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GPS走行記録を残せる自転車アプリSTRAVAとTRAINING PEAKSを使用した感想

更新日:

自転車SNSのSTRAVAとTRAINING PEAKS

GPS付きのサイクルコンピューターを使うと、走行記録を自転車専用のフィットネスサイトにアップロードして残すことができます

最近は、色々なメーカーからGPSに対応したサイクルコンピューターが多く販売されるようになっています。

それぞれのメーカーが独自で走行ログを記録するためのサービスを展開していたりしますが、メーカー独自のサービスの他に、メーカー問わずで走行ログを記録出来るフィットネス系のサイトもあり、STRAVAとTRAINING PEAKSなどが有名です。

利用者はそれらのSNSの方が圧倒的に多いということもあり、メーカー側もそれらのサービスに自動的にアップロード出来るように対応していたりします。

ということで、僕がGPS付きサイクルコンピューターを使用して記録した走行ログを、各サービスにアップロードして使ってみた感想をまとめてみました。(データのアップはCateyeが提供する※CatEyeSyncを使用しました)

GPSの走行ログの記録に対応した自転車SNSサービス

GPS付きのサイクルコンピューター本体で走行ログは記録出来るものがほとんどです。

しかし、容量が膨大になるため、限られた時間分しか記録出来ませんし、確認出来るデータも限られていたりします。

そこで、「もっと走行ログを記録してより詳細にデータを管理したい!」という人のために、STRAVAなどの走行ログを記録するためのサービスがいろいろと存在します。

スマートフォン用のアプリケーションなどを探せば、サイクルコンピューターが無くてもいろいろな情報を記録してくれる自転車系のフィットネスアプリも沢山ありますが、自転車で走行ログを記録をするサービスはSTRAVAかTRAINING PEAKSのどちからを利用するのがおすすめになると思います。

様々な情報を管理するだけではなく、他の多くの自転車愛好家たちの走行情況を知れたり、人気のコースの情報などを、利用者たちの間で提供しあったりするなど、SNS的な機能があり、モチベーション維持などにも良いですし、楽しく使えるサービスです。

実際問題で、機能的なところではどのサービスも似たり寄ったりだと思いますが、SNSの宿命として利用者の多いサービスの方が絶対的に利用していても楽しいと思えるわけで、サイクルコンピューターメーカー各社が自動同期させているSTRAVAやTRAINING PEAKSであれば、利用者が多く、より楽しめるということになるわけです。

STRAVA ストラーバ

アスリートのためのソーシャルネットワーキングサービスで、アメリカの会社が運営しています。

STRAVAは、スペイン語「で一生懸命取り組む」という意味だそうです。

ランニングとサイクリングに特化していて、GPSで記録した走行ログを記録できます。

STRAVA

● 利用料 無料
● 利用者数 数百万人
● スマートフォンアプリで管理が簡単
● ほとんどのGPSデバイスに対応
● Premium会員 月額960円

TRAINING PEAKS トレーニングピークス

STRAVAと同様にアメリカの会社が運営するランニングとサイクリングに特化したソーシャルネットワーキングサービスです。

ホームページは日本語にローカライズされていないため、日本人には少し取っ付きが悪いかもしれません。

TRAINING PEAKS

● 利用料 無料
● スマートフォンアプリで管理が簡単
● ジャンルで細分化されたワーキングプランを設定できる(有料)
● パワートレーニングなど室内トレーニングでも活用できる

それぞれのサービスの特徴を考えると、主にGPS情報とサイクリングを楽しむ人はSTRAVAで、パイオニアやGARMINなどのパワーメーターを利用している人はTRAINING PEAKSを利用するような感じがします。

とは言っても、ほとんどのGPS付きサイクルコンピューターは、どちらのサービスにも自動同期出来るので、併用している人も多いと思われます。

走行ログをCatEyeSyncを使ってアップロードする方法

では、それぞれのサービスに走行ログをアップロードする方法の一例として、CATEYE STEALTH10で記録した走行ログを、キャットアイのアプリケーソンである「CatEyeSync」を使ってアップロードする方法を解説してみます。

今回はパソコンからアップロードしてみましたが、STRAVAやTRAINING PEAKSの場合は、iPhoneなどのスマートフォンにアプリをインストールしていれば、走行時に起動して、GPS付きサイクルコンピューターなどと連動して使えばスマートフォンからでもサービスへ走行ログをアップロード出来ます。

それぞれのサービスのアカウントを取得する

STRAVAやTRAINING PEAKSのアカウントを取得していないとサービスを利用できないので、アカウントを作成する必要があります。

メールアドレスがあれば登録できるます。

アカウント作成は5分程度で終わります。

CATEYE Syncをダウンロードする

CATEYE Sync
CATEYE Syncをダウンロードページからダウンロードします。

※CATEYE Syncは、キャットアイ製品のGPS対応のサイクルコンピューター用のサービスです。キャットアイ以外のメーカーの場合はそれぞれのメーカーが提供するサービスおよびアプリを使用して走行ログをSTRAVAやTRAINING PEAKSにアップロードすることになります。

http://www.cateyeatlas.com/app/

CATEYE Syncを立ち上げる

CATEYE Syncを立ち上げる
CATEYE Syncを立ち上げると、使用しているサイクルコンピューターを選ぶ画面になるので、該当する項目を選択します。

僕の場合は「ステルス10」を使用しているので、真ん中の段を選択します。

CATEYE Syncの設定
各種設定を選択。

CATEYE Syncにログイン
ログイン設定をクリック

CATEYE Syncのアカウント
各サービスのアカウント情報を入力する画面になります。
ここでメールアドレスなどを入力しておくと、自動的にアクセスして走行ログをアップロードできるようになります。

