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自転車のタイヤのクリンチャータイヤとチューブラータイヤの解説|特徴や違いなど

クリンチャーとチューブラーの違い

ロードバイクやクロスバイクで使用するタイヤにはクリンチャーとチューブラーの2種類があります。

一つはチューブとタイヤが固定された方式で、もう一つは一般的なチューブ交換できる方式のタイヤです。

さて、ここで問題です。
パンク修理時にチューブを交換できるのはクリンチャーとチューブラーのどちらのタイヤでしょうか?
実は、この2つが僕の中でゴチャゴチャになってよく判らなくなってしまうので、何度も何度もネットで調べるということを繰り返しているのです・・・。ということで答えを忘れないようにメモとしてクリンチャーとチューブラーについて調べたことをまとめておきます。

クリンチャータイヤとチューブラータイヤの違い

クリンチャータイヤ

クリンチャータイヤ

クリンチャータイヤとは、タイヤをホイールの内壁に引っ掛けて固定する方式で、チューブに空気を入れることでタイヤがリムに固定される仕組みです。タイヤの内側に引っ掛けるためのワイヤーが入っていることからWO式(Wired-On)とも呼ばれます。

タイヤとチューブはそれぞれ独立しているので、パンクした場合などはチューブだけ交換することでパンク修理が行なえます。

クリンチャーの特徴

● チューブが膨らんだ際の圧力でリムとタイヤを固定させる。
● パンク時はチューブ交換だけで済むので楽。
● チューブラーに比べて重くなる。
● 一般的に使用されているのはクリンチャーなので入手しやすい。
チューブ交換式なのでパンク修理が容易

クリンチャーの意味

clincher
くぎを留める人、ボルトの締め付け工のこと。

うーん・・・イマイチしっくり来ませんね。

コメント欄でヒントを頂きましたが、ボクシングのクリンチから想像することもできるかと思います。ホイールの内側に「しがみつく(クリンチする)」というイメージがしっくりくるかなと思います。

チューブラータイヤ

チューブラータイヤ

チューブラータイヤはタイヤとチューブが一体化されていて、リムテープやリムセメントを用いてリムにタイヤを固定する方式のタイヤです。

タイヤとチューブが一体になっているので、パンクした場合はタイヤごと交換することになります。

チューブラーの特徴

● タイヤの中にチューブを縫い込んでいる。
● 軽量化できる。
● パンク時は修理が難しいのでタイヤごと換える。
● リムテープまたはリムセメントを用いてリムにタイヤを固定させる。
● プロ選手の多くは試合ではチューブラータイヤを使用している。
● リム打ちをしづらいのでハの字パンクのリスクが低い。

チューブラーの意味

tubular
管の、管状の、管式の

管状になっているのでチューブラーと呼ばれるようです。(実際はタイヤがではなくてリムが中空(チューブ形状)になっているからだそうです。)

ということで冒頭のクリンチャーとチューブラーのどちらがチューブ交換式なのかの答えはクリンチャータイヤということになります。

チューブレスタイヤ

クリンチャーとチューブラーの他に、チューブを使用しないチューブレスタイヤも存在して、一般的には「チューブレス」と呼ばれています。

チューブレスタイヤはマウンテンバイクの世界ではそれなりに普及しているようですが、ロードバイクなどのオンロード方面では、チューブレスタイヤに対応したホイールの選択肢も少なく、あまり普及していない印象です。

チューブレスタイヤの特徴

● チューブを使用しないのでパンクのリスクが低い。
● 交換が大変。

などが挙げられます。

それぞれのタイヤの形式に対応したホイールがある

チューブラーとクリンチャーの違いを理解したら、次に気をつけなければいけないのは、自分が使用しているホイールがどの形式のタイヤに対応しているかということになります。

というのも、ホイールはそれぞれの形式に対応しているホイールが異なるため、対応していないタイヤを購入すると使用できないということになります。ホイールのスペックを見ていると、クリンチャーとかチューブラー対応などが必ず記載されているかと思います。

間違わないように気をつけましょう。

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