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ESCAPE AirのホイールSPIN FORCE SL Wheelset 20H について調べてみる

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SCAPE AirのホイールSPIN FORCE SL Wheelset 20H

クロスバイクを購入したら行なう定番の改造・カスタマイズと言えばホイールの換装かと思います。簡単かつ、最も違いを実感出来るパーツなので、多くの人が最初に実践する改造・カスタマイズでもあります。

僕自身もクロスバイクのESCAPE Airを購入して数ヶ月後には別のホイールに換装して「おおぅ!ホイールが違うとこんなに走りが違うのか!」と感動したのを今でも覚えています。

ちなみに僕が現在使用しているホイールはFulclum Racing 3というホイールでミドルクラスの入り口あたりのホイールかと思います。

ESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SLとの比較になると、価格的に考えても、多くの面でFulclum Racing 3の方が性能が上だと思いますが、停車状態からのスタートに関してはSPIN FORCE SLの方が軽かったなと思えるホイールで、ESCAPE Airのコンセプトであるストップ&ゴーを繰り返すシティライド中心で考えれば、まさに最適なホイールだったんじゃないかと、今でも考えたりします。

ESCAPE Airから取り外してしまった後は、既に用無しとなり、部屋の片隅で放置されていたSPIN FORCE SLですが、近頃は手組ホイールや触れ取りなどにも興味があり、ホイールについていろいろと知りたいと考えるようになったため、ホイールの勉強の手始めとして、まずはESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SLを素材にしようと思った次第です。

ESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SL

SPIN FORCE SL
GIANT SPINFORCE SL Wheelset 20Hと呼ばれるのがESCAPE Airの純正ホイール。特に何の変哲もない無印とも言えるようなホイールです。

僕を含めた多くのユーザーの評価としては、華奢なホイールで、走り出しこそ軽くて快適なものの、30km/h付近になると全くスピードが乗らなくなってしまうようなホイールです。まぁ東京の都心のような場所で30km/hで走り続けることはあまりないので、20km/h程度で快適であれば何の問題もないとも言えますが・・・。

クロスバイクのESCAPEに乗っている人がホイールを交換する際に定番として選択されるShimanoのWH-501が鉄下駄であるならば、_SPIN FORCE SLはレディースのサンダルとでも例えれば良いのかもしれません。


SPIN FORCE SLの重量

ホイールの重量はホイールのスペックの指標として非常に重要な要素です。
前輪後輪合わせて1800g程度のようで、安物ホイールにしては軽量なホイールになると思います。

一般的にはホイール重量と価格は反比例して、重量が軽くなれば価格は高くなります。なので前後合わせて1800g程度のホイールになると価格は30,000円クラス〜のものになってくると思いますが「軽量=性能が高い」というわけではないというところがミソでもあります。

そんなわけで、重量だけ見ると「おぉ、結構良いホイールじゃん!」と喜んでしまいたくなりますが、実際はそうでもなくぬか喜びすることになりますが、完成車で6万前後の自転車に付いているホイールに性能を求めるのは酷なお話だったりします。

SPIN FORCE SLのスポーク

ESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SL
ESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SLに使用されているスポークは20本。SPIN FORCE SL 20Hというのが、要するにスポークが20本ですよ、ということです。ちなみにHは本のHではなく、HoleのHだと思います。スポーク穴が20個ってことですね。

ESCAPE R3に装備されているSPIN FORCEは24本とかになるらしく、SPIN FORCE SLが20本なのは、おそらく軽量化を意識した結果なのでしょう。

スポーク本数を減らした分、衝撃等になどには弱くなるとかで、スポーク折れをし易いなんていう話も聞きますが、僕自身は初めてのスポーツサイクルということで、過剰なまでに衝撃を避けて丁寧に乗っていたこともあり折れたりはしませんでした。

バテット・スポーク

写真では分かりませんが、バテット・スポークと呼ばれる、外周部分の折れやすい頭の部分のみを太くして強度を保ち、他の部分は細くなっているスポークが採用されていて、これにより軽量化を図っているとのこと。

