小学生になった子供に新しい自転車としてヨツバサイクルの自転車を購入しました。
僕が子供に初めての自転車を買い与えたのは4歳の誕生日で14インチのBMXタイプの自転車でした。
流石に小学生になると14インチのサイズでは小さくなってきたので新しく自転車を買い替えることにしたのでした。
他のお友達も小学校に上がったタイミングで新しい自転車を購入してもらっていたりするので、自転車を買い替えるタイミングとしてはベストかもしれません。
自転車が好きな親としては、子供用の自転車と言えどカッコ良い自転車を選びたいと考えます。
そこで、有名メーカーの子供自転車を調べに調べて、自転車のデザイン、価格、コンセプトなどから、愛知県の自転車メーカーであるヨツバサイクルの20インチの自転車を購入することに決めました。
ヨツバサイクルは愛知県のメーカーではありますが、東京の自転車屋さんでも販売されています。
近所の自転車屋さんでも販売していたので、早速実物を見て購入を決定しました。
そして、納品されたので購入レビューなどしてみたいと思います。
ヨツバサイクルについて
2016年スタートのキッズバイク専門ブランド
「ヨツバサイクル?」
「聞いたことないなぁ」と思う人も多いかもしれません。
今は街で見かけることも多くなってきたので人気が出ているものと思いますが、僕が購入した当初は知っている人はほとんどいませんでした。
それもそのはずで、僕が購入したのは2018年なので、2016年にスタートしたばかりの新進気鋭のキッズバイク専門ブランドだったのです。
僕自身も前もって知っていたわけではなく、子供用自転車を探している時に偶然見つけた自転車メーカーでした。
実はBMX系の自転車はマイナーなメーカーは多いのです。
僕が子供に最初の自転車として買い与えた自転車もTNBという広島のショップのオリジナルフレームを使用した自転車でした。
自転車は家電製品などと違って、マイナーでもしっかりとした品質でカッコ良いメーカーがあるのですよね。
そんなわけで「あまりメジャーじゃないけど、カッコ良いメーカーは無いか」と探す中で見つけたのがヨツバサイクルだったのです。
参考 ヨツバサイクル公式
ヨツバサイクルの特徴
独特なカラーリング
僕がヨツバサイクルの自転車を選んだ理由の一つが独特なカラーリングです。
他の子供向けの自転車には無いようなポップなデザインに一目惚れしてしまったのでした。
もちろん日本メーカーであることや、スポーツバイクに特化したブランドであることもプラスポイントではありましたが、「ラムネブルー」と呼ばれる水色のフレームと、オレンジ色のフォークの組み合わせがあまりに素敵だったのです。
そして、ダウンチューブにカタカナでペイントされた「ヨツバサイクル」の文字も他の自転車メーカーにはない感じでとてもクールに思えたのです。
「ヨツバ」はもちろん「四つ葉」を意味しているようで、ロゴの横にも四つ葉をイメージしたマークが描かれています。
個人的にはヨツバは子供時代に姉と一緒に探して遊んだりしていたことや、幸運のシンボルでもあるのでプラスのイメージがものすごくあるモチーフです。
軽量な自転車
今回購入したのは20インチの自転車です。
ヨツバサイクルの20インチの自転車の重量はペダルとスタンド混みで8kgちょっとです。
一般的な子供用自転車だと13kg程度あるのが普通なので、相当軽い部類になります。
子供の体力を考えれば自転車の重量が軽ければ軽いほど扱いも簡単になり負担も少なくなりますから、軽量な自転車というのは子供の自転車選びでは非常に重要なポイントです。
実際に持ってみても「お?軽いな!」とちょっとした驚きがあるくらいに軽いです。
人気の自転車
僕がヨツバサイクルの自転車を購入した時点では、まだ知名度はそれほど高くはなかったと思いますが、それでも僕が購入した自転車屋さんが言うには「最近はよく売れて人気」だそうで、実際に僕が購入した日にも午前中だけで3台も売れていたようです。
「他とはちょっと違ったおしゃれでカッコ良い自転車が欲しい」となると、必然的にヨツバサイクルにたどり着いてしまうのかもしれません、
その後、家の近所を歩いている時でもヨツバサイクルの自転車を見かけることも多くなりましたし「売れているんだろうなぁ」と思います。
ヨツバサイクル YOTSUBA 20
乗りやすい自転車
今回購入したのはヨツバサイクル YOTSUBA 20と呼ばれるモデルで20インチ(想定対象年齢6-9歳)です。
小学校に入学したばかりの我が家の息子(身長117cm程度)にはサドルを最も下げた状態で丁度のサイズでした。
元の自転車が14インチで、そこから一気に20インチへのサイズアップだったので上手く乗れるか不安な部分もありましたが、何の躊躇もなく乗りこなせていたので安心しました。
