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自転車チェーンにミッシングリンクを取り付ける方法とその結果

公開日: チェーン, 自転車メンテ・改造 , ,

自転車チェーンにミッシングリンクを取り付けた結果とポイント

愛車であるクロスバイクのチェーンの取り付け取り外しをしやすくするためにミッシングリンクという便利パーツを取り付けてみました。

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クロスバイクやロードバイクのチェーンはピカピカなほどカッコ良い

クロスバイクやロードバイクのチェーンはピカピカが良い

チェーンの清掃はメンテナンスの基本

クロスバイクやロードバイクのチェーンがピカピカに保たれていると見た目が良くて気持ち良いのはもちろんのこと、自転車に乗る時も気分が良いですし、自転車自体がすごく愛されている感じがするので、常に意識してピカピカにしておきたい部分です。

チェーンをピカピカに清掃する作業は個人的には大好きなので、100kmくらい走ると、メンテナンスのついでにチェーンを綺麗にするようにしています。

芸能人は歯が命なら、自転車はチェーンが命と言っても過言ではないでしょう。

とにもかくにも、自転車の動力部分のメインパーツでもあり、素人や初心者でもやるべき自転車メンテナンスの基本中の基本と言えば、チェーンの清掃なのです。

自転車からチェーンを取り外して洗う方法がある

チェーンの掃除の方法の基本は、ディグリーザーをチェーンに吹きかけてウェスでゴシゴシと拭き取った後に、1コマ1コマに注油していくという流れかと思います。

しかし、そんなチマチマしたことをやってられないという一部の人はチェーンを自転車から外してしまい、灯油やパーツクリーナーを入れたペットボトルなどに入れてガシャガシャとシェイクするというダイナミックな方法で清掃したりするようです。

大雑把すぎて、自転車をこよなく愛している人からすると少々邪道で荒っぽい洗浄方法かもしれませんが、チマチマやっても絶対に落とせないような、チェーンの隙間の汚れまでしっかりと落とせる方法は他にはないようにも思います。

なかなかワイルドな方法ではありますが、その方法で洗浄するにはチェーンを切って外さなければ出来ないという欠点があります。

その欠点を補うためのパーツかあるのです。
けしてチェーンをダイナミックに洗浄するのを便利にするためのパーツではないとは思いますが、チェーンとチェーンを繋ぐ為のパーツとしてミッシングリンクというものがあるのです。

チェーンを自由に取り外し取り付けできるようにするミッシングリンクとは?

ミッシングリンク

直訳すると「失われた輪」という意味ですが、ミッシングリンクはチェーンとチェーンを繋ぐための小さなパーツで、チェーンに取り付けて使います。

通常チェーンとチェーンを繋ぐパーツとしてはコネクトピンと呼ばれる接続用のピンを使用するのですが、コネクトピンの場合、一度接続してしまった後は、通常のチェーンと同じで、チェーンカッターを使ってピンを押し出してチェーンを切断することになり、要するに使い捨てになります。

ミッシングリンクの場合は、チェーンカッターを使わずともパーツをスライドさせることでチェーンから切り離すことができ、元に戻す時も、簡単に戻せるという、チェーンを外す作業のハードルをグッと下げてくれる素敵なパーツです。

というわけで、早速、ミッシングリンクをネットで注文。
翌日には自宅に届いたので、僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Airのチェーンにミッシングリンクを取り付けてみました。

ミッシングリンクの買い間違いに注意!

ミッシングリンクを購入する際の注意点として、段数とチェーンのメーカー(シマノかカンパ)の確認は必須です。

8速用ミッシングリンク

9速用ミッシングリンク

10速用ミッシングリンク

11速用ミッシングリンク

クロスバイクのESCAPE Airのチェーンにミッシングリンクを取り付ける

簡単に付け外しができるミッシングリンク

ミッシングリンクをチェーンに取り付けている人たちの情報をインターネットで探すと、思っていたよりも愛用している人は多そうです。

チェーンの取り外しと取り付けが自由にできるというのは、メンテナンスがしやすくなりますからチェーンを丸ごと洗浄するなどがしやすくなるのは魅力的なのだと思います。

YouTubeでも、ミッシングリンクの取り付け方の説明ビデオがすぐに見つかります。上記の動画を確認すると、軽くフックを引っ掛ける感じでミッシングリンクの付け外しができています。指先でスライドする程度でスルッと外してるような感じです。

取り付け取り外しが難しいミッシングリンク

動画やインターネットの情報から判断するとミッシングリンクはスライドさせる感じで簡単に取り付け取り外しができるものだと思っていましたが、いざ取り付けてみようとすると全然ハマりません

スッ、スッと取り付け取り外しが出来るはずなのですが、ミッシングリンク自体が曲がってしまうんじゃないかと思うくらいに思いっきり押し込んだり引っ張ったりしても全然ハマりません。

あまりにハマらないので、途中でミッシングリンクを取り付けるのを諦めて、普通にコネクトピンでチェーンを繋いでしまおうかと思ったくらいでした。本当に不良品じゃないかと思うくらいに、とにもかくにもハマらないのです。

まさかの展開です。

ミッシングリンクには個体差がある

ミッシングリンクがハマらない
ハマる前

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ハマった後

ミッシングリンクがハマらない外せないのは個体差の所為?

