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GIANT社のクロスバイクESCAPEを選んだ理由と購入から納車までの流れ解説

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クロスバイクのESCAPE Airを買うまでのお話

僕が初めて買ったスポーツバイクは、GIANT社の定番クロスバイクであるESCAPEシリーズの中で最軽量だったESCAPE Airでした。

2017年モデルを最後に廃番になってしまったものの、クロスバイクで10kgを切る完成車として話題にもなったモデルです。

僕が初めて買うスポーツバイクとして「何故ロードバイクではなくてクロスバイクを選択したのか?」そして「クロスバイクの中で何故、GIANT社のESCAPEシリーズを選択したのか?」について書いてみたいと思います。

クロスバイク購入のきっかけと理由

クロスバイク購入のきっかけと理由

移動手段として自転車が欲しくなった

クロスバイクのESCAPE Airを買うまでの僕の移動手段は徒歩と電車がメインでした。

東京は田舎とは違って、駅の近くに住んでいれば、自分専用の移動手段が無くても特に困ることはありません。

徒歩と電車などの公共交通機関を使えばどこにでも行けるからです。

なので自動車やバイクはおろか、自転車さえも持っていないミニマリズムな生活を送っていました。

しかし、結婚して子供ができると、独身時代とは違い、毎週のようにどこかへお出かけするようになったので、何か移動手段があれば便利だなと思うことが増えてきました。

「自転車があれば歩いて行くにはちょっと遠い近所のお店などにも行けるようになる」ということで、自転車の購入を検討しはじめたのがそもそもの始まりです。

自転車は値段が安くて維持費が掛からない

自動車やバイクの値段に比べれば、ママチャリなどの値段は1万円〜3万円程度なのでタダみたいな値段です。

本格的なロードバイクなどになれば、バイクが買えるくらいの値段にはなりますが、そこそこの値段のするロードバイクを思い切って買ったとしても、自動車の維持費と比べれば非常に安上がりです。

僕はもともとケチな性分のため、維持費の掛かるものは大嫌いなので、維持費が(それほど)掛からない自転車は、僕にとっては最適な乗り物だったわけです。

東京の知らない景色を沢山見たかった

自転車は住宅街の細い道でも走れます。

自動車だと一瞬で通り過ぎてしまうような場所でも気軽に立ち寄ることができます。

「今まで通った事のない道を沢山走って、知らない景色を沢山見られるのも良いなあ」というロマンチックなことを考えたりしたわけです。

なにせ上京して以来、もっぱらの移動手段は電車がメインでしたから、道路のことになると全く知らないことだらけで、自動車に乗っている人であれば当たり前であろう、環状八号線や七号線の位置関係ですら全く分からない状態でした。

東京に二十年以上暮らしていて、東京の地理もよく分からないというのも少し勿体無いなと思ったわけです。

そこで、自転車があれば、いろいろな道を走ることが出来るので、きっと東京の道にも詳しくなれると思ったのです。

安くて性能の良いスポーツバイクは無いか調べた結果

安くて性能の良いスポーツバイクは無いか調べた結果
当初はAmazonあたりでスポーツバイクを購入しようと考えていましたが、Amazonなどインターネットで買えるような自転車のほとんどは「スポーツバイク風の自転車」で、本物のスポーツバイクではないということを知りました。

いわゆるロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクは、基本的には対面販売方式をとっていて自転車屋さんでしか購入できません。

それまでママチャリとロードバイクの違いすら分からなかった僕は、ちゃんとしたスポーツバイクを買うべく、いろいろな自転車メーカーのホームページやブログなどを覗いて、勉強をはじめました。

その結果、ロードバイクは10万円を超えるとようやく入門機と呼ばれるレベルのモノが買えるとか、フレーム自体にもアルミ製やカーボン製など、いろいろな種類があり、材質によってそれぞれ特性が違っていることを知りました。

コンポーネントと呼ばれる自転車の駆動部分にもグレードがあって、自転車自体はコンポーネントのグレードで評価されると言っても過言じゃない、などの基本的な知識を身に付けていきました。

しかしスポーツバイクについて少しずつ詳しくなってきたものの、自転車なんて1万円で買うモノと思っていた当時の僕には、とても自転車にポンと10万円を出す勇気はありませんでした。

「ハマるかどうかも分からない自転車に大金は遣えない」、いや、ハマったとしても「自転車に大金は遣えない」と思っていたので、できるだけ安く購入したいと考えた僕は、予算は低めに抑えつつも、乗っていて恥ずかしくない程度の性能を備えたスポーツバイクが無いかを調べ始めたのでした。