我が家の息子はあまり運動神経は良くなく、慎重派なので基本的には初めてのモノは怖がってしまって失敗してしまうタイプなのですが、その息子がすんなり乗れてしまうということは、かなり乗りやすい自転車なのだと思います。
20インチの自転車に乗ると、しっかりと両足が地面に付いていたので「ワンサイズ上の24インチでも良かったかも」とも考えました。
もしも24インチの自転車が乗れるのであれば、小学校高学年あたりまで乗れるので、親としては自転車の買い替えが少なく出費も抑えられるので欲張りたいところですよね。
でも適性よりもワンサイズ上の自転車を購入して失敗したという経験があるので、今回は無難に20インチを選択することになりました。
子供にとってギリギリ足が着くサイズだと恐怖心が大きくなってしまいますから、サイズを欲張っても体が成長して適正なサイズになるまで自転車に乗ってくれず、結局は乗れる時期が先延ばしにされるだけなのですよね。
ヨツバサイクルの公式サイトでも「24インチは8歳〜」になっているので、安全面を考えても小学校一年生には20インチで間違いの無い選択だったと思います。
そんなわけで今後の計画としては、推奨年齢と同じ6歳〜9歳くらいまで20インチの自転車に乗って、次は24インチか26インチを買うという流れになりそうです。ヨツバサイクルの自転車の価格も3万円ちょっとなので、3年乗れれば良しですね。
ブラックリムで一味違う見た目
ヨルバサイクルの見た目が特徴的なのは単純にフレームやフォークがポップなカラーリングだからというわけではありません。
写真を見てお気付きいただけると思いますが、ホイールのリムがブラックです。
一般的には銀の部分になるリムにブラックリムを採用しているおかげでタイヤ部分が引き締まって見えてポップなカラーリングが強調されているわけですね。
これがロードバイクとかに興味がある身としては、とてもカッコよく見えるのです。
スポークもハブもブラックなので、全体的にシュッと引き締まった素敵な見た目になっていて、さりげないこだわりは自転車好きの心をグッと掴んでしまうのですよね。
太めのブロックタイヤでラフな乗り方をしても安心
ヨツバサイクルに採用されているタイヤは太めのブロックタイヤです。
このあたりは子供の自転車の乗り方を考えた選択になっていると思います。
この太いタイヤのおかげで、多少凸凹のある道路を走ったとしても、安定した走行ができるようになっていますし、何も考えずに乱暴な乗り方をしたとしても、パンクしてしまうリスクを減らすことができます。
ちなみにタイヤのバルブはMTBやBMXで標準的な米式バルブになので米式バルブに対応した空気入れが必要になります
一般的な自転車のバルブは英式と呼ばれるものなので、米式バルブはあまり馴染みがないかもしれませんね。
英式とは互換性がないので、専用のポンプが必要になりますが、ガソリンスタンドでも空気を入れられることや、英式のフロアポンプを購入すると米式バルブに対応したアダプターが付属している場合が多いです。
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クランクセット
クランクセットもオールブラックで良い感じです。
ホイール、クランクが真っ黒になっているので、より一層フレームのポップな色合いが綺麗に浮かび上がるわけですね。
シングルギアの自転車ですが、小さめのクランクなのでペダルは軽く設定されています。
おかげで、今まで登れなかった坂道も登れるようになりました。
子供用の自転車は「スピードが出すぎると怖い」ということや「負担を少なくしたい」ということもあり、ギアはスピード重視よりも坂道などでも負担が少なく登れるものが良いですから、このあたりに関しても子供が乗ることをよく考えられた構成になっていると思います。
Rear Cog
リヤコグは18Tのシングルスピードです。
ロードバイクの感覚で考えると標準的なギアですが、フロントのギアの歯数が少ないこともあり、18Tでも軽く感じるような構成です。
実際に坂道が苦手で登れなかった坂道も、ヨツバサイクルの自転車なら余裕な感じで登れていました。
ちなみにリヤコグはオプションで20Tや16Tも選択できるようです。
参考までに20Tの方がより軽く坂道に向いているギアで、16Tの方がよりスピードを出しやすいギアになります。
反射板など
公式ページのカタログ写真では反射板などは付けられていないようですが、購入した自転車には赤い反射板が装備されていました。
また、横からの視認性を良くするためにホイールにも白の反射板が装備されていました。
