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自転車も注意したい自動車・バス・トラックの死角について

公開日: 交通安全・危険防止, 自転車全般

自動車の死角について

自動車の死角について理解していますか?

自動車の免許を持っている人であれば、自動車のミラーには見えない死角があるというのは、自動車学校で習うので知らない人はまず居ないと思います。

しかし、自動車の免許が無く、自転車やバイクにしか乗らない人にとっては、自動車に死角があることを知らない人も多いのではないでしょうか。

まして、大型トラックやバスの死角になると、自動車の運転免許を持っている人ですら、どの範囲が死角になっているかを知らないなんてことも珍しくないはずです。

自動車の死角については、自動車の運転手は死角に自動車やバイク、自転車などが居ないかを十分に注意して運転しなければいけませんが、自転車も、迂闊に自動車の死角に入ってしまうと、不意な幅寄せや巻き込まれる危険があるので、なるべく死角に入ってしまわないように注意しながら走ることが安全のためには大切だと思います。

僕自身、自動車やバス、トラックなどの死角について、きちんと理解しているかどうか怪しい部分もあったので、改めて自動車の死角について調べてみることにしました。

自動車の死角に入ったことが原因と思われる事故

自動車の死角に入ったことが原因と思われるような事故が短期間でいくつかあったので、ピックアップしておきます。

自転車の女児はねられ死亡 小牧の県道交差点

愛知県小牧市小針の県道交差点で、横断歩道を自転車で渡っていた小学五年生の女児(11)が左折中のコンクリートミキサー車にはねられ、全身を強く打って搬送先の病院で死亡した。
2015年12月26日 中日新聞

左折の貨物車にはねられ、自転車の男性死亡 交差点を直進中/北本

自転車横断帯を直進したところを、左折してきた貨物車にはねられた。
2015年12月22日(火) 埼玉新聞

トラックにはねられ自転車の小2死亡…堺

自転車で府道を横断しようとした小学2年男児(8)が大型トラックにはねられ死亡。
トラックは信号待ちで停車しており、信号が青に変わり動き出した前の車に続き発進させたところで事故を起こした。
yomiuri online 2015年12月20日

路線バスが自転車と接触後に電柱に衝突、9人けが

宇都宮市で路線バスが県道を走行中、路肩を走っていた自転車がバスの前方に飛び出しバスはよけきれずに自転車と接触。
TBSニュース 2015年12月18日

自動車、バス・大型トラックのの死角

自動車の斜め後ろ

自動車の死角と自転車
バス・トラックの死角と自転車
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自動車、バス・大型トラックの死角は、車両のすぐ前方や後方、ピラーの影などいくつか存在しますが、その中で最も死角となる範囲が大きいのが車両の斜め後ろにある死角

この死角は、バックミラーに写らない場所なので、ドライバーは左折しようとする際などは目視確認が必要な場所ではありますが、隣の車線を走る自動車ですら隠れてしまうような大きな死角です。

バスや大型トラックなどは車高があるため、普通乗用車では見えるような場所でも、死角になってしまいます。

ポイント

自動車の斜め後ろを走っていて急な幅寄せや、交差点で巻き込まれそうになるなどの経験がある人は、もしかしたらドライバーの死角に入ってしまっていたせいかもしれません。

渋滞などで自動車の速度が遅くなると、自動車と併走するような感じで走ることも少なからずあると思いますが、そんな時にはなるべく上記の図のような位置には入らないように気をつけて走った方が良いでしょう。

交差点付近で自動車の列が出来ている時に、左側の狭い隙間を進んで行く自転車も多いですが、バスや大型トラックなどの場合、死角に入ってしまう場合もあると思いますし、相手が左折しようとしている場合、幅寄せや巻き込みの危険があることを知っておいた方が良いと思います。

バス・大型トラックの前方

バス・大型トラックの死角
バス・大型トラックの前方の死角
大型車の場合、車両のすぐ前方が死角になります。
普通自動車の場合は車高がないので、それほど大きな死角にはならなくても、大型車の場合は、余裕で人が隠れてしまうくらいの死角があります。

ポイント

信号待ちや渋滞等で車の列が出来ている時に、車の隙間の縫うように走る人を時々見かけますが、バスや大型車の前をすり抜けようとすると、ドライバーの死角に入るため、非常に危険な行為だということを認識しておく必要があると思います。

停車しているバスの追い越し

バス停に停まっているバスの追い抜き方は、車両の右側から追い超さなければいけませんが、運転手の立場に立って考えれば、基本的に自転車は車道の左側を走っているものですから、右側から追い越そうとする自転車を見落としてしまう可能性が大きくなると思われます。

また、バスの場合は車長が長いため、右側から追い越しを掛けている最中に発進の合図が出てバスが動き出してしまうという危険もあります。そこで慌てて追い抜こうとすると、死角から飛び出すような形でバスの前方に現れたりして、運転手を驚かせてしまい、思わぬ事故を招くことにもなりかねません。

なので、バス停で停まっているバスは、追い越しをかけようとせずに、発車するまで待つようにした方が良いと思います。

【参考】バスの右?左?バス停に停車中の路線バスが居た時に自転車が走るべき場所

自動車の死角についてのまとめ

安全に走行するための基本は、相手に自分の存在を知って貰うこと。
なので、昼までもライトを点滅させたりするのは効果的だったりするのですが、それですら死角に入ってしまっては全く意味がなくなってしまいます。

渋滞時のノロノロ運転時などに、死角に入ったまましばらく一緒に走ってしまったりすることもありますが「あ、今死角に入っている・・・」ということを自然と意識できるようになれば、未然に防げる事故も随分あるのではないかと思います。

特に交差点付近で車の列を左側をすり抜けて行く場合、車の死角に入ってしまうと、左折する車の幅寄せや巻き込みの危険が高くなるため、無理なすり抜けはせずに、車の後方で待つくらいの余裕があっても良いかもしれません。

自動車やバス・大型トラックの死角に気をつけるポイント
・自動車、バス・大型トラックの斜め後ろを走らない
・バス・大型トラックなどの前方は横切らない
・交差点付近では大型車に近寄らない

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