サイクルコンピューターメーカーXplova製品まとめ

xplova
Photo via:https://www.xplova.com/jp/home

サイクルコンピューターは2020年頃にブレークするーと呼べるような大きな変化があり、中華メーカーの格安サイクルコンピューターか、地図表示とナビゲーション機能を備えたハイエンドなサイクルコンピューターに大別されるようになりました。

単に速度計測や、距離計測、GPSロガー程度の機能であれば、中華メーカーでも問題なく使用できるため、ハイエンドモデルのサイクルコンピューターを開発できないメーカーは次々に淘汰され撤退しているような状況になってきています。

そんな中で、ハイエンドなサイクルコンピューターを開発するメーカーとしてはGarmin、Wahoo、Brytonあたりがあり、「カラー液晶」「地図表示」「ナビゲーション機能」を備えた次世代のサイクルコンピューターをメインにしてサイクルコンピューターに業界を牽引しています。

そんなハイエンドなサイクルコンピューターメーカーの中でもう一つ注目したいメーカーがあり、それが台湾のXplova(エクスプローバ)です。

サイクルコンピューターのスマート化で勢力図に大きな変化

サイクルコンピューターも以前は単純に「速度計測」「距離計測」「ケイデンス」「心拍数」が表示できれば良かったのですが、スマート化の波が押し寄せるとともに、スマートフォンとの連携や、サイクルコンピューター自体のスマート化が急激にすすむようになりました。

その中で、従来からコンピューター方面の開発ができるようなメーカーは柔軟にその変化に対応、もしくは牽引するような変化をすることができたのですが、そうでないメーカーはその流れについていくことができずにいるようです。

かと言って、従来までの非スマートなサイクルコンピューターだと格安中華メーカーに侵食されて行き詰まるような状態になり、停滞や撤退するような状況になっていて、2020年前後からサイクルコンピューターの勢力図にも大きな変化が起きるようになってきました。

そんな中にあって、大手IT企業のAcerを親として持つXplovaは、今後も注目しておきたいサイクルコンピューターメーカーかと思います。

Xplovaについて

XplovaPhoto via:https://www.xplova.com/jp/home

Xplovaは2008年にサイクリングとアウトドアスポーツの愛好家グループによって設立されたそうで、現在でも製品ラインナップは自転車を中心としたアクセサリーやフィットネス機器で構成されています。

Xplovaにとって最大の転機となったと思われるのは2015年にIT大手のAcerに買収されAcer傘下の企業となったことかと思われます。

昨今のサイクルコンピューターは一気にスマート化されているので、生き残りのポイントはコンピューター開発の強さやスピードに依るところが大きくなってきていると思いますが、親企業が世界的にも有名なIT企業であることはXplovaの最大の強みにもなっているはずです。

例えば、コンピューターメーカーのアップルがスマートフォン分野に参入してきたことで一気にその実力の違いを見せつけたのと同じ様に、スマートフォンを開発できるAcerが旧世代デジタル製品のサイクルコンピューター分野に参入してきたことで、同じ様にデバイスとして一気に大きな変化がもたらされることが期待できます。

Xplovaのサイクルコンピューターは、他のメーカーに比べてスマートフォン的なインターフェイスで動作もスマートフォンのサクサク感に近いような動きをするものになっていて、基本的な開発力の高さが際立っている印象です。

Xplovaの製品

Xplovaの製品ラインナップは、サイクルコンピューター、インドアトレーナー、ハートレートモニター、ケイデンスセンサーというような感じになっていて、フィットネス機器メーカーのWahooと同じような構成です。

Xplovaのサイクルコンピューター

Xplovaのサイクルコンピューター

Xplovaのメインの製品はサイクルコンピューターでグレード違いで3種類がラインナップされていますが、X2に関しては日本では未発売で、実質X3とX5 Evoのみとなります。

