ロードバイクやクロスバイクで使用するオンロード用のタイヤとして最近よく目にするよになった、パナレーサーのRace Evo4シリーズについてまとめています。
個人的には、自転車のタイヤと言えば、コンチネンタルのグランプリ 5000あたりが超定番のハイスペックタイヤというところで半ば盲目的に使用していきました。
しかし、最近はパナレーサーのRace A Evo4などのタイヤの評価が高いということを知り、興味津々でパナレーサーのRace Evo4シリーズについて調べてみました。
パナレーサーのRace Evo4シリーズ
パナレーサー Panaracer
Photo via:https://panaracer.com/
パナレーサーは兵庫県に拠点を置く自転車用タイヤ・チューブの専業メーカーで、創業から70年以上の老舗メーカーです。
その名前から想像できるように、元々パナソニックグループの会社(2015年まで)で、自転車用のタイヤメーカーとしては、コンチネンタルや、ヴィットリア、シュワルペなどと並んで、世界屈指のメーカーの一つです。
自転車愛好家なら知らない人はいないメーカーだとは思いますが、一応情報として書いておきます。
Race Evo4シリーズ
パナレーサーのRace EVO4シリーズは、パナレーサーが手掛けるロード用のタイヤの中ではハイエンドモデルに位置づけられるタイヤで、2019年にリニューアルされて同シリーズの4世代として発表されたのがRace EVO4シリーズになります。
近頃よく目にする評価としては、タイヤとしての性能が高いだけでなく、とにかく摩耗性や耐パンク性が高くてコストパフォーマンスが最高!という感じで、自転車愛好家だけでなくプロチームでも多く使用されているタイヤです。
Race Evo4シリーズは性質の異なる下記の3種類で展開されています。
● Race A Evo4(チューブラー/クリンチャー)
● Race D Evo4 クリンチャー
● Race C Evo4 クリンチャー
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×26C] レース C エボ4 F726-RCC-AX4 ブラック×AX (ロー...
パナレーサーのRace Evo4シリーズの特徴
Panaracer Race A Evo4
Photo via:https://panaracer.com/products/road/race/race-a-evo4/
All-around。
重量230g(25C)の軽量さとパンク耐性の高さを実現し、悪天候でも高いグリップ力を維持するハイエンドのオールラウンドレーシングモデル。
Race Evo4シリーズの中では唯一、チューブラーにも対応。
参考 Race A Evo4
PanaracerRace D Evo4
Photo via:https://panaracer.com/products/road/race/race-d-evo4/
Duro
スペイン語で持続を意味するDuroのDを関したRace D Evo4はシリーズ中でパンク耐性に重点を置いています。
重量的にはやや重くなる(240g(25C))ものの、パンクのリスクが高まる荒れた路面を走る場合の他、ロングライドや自転車通勤などパンクをなるべく避けたい場面で重宝するような仕様になっています。
またRace A Evo4と同様にグリップ力も高く、日常的な用途でも活躍してくれるようなタイヤです。
参考 Race D Evo4
Panaracer Race C Evo4
Photo via:https://panaracer.com/products/road/race/race-c-evo4/
Control。
コントロール制を重視したタイヤでRace A Evo4やRace D Evo4とは異なるトレッドパターンを採用。
砂地や荒れ地などでもタイヤを取られづらいような路面にも対応しているタイヤです。
クラシカルな見た目のミックスパターンを採用しているのも特徴の一つです。
重量は26Cで少し太めでありながらも220gでRace A Evo4と同じ。
参考 Race C Evo4
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×26C] レース C エボ4 F726-RCC-AX4 ブラック×AX (ロー...
パナレーサー Race Evo4シリーズまとめ
パナレーサー Race Evo4シリーズをまとめると、本確的なレース向きなのがRace A Evo4かRace C Evo4で、クラシカルなデザインが好きならRace C Evo4、日常用途や不整地を走ることがあるのであれば、パンク耐性の高いRace D Evo4という選択になりそうです。
人気順には、Race A Evo4 > Race D Evo4 > Race C Evo4
パナレーサー Race Evo4シリーズの魅力はその性能の高さだけでなく、日本メーカーのつくるタイヤであることや、海外勢のハイエンドスペックのタイヤと比べると価格が2/3程度という部分も挙げられるかと思います。
個人的にはコンチネンタルグランプリ5000一択で来ましたが、次のタイヤではこのパナレーサー Race Evo4シリーズを試してみたいなどと考えています。