンドルは取り付けることができないので注意してください。

ハンドルやステムの規格などについては下記の情報でまとめていますので参考にしてください。

自転車のハンドルのにぎり径とクランプ径について

クロスバイクのフラットバーハンドル交換手順

クロスバイクのハンドルを交換する基本的な手順について解説します。

1.使用しているハンドルを自転車から外す

まずは、ハンドルからブレーキやシフターなどの付属品を全て外します。

グリップを取り外すのは切ってしまえば手っ取り早いですが、再利用するのであれば、丁寧に外してください。

全てのパーツをハンドルから外したら、ステムと接合している部分(クランプ)のネジを外して、ハンドルをステムから取り外します。

2.新しいフラットバーハンドルのカット幅を決める

カーボンハンドルと普通のハンドルの比較

新しく購入したフラットバーハンドルをそのまま使用することもできますが、一般的なクロスバイクのハンドル幅が540mm程度で調整されているのに対して、パーツとして売られているフラットバーハンドルは580~600mmになっています。

要するに、売られているハンドルをそのまま使用しようとすると、ハンドル幅が広過ぎるので、カットする必要があります。

マウンテンバイクなどは幅広ハンドルの方がヤジロベーの原理で荒れ地でも安定感が増すので、あえて幅広ハンドルを使用することもありますが、クロスバイクの場合はそこまで荒れ地を走ることも無いと思われるので、ハンドルの両端をカットしてハンドル幅を狭めるのが一般的かと思います。

今まで使用してきたハンドルを基準にカットする長さを決める

今まで使用してきたハンドルと、新しいハンドルの長さを比較して、ハンドルのカット幅を決めます。

今まで使用してきたハンドルと同じハンドル幅でも、ハンドルのデザインや形状が異なると、今まで使用してきたシフトレバーやブレーキレバー、グリップなどを取り付ける位置やスペースが変わる場合があるので、カットをする前に、実際にパーツをハンドルに取り付けてみて、カットしても問題がないかを確認するようにしましょう

ハンドルをカットする位置が決まれば、カットする位置にマーキングします。

カットする際は、左右均等にカットするようにしてください。

ハンドル幅の注意点

ハンドル幅を切り詰めると、見た目がスポーティになりカッコ良く見えます(主観)。

ロードバイクがスポーティに見えてカッコ良いのは、ハンドル幅が38mm~44mm程度で、クロスバイクのフラットハンドルバーに比べて狭い、というのもあるかと思います。

クロスバイクのハンドル幅は560mm程度なので、ロードバイクのハンドルと比べると、かなりハンドル幅は広くなっています。

なので、クロスバイクをロードバイク寄りに改造カスタマイズをしようと思うと、思い切りハンドルを切り詰めたいと考えたりします。

しかし、フラットバーハンドルをロードバイク並みに切り詰めてしまうと、パーツを取り付けるスペースや、グリップのスペースがなくなってしまいます。

ドロップハンドルの場合は、ブレーキやシフトレバーはハンドルの前方に取り付けてあるので、ハンドル手前に取り付けるものと言えば、ライトとベルくらいなのですが、フラットハンドルの場合は、ブレーキレバー、シフトレバー、ライト、ベルなど取り付ける物が多くなるため、まずは取り付けスペースを確保する必要があるのです。

そんなわけで、どんなに切り詰めたとしても440mmが限界です。

しかもハンドルが短くなればなるほど自転車は安定しなくなります。

安定もせず、グリップ幅も短くなると安全性が著しく低下するので、ほどほどのハンドル幅にしておきましょう。

あまり切り詰め過ぎない500mm~520mmくらいにするのが、無難なハンドル幅かと思います。

フラットバーハンドルをカットする

クロスバイクのカーボンハンドルをカットする

今回のハンドルはカーボンハンドルなので、カットする際には糸鋸とソーガイドを使用します。

まずは、フラットバーハンドルをソーガイドに通して、ハンドルをカットする位置で固定します。

あとは糸鋸でギコギコとハンドルを切っていきます。

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アルミハンドルの場合は糸鋸ではなく、パイプカッターを使用してカットすることができます。(カーボンハンドルでパイプカッターを使用するとカーボン繊維がバラけてしまって収集がつかなくなるのでNGです。)

