クロスバイクの超定番モデルであるGIANT社のESCAPE R3の2018年モデルが発表になっていたので、スペック等をチェックして僕なりに雑感をまとめてみました。
GIANT ESCAPE R3 2018
Photo via:http://www.giant.co.jp
GIANT社を代表するクロスバイクのESCAP R3 2018年モデルの外観です。
どこからどう見てもESCAPE R3な感じですが昨年のモデルチェンジで非常にスタイリッシュになっり、街で見かけても「お、カッコいいな」と思ってしまいます。
2018年モデルに対しての解説をGIANT社のホームページから引用すると
フレーム、フォーク、ホイールを細部まで見直すことで、スポーツ性能と快適性、日常使いの耐久性の全てを向上。
引用元:http://www.giant.co.jp/giant17/bike_datail.php?p_id=00000091
とあります。
何が見直されたのか、ワクワクする気持ちとともにスペックを確認してみましょう。
2017年モデルと2018年モデルのスペック比較
しかしながら、スペックを比較してみた結果。
ニューカラーとして、マットライムとレッドが加わり、グリーントーンとオレンジが無くなりました。
そして驚くべきことにカラー以外は価格をふくめて全て同じ構成です。
年のため、フレームのジオメトリにも目を通しましたが、全て同じ数値でした。
つまり、何らかの改良や見直しは行なわれたのかもしれませんが、基本的には2018年モデルは2017年モデルと同じと思って間違いないと思われます。
なので、もし2017年モデルと2018年モデルで価格差があるようでしたら迷わず価格が安くなっていると思われる2017年モデルを購入するのが良いと思います。
GIANT ESCAPE R3 2018の雑感
スポーツバイク入門モデルの定番かつ最高峰
GIANTのクロスバイクのESCAPE R3の新モデルは今までもずっとチェックしてきましたが、新モデルでパーツ類が変わらなかったのは今回が始めてな気がします。
ただ、2017年モデルで新ESCAPE R3と呼べるほど、完全リニューアルされたこともあり、他に見直すべき点が無いくらいの完成度の高いモデルと言えるかもしれません。
同じ価格帯で、ここまでまとまったスペックの自転車は見かけませんし、クロスバイクの超定番モデルとしての矜持を保っていて、価格とスペックのバランスでは他メーカーよりも頭1つ抜けているのは2018年モデルでも同じです。
スポーツバイクに興味を持ち、予算はないけれど入門機としておすすめのスポーツバイクは無いかと聞かれれば、ESCAPE R3と答えるのは今年も間違いありませんね。
GRAVIER 2018
クロスバイクのESCAPE R3 2018年モデルと同時に発表されたGRAVIER 2018は、価格こそESCAPE R3よりも3,000円高い53,000円ですが、パーツ構成も基本的にはESCAPE R3と同じで、フレームとタイヤの太さの違いが価格の違いになっていそうです。
少しワイルドに乗れるESCAPE R3という認識でほぼ間違いないと思います。なのでスポーツバイクの28Cなどのママチャリと比べると細いタイヤに不安がある人はタイヤの太いGRAVIERを選択するのも有りだと思います。
ちなみにGRAVIERのエンド幅は135mmとのことなので、一般的に販売されているロードバイク用のホイールは使用できません。(スペーサーをかませば使用できる場合もある)
クロスバイクに乗り始めて当初はその走りに感動してもすぐに慣れてしまうので、その時に何か改造、カスタマイズして走りを変えたいと思うとホイールを換えるのが定番なので、本格的にスポーツバイクに乗り込みたい人はGRAVIERよりもESCAPE R3を選択しておけば間違いないでしょう。
ちなみに定番のホイールと言えばシマノのアルテグラグレードのホイールであるWH-6800の後継モデルであるWH-RS500が、性能と価格のバランスが良くクロスバイクにもおすすめのブランドになります。
クロスバイク GIANT ESCAPE R3 2018の雑感でした。