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GPSでセンサー要らずなサイクルコンピューターCATEYE STEALTH 10を使ってみた

GPSサイクルコンピューター

クロスバイクやロードバイクを乗る際に、無くても困りはしないのだけれど、有れば有ったで便利だし、楽しいモノであるサイクルコンピューター。

僕が使っているのはワイヤレスタイプのCATEYE STRADA WIRELESS。でしたが、ひょんなことからCATEYE STEALTH 10というサイクルコンピューターが手に入ったので、使用後のレビューでもしておこうと思います。

CATEYE STEALTH 10の基本情報

・GPSによるスピードセンサーレス
・走行ログの記録(最大60時間)
・専用サイト(CATEYE Atlas™)やStrava™、Trainingpeaks™に対応
・夜間バックライト
・バッテリーは充電式
・寸法 69.0 x 45.0 x 22.4 mm

CATEYE STEALTH 10とCATEYE STRADA WIRELESS

GPSサイクルコンピューター比較
大きさの比較。
CATEYE STEALTH 10の方がCATEYE STRADA WIRELESSよりも3倍ほど大きいです。

GPSの黒枠とリチウムイオン電池のために大きくなっているのかもしれませんが、液晶が大きいので、視認性の良さは圧倒的にCATEYE STEALTH 10の方が良いです。

CATEYE STRADA WIRELESSはスピードメーターのオモチャという感じで、CATEYE STEALTH 10くらいになると、ようやくコンピューターと読んでも良いくらいの雰囲気が出てきます。

ちなみに、CATEYE STRADA WIRELESSはMade in JapanでCATEYE STEALTH 10はMade in Chinaでした。

GPSサイクルコンピューターの電池
バッテリーはリチウムイオン電池。
USBでパソコンなどに接続して、充電が行なわれます。
通常使用で12時間ほど保つようです。裏側に電源ボタンがあります。

GPSサイクルコンピューターを充電
このように合体させて充電を行ないます。
専用アプリをダウンロードしておけば、この状態でセッティングや、各種サービスへ走行データをアップロードすることができます。

CATEYE STEALTH 10を装備して走ってみた

セッティング無しですぐに使えるサイクルコンピューターのCATEYE STEALTH 10

CATEYE STEALTH 10はGPSを使って位置情報を把握して、そこから速度を計算するため、一般的なサイクルコンピューターのようなレシーバーが必要有りません。

GPSサイクルコンピューターを装備
このような感じでフロントフォークなどに取り付けるレシーバーと磁石が通常のサイクルコンピューターには必要で、最初の取り付け作業も少し面倒だったりしますし、カラーバリエーションが無いため、ブラック以外のフレームだと僕のクロスバイクのescape airのようにセンサーの存在感が大きく、見た目的にちょっとマイナスな感じがしてしまいます。CATEYE STEALTH 10の場合は、単体で動作するためこれらが必要ありません。

また、通常のサイクルコンピューターの場合は、タイヤ周長サイズの設定が必要です。例えば700×23Cは2096mmなど。(タイヤ周長ガイド pdf)

しかしCATEYE STEALTH 10の場合はタイヤ周長サイズの設定も必要ありません。

GPS信号受信まで約3〜5分必要

GPSサイクルコンピューターの位置情報受信
説明書にも「コンピューターの電源をオンにしてからGPS信号を取得するまでに数分かかる場合があります」と書いてある通りに、電源をオンにしてしばらくの間はサイクルコンピューターとして働いてくれません。GPS信号を受信するまでにだいたい3〜5分程度は必要のようです

なので、正確にスタート時から計測したい場合は、走行前の準備段階から電源をオンにしておく必要があります。準備体操などをしているうちに受信出来るかもしれません。

上の画像の左上あたりの衛星マークがGPS信号受信を示すマークです。

計測まで少しタイムラグがあるようです

GPS信号を利用して速度と距離を算出しているため、レシーバーを使ったサイクルコンピューターのような即時的な計測はできないようです。

例えば、赤信号などで停車した場合、通常のサイクルコンピューターの場合は瞬時に速度が0になりますが、CATEYE STEALTH 10の場合は1秒ほど遅れて速度が0になります。まぁそれが実用上で問題になるかと言えば、ならないと思います。

また10km/h以下の速度の場合(停止状態から走り始めた時)は通常のサイクルコンピューターと比べて数値が不安定な気がします。少し走ればすぐに安定するので、こちらも実用上で特に問題はないと思います。

