クロスバイクのグリップに悩んでいるなら是非パーテープに交換してみてください。クロスバイクのフラットバーにバーテープはあまり馴染みがないかもしれませんが、実際にやってみると意外と調子が良いのです。
クロスバイクのグリップにはバーテープがおすすめ
クロスバイクのグリップをいろいろ試してみた結果、ロードバイクのドロップハンドルなどで使用されるバーテープに落ち着きました。
「フラットバーにバーテープ?」と思われる方も多いかもしれません。実際問題で僕自身もフラットーバーにはグリップを使用するというような固定概念があり、フラットバーにはバーグリップしか使ってはいけないと思い込んでいました。
なので、フラットバーにバーテープを巻くという発想が全くなかったのですが、ある日、フラットバーにバーテープを巻いているクロスバイクを見掛けた時に「その手があったか!」と気付かされたのでした。
早速バーテープを購入して自分のクロスバイクのフラットバーに巻いてみたところ思いのほか良い感じになり、それ以来、フラットバーでもバーテープを巻いて使用するようになりました。
クロスバイクのグリップにバーテープがおすすめの理由
スポーティーな見た目になる
バーテープ=ロードバイクなイメージがあるせいか、クロスバイクにバーテープを巻いてもスポーティーな見た目になります。
バーテープはデザインや素材の種類が豊富
クロスバイクで使用できるフラットバー用のグリップはデザインの種類が少ないのですがバーテープはデザインが豊富です。いろいろなカラーのバーテープがあるので、フレームのカラーとコーディネートしたり、気分転換にデザインを変更してみるなどの楽しみが広がります。
デザインだけでなく、バーテープの素材の種類も豊富で、コルクや革、ジェル入りタイプなど好みに応じて好きなものを選択できる楽しみがあります。
バーテープは価格が安い
バーテープは安い物であれば1,000円以下で購入できます。
しかも、バーテープを購入すると通常二本のテープが同梱されています。ドロップハンドルの場合は、左右でそれぞれ一本のテープを使うからなのですが、フラットバーの場合は一本分のテープで左右を巻けてるので非常にリーズナブルです。
バーテープは巻くのも簡単
バーテープを実際に巻くまでは巻き付ける作業は難しいものだと思っていましたが、実際に巻いてみると意外と簡単です。
ドロップハンドルの場合はブラケット部分が難関になりますし、巻き具合を間違えると足りなくなるなどのトラブルもあると思いますが、フラットバーの場合はそんな心配はありません。
フラットバーにバーテープを巻く方法
バーテープの巻き方の基本
バーテープを巻くのが難しそうだなと感じる人も多いかもしれませんが、やってみるとすごく簡単です。
バーテープの基本的な巻き方はロードバイクのドロップハンドルと同じですが、クロスバイクのフラットバーの場合はドロップハンドルのようにハンドルが湾曲していないのでかなり簡単です。
バーテープの巻き方はいろいろな方法がありますが、一般的なメンテナンスブックに書かれているような基本的な巻き方だとテープを少し強めに引っ張りながらテープが1/3ずつ重なるようにグルグル巻く方法になります。
巻く方向は内巻きが基本です。つまりハンドルの上を通るときは前方に、そしてハンドルの下をくぐらせる時は後方に向けて巻くということになります。
バーテープをグリップの幅まで巻けたらテープを斜めにカットします。斜めにカットすることで巻き終わりをハンドルに対して垂直にすることができます。最後に固定するために絶縁テープ(ビニールテープ)を使用して留めます。
バーエンド側はバーからはみ出したバーテープをエンドキャップを使ってバーの中に押し込んで固定すれば良いです。
クロスバイクのグリップはバーテープがおすすめのまとめ
僕がクロスバイクのグリップを探している時に最も頭を悩ませたのがグリップのデザインでした。太めのコンフォートグリップは確かに快適な乗り心地になるのですが、見た目的にはグリップの存在感が大きくなってしまいスポーティーな尖った感じがなくなってしまうのです。(私感です。)
その点、バーテープのは非常にデザインのバリエーションが多く、選択肢が多過ぎて悩むほどですし快適な素材も沢山あります。グリップも太くならずにスポーティーな印象を保てるのでバーテープを使用すればグリップに関する僕の悩みは全て解決となりました。
実際に使用してみるとすごく快適ですし、グリップ性も良く、メリットばかりな感じです。飽きてしまえば気軽に変えられますし、みんなにもお勧めしたい改造カスタマイズですので、グリップに関してしっくりしないと悩んでいる方は是非バーテープを使用してみてください。
関連記事
クロスバイクのハンドル周りグリップやステムの改造カスタマイズに関する記事は下記にまとめていますので興味のある方は参考にしてみてください。