自転車で荷物などを運ぶ際に必要なバッグや収納ツールなどについての情報をまとめています。
自転車で使用するバッグと言えば、メッセンジャーバッグやバックパックなどがありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあったりで、自身の用途や目的をしっかり決めておかないと、なかなかピッタリのものが見つからない沼状態になってしまいます。
多くの自転車関連用品と同じく、自転車用のバッグや収納も奥が深い世界なので、その選び方やポイントなどについてまとめてみました。
自転車バッグ・収納グッズに関する記事一覧
メッセンジャーバッグ・バッグパック
参考 背中の汗対策ができるバックパック
参考 ザックカバー・リュックカバー
参考 メッセンジャーバッグの特徴
参考 メッセンジャーバッグのメーカー
参考 自転車に最適なバッグはヒップバッグ(ウエストポーチ)だ!
収納アクセサリー
メッセンジャーバッグとバックパック
メッセンジャーバッグとパックパックの違い
ロードバイクやクロスバイクなどで使用されるバッグと言えば、メッセンジャーバッグかバックパックが定番です。
いずれも背中に背負うタイプのバッグなので、どちらを選んでも同じと思いがちですが、実は全くタイプの違うバッグなので、それぞれの特徴を考えて選択するのが正しい選び方になります。
メッセンジャーバッグの特徴
メッセンジャーバッグはその名の通り、メッセンジャーが使用しているタイプのバッグで、特徴としては片掛けタイプで、背中からバッグをクルリと回してフロントに移動させて中から荷物を取り出しやすくデザインされています。
片掛けタイプなので、重量の思い荷物の運搬には適していないので、バッグ本来の大きさの割には荷物は少なくして軽量な状態で持ち運ぶことが重要になってきます。
メッセンジャーバッグの特徴や用途については下記の記事で解説しています。
バックパックの特徴
いわゆるリュックタイプのバッグで、背中に背負うため、バランスもよく重たい荷物を運ぶ際でも楽に持ち運べます。
メッセンジャーバッグとは違って、荷物の取り出しが手間に感じてしまうので、ずっと背負い続けるような用途で便利なバッグになります。
メッセンジャーバッグとバックパックの違いや用途については下記の記事で解説しているので参考にしてください。
自転車用バッグのおすすめメーカー
メッセンジャーバッグやバックパックの定番メーカーの情報をまとめてみました。
安い中国メーカーのバッグでも良いとは思いますが、やはり定番メーカーの方が品質が良いと思いますし、デザインも洗練されていることが多いので、どうせ自転車用のバッグを購入するのであれば、有名定番メーカーのバッグがおすすめです。
定番自転車バッグメーカー
● TIMBUK2 ティンバックツー
● CHROME クローム
● MISSION WORK SHOP
● deuter
ちなみに僕は長い間MISSION WORKSHOPのバッグを使用していましたが、最近は背中の汗を防ぐことのできるバックパックがあるdeuterの製品をよく使っています。
各自転車バッグメーカーの特徴などについては下記の記事でまとめています。
バックパックの背中の汗対策
自転車に乗る際にはバッグパックが最も調子が良いと思うバッグではありますが、問題は背中の汗の問題です。
自転車に乗っている時の身体の熱は主に背中から放出されることになるのですが、バックパックを背負っていると、背中とバッグが密着して、とても暑く感じてしまうという問題があります。
また密着した部分の汗も蒸発しないので、バックパックを背負っていると背中部分がビッショリ濡れてしまい、汗がバッグの内部に浸透してしまうなどの問題があります。
最も効果的な対応策としては、背中とバッグが密着しないタイプのバッグを使用することで、ドイターのRace Airなどがその代表的なバッグになります。
その他、背中の汗対策としてヒップバッグを使用したり、タオルに切れ込みを入れて背中に背負う専用タオルを準備するなどの方法が考えられます。
背中の汗対策に関しては下記の記事で解説していますので参考にしてください。
ランニングポーチこそ最高の自転車用バッグ
背中の汗対策として、そして自転車用のバッグとして最も優れていると感じているのが、ジョギングなどで使用するランニングポーチです。
