クロスバイクのカスタマイズに興味のある人も多いと思いますが、「一体何から始めればよいのか?」「失敗するのが怖い」などで、なかなかカスタマイズに踏み切れない、なんてこともあるかと思います。
そんな人には、是非、クロスバイクのグリップを交換するカスタマイズにチャレンジして欲しいと思います。
なぜなら、グリップの交換は、簡単で、安くて、効果が実感しやすいカスタマイズだからです。
クロスバイクのグリップの交換をおすすめする理由
クロスバイクのグリップの交換は簡単に出来る
クロスバイクのグリップの交換は、特に知識がなくても簡単にできるカスタマイズです。
元から付いているグリップを外して、新しいグリップを取り付ければ良いだけなので、ワイヤー類も一切触りませんし、適当にグイグイやっていればなんとかなり、特に手順を考える必要もありません。
グリップ交換の道具も、ドライバーと六角レンチ、洗剤やチェーンオイルがあれば充分で、道具を買い揃えたりする必要もありません。
極めて簡単な作業なので、初めての作業でも30分もあれば十分です。
グリップ交換の基本的な作業内容
グリップの交換作業は、古いグリップを外して、新しいグリップを取り付けるだけです。
難しい作業はないので、下調べをせずに交換しても失敗をすることはないと思いますが、不安な方のために、グリップの交換方法を下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
グリップの交換は手頃な価格で出来る
自転車のパーツの価格はピンキリで、高価なものは数万円〜というパーツもあります。
しかし、グリップの価格帯は1,000円〜6,000円程度で、自転車のパーツで考えれば、安く手に入れられるパーツです。
例えば、僕が乗っているGIANT社のクロスバイクのESCAPEの純正グリップは1,200円ですし、人気のグリップメーカーであるERGON(エルゴン)でも、4,000円〜5,000円程度なので、比較的お気軽に交換できるというわけです。
グリップにもいろいろな種類があるので、交換して気に入らなければ、すぐに新しいグリップに交換できるのも、低価格パーツならではの自由さだと思います。
グリップの交換で見た目の印象を変えられる
自転車のグリップは、自転車全体の中ではそれほど大きなパーツではありませんが、主張の強いパーツでもあるので、グリップを換えるだけで自転車の見た目の印象は大きく変わります。
グリップはデザインが豊富で、いろいろなタイプのデザインがありますし、カラーバリエーションも多いので、好きなデザインのグリップを選んで、愛車をオシャレにカスタマイズすることもできるのです。
たとえば、GIANT社のESCAPE R3のように大量に販売されていて、そこらにありふれているようなクロスバイクでも、グリップを交換するだけで、自分だけのオリジナル自転車に変えることができます。
グリップの交換でクロスバイクの乗り心地も変わる
グリップが変われば、クロスバイクの乗り心地も変わります。
グリップの交換前は、「たかがグリップぐらいで変わるわけがない・・」と思っていましたが、グリップを交換した後の乗り心地の変化に驚いたものです。
「グリップ一つでこんなに乗り心地が変わるのなら、他のパーツを換えればきっともっと変わるんだろうな!」と思うと、他のパーツも試したくなるのです。
実際問題で、僕がクロスバイクのカスタマイズにハマる切っ掛けになったのは、グリップの交換からでした。
色々なデザインのグリップがある
クロスバイクに取付けられるグリップには、様々なデザインの製品があります。
チクワのようなストレートタイプや、握り部が幅広で手のひらでゆったりと支えられるようになったコンフォートタイプ、グリップエンドが角のように伸びたバーエンドバーと一体化したグリップなどがあります。
以下、代表的なグリップの種類について紹介してみます。
ストレートタイプのグリップ
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最もスタンダードなデザインのグリップです。
太さや材質などで乗り心地が変わります。
持ち手が幅広になったコンフォートタイプのグリップの方が疲れづらいと言われていますが、見た目的にはストレートタイプの方がシュッとしていて個人的には好みです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オッフル グリップシフト用 抗菌グリップΦ22.2mm用 ブラック Y-2311
コンフォートタイプのグリップ