ミッシングリンクが取り付けられないのでいろいろ調べてみると、ミッシングリンクには個体差が結構あるみたいで、ユルユルでスッとハマるものもあれば、キツキツで押しても引いてもハマらないものまで色々なパターンがあるようです。

うーん、そういうものなのか・・・

あと初歩的なミスとして、段数の違うミッシングリンクを使用してハマらないというのもよくあるミスのようです。

ハマらないミッシングリンクの取り付け方

きっと世の中には、僕と同じように、ミッシングリンクが取り付けられなくて、つまづいている人もいるかもしれないので、そんな人の一助になればと思い、ミッシングリンクのハメ方をメモしておきます。

1.チェーンにミッシングリンクを付けてミッシングリンクを合わせます。

この時に、針金などでチェーンを繋いでおくと、ミッシングリンクも取り付けやすくなります。
ミッシングリンクの取り付け方

2.ミッシングリンクを合わせて引っかかった状態からペダルを踏み込む

ミッシングリンクがなかなかハマらない場合は、ミッシングリンクを引っ掛けた状態で、ペダルを踏み込むと「カチッ」って感じでハマります。もちろん後輪は空転しないように接地させてからペダルを踏み込んでください。

ミッシングリンクを取り付ける width=

ハマらないミッシングリンクは外す時も大変

ミッシングリンク・リムーバー

ミッシングリンクをハメるのが大変なら外すのはもっと大変です。
ミッシングリンクを押さえつけてもチェーンがグニグニするだけで絶対に外れません。

外れないのはチェーンとしては調子が良いかもしれませんが、ミッシングリンクを取り付けた意味がなくなってしまいます。

ミッシングリンクを外すための道具ミッシングリンク・リムーバー

やれやれどうしたものかと悩んでいると、ミッシングリンク・リムーバーという、ミッシングリンクを外すためだけに存在する道具が見つかりました。

こんな道具があるくらいですから、基本的に手では簡単に外れない、外せないというのがむしろ普通なのかもしれません。コメント欄でも同様の意見をいただきました。

ミッシングリンクコネクタとリムーバ

実はミッシングリンクのメーカーとして有名なKMCの工具にはミッシングリンクコネクタとリムーバの2種類があり、それぞれ装着用と取り外し用になっていて用途が異なります。似たような工具なので一緒にできないものかと思うのですが・・・

探してみるとKMC以外の工具の場合は、コネクタとリムーバを兼ねているようです。僕はこちらを購入し、取り付け取り外しができるようになりました。

ミッシングリンクはゴールドがおすすめ

ミッシングリンクをゴールドにするとメンテナンス時の目印になる

KMCのミッシングリンクにはシルバーとゴールドのカラーパターンがあります。チェーンとは違うカラーを選択するとどこで繋いでいるかが一目で判るので僕は敢えてチェーンとは違う色のゴールドを使用しています。

例えば通常のシマノのチェーンはシルバーです。
シルバーのチェーンにゴールドのミッシングリンクを付けるのをお勧めします。

個人的にはミッシングリンクを取り付けて良かったと思うのはこの点です。残念ながら本来の目的である取り付け取り外しに関してはあまり恩恵がありません。

というのもミッシングリンクを取り付けたからと言って、毎度毎度チェーンを外して清掃するわけではなく、基本的な清掃はチェーンを外さずに行なうことが多いのです。

そこで、チェーンを回しながら掃除をするわけですが、どこまで掃除したのか、どこまで注油したのか分からなくなります。そこで、チェーンの色とは違うミッシングリンクを装着していると、開始位置の目印になって非常に便利なのです。

ミッシングリンク取り付けの注意点

・チェーンをカットする位置を間違わない(パーツの取り付く位置でカット)
・段数に応じたミッシングリンクを使う(変速数によって厚みが違う)
・シマノかカンパかを間違わない
・取り付けるタイミングと取り替えるタイミングはチェーン交換と同じ

などになると思います。

ミッシングリンクを上手に使うポイント

ミッシングリンクを上手に使うポイント
コメント欄で頂いた意見が大変参考になったので紹介させていただきます。

KMCなどのミッシングリンクを買うと2ピース付いてくるのでチェーンも2本用意します。

ミッシングリングを取り付けたチェーンで1000Km程度走行したタイミングで、もう1つのチェーンとミッシングリングに交換します。

取り外したチェーンとミッシングリンクはまだ使えるので、ビニール袋に入れてその中にチェーンオイルをスプレーして密閉して保存しておくとオイルが馴染む。

また1000Km程度走行したタイミングでまたチェーンとミッシングリンクを交換するというやり方をすると、1本1本限界まで使用するのと比べるとチェーンもミッシングリンクも長持ちするようです。