CATEYE Syncで認証
STRAVAの場合は、認証が必要でした。

CATEYE Syncのメニュー
メニューに戻り、中央のデータ取り込み、データ一覧をクリック。

CATEYE Syncの走行ログ
アップロードしたい走行ログを左側のチェックボックスで選択して、下部にある各種サービスのバナーをクリックすると、走行ログがアップロードされます。

特に何の説明も必要のないくらい簡単にアップロードすることができました。

STRAVAとTRAINING PEAKSの比較

STRAVAとTRAINING PEAKSを実際に利用してみた雑感をまとめてみました。

STRAVA ストラーバ

基本的な機能

STRAVA ストラーバを使用してみたレビュー

ランニングとサイクリング系のサービスでは、おそらく世界一有名で利用者も多いのがSTRAVA ストラーバです。

ユーザーインターフェイスも見やすく、ワクワクするような雰囲気があり、利用者が多いのも頷けます。

人気の秘密はこういったワクワクする感じかも知れませんね。

Googleマップを使って、走行ルートを赤い線で表示してくれます。

STRAVA ストラーバの標高グラフ

標高グラフも表示されます。

ちなみに、キャットアイのステルスシリーズは、標高の情報は取得できないので、マップの情報から拾っているものと思われます。

走行時の状態は、ポインタを標高グラフの上で動かせば、時間、距離、標高、勾配が表示されます。

最高速度と平均時速などの情報はポイントポイントでは表示されないようです。

区間ランキング

ストラーバの区間ランキング

面白いと思った機能は、ユーザーがそれぞれ独自に区間を設定していて、その区間のタイムを確認することができます。

同時に、同じ区間を走った人のタイムがランキング表示されていて、他人との比較ができたり、自分自身のタイムが比較できます。

この機能はなかなか面白く、毎日同じコースを走る人でも、その区間をベストで走るという目標にもなるため、モチベーションが一気に高まる機能だと思います。

ストラーバの区間ランキングのコース検索

登録されている区間を探すこともできるため、自分がよく走るコースや、家の近所などで区間設定されている場所を探すこともできます。

また、誰かが作成した区間と重複していなければ、自分の走行したルート内で新しい区間を作成することができます。

日頃のトレーニングコースなどで、区間をチェックしておいて、その間にタイムアタックするなど、トレーニングのモチベーション維持などにも繋がりそうです。

有料会員もありますが、ハイキングなどで遭難の危険性がある時に備えて、近親者と位置情報を共有出来たり、かなり専門的な情報になるため、通常は無料プランで良いと思いますが、心拍計やパワーメーターを使用する人は有料プランでも良いと思います。

TRAINING PEAKS トレーニングピークス

TRAINING PEAKS トレーニングピークス使用レビュー

TRAINING PEAKSにも登録してみましたが、特に地図などが表示されることもなく、GPS機能を期待する場合はあまり楽しくありません。(表示されるかもしれませんが判りませんでした・・・)。

また、走行距離の表示が初期設定はマイル表示で、インターフェイスも日本語にもローカライズされていないため、基本的に日本人向けのサービスでは無いと思われます。

上にも書きましたが、パワーメーターを使用している人が無料で利用出来るサービスなので、STRAVAの補完サービスとして利用する場合が多いのかもしれません。

パワーメーターを付ければ室内トレーニングにも応用できるので、フィットネスジムなどでも利用されることが多いようです。

CAT EYE Altas

CAT EYE Altasの使用レビュー

CATEYEの提供するサービスであるCAT EYE Altasも利用してみました。

Googleマップを使って、走行ルートには赤い線が引かれ、実際に走った通りにポインタがなぞってくれます。

例えば、速度が速い時はポインタも速く動きますし、信号待ちで停まればポインタも停まります。

画面右下には、走行距離やスピード、標高などが表示されていて、どのような走りをしていたかを確認出来ます。

他には、自分と同じような場所を走っていて、走行ログを公開している人達がピックアップされて、走行ルートを確認できたり、フレンドと呼ばれるお友達リストに利用者を加えて、自転車版SNSのようなこともできるようです。

基本的な機能は上記のみで非常にシンプルですが、走行ログの記録用としては必要十分だと思います

CATEYE Syncで走行ルート

走行ログを公開している人の走行ルートが世界中で確認出来ます。

個人的には、無くても良いような機能だと思うのですが、他人の走行ペースや速度なども、自分のログと同じように確認できるため、他人に比べて自分がどのような走りをしているか、とか、似たようなコースなら、新たなコース開拓などに使えるかもしれません。

残念なのは、自社の製品等の広告がインターフェイスのあちこちにあること。

何か機能は無いかとクリックするたびに広告だったり製品ページへ飛ばされます。

CATEYEのサイクルコンピューターを買ったからこのサービスを利用しているのに、別のサイクルコンピューターの広告を出す必要はないと思うんですけどね・・・

走行ログを記録する自転車SNSサービスのまとめ

スマートフォンアプリ等との連携や、SNSサービスの充実により、単に速度や走行距離だけを記録するだけではなく、様々な情報を活用したり、自転車仲間と共有するなど、サイクルコンピューターを絡めた情報の利用方法は大きく変わって来ました。

特にGPS付きのサイクルコンピューターを使用しているのであれば、絶対に利用したい方が良いサービスだと思いますし、むしろこれらのサービスを最大限に活用する為にGPS付きやケイデンス、心拍計が測れるサイクルコンピューターに買い替えてしまうくらいの魅力があるわけです。

実際使用してみて、走行ログを溜めていくことが楽しみに繋がりますし、走った後に記録を確認するのも楽しい作業になり、サイクルコンピューターの価値が大きく変わった気がします。


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