クロスバイクやロードバイクで快適なコンディションで走るためにはタイヤの空気圧の管理は必須です。
タイヤの空気圧の管理には空気圧を表示できるエアゲージを使います。最も身近なエアゲージと言えば、フロアポンプに付いているようなアナログタイプのエアゲージでしょう。
僕が使用しているフロアポンプにもエアゲージはありますが、出先での空気圧のチェックなどにはエアゲージが付いたポンプは大きすぎて使用できないのでデジタルで空気圧を計測できるコンパクトなPanaracerのデュアルヘッドデジタルゲージを使用しています。
小さいながらも便利で正確な空気圧が計測できるので紹介したいと思います。
自転車タイヤの空気圧チェックにはエアゲージが必須
ロードバイクで使用されることの多い23Cのタイヤの場合、適正な空気圧は750~800KPa(7.5〜8.0bar)程度(ブリヂストンサイクル)のようです。(体重が65kgの場合)
適正な空気圧にすればタイヤの性能を活かして快適なサイクリングができるわけですが、空気圧を管理するためにはエアゲージが必須です。ですのでクロスバイクやロードバイクを購入した際に、自転車本体の他にエアゲージ付きのフロアポンプを購入した人も多いかと思います。
空気圧を管理しなければいけない場面は自宅だけではありません。出先でもパンクなどのトラブルに見舞われた時に、パンク修理を行った後に適正な空気圧にするにはエアゲージが必要になります。
しかし、出先で使うような小さな携帯ポンプにはエアゲージが無いものがほとんどです。僕が愛用している小型の携帯ポンプであるair boneにもエアゲージはありません。
実際問題でエアゲージがなければ、とりあえず自走できる程度に空気を入れて自転車屋さんを探して自転車屋さんで適正な空気圧まで空気を入れればよいわけですが、できるならその場で適正な空気圧を計れた方が安心です。
Panaracerの デュアルヘッドデジタルゲージ
出先で適正な空気圧を計測するのに便利なのがパナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージです。これがあると出先でも空気圧を正確に計ることができます。もちろん自宅でもなるべく正確に空気圧を管理する場合にもおすすめです。
デュアルヘッド 米式と仏式に対応
米式バルブ
デュアルヘッドという名前が付いている理由は、スポーツバイクのタイヤチューブで一般的なバルブの米式と仏式の2種類に対応しているからです。
こちらが米式で、BMXやマウンテンバイクなどで多く採用されているバルブになります。
仏式バルブ
こちらは仏式と呼ばれるバルブでロードバイクやクロスバイクのタイヤのバルブの形式になります。
ヘッドをくるりと180度回転させることによって米式と仏式の切り替えができるのでデュアルヘッドというわけです。
空気圧の計測方法
ヘッドにバルブを差し込んで計測します。手軽に計れますが、バルブにネジ切りのないタイプは計測できないとのことです。
LEDライトとバックライト付きで暗い場所でも安心
Panaracerのデュアルヘッドデジタルゲージの特徴の1つがLEDライトとバックライトが付いている点です。パンクするのは昼間だけどは限りません。暗い場所だとバルブる位置さえ確認するのが大変ですが、LEDライトで手元を照らすことができますし、バックライトのお蔭で計測した値ちゃんと確認することができます。
付属のLEDライトはそれほど明るいライトではありませんが、手元を照らすには十分で、出先でのトラブルの際には携帯ライトとしても活躍してくれそうです。
気圧計の単位
気圧計の単位はbar、PSI、KPIの3種類で表示させることができます。気圧の単位の基本的な3種類で表示できるので悩むことがありません。
デュアルヘッドデジタルゲージまとめ
出先でバンクした場合、選択肢は大きく二つあり、1つはとりあえず自走できる程度に空気を入れて、ショップか自宅まで戻るパターンと、再び同じコンディションで走り続けるというパターンがあります。
前者は、とりあえず自走出来れば良いのでそれほど空気圧はシビアに考えなくても良いと思いますが、後者の場合は空気圧はしっかりと管理しておいた方が良いのは間違いなく、そんな時にはこのPanaracerのデュアルヘッドデジタルゲージがあれば確実に適正な数値で空気圧を管理することができるので重宝するはずです。
この手の気圧計はアナログよりもデジタルの方が誤差が少ないなどとも言いますし、日頃のメンテナンスの際にも使えて便利だと思います。