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ステムの交換方法や注意点を解説します

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ステムの交換方法を解説

ステムを新しく購入したのでステムの交換がてら、ステムの交換方法や注意点について解説してみます。

ステムの選び方

profile designのステム

まずは交換するステムの選び方ですが、ステムを選ぶ際には以下の3つのポイントに注意が必要です。

● 長さ
● ライズ角度
● クランプ系

ステムの長さ

ステムを交換する主な目的はポジション調整のためかと思われるので、ハンドルが遠ければ短いステムを、ハンドルを遠くにしたければ長いステムを選択することになります。

ロードバイクやクロスバイクにに最初から装備されているステムの長さはフレームのサイズなどでそれぞれかとは思いますが、一般的にロードバイクは100mm程度、クロスバイクは130mm程度のステムが装備されているものと思われます。

また一般的に販売されているステムの長さは30mm~150mmくらいで、70mm~120mmくらいの間が最も種類があり、それを超えると極端に選択肢が少なくなります。

ステムの長さを変えると、ポジションが変わるだけでなく、操作性も変わります。ステムの長さを短くするとハンドルを左右に振った時にタイヤが左右に振られる角度が大きくなるため操作がクイック(敏感)になります。

ほんの少し長さが変わっても大きく変わったと思えるのがステムなので、交換の際には10mm刻みで選択するのが良いです。

結果的に何本ものステムを購入することにもなりかねないので、ベストなコラムを探すためにサイクルショップなどでフィッティングできればベストですが、難しい場合は安いステムをいくつか購入してベストポジションを探してから本命のステムを購入する、という方法が良いかもしれません。

ステムの角度

ステムの角度は様々な角度がある上に、角度の表記方法が統一されていないこともあり複雑です。

ステムを取り付けた時にフレームのトップチューブと平行になるような角度のステムを選択すると見た目が良くなるため、フレームのトップチューブが地面と平行になったホリゾンタルタイプか、斜めになっているスローピングタイプかで選択するステムの角度が変わってきます。

目安としては、ホリゾンタルタイプだと73°(-17°)、スローピングタイプだと84°(-6°)のアングルになったステムを選択するとトップチューブと角度が同じようになります。

ちなみにステムを取り付けた時の角度は、ヘッドチューブの角度から計算できます。

ステムの角度については下記の記事で解説してありますので興味のある方はご参照ください。

参考 → ステムの角度(アングル)って何度が良いの?

ステムのクランプ経

ステムのクランプ経

クランプ経とはステムとハンドルバーとを接合する部分の直径です。クランプ経がハンドルのクランプ部分(ハンドルの中央のステムと接合する部分)の経よりも小さいと接合させることができません。

一般的にロードバイクに使用されるハンドルのクランプ経は31.8mmなので、ステムも31.8mmに対応したものを選択する必要があります。

しかしクロスバイクのGIANT社のESCAPEなどで使用されているフラットバーハンドルの多くはクランプ経が25.4mmや26.0mmになっているので、使用されているステムもクランプ経がそれに対応したサイズになっています。もちろんフラットバーでも31.8mmのクランプ経のハンドルもあります。

ちなみに大は小を兼ねるでクランプ経が31.8mmのものであればスペーサーの役割をするシムをハンドルバーとステムの間に挟むことで対応させることができます。

コラム経

ステムはフォークのコラムとも接合させるので、コラム部分の経も調べておく必要があります。一般的なコラム経は28.6mmで、流通しているステムも大抵の場合はこのサイズになっています。いわゆる1-1/8インチと呼ばれる規格的なサイズです。

ステムを交換する方法

ステムをクロスバイクから取り外す

クロスバイクのステムを換装する方法

まずは使用しているステムを取り外します。
コラムキャップのボルトを外してコラムスペーサーを外し、ステムを抜きます。

ハンドルを固定しているクランプ部分のボルトも外して、ステムからハンドルも取り外します。

スポーツサイクル ステムを取り外し

ハンドル、ステム、コラムスペーサーを全て取り外した状態です。この状態でハンドルは宙ぶらりんになっていますが、気にしないで作業を進めます。

新しいステムをクロスバイクに取付ける

スポーツサイクル 新しいステム取り付け

新しいステムをコラムに取り付けます。特に高さなどを変更しないのであれば元のステムと同じようにコラムスペーサーも戻します。ステムを取り外したのとは逆の手順で作業を進めていきます。

