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東南アジアの自転車ブームが熱い

東南アジアが意外にも自転車天国だというお話です。

日本経済新聞の記事によると、シンガポールやインドネシア、タイなどの東南アジア諸国での自転車需要が高まり、特にスポーツバイクに人気が集中しているらしいのです。

参考 東南ア自転車、欧米乗り込む スポーツタイプ
(2015/9/26 2:00 日本経済新聞)
参考 東南アに自転車ブーム シマノ、体験型施設
(2015/9/26 2:00 日本経済新聞)

東南アジアでの熱い自転車ブーム

東南アジアには自転車体験型施設シマノ・サイクリング・ワールドがある!

東南アジアには自転車体験型施設シマノ・サイクリング・ワールドがある
Photo via:http://shimanocyclingworld.com/

マノ・サイクリング・ワールドとは、シンガポールの超ド級のスポーツ複合施設 Singapore Sports Hub 内に作られたた自転車をテーマとした体験型展示施設のことで、名前からも判るように日本を代表する自転車パーツメーカーのシマノ関係の施設になります。

自転車の人気が無い、あるいは需要が拡大する見込みの無い場所にわざわざこのような施設を立てる意味はないでしょうから、やはり東南アジアは新しい自転車市場開拓の場所として注目されているのでしょう。

参考 Shimano Cycling World(SCW)

総計3,000キロの自転車専用レーン計画がある!

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Photo via:http://www.bangkokpost.com/news/general/653512/government-to-build-asia-longest-cycling-route

タイでは自転車専用レーンを整備する計画があるとかで、その総距離がなんと3,000キロです!

東京都が東京オリンピックを視野に入れて、自転車レーンの整備を行うと宣言したのが約200キロと考えると、ほんまかいなと思うような距離の自転車レーンが整備されようとしているのです。

参考 Government to build Asia's longest cycling route

英語記事なので、英検5級の僕が意訳すると、健康志向の高まりを受けて、タイでアジア最長の自転車専用レーン(184.8キロ)の計画があるそうで、2016年に着工して、2017年の完成を目指しているそうです。

タイの主要な観光スポットであるパトゥムターニー、チャイナート、アユタヤ、アントン、シンブリーを結ぶ道路になるとのことで、東南アジアの地でひたすら自転車に乗ってみるのも楽しいかもしれません。

で、3,000kmに及ぶ自転車レーンの構築も計画されているようですが、メンテナンスとか安全の問題もあり、現状ではまだ計画段階のようです。

この他、シンガポールでは国立公園をサイクリングロードで繋ぐPark Connector Networkの整備も進んでいるようです。

いろいろ問題もあるにはあるようですが、こういった自転車への取り組みは、日本よりもずっと先進的かもしれません。

東南アジアの自転車ブランド

アジアの自転車ブランドと言えば、僕の愛車のであるESCAPEシリーズの製造元でもあるGIANTが何よりも有名ですが、第二、第三のGIANTを目指して、東南アジアの自転車メーカーが世界に売って出ようとしているようです。

参考 LA Bicycle(タイ)
参考 Insera Sena(インドネシア)

これらのメーカーは、ポッと出というわけではなく、海外ブランドのOEM供給で力を付けてきたメーカーで、今後はオリジナルブランドの自転車をヨーロッパ方面へ輸出して販路を拡大させようとしているとのことです。やがては日本のサイクルショップにも、タイやインドネシアのメーカーの自転車が並ぶ日がくるのかもしれません。

自転車選びにはブランドが優先される部分が強くあると思います。せっかく高い自転車を買うのであれば、イタリアメーカーが良いとか、サドルはFizikが良いとか、比較的ブランドやメーカーにこだわりたいと思う人は多いはずです。

日本人の感覚からそれぞれの国のイメージを考えると、やはりヨーロッパは素敵な国という印象が強いですし、ファッショナブルなイタリア、工業製品のドイツ、時計や精密機械のスイスなど製造業に関して良い印象を持っていることが多いですから、これらの国の自転車は非常に魅力的に思えたりします。

そのせいかスポーツバイクの入門機としてESCAPEシリーズが圧倒的な販売量を誇るGIANTでも、ハイエンドモデルでは苦戦しているような印象もありますから、タイやインドネシアであれば発展途上国的なイメージもあるのでなおさら厳しいような気がします。

とは言え、ブランド化には時間ががかかるものですし、いろいろな面で東南アジアの国々が成長して、世界的な自転車メーカーが生まれたりすると、それはそれで素敵なことだと思うのです。なので今後も東南アジアの自転車事情には注目しておきたいと思います。

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