道路交通法が改正され2024年11月1日から、自転車のながら運転と酒気帯び運転の厳罰化となりました。
自転車のながら運転、つまりは「自転車の乗車中のスマートフォンの操作や通話などが対象になる」ということで、自転車でも自動車などと同じように違反者は厳しく取り締まりされることになります。
そんあ事情もあって、ママチャリやシティサイクルなどの自転車にも、スマートフォンホルダーは必須の装備になるだろうと思います。
自転車にスマートフォンホルダーを装備
ナビやサイクリングのロガーとしてスマートフォンとスマートフォンホルダーを使用する人が多い
スマートフォンホルダーを装備している自転車は、クロスバイクやロードバイクなどの、いわゆるスポーツバイクと呼ばれる自転車が多いですね。
ウーバーイーツなどの配達でのナビゲーションとして使用したり、サイクリングの時にサイクルコンピューターの代わりにスマートフォンホルダーを装備している人が多いのかなと思います。
一方で、一般的なママチャリやシティサイクルを見ると、スマートフォンホルダーを装備している自転車は一割も居ない感じです。
まぁこれは、自転車の利用目的が、近所を移動するためで、わざわざスマートフォンホルダーを装備する必要がないというのが、その理由だろうと思われます。
ながら運転の厳罰化でスマートフォンホルダーが必須の時代に
しかし、自転車の乗車中にスマートフォンの操作が取り締まりされるようになると、状況は大きく変わるでしょう。
近所の移動や買い物でもスマートフォンを使用したくなる時や確認したくなることはあるでしょうし、実際、スマートフォンを操作しながらの「ながら運転」をしている自転車を見かけることも多いです。(そういう人が多いからこそ厳罰化になるのでしょうから。)
それが厳罰化されるわけですから、違反しないようにするためには、スマートフォンホルダーが必須になるはずです。
というのも、スマートフォンホルダーをであれば、ナビで使用したりするのは大丈夫になりますし、LINEなどの連絡が来たのを確認できるので大変便利なんですよね。
ただし、スマートフォンの操作や画面を凝視するなどは禁止で、このあたりは自動車などと同じです。また通話に関しても自転車の場合はイヤホンの使用が禁止なので、通話も駄目ということになります。
自転車を停車させてのスマートフォンの操作や通話は問題ありません。
我が家の自転車にもスマートフォンホルダーを買ってみた
我が家の自転車にもスマートフォンホルダーがあった方が良いということで、スマートフォンホルダーを買いました。
スマートフォンホルダーは多いけど価格も品質も大差なし
Amazonで自転車用のスマートフォンホルダーを探しましたが、たくさんのスマートフォンホルダーが見つかります。
ほとんどは中国の無名メーカーの製品ばかりなので、極端に安いスマートフォンホルダーを除けば、品質や機能は似たり寄ったりだと思いますから、デザイン的に気に入ったものを購入するのが良いでしょう。
価格は平均的には1,500〜2,000円くらいのものがほとんどで、今回購入したのはタイプの違う二種類のスマートフォンホルダーで、いずれも1,000円程度でした。
スマートフォンホルダーの形状はXタイプとUタイプ
Amazonなどで探すとものすごい数のスマートフォンホルダーが見つかるので、いろいろなタイプのスマートフォンホルダーがあるように思えますが、基本的な形状は二種類です。
Xタイプ
スマートフォンホルダーの形状がXのような形になっているもので、スマートフォンの四隅を固定するタイプです。
スマートフォンがガッチリと固定されるので、走行中に段差などがあって急な衝撃があった場合でも、スマートフォンが飛び出して落下してしまうなどの問題がなく安心感があります。
また、バネで固定されるようになっているので、スマートフォンの種類を選ばずに使用できると思います。ただし、四隅が丸くなっているため、角張った形のスマートフォンだと収まりがなんとなく悪い感じがあります。
難点は、着け外しが少し面倒かなという程度で、こちらは慣れればあまり気にならない程度でしょう。
Uタイプ
Uタイプのスマートフォンホルダーは上部の空いた部分からスマートフォンを挿入して固定します。
スマートフォンのサイズや形状をあまり問わないので多くのスマートフォンで使えることや、取り付け取り外しも楽に行えるのがメリットだと思います。
デメリットはXタイプに比べてホールド感が弱くなるので、急な衝撃があった場合はスマートフォンが飛び出してしまうこともありそうです。
自転車のハンドルへの取り付けに関して
自転車のハンドルへの取り付け方法に関しては、定型化している感じもあって、どのスマートフォンホルダーを使用しても同じような固定方法が採用されていると思います。
ハンドルをくわえるような形状になった架台部分のネジを締め付けることでハンドルに固定できます。
角度調整は、架台とホルダーを接続する部分が球状になっていて、自由に角度が調整できます。この部分の強弱は接合部分のネジの締め付け具合で調整ができます。
取り付け自体はとても簡単なので、初めての作業でも5分程度で完了します。
自転車へのスマートフォンホルダーの取り付け
Xタイプのスマートフォンホルダー
Xタイプのスマートフォンホルダーを自転車に取り付けた状態です。
スマートフォンホルダーのタイプにもよりますが、このスマートフォンホルダーはバネの力で固定をするタイプなので、スマートフォンを装着する際には、まず下部に引っ掛けるようにしてスマートフォンを置いて、下に力を加えてホルダーを引き伸ばすようにして装着します。
慣れの問題ではありますが、この作業が多少煩わしく感じるかもしれません。
Xタイプにも、下記で紹介するUタイプと同じようなボタン式のものもあり、取り付け取り外しに関してはボタン式の方がストレスが少ないと思います。
Uタイプのスマートフォンホルダー
Uタイプのスマートフォンホルダーは、いろいろな固定方式があります。
購入したスマートフォンホルダーはワンタッチ方式で固定されるもので、中央の四角い部分がボタンのようになっています。
スマートフォンを挿入した後に、スマートフォンを押し込むとボタンが押されて「カシャッ」という感じでスマートフォンがロックされます。
取り外しの際は、サイドから出ている羽のような部分を押し込むとロックが外れ、非常に簡単に取り付け取り外しができます。
自転車用スマートフォンホルダーのまとめ
実際のところで、自転車に乗車中はスマートフォンの操作はもちろん、凝視するようなことはできないのでLINEを見たり、動画を見たりすることはできませんし、イヤホンも使用できないので通話もできません。
なので、自転車の場合は乗車中にスマートフォンを使用する場面はナビを使用すること意外にないかもしれません。
とは言え、買い物などで近所を移動することがメインのママチャリやシティサイクルであっても、知らない場所に出かけたりすることもあるでしょうし、ナビが使用できれば自転車は格段に便利になります。
また、通話やラインの確認はできないにしても、着信や通知が来たことはすぐに確認できるので、その場合は停車して操作すれば問題ありません。
そんなわけで、ママチャリやシティサイクルでも、スマートフォンホルダーの装備をおすすめしたいです。
自転車用スマートフォンホルダーの選び方のポイント
●Uタイプは着脱が楽
●ワンタッチ式が便利
●Xタイプはホールド感がある
●価格よりも好きなデザインで選ぼう
●極端に安いものでなければ機能的、質感的には大差がない
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