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自転車のパンク修理用シバガスって何?

公開日: ニュース・話題, 時事

自転車のパンク修理用ガスを装ったシバガスというものがあるそうです。
見た目はロードバイクやクロスバイクなどがパンクした際に使用する自転車のパンク修理用のガスボンベにそっくりなのですが、中身は笑気ガスと呼ばれるもので、歯科医などで麻酔用として使用されるガスが入っているものだそうです。

2015年まではネットなどで販売されていましたが、このガスが乱用されているということで医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき、2016年2月18日に指定薬物に指定されました。

指定薬物となると、医療などの目的を除き、製造や販売、所持、使用などが禁止されるとのことなので、万が一間違って自転車のパンク修理用として所有している人は注意が必要です。

自転車タイヤの空気補充用のガスボンベとは上記のようなものですが、これにそっくりな形態をして販売されているようです。




そもそもシバガスって何?

スクリーンショット 2015-10-22 22.57.40Photo via:http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11126000-Iyakushokuhinkyoku-Kanshishidoumayakutaisakuka/sibagas.pdf

シバガスとは商品名のようです。
イギリスの若者の間で流行したのが発端のようで、自転車タイヤの空気補充用ガスの名目で販売されていたりします。

しかし、一般的な自転車タイヤ補充ガスの中身であるCO2(二酸化炭素)とは違い、亜酸化窒素(一酸化二窒素)が充填されているそうです。

パッと見で確かに自転車タイヤ補充用のガスボンベに似ていますが、よく見ると一般的な自転車のパンク修理用のガスボンベとはラベルデザインのイメージが全く違いますね。

亜酸化窒素とは

亜酸化窒素は吸入すると陶酔効果があるそうで、別名で笑気ガスと呼ばれていたりします。
麻酔効果があり、全身麻酔などに使用されていて、シバガスはこの麻酔効果を求めて乱用するのが目的となっていたようです。

使用者などの情報によると、単純に酔ったような感覚になり、その効果もすぐに切れるもののようで、ドラッグとしての効果のようなものは、いわゆるLSDや大麻などの類とは全く違ったものとして認識されているようです。

それ故、深い効果を得ようと乱用するような人も多いのでしょう。

シバガスは自転車用ではない

シバガスは自転車タイヤの空気補充用ガスとして販売されていたようですが、実際には危険ドラッグの規制から逃れるためのカモフラージュであり、もともと自転車用途で製造されたものではないとのこと。

そんなものが自転車のパンク修理用のガスボンベを装って販売されているのかと思うと、日頃からクロスバイクに乗って自転車を趣味としている身としては、知らず知らずの間にシバガスを手にしてしまうのではないかと不安になったりもします。

実際問題で僕がこの記事を書いた当初では、シバガスが普通に販売されていたりもしていたわけで、知らない間に危険ドラッグを手にしていたりすると嫌だなと思いましたが、自らシバガスを探して購入しようとしない限りは、手に入る物では無さそうなので安心しました。

シバガスのその後

危険ドラッグとして規制されたシバガスは、その後ほとんど姿を消したようにも思えますが、シバガスで調べてみると、新シバガスとして新たに規制をかいくぐるようなものが登場しているようです。

いわゆる脱法ドラッグとして販売すると、それもまた規制対象となるためか、やはり自転車のパンク修理用ガスとして販売されていました。

東京都もその点は把握しているようで、東京都のホームページにも新シバガスの情報が掲載されています。

海外ではキッチン用品として普通に販売されている

日本では危険ドラッグとして規制対象となっていますが、アメリカなどではスーパー等でも普通に販売されているものだったりするので、N20 cream chargerなどで検索すれば海外の通販サイトなどでも普通に販売されています。

名前からも想像出来るように、要するにホイップクリーム用の補填用ガスとしてキッチン用品の扱いで販売されています。(画像検索

日本で言うところの、ガスコンロの補填ガスと同じような感覚レベルで入手できるものなのです。

そんなわけで、海外に行けば普通に購入できるようなものなので、海外からの持ち帰ったり、購入したりしないように注意が必要です。

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