いずれもAcerの技術を活かしたようなスマートフォン的な要素をもったサイクルコンピューターですが、2021年8月現在で既に3年以上更新されていないので、新製品の発表が待たれるような状況です。

Xplova X3

● 2.2インチ(240x320)
● カラーディスプレイ
● GPS対応
● ナビ機能
● バッテリー 20時間(最長27時間)
● 最大 700時間記録
● 発売 2018年5月20日

既に発売から3年以上が経過していることもあり、旧タイプのサイクルコンピューターというような扱いになり、2021年8月現在では既に積極的は販売さされていないような状態です。

Xplova X5 Evo

● カメラ搭載
● 3インチ(240x400)
● GPS対応
● ナビ機能 MAP表示
● タッチスクリーン
● バッテリー 12時間(カメラ不使用)
● 発売 2017年11月3日

サイクルコンピューターにカメラを搭載して自動録画を可能にした画期的なサイクルコンピューターで、発売当初は、ダッシュボードカメラの重要さが注目されていた時期でもあり、非常に注目された製品です。

またAcerがXplova買収した後の、最初の本格的なサイクルコンピューター(x5)ということもあり、スマートフォンの技術がふんだんに活かされたスマートフォンライクで、当時としてはかなり最先端な仕様だったと思います。

しかしながら、サイクルコンピューターとしては余裕のないバッテリー容量がカメラを使用するとさらに使用時間が短くなるなど、サイクルコンピューターとしての実用性を欠く部分も多く、話題先行型で終わってしまった感もあります。

その後継モデルであるX5 Evoでもその問題は改善はされたものの払拭しきれていない感じで、超高性能なサイクルコンピューターの開発の難しさを物語っているような気もします。

このあたりは、スマートフォンのように高性能にするとバッテリー消費が激しくなりサイクルコンピューターとしては致命的となるため、各メーカーともにバランスの取り方で悩んでいるような印象です。

またタッチスクリーンも賛否両論があり、スマートフォンのようなサクサク感や操作性が得られる反面、グローブをしたままの操作や画面が水滴で濡れた場合の操作などに難が出るためボタン式が良いという人も多く、こちらもメーカーを悩ませる部分になっています。

そのあたりの問題はこのチャレンジ精神豊富なXplova X5 Evoで実証した形にもなりました。

インドアストレーナー

Xplova NOZA S

インドアスマートトレーナー
Zwift や TrainerRoadと連携させられるインドアスマートトレーナー。
WahooのKickrGarminのtacxなどと同様の製品です。

価格は性能にもよりけりなので、選択するその他のメーカーの製品にもよりますが、同等の価格になります。

アクセサリー類

チェストストラップタイプのハートレートモニター(HS5)やスピード・ケイデンス デュアルセンサー(TS5)なども、サイクルコンピューターとの連携で必須アイテムとしてラインナップされています。

XPLOVA ハートレートモニター HS5

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XPLOVA スピード・ケイデンス切り替え式 センサー TS5

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ただ、このあたりはXOSSのスピード・ケイデンス デュアルセンサー(x1)やその他の中華系メーカーなどと同じシステムだったりするので何となく察するところがありますね。

Xplovaのまとめ

大手IT企業のAcerの傘下となり、その後、最先端技術を盛り込んだスマート系サイクルコンピューターを発表しているXplovaですが、X3が発売されて既に3年以上経っているにも関わらず、新製品の話題もないことから、今後の展開がどうなるのか気になるところでもあります。

流石にスマートフォンを開発できる技術のあるAcerの子会社だけあって、スマートフォンや他のデバイスとの連携などに関しては隙がない感じではあるのですが、調子の悪い部門はあっさり切り捨ててしまうということも大手だとやりかねないので、ある日突然終了してしまうなんてこともあり得るのがちょっと心配です。

現行製品が発売してから3年。サイクルコンピューターのサイクルとしても、そろそろ新しいサイクルコンピューターを期待したいところですが、はたしてどうなるのか。。。

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