わずか数グラム程度の違いでしょうが、前後で40本もあるわけですから2g変われば80gも変わるわけで、こう言った細かな工夫があるというのを知れるのも自転車弄りの醍醐味ですね。

SPIN FORCE SLのハブ シールドベアリング

SPIN FORCE SLのハブ シールドベアリング
SPIN FORCE SLの前輪はシールドベアリングと呼ばれるもので、ベアリングが密封(シール)されているタイプ。

GIANTの公式サイトでは

フロントハブに高性能なカートリッジベアリングタイプを採用しました。この新しいホイールにより、ライダーはまたがって最初のひと漕ぎから軽い走りを体感できます。

とあり、シールドベアリングの方が回転性能も上がるようです。

シールドベアリング
ちなみにシールドベアリングじゃない場合はカップアンドコーンと呼ばれるタイプのベアリングになるようで、ESCAPE Airの場合、後輪がカップアンドコーンです。

シールドベアリングは基本的にノーメンテナンスでも大丈夫、というかメンテナンスが難しいのに対して、カップアンドコーンは分解出来てメンテナンスもし易いなどの特徴があるようです。

一般的に、シールドベアリングの方が高額なものが多いそうで、高級高性能ハブとして有名なGOKISOなんかもシールドベアリングハブになっています。

では、カップアンドコーンの方がが性能が低いかと言えばそういうわけでもないようで、Shimanoなんかはあえてカップアンドコーンにこだわっていて、DURA-ACEのホイールなんかもカップアンドコーンタイプですし、一概にどちらがどうとは言えないようです。

とにもかくにもこれからホイールについていろいろと学んでみようかと思う僕にとっては、シールドベアリングとカップアンドコーンを一度に弄れるというのは嬉しいポイントです。

SPIN FORCE SLのホイールの組み方

前輪 ラジアル組み

SPIN FORCE SLのホイールの組み方

前輪は左右ともにハブから放射線状に組んだ、いわゆるラジアル組みと呼ばれる組み方をしています。

ラジアル組の特徴として、横方向の合成が低く、トルクをホイールに伝わりづらい、空気抵抗が低いなどの特徴があり、前輪で組む事が多いとのことで、確かに完組みホイールを確認してみるとほとんどの前輪はラジアル組みになっています。

後輪 ラジアル組みと4本組みイタリアン

ラジアル組み
後輪は、左側(非スプロケット側)がラジアル組で放射状に組まれているのに対し、スプロケット側は4本組み。

4本組み
4本組みになっています・・・って分かりづらいですね。

4本組み
奥側のホイールを消すと分かりやすくなりました。

4本組み
1本目と4本目のスポークがクロスする組み方を4本組みと呼ぶそうです。
そんなわけでSPIN FORCE SLは、いわゆる4本組みイタリアンと呼ばれる基本中の基本的な組み方となっているようです。

ESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SLまとめ

今まで、なんとなく柔らかいホイールだなとか、わかったような気になっていましたが、一通りESCAPE Airの純正ホイールであるSPIN FORCE SLについて調べてみると、なるほどと思う事も多かったです。

ESCAPE R3との差別化のためにESCAPE Airは軽量化する必要があり、ホイールも軽量化を意識した仕様になっているようで、軽量化のためにスポークを減らすなどで剛性などが犠牲になっている感じのホイールなのだなと、改めて思うのでした。

しかし、冒頭でも触れていますが、のんびりシティライドでストップ&ゴーを繰り返す乗り方であれば、なかなか素晴らしいホイールだと思います。

さてさて、今回SPIN FORCE SLについて調べた中で、ハブの形式だとかスポークの種類だとか、ホイールの組み方など、知らなかったこともいろいろと出て来ました。

本当ならばそれらを上手にまとめて、いろいろな人のお役に立てるような記事にするのが一番なのですが、あまりに知らないことが多過ぎて、それらを調べていると着地点が見つからなくなってしまうので、上辺の部分だけをサラリと復習してみた感じです。

自転車ライフをより一層楽しむ為には、このあたり知識もみっちり身につけていくべきだなと思ったので、不足している情報は、自分自身の勉強も兼ねて別記事にしてまとめたいと思います。

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