そんな中で、スポーツバイクとしては低価格でありながら、それなりの性能も備わっていて、スポーツバイクの入門機としておすすめだよ!と多くの人に紹介されていたのがGIANT社のクロスバイクのESCAPE R3だったのです。

クロスバイクとは?|用途・特徴・適正距離など

クロスバイクとロードバイクの違いとは

ロードバイクが実店舗の対面販売でしか買えない理由

GIANT社のクロスバイクのESCAPEを選んだ理由

GIANT社のクロスバイクのESCAPEPhoto via:シノベ写真事務所

値段も安く、性能も良くて、乗っていて恥ずかしくないスポーツバイクはないかと情報を探すと、必然的にGIANT社のクロスバイクのESCAPE R3に辿り着きます。

言わばスポーツバイク界のカローラとも言うべき存在で、圧倒的なシェアを誇るクロスバイクです。

このGIANT社のクロスバイクのESCAPE R3が、多くの自転車愛好家の方から安定した評価を得ていたことが、購入の決め手になったのは間違いありませんが、それ以外にもクロスバイクのESCAPEを選択した理由があります。

おすすめクロスバイクはGIANT社ESCAPE R3一択になる理由

自転車盗難に対して安心感がある

ロードバイクやクロスバイクは、自転車本体の値段が高いことや、パーツにバラすことが出来るので「盗んで販売しても足が付きづらい」ということなどから、転売目的での盗難に遭いやすいと言われています。

そのため、盗難対策としてロードバイクやクロスバイクは室内で保管する方が多いです。

そんなわけで、スポーツバイクを購入する前の僕は、自転車の盗難に対して過剰なまでに神経質になっていました。

しかし、僕の場合は家庭の事情もあり自転車を室内で保管することができそうになく、自宅マンションの駐輪場に保管するしかありませんでした。

そして、そこに置かれてあるのはママチャリばかりので、ロードバイクやクロスバイクなどを置くと「盗んでください!泥棒さん!ここですよここ!」と言わんばかりの目立ち方をしてしまいます。

しかしESCAPE R3は言わば大衆車です。

しかもスポーツバイクとしてはそれほど高価ではありません。

ということは、盗んで売るにしてもそれほど売値は高くならないので泥棒がわざわざ目星をつけて盗みにくるような自転車ではないと考えました。

もし盗難される場合、それはプロの仕業ではなく、無施錠など自業自得な場合に限られるだろうと考え、大衆車レベルで普及していて価格の安いGIANT社のクロスバイクのESCAPEというのは安心材料でもありました。

自転車盗難対策|クロスバイクは盗難されづらい自転車だという仮説

GIANT社のクロスバイクのESCAPE R3なら改造カスタマイズ情報が沢山見つかる

GIANT社のクロスバイクのESCAPE R3は、クロスバイクの代名詞的な存在でもあるので、相当な数のオーナーが居ます。

当然のように、GIANT社のクロスバイクのESCAPE関連のブログも多く見つかり、その他のクロスバイクの比ではありません。

なので困ったときにはすぐに情報が見つかりますし、自分で改造カスタマイズをしてみたいと思った時に参考にできる情報がが多いのも魅力的でした。

GIANT社のクロスバイクのESCAPEは安いクロスバイクを改造カスタマイズして、どこまで原型をとどめないまで改造できるか?というようなチャレンジをするための自転車と言っても過言ではないほど、改造カスタマイズをしている人が多いのです。

僕自身も、いろいろな改造カスタム情報が掲載されたブログなどを見ているうちに影響され、自分で改造カスタマイズを行いたいと考えていたので、先人たちの情報を拾いやすいGIANT社のクロスバイクのESCAPEは僕にとって非常に都合が良かったのです。

ESCAPEシリーズの中でAirを選択した理由

GIANT社のクロスバイクのESCAPEはシリーズ化されていて、定番モデルのESCAPE R3、スポーティなESCAPE RX、そして軽量なESCAPE Air(廃番)がありました。

現在はより細分化されてCROSTARやGLAVIERなど、ESCAPEからの派生モデルも増えていますね。

どのモデルを購入するか迷いましたが、かつて僕の叔父さんが教えてくれた名言「松竹梅があるなら、松か竹を選択しておけば間違い無い。」を信じて、ESCAPEシリーズの中で竹と思われるESCAPE Airを選択したのでした。