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クロスバイクのグリップには、グリップが太めで上面が平らになっているコンフォートグリップと呼ばれるものがあります。
通常のグリップのように、常にしっかりと握っている必要はなく、グリップの上に手のひらを置いた状態で楽に乗れるのが特徴です。
短距離では違いが分かりませんが、長距離のサイクリングでは、その違いが大きく感じられます。
コンフォートグリップの中でも、特に評価が高いのが、エルゴングリップと呼ばれるもので、コンフォートグリップの代名詞的な存在でもあります。
クロスバイクのグリップを交換する人の多くは、このコンフォートタイプのグリップに交換する人が多い印象です。
コンフォートタイプ ショート
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短いコンフォートグリップ。
自転車のハンドルには、シフトレバーやブレーキなどグリップ以外のパーツも取り付けなければいけません。
しかし、クロスバイク等で使用されているストレートハンドルは、パーツの取り付けスペースに余裕がないという問題があります。
そこで、ショートタイプのグリップを使用することで、サイクルコンピューターやライトなどのアクセサリーを取り付けるためのスペースを作ることができるというわけです。
コンフォートタイプ+バーエンドバー
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コンフォートタイプのグリップに、バーエンドバーが一体になったグリップです。
バーエンドバーがあることで、ハンドルの持ち方にバリエーションが増えるため、長距離を走る際など楽に走れるようになります。
ハンドルを持つ場所が変えられないと、走行中に腕が辛くなっても我慢するしかありませんが、ハンドルの持ち方を変えられれば、かなり楽になります。
長距離になればなるほど、その有り難みを実感することになります。
バーエンドバー単体用のパーツもある
グリップの他にハンドルの持ち方にバリエーションが増やせるようになる、バーエンドバーも定番のカスタマイズです。
バーエンドバーを装着すると、ドロップハンドルやブルホーンバーのように持ち手が増やせるので、長距離走行の際などでは非常に助けられます。
小さな違いではありますが、手首の向きを変えられるだけでも、走行中の腕への負担を分散できて、楽な乗車になるのです。
バーエンドバーの取付けバリエーション
バーエンドバーは、取り付ける場所によって見た目や乗り心地などが大きく変わります。
基本的なバーエンドバーの取付け方法などを下記の記事でまとめていますので、参考にしてください。
クロスバイクのハンドルにバーテープ
クロスバイクのハンドルにグリップではなく、バーテープを使用するというのもおすすめのカスタマイズです。
バーテープは御存知の通り、ロードバイクなどのドロップハンドルに巻かれているテープです。
そのため、「バーテープはロードバイクに使用する」という固定概念があるので、クロスバイクのストレートハンドルに使用するイメージはあまりないかと思いますが、ストレートハンドルにもバーテープは意外と似合ってしまうのです。
バーテープには種類が多い
バーテープは、素材やデザイン種類がグリップよりも圧倒的に多いですし、価格も安いのが魅力です。
クロスバイクのストレートハンドルに、バーテープを使用したカスタマイズについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
クロスバイクのグリップを交換するメリットとおすすめの理由のまとめ
クロスバイクのグリップ交換がおすすめの理由
● 作業が簡単
● パーツの価格が安い
● 交換前と交換後の乗り心地の違いも実感しやすい
● バリエーションが多い
初めてのチャレンジでも簡単にできる
冒頭にも書きましたが、クロスバイクのグリップの交換は非常に簡単なので、自転車のカスタマイズの知識が無い人でも、チャレンジできるカスタマイズです。
僕自身、初めてのカスタマイズはグリップからでしたし、そこからクロスバイクのカスタマイズの楽しさにハマり、いろいろなパーツを交換するようになりました。
なので、クロスバイクのカスタマイズに興味のある人には、是非チャレンジしてほしいカスタマイズです。
グリップの交換はサイクルショップに依頼できる
「自分自身で作業したくない」
「グリップの違いだけ楽しみたい」
と思う人も少なからずいるかと思いますが、グリップの交換はサイクルショップでもおこなってくれます。
サイクルショップでグリップを購入すれば、サービスの延長で無料で取り付けてくれるお店もありますし、1,000円程度の工賃でグリップ交換をしてくれます。