下記の記事ではパイプカッターを使用したハンドルをカットする方法をまとめています。

クロスバイクのハンドルをカットする方法と作業のポイント

カーボンハンドルはパイプカッターではカットしない

アルミ製のハンドルであれば、パイプカッターがあればカットすることが出来ますが、カーボン製のフラットバーハンドルの場合はパイプカッターではカットできません

「カーボンハンドルをパイプカッターでカットして大丈夫だった」という情報もありますが、パイプカッターでカーボンハンドルをカットするとカーボン繊維がバラバラと剥がれたりして、取り返しのつかない大失敗をしたりすることもあるようです。

最終的には自己責任での選択になると思いますが、カーボンハンドルは安いパーツでもないので、あえて苦労したいチャレンジ精神でもなければ、確実に作業出来るカーボンカッターとガイドを使用してカットするのが良いと思います。

カーボンの削りカスに注意

カーボンハンドルをカットしていると黒い削りカスが出ます。明らかに身体には良くないものなので、作業時は防塵用のマスクやメガネを装備して、部屋には新聞紙を敷くなどしてから作業に取り掛かりましょう。

ちなみにアルミハンドルをカットした時にも鉄粉が出ますので、こちらも同様に、防塵用のマスクやメガネを装着したり、新聞紙を敷いて対策することをおすすめします。

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3.カットしたハンドルをステムに取り付ける

ットしたカーボン製フラットバーハンドルを取り付け

両サイドをカットしてハンドルを切り詰めたら、クロスバイクに取り付けます。

まずは、ステムに固定して中央の位置を合わせます。

ハンドルには向きもあるので、きちんと正面を向くように取り付けましょう。

4.シフトレバーやブレーキレバーの取り付け

ハンドルの位置が決まったら、シフトレバーやブレーキレバーを装着し、角度などを調整しながら取り付けます。

ハンドル幅などを大きく変えた場合は、ワイヤーの長さの調整が必要になる場合があります。

ワイヤーの長さがそのままでも動作させることはできると思いますが、動作が鈍くなったり、余ったワイヤーが邪魔になったりするので、可能であればワイヤーを張り直して長さを調整するのが良いと思います。

ただし、ワイヤーを交換する場合は、ブレーキの調整、シフターの調整が必要になり、作業の難易度は一気に高くなるので注意してください。

作業に自身がなければ、ブレーキやシフト変換が問題なく動作することが確認できれば、そのままでも良いかと思います。

実際問題で僕自身も最初の作業では、ワイヤー類には全く手を付けませんでした。

ワイヤーが長く余ってしまって見た目がかっこ悪かったことを除けば、大きな問題は無かったように思います。

自転車屋さんの意見としては、ワイヤーが無駄に長いと「摩擦やワイヤーの伸びが影響して、シフトチェンジなどで影響が出やすい」ということもあるようですから、可能であれば、調整したほうが良いとは思います。

5.フラットバーハンドルにバーテープを巻く(グリップを取り付ける)

フラットバーハンドルにバーテープを巻く

フラットバーハンドルのグリップは、エルゴンなどのメーカーに代表されるコンフォートグリップが人気です。

しかし、僕はいろいろなグリップを試した結果、フラットバーハンドルにもバーテープを巻いてグリップの代わりにしています

グリップに比べて、バーテープの方がデザインや材質のバリエーションが多いのと、見た目的にもバーテープの方がよりスポーティに見えるので個人的にはおすすめです。

クロスバイクのグリップにはバーテープがおすすめ

バーテープを巻く前には、アクセサリー類の取り付けスペースも考慮しなければいけないので、ライトやとサイクルコンピューターなど、走行時に取り付ける必要のあるアクセサリー類も取り付けてから作業を行います。

グリップ(バーテープ)が準備できたら作業は終了です。

クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する方法まとめ

以上がクロスバイクのフラットバーハンドルを交換する基本的な手順の流れです。

ハンドルの長さを、交換前のハンドルと同じにして、ハンドルだけ交換するような形であれば、作業自体はそれほど難しいものではありません。

初めての作業だったとしても、30分〜1時間程度の作業で、ハンドルを交換することができると思います。

ハンドルが変われば、見た目だけでなく乗り心地も変わるので、対費用効果の高いおすすめの改造カスタマイズの一つです。

是非チャレンジしてみてください。

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