ウェストポーチと似たような感じではありますが、ウェストポーチは運動をすることを前提にしていないのでベルト部分の伸縮性がないものが多いです。バッグ部分も防水対策がされていないので、背中ほどではありませんが、汗をかけばバッグの中に汗が浸透してしまいます。
それに対して、ランニングポーチはスポーツ用となのでベルトも伸縮性がありフィットさせることができますし、バッグにも防水加工がされていて内部に汗が浸透しづらくなっています。
小さめの財布、スマートフォン、自宅の鍵などを持ち運ぶには十分な収納力もあり、今ではサイクリングには必須のバッグになっています。
ランニングポーチの素晴らしさについては下記の記事で解説していますので参考にしてください。
バックパックの雨対策
自転車に乗っていると、急に転機が悪くなり雨が降り出すこともあります。
僕自身は雨の日や天気が怪しい日には自転車には乗りませんが、それでも雨に振られてしまうことは少なからずあるものです。
自転車が濡れてしまうのはしょうがないとして、バックパックにはノートパソコンやスマートフォンなども収納していたりするので濡れてしまうのは避けたいので、雨の日の対策としてザックカバーと呼ばれるバックパック用の雨合羽を常備しています。
Amazonなどで探せば、いろいろなタイプのザックカバーが見つかりますが、どれでも良いというわけではなく、それなりに機能を考えて選択する必要があります。
ポイントはゴムバンドなどでしっかりと固定できるタイプを選ぶことです。急な雨が降る場合は、風が強いことも多いので、ただ被せるだけのタイプだとめくれてしまったり、外れてしまうことがあるのです。
ザックカバーについては下記の記事で解説しています。
サドルバッグ
Photo via:https://amzn.to/2nXpyDu
自転車に乗る際にはなるべく身軽になりたいと考えます。
そんな時に便利なのが、サドル下に取り付けるサドルバッグです。
一般的なサドルバッグはサドルの下に収まる程度の大きさで、パンク修理キットや携帯工具程度が入れられるものですが、中には大型のバッグもあり、大量の荷物を持ち運びたい場合に重宝するバッグです。
大きなものでは小型のバックパックほどの容量が入るものもあるので、自転車通勤などでも便利に使えるはずです。
オルトリーブやアピデュラなど、大型サドルバックの情報を下記の記事でまとめています。
自転車用の財布
ロードバイクやクロスバイクに乗っていて意外と頭を悩ますのが財布だったりします。
自転車に乗っていると、なるべく荷物を少なくしたほうが快適なので、必要最低限の荷物しか持ち運ばないようになるのですが、自転車の鍵、家の鍵、スマートフォン、そして財布は必要最低限のアイテムだったりするわけです。
もちろん、日常で使っている財布を持ち運んでも良いわけですが、革製だったりすると汗で濡れてしまったり、二つ折り財布だとサイクルジャージからはみ出てしまったり、後は必要以上のカード類などが入っていたりして不格好に膨れているのでサイクリングには持ち運びたくない、などの問題があります。
個人的にはいろいろと検討した結果、チャムスのキーコインケースを使用しています。小型で防水使用で鍵の収納もできるということでサイクリングには最適だと思ったからです。
なかなか気に入っている財布ではありますが、他にも自転車用途に適した財布がいくつかあるので、個人的に気になった財布を下記の記事で紹介しています。自転車用の財布の選択の際の参考にしていただければと思います。
ツールボトル
自転車で最低限必要な道具であるパック修理キットや工具セットなどを持ち運ぶ方法としてもっとも一般的なのはツールボトルかと思います。
ツールボトルに諸々必要なものを収納してボトルゲージに挿しておけが、見た目的にもサドルバックのような違和感もなく、もっともスマートな持ち運び方法になると思います。
ツールボトルにも様々なタイプがあり、使い勝手の良いのは見開きタイプのツールボトルだと思います。
というのも、ツールボトルにはいろいろと詰め込むことになるので、蓋をするタイプのツールボトルだと、必要な道具が底の方にあると、全てを取り出さなくてはいけなくなるのです。見開きタイプだとこの問題がなく、収納の順番をあまり考えなくても良くなります。
ツールボトルと収納術について下記の記事でまとめています。