子供が自転車デビューする年齢は4歳あたりが多くて、僕の子供の4歳で自転車デビューしました。
自転車デビューとは言っても、4歳なので、気が向いた時だけ自転車に乗るというような感じで、親が思うほど自転車に興味を持たなかったり、興味を持ったとしても、なかなか乗れなかったりで、個人差が大きいというのが実際のところです。
親が出来ることと言えば、自転車を選んであげることと、練習のお手伝いくらい。
というわけで、4歳が自転車に乗れるようになるためのお勧めの自転車についてまとめてみます。
4歳の自転車の選び方
4歳の自転車の最優先事項は乗りやすさ
4歳が乗れる自転車を検討する時に、まず最初に考えなければいけないのは「乗りやすさ」です。
乗りやすさがなければ、4歳は自転車には乗ってくらないからです。
子供用の自転車は買い替え時期をイメージしながら購入することになりますが、最初の買い替えのタイミングとしては小学校の入学に合わせて、という感じになると思います。
そこで小学校の入学式から逆算して、6歳、5歳、4歳の3年間、乗ってもらえるような自転車を選べば、長い期間乗れて無駄が少なくなると考えたりします。
そこで6歳でも乗れるような16インチの自転車を検討したりするわけですが、4歳にとっては16インチは大きくて重たい自転車になることが多く、せっかく買ったのに怖がって乗ってくれないなんてことがありがちです。
結局5歳くらいになるまではほとんど乗らずに、実稼働は5歳、6歳の2年間だけになってしまい、その間、自転車にも乗らないので上達もしないなんてことになったりするのです。
乗りやすさを優先すると4際には14インチ以下の自転車がおすすめ
4歳が乗りやすいサイズは14インチ以下の自転車です。
たとえば、子供用の乗り物で定番のストライダーのタイヤはは12インチですが、4歳だと少し小さめになってくるサイズでもあり、14インチあたりの自転車であれば、12インチから14インチへの移行なので、無理なく乗れるサイズということになります。
14インチであれば自転車もまだ小型なので、重量も軽く、タイヤサイズも丁度だったりするので、子供も怖がることなくすんなりと自転車に乗ってくれるはずです。
自転車に怖がらずに乗ってもらえれば、あとは勝手に上手になってくれるようになります。
4歳の自転車は練習用として考える
子供の自転車の買い替えのタイミングを考えると、中学生になるまでの間は、だいたい3年ごとに買い替えるイメージをもっておくと良いでしょう。
中学一年 - 小学校四年 - 小学校一年
というタイミングで自転車を購入すれば、良い感じで自転車の買い替えができると思います。
そして三年で考えると、4歳で購入すれば良い計算になりますが、前述したように4歳にとっては16インチでもお大きすぎるので、4歳の自転車は練習用として割り切って14インチ以下の自転車を選んで一年だけ乗って、5歳になれば16インチの自転車を購入して二年間だけ乗るというのが理想的な買い替え時期となります。
中学一年 - 小学校四年 - 小学校一年 - 6歳・5歳 - 4歳(練習用)
ペダルの有無が切り替えられる自転車がお勧め
今の子供はストライダーなどに代表されるキックバイクに早い時期から乗り始めるので、補助輪なしでもバランスをとる能力が養われていたりして、比較的すんなり自転車に乗れるようになったりします。
しかし、サイズが変わると勝手が違うようで、なかなか上手く乗れなかったりするため、新しい自転車では、ペダルを取り外してキックバイクのようにして慣れるのが定番の練習方法だったりします。
ペダルを外せばキックバイクの要領で乗れるようになりますが、それでもクランクが残っているのでキックバイクのようにはいかない感じで、気になったりもするようです。
そのあたりの事情を考慮して、コンポーネント部分を後付けできるようなキックバイクと自転車のハイブリッドタイプの自転車があるので、練習用とスムースな移行を考えて、そのような自転車を検討してみるのもお勧めです。
ペダルを後付けできる変身型子供自転車
へんしんバイク
キックバイクから自転車へ変身させられる自転車の代名詞的存在。
クランク、ペダル、ギアの部分が丸ごと着脱できて、簡単にキックバイクから自転車へと返信させられます。
2歳から乗ることができる「へんしんバイク2」、14インチの「へんしんバイクx14」とBMXのようなデザインの「へんしんバイクC14」があります。
参考 へんしんバイク公式
ケッターサイクル
子供用自転車のブランドとして人気のpeopleの変身型子供自転車。
簡単に装着できるドライブユニットで、すぐにキックバイクから自転車へ変更することができます。
4歳にちょうどのサイズの14インチはもちろん、12インチ、16インチ、18インチにも対応していて、子供が自転車に乗りたくなったタイミングでも選べる自転車です。
参考 ケッターサイクル公式
ストライダー14x
キックバイクの代名詞的な存在であるストライダーが自転車の練習用のバイクとして開発したバイクで、ストライダーよりも一回り大きなタイヤを備えていて、ペダルを装着できるようになっています。
子供達が大好きなストライダーのデザインを踏襲しているので、子供達も抵抗感がなく自転車への移行のための練習ができそうです。
参考 ストライダー14x公式
4歳の自転車デビューについてのまとめ
親としては、なるべく早く自転車に乗れるようになってもらいたいと思うものですが、多くの場合はなかなか上手くいかないのが子供ですよね。
周りのお友達も自転車に乗り始めたりすると、焦ったりする気持ちもあると思いますが、個人差も大きいものです。
いつかは乗れるようになるものですし、遊びの延長でのんびり練習に付き合うのが良いかと思います。
自転車選びのその気持ちが大切で、けして焦って大きな自転車を買ったりせずに、子供が乗りやすいと思う大きさを一番に考えてあげるのが、早く乗れるようになるポイントでもあります。
4歳だと16インチがお勧めされる大きさでもありますが、3〜4歳であれば14インチが無理なく乗れる大きさだと思います。
特にファーストバイクは乗りやすさこそが最大のポイントなので、サイズは少し小さめくらいで選んであげるのが乗りやすくて良いと思います。