ボルト部分はグリスアップする

ステム交換の際のボルトにグリスアップ

ステムを取り付ける際の基本としてボルトは全てグリスアップしてから取付けましょう。

グリスアップすることで、ネジが噛んでしまうのを防止できたり、錆び付きやホコリや水滴などが内部まで侵入するのを防ぐ効果があります。

ボルトは対角で締めていく

ステムのボルトは対角で締めていく

ステムのクランプ部分のネジは大抵の場合4つのネジがあります。このネジを締める時はネジを締める順序に注意が必要です。

まずはハンドルの角度を調整する必要があるので、ハンドルが動かない程度にどこか1つを適当に締めて仮止めします。

ハンドルの角度やセンター位置が調整できれば、最所に締めたネジの対角線にあるボルトを締めます。いわゆる対角締めを行います。

さらに注意点として、一つのネジをを一気に最後まで締めてしまうのではなく、それぞれ均等に締め上げていく必要があります。指定されたトルクに気をつけるようにします。

トルク指定がある場合はステムのどこかに5N.mなどの刻印がされていたりします。このN.mがトルクの単位で、ここで指定された以上の力で締め付けてしまうとパーツを破損するなどの問題が生じます。

トルクの管理にはトルクレンチが必要不可欠です。トルクレンチは精密なものに慣ればなるほど価格も高くなりメンテナンスも必要になりますが、趣味で自転車をメンテンナンスするくらいであれば、格安のトルクレンチでもまぁ良いのではないでしょうか。

自転車の場合はあまり高トルクを掛ける部分もないので小さなトルクを測れるトルクレンチがあれば良いと思います。

最終確認

スポーツサイクル 新しいステム取り付け

ステムを取り付けた後は、ハンドルの角度や取付位置(中央になっているかなど)を確認してみます。

問題がなければステムの交換作業はほぼ完了です。後は、ステムの角度や長さが違うとポジションやハンドルの位置が変わっていたりするので、ブレーキやシフトなどの調整確認して、その後実際に乗ってみてポジションの微調整などを行なえば良いでしょう。

余談:コラムヘッド

コラムチューブのカットのタイミング

飛び出たコラムヘッドが気になると思いますが、まだカスタマイズを行なう予定があり、ポジションも変更になる可能性があるので、コラムは切らずに残しているのでご容赦ください。

もし改造・カスタマイズの予定がなくポジションも決定していてこのようにコラムヘッドが飛び出た状態であれば、コラムをカットしてスッキリさせた方が見た目が断然良くなります。

ステムを交換した後に走行してみた結果

ステムを交換した後に走行してみた結果<

ステムを交換してステムの長さが今120mmから100mmになり20mm短くなりました。

わずか20mmの差ですが、ハンドル周りのパーツの交換は割と顕著にその変化が感じられると言われるだけあって、実際に乗ってみても、確かにその違いがはっきりと分かるくらいの差が感じられました。

僕の場合、クロスバイクのEscape Airをブルホーン化した時から「ハンドルが遠いなぁ・・・」と感じていました。ハンドルが遠い突っ伏したような状態になってしまい、どうしても腕に体重がかかってしまう感じでしたが、今回のステムの交換でかなり楽な姿勢で乗車出来るようになりました。ポジションの調整の大切さを改めて実感出来た次第です。

そんな感じで、ステムやパーツを変更した後は、実際に乗ってみて、ハンドルやステム、サドルなどの高さや位置を微調整してベストなポジションを探るのが良いかと思います。

以上、ステムの交換方法と、交換の際に注意するポイントなどについて解説してみました。

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