反射板に関しては、昼間に走行するだけ(子供自転車は夜間乗ることを前提にしていないものが多いです)であれば法令的には反射板の装備が無くても良いものなので、もしかしたらメーカーではなく僕が購入した自転車屋さんが自主的に付けてくれた可能性もあると思います。
いずれにしても、子供の安全を考えれば法令がどうであれ反射板は是非とも装備したいものなのでありがたいです。
ちなみにヨツバサイクルの自転車も一般的なスポーツバイクと同じでライトやスタンド、カゴなどは装備されていないので、必要なものは後から買い足すことになります。もちろんオプションもあります。
僕は自分のクロスバイクにはスタンドは取り付けていませんが、子供用の自転車にはスタンドが無いのは不便だと思うので、スタンドは付けてもらいました。
ブレーキ&ブレーキレバー
ブレーキにはVブレーキのショートアームが採用されていました。
TEKTRO社のものです。
ブレーキやハンドル、ステムなど、使用されているパーツは大人の自転車と同じ規格なので、ゆくゆくはメンテナンスがてらパーツを変更してみるのも良いかなと思っています。
ブレーキレバーは子供が握りやすいようにツーフィンガータイプが採用されています。
握った感じも軽くて、子供でもしっかりとブレーキがかけられます。
ステム
ハンドルの高さは変えられませんが、ステムは最も短いタイプが使用されているので、子供の身長が伸びてポジション調整が必要になってきた時にはサドルを上げる他に、ステムを長いものに変えるなどしてポジション調整ができます。
実際問題で、9歳になって身長が130cmくらいになると、サドルを目一杯にあげても窮屈な姿勢になってしまったため、ステムを9cmのものに付け替えてサイズ調整して乗っています。
身長が140cmになると6年生くらいまで乗れるような自転車に買い換えることができるので、それまではステムでサイズ調整して粘るつもりです。
ちなみにハンドルサイズは26.6mmなので、ステムはそのサイズに対応したステムを選ぶ必要があります。
自分自身でも交換ができますが、分からない場合は自転車屋さんに相談するのが良いかもしれません。
ベル
少し大きめのベルが付いています。
見た目が少し野暮ったい感じがしてしまったので、キャットアイの小さなベルに交換しようかとも思いましたが、子供が「大きなベルの方が良い」というので、しばらくはそのままにしておこうと思います。
グリップ
グリップはオリジナルでフレームカラーに合わせた色になっています。
明るい色なので、しばらく乗っているうちに黒く汚れて目立ってしまいますが、このあたりはしょうがないですね。
もちろんグリップは交換もできるので、あまりに汚れてきたらグリップも交換してみようかなと思います。
サドル
サドルはヨツバサイクルの自転車と同じツートーンでデザインされています。
サドルの後部上面にはヨツバサイクルのマークがワンポイントで入れらています。
細かい部分でオシャレな感じがとっても素敵です。
シートクランプはクイックリリースになっていました。
大人用の自転車だと、ポジションを変更することはめったにないのでレバークランプタイプである必要はありませんが、子供の身長はすぐに伸びてたびたびポジションを調整する必要があるので、レバークランプ式が便利ですね。
ヨツバサイクルの自転車のまとめ
ヨツバサイクルに子供が実際に乗ってみた結果、まず感じたのはその乗りやすさでした。
車体が軽いので扱いやすいのだと思いますが、自転車のサイズが変わった直後でもふらつくことなくスムーズに乗り出すことができました。
自転車を押し歩いたりする際にも、涼しい顔で押し歩いていたので、やはり自転車の軽さは正義ですね。
太めのタイヤも良い感じで公園などで凸凹道を走るのも快適で楽しいようです。
タイヤの小さな自転車に乗っていた時と比べて走行距離も長くなりましたし、出来なかった立ち漕ぎも出来るようになり、子供自身も積極的に自転車に乗るようにもなったのは、購入した親としてはとても嬉しく感じます。
また、個人的な趣味ではありますが、ヨツバサイクルの自転車には大人用の自転車のパーツが流用できそうなので、パーツの交換などのカスタマイズもできるので、気になる部分はちょこちょこと交換していこうかなと考えています。
公演に遊びに行くと「あの自転車カッコ良いね」などと言われることも多いですし、総合的に非常に満足度の高い自転車でヨツバサイクルには非常に満足。
いろいろな人にお勧めした子供用自転車でもあります。
あ、子供が自転車に乗る時はヘルメットも忘れずに。自転車の交通事故で重大事故の殆どはヘルメットを未着用のために起きています。
子供が自転車に乗るようになり、行動範囲も広くなりますから交通安全のためにも是非ヘルメットを着用させてください。
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