洗浄の際に外すと言っても、実際問題で日常的な清掃の場合はチェーンを外すことはなくなかなか出番の無いミッシングリンクですが、こういった使い方だとミッシングリンクをより有効に活用できる感じですね。

Comment

  1. 通りすがり より:

    チェーンとミッシングリンクの規格は合っていますでしょうか?
    10sは知らないので的外れかもしれませんが、8sではシマノ用でもチェーンはIGとHGの2種類あります
    使えないとか外れないって話は大抵HGチェーンにIGのリンクを使っている人が発しているように思います
    (IGはHGより幅が狭い;現在8sのチェーンはほぼHGなのにアマゾンだとIG用のリンクの方が安くてカッコ良いのが問題)

    私は8s用リンクを使っていますが指で潰してスライドさせると簡単に外れ、走行中に外れる等のトラブルはありません
    (動画の通り)
    シェイクはブラシより楽でブラシではなかなか綺麗にならないチェーンの内側まで綺麗になるので個人的には気に入っています
    チェーンを外すとスプロケの掃除も楽
    (結構な回数着脱してるが問題はなさそう、一応予備チューブなんかと一緒にリンクも1組持ち歩いてますが)

    オイル粘度は飛び散り(汚れ)と保ちと軽さや音のバランスで凝るひとには奥が深いようですね
    私はホムセンで買った適当なの使ってますが
    (自転車用とかの趣味品は少量で高いが、ホムセンで産業用に売ってるのは多量で激安なので1度買うと無くならなくて別のを試せない!
     産業用オイルメーカも最近気付いたようで少量高価格で自転車業界に参入の模様)

    P.S.
    過去記事を読むとテールランプや新記事でベルも考慮されていたようで
    ツマランコメントを付けて申し訳ナイ m(__)m

    しかしぶっちゃけベルって不要ですよね(付けてるけど)
    個人的にはバックミラーこそ標準装備にすべきだと思う

    • escape air より:

      通りすがりさま
      コメントありがとうございます。
      ミッシングリンク。10sについては単一規格のようで問題無いようです。
      が、8s等に規格違いがあるのを全く知りませんでした。10s化する前にミッシングリンクを購入したと考えると間違いなく指摘していただいたようなミスを犯していたと思います。
      ちょうど、ミッシングリンクリムーバーを購入したところでもあり、タイムリーなので、そのあたりも含めてまとめてみたいと思います。
      実のところ、今まで外して掃除する事ができなかったので、シェイクもこれで体験できると思うとちょっと楽しみだったりします。

      オイルに関してもやはり用途なのでしょうかね。
      僕のように50km程度が上限の乗り方をしているうちは粘度が低めのオイルでも問題ないように感じています。
      今現在で僕が使っているのはどうやら粘度の高いオイルのようで、かなりゴミを拾ったり場所によっては固着したりしてしまいます。しかし無くなる前に買い替えるのも勿体ないので、なくなったら試してみるつもりです。
      と言っても、走行距離が稼げないので、メンテナンスの頻度もそれほど多くなく小さいサイズでもなかなか減らないんですけどね・・・・。産業用を使用されている方も多いようなので、いずれ試してみたいと思っています。(いつになることやら・・・)

      ベルとライトの件は、ご指摘いただかないと、写真等を撮影するときもなかなか意識が行き届かない部分でした。
      やはりこういった自転車のブログを書く以上は、ルールやマナーを遵守しているのがなるべく分かるような状態で記録するのがベストなのだと気付く事ができたので感謝しております。
      ベルについては、いつか「警笛鳴らせ」の標識に出会った時は、まさしくここぞとばかりに、狂ったように鳴らすしかないですね(笑)

      身体を捻っての後方確認はバランスも崩しやすいですし、前方から完全に目が離れますからねえ。道路のルールもそうですが、今後いろいろと見直しはされていくのでしょうね。
      ヘルメットも子供は義務なのに大人は義務でないのも不思議な感じです。

  2. 六丁峠 より:

    ミッシングリングはバイクハンドの専用のプライヤーを使用してはめないと走行中に外れることがあります。動画のように手ではめられるとかありますが、プライヤーを使って裏表がきちんとはまっているか確認しないと外れますよ。使用しているうちにプレートが反ってくるので手ではめにくくなります。交換時期はチェーンと同じタイミングが良いかと思います。なお、チェーンは2セット持って1ヵ月もしくは1000Kmぐらいごとに交代で使用すると普通に1セットを2本使用するより2倍ぐらい長持ちします。さらに、使用していないチェーンはポリ袋にいれてオイルをスプレーしておけばオイルの浸透が非常に良くメンテと潤滑がやりやすく、そのためにはミッシングリングを頻繁に付外ししますよ。

    • escape air より:

      六丁峠様 大変参考になるコメント有り難うございます。
      チェーンを交代させると長持ちする・・・不思議ですが、どこかで聞いた覚えも有ります。チェーンも疲れちゃうんでしょうか。この不思議もいつか調べてみたいですね。

      コメントを参考に記事の内容補足しておこうと思います!

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