ステムの角度(アングル)の選び方|クロスバイク・ロードバイク

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度(アングル)

クロスバイクのカスタマイズでは、ハンドルとステムとシートポストの3つのパーツのメーカーを揃えると、見た目のバランスが良く見えます。

今回、ハンドルとシートポストのメーカーが揃ったので、ついでにステムも同じメーカーで揃えたいと思い、ステムの物色を始めました。

しかし、ステムを選ぶ際に、どの角度のステムを選択すれば良いのか判りませんでした。

というのも、ステムの角度(アングル)には、83°とか73°など、いろいろ種類があるのです。

僕のクロスバイクのESCAPEは、今までに3本のステムを使用してきましたが、気にしていたのはステムの長さばかりで、角度については特に意識していなかったため、ステムの角度については曖昧な知識しかありません。

そんなわけで、今回のステム交換のを切っ掛けにして、ステムの角度について詳しくなれたら良いなと思い、ステムの角度(アングル)について調べてみたことをまとめてみました。

ステムには様々な角度(アングル)の種類がある

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度はアングル

まずは、ステムの角度の違いを知るために、いろいろなメーカーのステムの角度について調べてみました。

ステムの角度は、アングルと呼ばれ、様々な角度があります。

ステムの角度に注目してみると

6°、7°、17°、73°、74°、80°、83°、84°、90°

など、沢山の角度違いのステムが見つかります。

このうち一体どれを使用するのがベストなのでしょうか?

そして、アングルが違うとどのような違いが出てくるのでしょうか?

ステムの角度(アングル)を理解する

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度(アングル)を理解する

水平を0°とした時の傾きの角度

ステムの角度は、ステムを水平な場所に置いた場合の角度を表しています。

6°、17°などと表記されているステムの場合は、上記の図のように、ステムの中心を通る線が傾いている角度になります。

つまり、6°のステムであれば、ステムの中心を通る線が6度の傾斜になり、17°のステムであれば17度の傾斜になります。

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度

ここまでは良いのですが、ステムには84°などというものもあります。

え? 84°?

84度もステムが傾斜していると、ほぼ垂直になってしまいます。

水平を90°として表記しているステムもある

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度の種類

実は84°というのは、水平を90°として考えた時の角度で表しています。

時計で言うところの12時が180度、3時が90度になります。

なので、84°のステムは90°よりも小さいくなり、右肩上がりではなく、斜め下に伸びた右肩下がりになります。

ここで注目しておきたいのは、84°は90°よりも6°角度が小さいわけですから、84°のステムを逆付けすると、6°のステムと同じになります。

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムのアングル

つまり、アングルが(±6°)などと表記されているようなステムは84°のステムと同じ角度なのです。

クロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度の種類

なので、鋭い人は気付くと思いますが、-17°のステムと73°のステムも同じ角度のステムということになるわけです。

そうするとステムの角度はだいたい下記のように整理することができます。

ステム角度の種類

6° = 84°
7° = 83°
17° = 73°
74°
80°
90°

一般的なステムの角度は?

これだけ沢山の種類のステムの角度があるので、一体どのステムを選べば良いのか分らなくなりますが、クロスバイクやロードバイクでよく使われるのは73°(-17°)か84°(-6°)のステムです。

なぜその角度のステムが標準的に使われるのかには理由があります。

自転車のフレームの一部であるヘッドチューブの角度、いわゆるヘッドアングルによって、ステムを取り付けた時の角度が決定されることがその理由のヒントになります。

一般的なステムの角度

例えば、84°(-6°)のステムを取付けると、ステムの先が水平よりも下がった状態を想像してしまうかもしれません。

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度右肩上がり

しかし、実際には一般的なヘッドチューブは約73°(-17°)程度右肩上がりになっているため、-6°のステムを取り付けた場合は17-6=11°となり、右肩上がりの状態で取り付けられることになります。

このような計算をしつつ、自分の自転車のフレームと相性の良いステムを選択するわけです。

フレームのタイプによる最適なステムの角度は?

ホリゾンタルなフレームは73°(-17°)のステムがベスト

トップチューブが地面と平行な「ホリゾンタルなフレーム」であれば、73°(-17°)のステムを取付ければ、17°-17°で0°となり、ステムも水平に取付けられるので、ホリゾンタルなフレームのトップチューブとステムのラインが揃って美しい見栄えになります。

スローピングタイプのフレームは84°前後のステムがベスト

トップチューブが右肩上がりになっているスローピングタイプのフレームには、84°前後のステムを取付けるとステムが若干上向きな角度で取り付けられ、トップチューブとステムのラインが揃い、綺麗に見えるようになります。

トップチューブとステムの角度を揃えなければいけないというような決まりはありませんが、トップチューブとステムの角度を揃えると見た目が良くなるため、角度を揃える人が多いと思います。

ステムの角度が変わるとどう変わる?

ロスバイクやロードバイクに取り付けるステムの角度でハンドル位置も変わる

角度が変わるとハンドルの距離やポジションが変わる

ステムの角度が変わると、同じ長さのステムでもハンドル位置が変わります。

角度が小さいほどハンドルは遠くになり、ハンドルの位置も下がります。なので、ステムの角度を変える際にはポジションも変わってしまうということを留意しておいた方が良いでしょう。

クロスバイクにベストなステム角度

クロスバイクのESCAPE R3などのヘッドアングルは、約71°〜72°程度です。

そして、フレームはスローピングタイプのため、80°〜84°程度の角度のステムを選択すると、トップチューブとステムの角度が同じように角度になり見た目が良くなると思います。

しかしながら、ステムの角度に決まりがあるわけではないので、それぞれがそれぞれのポジションなどを意識しながら、好きな角度のステムを取り付ければ良いと思います。

以上、ステムの角度(アングル)についての情報のまとめでした。

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