Photo via:http://www.giant.co.jp/giant15/bike_datail.php?p_id=00000209
スポーツバイクの初心者だった僕が、クロスバイクやロードバイクに興味を持ち、クロスバイクを購入しようと思った時の最初の悩みは「どのクロスバイクを買えば良いのか?」という問題でした。
乗ってて恥ずかしくないレベルのクロスバイクが欲しい
買った後に絶対に後悔はしたくない
クロスバイクはロードバイクに比べるとかなり安く購入はできますが、それでも一般的な自転車の数倍もする値段の自転車を買うのですから、間違った選択をして購入した後に「失敗した」と思いたくはありません。
買った後に「それ、スポーツバイクもどきだよ。プー!ゲラゲラ!」なんてことにはなりたくないのです。
インターネットで見つかるような、見た目はロードバイクに見えても、スペック的にはスポーツバイクと言えないただの自転車というような「ルック車」も沢山ありますから、何も考えずに購入して、実はスポーツバイクもどきだったなんてことは絶対に避けたかったのです。
そのためには、少なくともスポーツバイクとして最低限の性能を持った自転車を購入したいと思っていました。
初めてのクロスバイクとしてGIANT社のESCAPE R3を勧める人が多い
そんなわけで、クロスバイクやロードバイクについて調べていると、初心者にお勧めのクロスバイクとして、多くの方がGIANT社のESCAPE R3を挙げていました。
ESCAPE R3を購入している人のブログも多く、所有者それぞれのセンスでクロスバイクの改造カスタマイズを楽しんでいる様子を公開しているのも特徴でした。
自転車に乗るだけでなく、改造カスタマイズをしたいと考えていた僕は「GIANT社のEscape R3という自転車を買えば、間違いの無い選択になる」と確信したのでした。
そして、GIANTストアに行き、当時として画期的なほど軽量なクロスバイクとして話題になったESCAPE R3の上位モデルであるESCAPE Airを購入したのでした。
結果として、改造カスタマイズを重ねて、オリジナルのパーツがフレームしか残らないほどクロスバイクを弄り倒した今現在でも、とても良い選択をしたと思っていますし、これからクロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクの購入を検討している初心者に対して「お勧めするクロスバイクは何か」と聞かれれば「GIANTのEscape R3ですよ」 と即答すると思います。
では、GIANT社のクロスバイクであるESCAPE R3の何処がそんなにも魅力的なのかについて解説してみます。
GIANT ESCAPE R3が初心者にお勧めなクロスバイクである理由
GIANT ESCAPE R3は価格が安い
安くても高スペックでコストパフォーマンスが高い
クロスバイクやロードバイクは一般的な自転車に比べるととても高価です。
ロードバイクの場合だと、スポーツバイクとして必要最低限のスペックが備わっているモデルを選ぶと15万円〜という世界です。
それですら、自転車のことが理解できるようになると、もっと上のグレードの自転車が欲しくなってしまいます。上には上があるのです。
しかし初心者がいきなり自転車に10万円以上のお金を出すなんてことはなかなか考えられません。
自転車にハマることが約束されているなら出せない金額ではないと思いますが、実際乗って見ないとスポーツバイクにハマるハマらないは分かりませんから、最初から多くの予算を持つというのは難しい話です。
そこで候補となるのが、ロードバイクよりも安価な価格で購入できるクロスバイクになるわけです。
実際のところで、クロスバイクはロードバイクよりも気軽に乗れる自転車でもありますし、より効果なロードバイクを購入するきっかけをつくるために初心者が購入しやすい廉価版的な自転車でもありるので、スポーツバイクに興味を持った人が最初にクロスバイクを選択するというパターンは非常に多いと思います。
しかし、そんなクロスバイクであっても、少し上のスペックのモデルになると10万円くらいの価格になってしまうのです。
そこで注目されるのが、GIANT社のESCAPE R3です。
GIANT社のESCAPE R3の価格は60,000円程度で、他の自転車メーカーのクロスバイクと比較しても安くなっています。