僕がGIANT社のクロスバイクのESCAPE Airに最も惹かれたのは軽さでした。

ロードバイクは「軽さが正義」という価値観もあったりする中で、ESCAPE Airはクロスバイクで10kgを切る車重ということで、当時としてはかなり画期的なクロスバイクだったのです。

クロスバイクを購入する前にいろいろな人に「何を基準に購入すべきか」を相談した結果、重量は指標として非常に重要とのこと。

目安としては、10kg以下かどうかがハイスペックな自転車の一つの判断基準になると教えてもらっていたためで、クロスバイクでありながら10kgを切る軽量モデルというのは僕にとって非常に魅力的に思えたのです。

ちなみにカーボンフレームが普及して当たり前になった現在だと、8kgを切るか切らないかがロードバイクののグレードを判断する1つの基準になるかと思われます。

ロードバイクやクロスバイクの重量は10kg以下が良いなどの購入時の目安となる性能など

クロスバイクの購入から納車までの流れ

クロスバイクのESCAPE Airを買いに行く

購入

インターネットでは有名自転車メーカーの自転車は販売していないのが普通です。

多くのメーカーは「対面販売のみ」でロードバイクやクロスバイクを販売しています。

GIANT社も多くのメーカーと同じように、対面販売方式を徹底しているメーカーの1つです。

そんなわけで、GIANT社のクロスバイクのESCAPE Airを買うために、自宅から最も近くにあるGIANTストアまで出かけて注文してきました。

GIANT社のESCAPEシリーズは、「サイクルショップあさひ」や「Y'sロード」等の大手自転車チェーン店などでも取り扱いがありますし、普通の自転車屋さんでも置かれている場合もあるので、わざわざGIANTストアで購入する必要はありません。

価格もGIANTストアは定価販売なのに対して、量販店などではかなり値引きされて売られていたりします。

しかしGIANTストアで購入するメリットが無いわけではなく、GIANTストアで購入するとGIANTストアで購入した証明するシールがフレームに貼られます。

このシールが貼られていると、シフト調整や空気圧チェックなど基本的なメンテナンスが無料になる他、オーバーホールする際のメンテナンスも割引になるなど特典があるため、常にベストな状態で乗りたい人にとってはお得と言えるかも知れません。

但し、僕のように改造カスタマイズするために自分でパーツを弄ってしまうと、その時点で保証が切れてしまうので注意が必要です。

実際問題で無料の基本的なメンテナンスは誰でも簡単に出来ることですし、オーバーホールメンテナンスも数万円かかるメンテナンスなので、クロスバイクのESCAPEでそこまでのメンテナンスは不要だったりすることもあり、クロスバイクの場合は、実はそれほどメリットがありません。

えっと、話が逸れたので元に戻すことにします。

自転車屋さんで自転車を注文すると、防犯登録等の簡単な手続きをしてから支払いとなります。

その後すぐに乗って帰ることが出来れば良いのですが、注文した自転車が店舗に無い場合もありますし、在庫があったとしても、スポーツバイクの場合は調整や組み付けが必要だったりするため、その日のうちに乗って帰ることができません。

僕の場合は、在庫がなかったため、倉庫からの配送と調整で納車まで約1週間程度待たされました。

納車

納車日に受け取りにストアまで出向くと、スタッフの方がクイックレリーズの外し方や留め方のポイント、シフトチェンジの方法、空気の入れ方、ホイールの外し方などスポーツバイクに乗る上で最低限必要と思われることを一通り教えてくれます。

実際問題で、基本的な知識無しでスポーツバイクに乗るというのは難しいでしょうし、基本的なメンテナンスがされていない自転車だと、性能が活かせられないだけでなく、事故や盗難被害に遭うことも多くなると思います。

こうして直接店員さんから説明を受けないと知らなことばかりですし、まともなメンテナンスもできないと思います。

知らないまま乗れば、間違いなく事故に繋がりますから、クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクがインターネットではなく、対面販売されている理由にも納得です。

一通り説明を受け、軽くポジションを調整した後に納車完了となります。

いざ自転車に乗ると、最初はうまくバランスが取れずにフラフラとぎこちない感じでしたが、そこから始まる楽しい自転車ライフを思い浮かべて、ワクワクした気持ちで自宅まで乗って帰った時の気持ちは今でも忘れることがありません。

クロスバイクを初めて購入した日から既に数年が経ちますが、未だに乗る度に新しい発見があったりして、スポーツバイクはなかなか飽きのこない乗り物です。

以上、僕が初めてのスポーツバイクとしてGIANT社のクロスバイクのESCAPEを選択した理由と、自転車を購入して納車されるまでの基本的な流れについてまとめてみました。

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