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自転車の危険行為の取締状況と自転車指導警告票について

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自転車の危険行為の摘発

2015年6月に改正道路交通法が施行されて、自転車でも悪質な違反があれば処分の対処となり、悪質な違反が重なれば講習を受けなければいけないようになりました。

改正道路交通法が施行されてから数年が経った今現在、相変わらず信号無視や逆走する自転車は多いですが、それでも施行当初よりは幾分マナーが向上したように感じる今日この頃です。

施行された当初はニュースでも取り締まりされている様子が報道されたりしていましたが、実際どのレベルで取り締まりが行われているかはよく分からない部分もありますよね。

実際問題で、僕自身取り締まりを受けたことは無いですし、取り締まりを行っている場面にも出くわしたことがありません

そんなわけで、改正道路交通法が施行されてしばらく経つ今現在、自転車の危険行為の取り締まり状況は一体どんな感じなのかを調べてみることにしました。

自転車の危険行為の摘発数

自転車の危険行為の摘発数

検挙件数

平成23年(2011)3,956件
平成24年(2012)5,321件
平成25年(2013)7,193件
平成26年(2014)8,070件
平成27年(2015)12,018件 ★改正道路交通法施行
平成28年(2016)13,820件
平成29年(2017)14,105件
平成30年(2018)17,568件
令和元年(2019)22,859件
令和2年(2020)25,467件

警察庁の自転車の交通指導取締り状況の資料によれば、改正道路交通法が施行の前後の数字の変化を見ると、指導警告票交付件数や検挙件数は年々増えているようなので、取締自体は強化されているような印象です。

検挙内容 令和2年

信号無視 14,344件
しゃ断踏切立入 6,005件
一時不停止 1,804件
運転者の遵守事項違反446件

信号無視の検挙数が多いのは、自転車が日常的にお貸している交通違反の件数としても信号無視が圧倒的に多いと思われるので、そのあたりが反映された数字なのかなと思います。

また、重大事故に繋がる違反ほど取り締まりが強化される傾向にあると思われるので、重大事故に繋がってしまうような信号無視、しゃ断踏切立入、一時不停止などが、積極的に取り締まられているのではないかと想像できます。

自転車指導警告票

自転車指導警告票

「自転車指導警告票」とは、悪質と思われる自転車の違反をした際に警察から手渡されるもの

「自転車指導警告カード」と呼ばれる黄色い票で、各種違反内容が書かれてるいて、その時に違反したと思われる内容にチェックが入った状態で渡されます。

特に法的な効力は無いようですが「お前がやった行為は違反行為だから今後は気をつけろよ」というような警告を意味し「違反が重なれば、刑事罰に繋がりますよ」ということを周知させるのに活用されているようです。

改正道路交通法が施行される以前から自転車指導警告票はあったようですが、取り締まった自転車の全ての違反者を講習で捌くのは無理があるんでしょうね。

しかしながら違反を見過ごす訳にもいきませんし、全てを捌けるわけではない。そこで、違反者に対して警告的なアクションが出来て交通マナーの向上にも繋がるようなツールとして、自転車指導警告票が活用されているという感じなのでしょう。

指導警告票交付件数

平成23年(2011)2,196,612件
平成24年(2012)2,485,497件
平成25年(2013)2,410,808件
平成26年(2014)1,728,060件
平成27年(2015)1,850,828件 ★改正道路交通法施行
平成28年(2016)1,579,541件
平成29年(2017)1,550,724件
平成30年(2018)1,606,029件
令和元年(2019)1,355,535件
令和2年(2020)1,437,748件

上記の自転車の交通指導取締り状況を見ると、結構な枚数が発行されているのが判ります。

2016年を例にすると1,579,541件

158万枚!

1日あたり3,000枚を配っている計算です。

僕自身はまだこの指導警告票を見たことがありませんが、指導警告票が交付されるということは、交通ルール違反をした人がそれだけ居たいうことですね。

当然ながら違反者みんなに交付されているわけではないので、取締をされない人まで含めると、物凄い数の交通ルール違反が日々行われてる事になります。

確かにこれは捌ききれないでしょうね。

各自治体や学校機関などへも依頼して、自転車指導警告票の情報を活用した交通安全教育の推進を計っているようですが、自動車並みにルールを守るのが当たり前になるような日はまだまだ先のようです。

自転車指導警告票をもらって「あぁ違反なのか」と納得して気をつけてくれるなら良いのでしょうが、twiiterのタイムラインなどでも「自転車指導警告票には法的な意味がないから大丈夫!」というようなツイートをしている人も少なからずいて、安全意識や交通ルール遵守の意識の低さが目立ちますね。

個人的には、現状のような甘い処分で紙と無駄な労力を浪費するくらいなら、即罰金で良いと思いますけどねぇ。

参考 自転車指導警告票の情報を活用した交通安全教育の推進について(依頼)(文部科学省)

自転車の取り締まり強化は大賛成

自転車の取り締まり強化

自転車は免許が必要ないので、小学生や中学生などの免許を持たない人に対してルールを理解させるのは難しいなどの声もあります。

しかしながら、そう言った心配はもっとマナーが向上してからの話だと思います。

だって、今の時点では信号を守るとか、酔っ払い運転をしないなど、子供でも理解しているごく当たり前のレベルですらも、大人が守っていないわけですからね。

「免許制じゃないから違反が多い」「ルールを知らない人が乗るから違反が多い」なんていうのは屁理屈でしかないと僕は思います。

信号無視をする人をよく見てください。

それは子供ですか?

恐らくほぼ、大人だと思います。

要するに自転車で交通ルールを守っていないのは、交通ルールを知っているはずの大人がほとんどなのです。

罰則なしでマナーが改善されないのであれば、罰則化になるのは仕方のないことだと思います。

残念ながら、今現在の状況は目に余る無法状態ですから、ここらで本格的に取り締まっていくことが必要なのではないかと思っています。

自転車の悪質な交通ルール違反に対して取り締まりが強化されたことに対して「何もそこまで・・・」という声も聞かれたたりもしましたが、厳罰化すればするほど自然とマナーは向上していくはずです。

そもそも、きちんとルールを守っている人にとっては、取締が強化されたところで全く影響はありません。

むしろ自転車に関する環境が良くなることでもあるので反対する理由は無いものと思います。

とにもかくにも、自転車に乗る人の交通ルール遵守の意識が、厳罰化、取締強化などによって、もっと高くなるのであればどんどん厳罰化、取締強化で良いんじゃないなと思いますね。

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