クロスバイクのESCAPE R3と同じ価格帯のクロスバイクを他メーカーのモデルと比較すると判るのですが、ESCAPE R3は価格とスペックのバランスが非常に良く、コストパフォーマンスの高い自転車です。
いろいろなメーカーのクロスバイクとESCAPE R3を比較してみても、明らかに頭一つ抜けた感じがあり、感覚としては同じ程度のスペックで考えれば、他のメーカーよりも1〜2万円程度安い価格設定になっていると判るでしょう。
つまり、GIANT社のESCAPE R3は抜群のコストパフォーマンスを誇るクロスバイクなのです。
なので、メーカーやモデル選びで迷うのであれば、Escape R3を買っておけば間違いありません。
逆に言えば、他に買いたい自転車があるとか、メーカーに拘るとかでなければ、Escape R3を避ける理由が無いんじゃないかと思うほどです。
安価でありながらも、スポーツバイクとして恥ずかしくないレベルのスペックを備えたクロスバイクでもあり、コストパフォーマンスが非常に高いのです。
ロードバイクが後から欲しくなっても無駄にならない
クロスバイクを購入して自転車の楽しさを知ると、クロスバイクでは我慢しきれずにロードバイクが欲しくなってしまうなんてことがあります。
俗に「ロードバイク欲しい病」などと言われる症状で、クロスバイクを購入してすぐにロードバイクを買い直すなどというお決まりのパターンがあります。
そんな時に、最初に高価なクロスバイクを購入していたりすると、そのクロスバイクを見切って新しいロードバイクに乗り換えづらくなってしまうのです。
その点、ESCAPE R3なら、スペックもロードバイクと比べれば大きな差がありますし、価格的にも安価なので、ロードバイクへの乗り換えも検討しやすくなります。
もちろんスポーツバイクとしての必要最低限の性能は備わっていますから、ロードバイクをわざわざ買わなくても、本格的にスポーツバイクを楽しむことだってできるのです。
そしてロードバイクを追加で買ってしまうと問題になるのが自転車の置き場所だったりするわけですが、Escape R3程度のクロスバイクであれば、高級なロードバイクほど置き場所(盗難対策)に気を遣う必要がありません。
理想的には室内保管ですが、ESCAPER R3程度の自転車であれば、室内保管できない場合は屋外に保管するという選択もしやすいです。
逆に、スポーツバイクにハマらなかった場合でも、Escape R3ならちょっと良い自転車を買ったという感覚で普通の自転車として乗り続けることができます。
つまり、スポーツバイクにハマってもハマらなくても、失敗するリスクが低いのがESCAPE R3程度の自転車なのです。
>GIANT ESCAPE R3の改造カスタマイズ性の高さ
クロスバイクを改造カスタマイズするというのは、自転車ライフを楽しむことができる一つの大きな要素だと個人的には思っています。
実際問題で僕のように改造カスタマイズも自転車を購入する目的とする人も多いです。
スポーツバイクの改造カスタマイズと言えば、なんだか敷居が高いような気がしますが、いざ取り組んでみるとなかなか奥が深くて楽しい世界なのです。
そして、GIANT社のESCAPE R3は人気のクロスバイクだけあって、購入者の改造カスタマイズの情報もブログなどで沢山見つけることができます。
このような先達の情報のお陰で、少し調べれば必要な情報が見つけられ、改造カスタマイズの際には非常に助けられます。
実際問題で僕自身もクロスバイクのESCAPE Airを購入当初から、様々な方のブログなどを参考にさせていただきながら、改造カスタマイズをおこなってきました。
勿論、他のメーカーやモデルでも構わないのですが、自転車により少しずつスペックが異なっていることも多く、同じモデルでの改造カスタマイズ情報は非常に安心感があるのです。
このように多くの情報が見つけられるのはGIANT社のESCAPE R3以外にはないでしょう。
>GIANT ESCAPE R3はロードバイクのホイールが使える
クロスバイクをカスタマイズしてスペックアップさせる場合の非常に大きなポイントとして、ホイールをなるべく良いものに交換するというのがあります。
ホイールは走行性能を左右する最も要のパーツなので、ホイールのスペックが上がればそれだけで性能を一気にアップさせられるのです。
