僕の自転車のサドルは白色です。
購入したばかりの頃は白くてピカピカして良い感じだったのですが、サドルはお尻と密着して常に内股で擦れる部分でもあるので、時間とともにどんどん黒ずみなどで汚れてきます。
汚れてくると見た目も見窄らしくなってくるので、お気に入りの洗剤を使って綺麗にしてみることにしました。
自転車の黒ずんで汚れた白いサドルを綺麗にする
僕のクロスバイクのESCAPE Airに装備されている白いサドルです。
最初は真っ白だったサドルも、しばらく乗っているうちに、どんどん黒く汚れて見た目が汚らしくなってしまいました。
内股との接触部分は常に擦れる部分なので特に汚れています。
今回はこの白いサドルに付いてしまった黒ずみや汚れを落とすことが目的です。
強力に汚れを落とす洗剤を使用する
自転車のサドルの汚れを落とすために使用してみたのが「アビリティークリーン」と呼ばれる洗剤で、僕のお気に入りの洗剤です。
アビリティークリーン
家の掃除をする際に気に入って使っている洗剤です。
何にでも使えるような万能な洗剤ではありませんが、得意分野での汚れ落ちは感動するレベルで激落ちさせることができます。
油汚れや水垢などに対してはとことん強く、他の洗剤とは比べ物にならないくらいにスッキリ落とすことができるので、キッチン周りでは大活躍する洗剤なのです。
例えば、換気扇のしつこい油汚れも、アビリティークリーンを散布して10分ほど放置すれば、あとは水で洗い流せるくらいに分解してしまうのです。
強力ではありますが、天然成分で人と環境にも優しいということで母親から紹介された洗剤です。
環境には優しいのだろうなと思いますが、油汚れの分解の早さなどから察するに、それなりに強力なアルカリ性だと思われます。
白いサドルを清掃して汚れを落とす
白いサドルの汚れの目立つ箇所を中心に、アビリティークリーンを撒布します。
アビリティークリーンの得意とする汚れは油汚れです。
サドルの汚れも油性の汚れだと思われ、撒布した時点で既に浮き始めるのが確認できました。汚れ落ちには期待できそうです。
アビリティクリーンを撒布して2〜3分ほど放置した後に、ウェスでゴシゴシと擦ってみると快適に汚れが落ちていくのが分かります。
上の写真では右半分が汚れを落とした状態です。
新品とまではいきませんが、かなり白さが戻ってきているのがお分かり頂けるかと思います。
内股が擦れる部分の汚れも綺麗に落ちました。
結果が分かりづらい人は上に掲載しているオリジナルの写真と比べると一目瞭然です。
特に力を入れてゴシゴシする必要はなく、軽く拭き取る程度で汚れが落ちていきます。
最終的にかなり白くなった僕のクロスバイクのESCAPE Airの純正サドルです。
これくらい綺麗になると、また乗ってみたいという気分にさせてくれます。
白いサドルでもここまで綺麗に戻すことができるものなのですね。
アルカリ性のクリーナーは自転車に使って良いのか?
自転車の清掃に使う洗剤と言えば中性洗剤というのが基本中の基本です。
なので、個人的には「アルカリ性の洗剤を自転車に使っても良いのかな?」という疑問が出て来たので、自転車用洗剤でアルカリ性のモノは有るかどうかを調べてみました。
自転車用品でおなじみのWAKOS'などから販売されているクリーナーなどでも弱アルカリ性のものは見られますし、ディグリーザーなどは強アルカリ性のものもあるようですので、自転車にアルカリ性の洗剤を使用してはいけないということはなさそうです。
ただし、アビリティクリーンの注意書きにもあるように、アルミ製品や塗装に対しては攻撃性があるので、あくまでアルカリ性の洗剤を使用するのはチェーンなどに限られると考えた方が良さそうです。
自転車のサドルの汚れを綺麗にしてみたまとめ
今回、目論見どおりに使用した洗剤のアビリティークリーンが見事に効いて、ものの数分でかなり綺麗な状態にまでサドルから汚れを落とすことができました。
念の為、今回はサドル部分だけの清掃をおこないました。
原液のままでは濃いと思われたので、洗剤を4倍ほどに希釈して使用しました。
フレームやその他の場所に使いたい場合は中性洗剤を使うのが基本です。
アビリティークリーンはアルカリ性なのでアルミに対して攻撃性がありますから、基本的にはアルミ部分などにはアルカリ性の洗剤は使用してはいけませんので留意しておいた方が良いでしょう。
一応、アビリティークリーンの注意書きについても抜粋しておきます。
●洗剤の使用を禁止又は中性洗剤の使用を指定している製品や場所には使用しないで下さい。
●アルミ製品・銀製品・真鍮製品の場合は変色する事があります。目立たない所でテストしてからご使用下さい。
●自動車の塗装面には、原液での使用はしないで下さい。
●液性:アルカリ性