自動点灯するバックライト

GPSサイクルコンピューターのバックライト
CATEYE STEALTH 10のモニターは大きく、またバックライトも点灯するので、夜間の走行時でも視認性が非常に良いです。上の写真で比較すると分りやすいですが、通常のサイクルコンピューターはほとんど見えない状態なのに対して、CATEYE STEALTH 10は、バックライトのお陰で夜間でもはっきりと見えます。

自動点灯機能

使ってみて便利だなーと思ったことの一つがバックライトが自動点灯すること。これは指定した時刻(例えば18:00〜6:00)になると、その間に使用している場合、バックライトが自動点灯するのです。いちいちボタンを押してバックライトを点灯させる必要がありません。

走行ログの記録と関連サービス

GPSサイクルコンピューターの走行ログ
走行ログは最長60時間まで記録出来て、記録した走行ログは関連サービスであるCATEYE AtlusSTRAVAなどのフィットネスアプリへ記録をアップロードさせることができます。

CATEYE STEALTH 10をCATEYE STRADA WIRELESSと比較してみた

個人的にはGPSを使った位置情報からの速度と距離の算出には、カーナビの初期の頃の酷さの印象があまりにも強烈だったため、未だに心のどこかでGPSを信用しきれていなかったりします。ましてサイクルコンピューター程度の大きさの受信機で、はたしてどれだけ正確な数字が出るのか、かなり不安な点です。

というわけで、現在使用しているCATEYE STRADA WIRELESSを装備したままにして、CATEYE STEALTH 10を使用して、その走行距離と速度にどれだけ差が出るのかを比較してみました

走行距離

GPSサイクルコンピューターの走行距離比較
約20kmほど走行してみた結果です。

CATEYE STEALTH 10 22.12km
CATEYE STRADA WIRELES 21.68km

GPSサイクルコンピューター比較データ
別の走行です。
CATEYE STEALTH 10 27.46km
CATEYE STRADA WIRELES 26.95km

二つを比べる限りでは、大きな差はなく、ほとんど誤差の範囲ではないでしょうか。僕の予想とは違ってかなり正確な数字が計測できるようです。

平均速度

続いて平均速度の比較です。
GPSサイクルコンピューターの平均速度
CATEYE STEALTH 10 18.8km/h
CATEYE STRADA WIRELES 19.7km/h

GPSサイクルコンピューターの平均速度
CATEYE STEALTH 10 19.2km/h
CATEYE STRADA WIRELES 19.8km/h

平均速度に関しても許容範囲の差ではないでしょうか。
計測した時に走行した場所は、ストップ&ゴーの多い市街地のため、CATEYE STEALTH 10が苦手じゃないかと思われる低速での走行が多いため誤差が広がったのではないかと思います。

なので、ストップ&ゴーの少ない郊外やサイクリングコースなどを走行する場合、もっと近い数字が出るのではないかと思います。

最高速度

さらに続いて最高速度の比較。
GPSサイクルコンピューターの最高速度
CATEYE STEALTH 10 36.0km/h
CATEYE STRADA WIRELES 37.0km/h

GPSサイクルコンピューターの最高速度
CATEYE STEALTH 10 35.7km/h
CATEYE STRADA WIRELES 35.8km/h

最高速度に関してはさらに近い数値が出ました。

上記のような結果から「GPS=あまり信用出来ない」という僕の認識は大きな間違いのようで、かなり正確に計測出来る、という結果になりました。僕もこの結果を見て、GPSでも信用して使うことができるのだなと判り、安心しました。

CATEYE STEALTH 10の感想

簡単に取り付け取り外しができて便利なGPSのサイクルコンピューターCATEYE STEALTH 10。

最初に大きさを比較した時に「デカいなぁ」というのが正直な感想でしたが、実際問題で走行時の視認性の良さなどを考えれば、断然CATEYE STEALTH 10の大きさの方が見やすくて良い大きさだと思います。

次に、CATEYE STEALTH 10リチウムイオン電池のため、毎度取り外して充電する必要があります。しかし、その点についてはライトなどと同じ扱いですし、防犯上、装備品は取り外すのを基本にした方が良いでしょうから、個人的には全く問題ありません。

また、一番懸念していた正確さについても、検証してみた結果、まず問題無いレベルで使用出来ることが判り、安心して現行のCATEYE STRADA WIRELESを取り外すことができそうです。前々から気になっていたフロントフォークのセンサーが無くなることで見た目的にも少し良くなりそうです。

さて、予期せずCATEYE STEALTH 10を入手できたことで、用無しとなってしまったCATEYE STRADA WIRELESの使い道ですが、このままお蔵入りさせてしまうのも勿体ないので、以前コメント欄で教えていただいた情報に「通常のサイクルコンピューターをケイデンサーとして使用する方法」というものがあったので、可能かどうかを試してみるのも良いかなと思っています。

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