なので、クロスバイクの走行性能をアップさせようと思うと、ロードバイク用のホイールの中から、予算と相談しながら、その中での最高なスペックのホイールを検討することになります。
ところがフレームの基本的な構造がロードバイクとクロスバイクでは異なっていて、フレームによってはロード用のホイールを使用できない場合があるのです。
「エンド幅」と呼ばれる後輪にハブを取り付けるための幅が一般的なロードバイクで異なっていたりするのです。
ロードバイクの場合はこのエンド幅が130mmになっていて、ホイールもその幅に合わせて設計がされています。
ところが、一般的なクロスバイクはマウンテンバイクのエンド幅で採用されることが多い135mmとなっていて、ロードバイク用のホイールに交換したい場合には諦めるか、スペーサーを使用して変則的な使用方法にするしかないのです。
クロスバイクのESCAPE R3は、このエンド幅が一般的なロードバイクで採用されている130mm幅と同じになっているため、ロードバイク用のホイールが使用できるのです。
>GIANT ESCAPE R3はディスクブレーキではないモデルもある
最近のクロスバイクはディスクブレーキ化されているものも多くなっています。
GIANTのESCAPEシリーズでもディスクブレーキ化されたモデルが登場しています。
ブレーキの性能的にはディスクブレーキの方が良いなと個人的には思うのですが、Vブレーキなどと比べると改造カスタマイズのハードルが高くなり、簡単に交換したり弄ったりができなくなります。
つまり、ディスクブレーキになると一気にハードルが高くなり、自転車弄りがしづらくなるのですが、ESCAPE R3は2024年1月現在でVブレーキが採用されているので安心して自転車弄りが行なえます。
初心者はGIANT Escape R3を買えば間違いなし!
僕がクロスバイクを購入した当初、全く自転車に関する知識がありませんでしたから、ネットで見つけた情報などを元にESCAPE R3の上位モデルであるESCAPE Airを購入しましたが、その選択は間違っていなかったと思います。
自転車に関する知識も増えて、いろいろと判断できるようになった今現在の僕が再びクロスバイク選びをしたとしても、やはり最初はESCAPE R3を購入すると思います。
スポーツバイクを購入する手順としては下記のようなプロセスを辿るのが失敗がなくベストだと思っています。
最初にクロスバイクのESCAPE R3を購入し、しばらく乗ってみます。
それでスポーツバイクと普通の自転車の違いを知り、自分にとってスポーツバイクが楽しめるようなものだと思えるものかを考えるのです。
スポーツバイクにハマるようであれば、次のステップを考えれば良いでしょうし、ハマらないようであれば、普通の自転車としてクロスバイクに乗れば良いと思います。
最初から高いロードバイクを購入して「やっぱりハマらなかった」などという失敗をしなくて済みます。
もしスポーツバイクにハマるようであれば、クロスバイクに乗りながら、自分にとって最適な自転車とは何かを考えたり、どのように自転車に乗りたいかを考えて、本当に欲しい自転車を購入する、というような選択ができるようになります。
自転車はハイスペックなモデルになればなるほど、用途が細かく分かれてきます。
ヒルクライム用途だったり、街乗り用途だったり、レース用途だったり。それぞれの乗り方に適した自転車を選ぶのがベストな選択になるのです。
そのためには、自分がどのように自転車に乗りたいのかを知る必要があるのですが、これは実際に乗り込んでみないと分からない部分です。
なので、まずはお手頃入門モデルであるクロスバイクのESCAPE R3を買って、しばらく乗り込んでみれば、自分自身とスポーツバイクの付き合い方が見えてきます。
あとからロードバイクが欲しくなったとしても、クロスバイクとロードバイクでは明確に用途が違うため、後々にロードバイクを買ったとしても、クロスバイクはお気軽、街乗り用として活用し続けることができるので、無駄になりません。
実際問題で二台持ちしている方も非常に多いです。
そんなわけで、ESACAPE R3は、安価でありながらしっかりとした性能があるというだけでなく、その後の自転車ライフの展開を考えても、無駄が少なく愛着を持って所有していけるというのが初心者におすすめの理由です。