クロスバイクやロードバイクに乗る際にはパンクに備えて携帯できる小型空気入れは必携アイテムの1つです。
もちろん僕もパンク修理キットとともに携帯ポンプを常備していますが、自転車に乗る際には極力荷物を少なくしたいので、超小型形態ポンプであるair boneを選択しています。
しかし、空気入れの使いやすさと大きさは比例するものなので、小さなポンプは形態性には優れている反面、性能的には満たされない部分も多いです。
そこで、携帯ポンプがairboneほど小さくなくても構わない、多少大きくても、もしもの時に使いやすい方が良い!と考える人にお勧めしたいのがパナレーサーのミニフロアポンプのBFP-AMAS1です。このフロアポンプは携帯空気入れの定番中の定番とも言えるポンプで価格の安さと使いやすさは抜群です。
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1は実際に僕自身も使用している自転車用のポンプです。
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1のスペック
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1
● 全長340mm
● チューブ付き
● 重量:200g程度
● 最大許容充填可空気圧 800KPA
● 英・米・仏式バルブ対応口金付き
● 浮き輪・ポール用のアダプター付属
● フレーム取付用アタッチメント付属
ポンプとしての必要と思われるものはエアゲージ以外は全て揃っていると思われるこのスペックで実売価格が1500円前後というリーズナブルなミニフロアポンプなのです。
よく売れている製品のようなのでママチャリなどを扱う量販店などの自転車用品コーナーなどでも置かれていることが多いです。
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1の機能紹介
フットステップ
ポンプのボトム部分にはフットステップが付いています。
要するにフロアポンプのように使用することができるので、タイヤに空気が充満してきて高圧になった時にも力を入れて空気を入れることができます。
ポンプにフットステップ有ると無いのとでは使いやすさが大きく変わります。
実際問題で、フットステップが有ったお陰でパンクした際の空気入れも、それほど大変な思いをしなくても入れられました。個人的にはかなりポイントが高い機能です。
持ち手
ポンプの把手部分です。
持ち手部分はスライドして横向きにすることができるので、ポンピングがしやすくなります。
こちらもポイントが高い機能です。
バルブ口の形式
ヘッド部分のバルブ口の形式は基本の状態では米式になっています。
クロスバイクやロードバイクで使用されるタイヤの標準的なバルブ形式である仏式バルブに対応させるには、ヘッド部分に収納されているバルブ変換アダプターを使用します。
ヘッド部分にブル部変換アダプターを固定することで仏式バルブに対応させることができます。
使用方法(空気の入れ方)
空気を入れる際には、まずヘッド部分のレバーを上げてからバルブにバルブ口の金具をねじ込むようにして固定します。バルブ変換アダプターがネジ式になっているので押し込むのではなく回転させてから固定するようになります。
そのままでは空気が抜けてしまうため、ヘッド部分のレバーを倒します。レバーを倒すことで弁が閉じて空気が抜けなくなりポンピングすることで空気を入れられるようになります。
空気を入れ終わったらバルブ変換アダプターをヘッドから外して、再び収納します。
Panaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1を使った感想
クロスバイクに乗っていた際に一度だけパンクした経験があるのですが、その際に携帯していたのがこのPanaracer ミニフロアポンプ BFP-AMAS1でした。
初めてのパンクだったので、かなり焦った中での作業でしたがミニポンプのair boneなどと比べてもかなり空気が入れやすく、かなり楽に作業が出来ました。使いやすさを考えるのであれば、これくらいの大きさのポンプの方が使い勝手が良く実用的だと思います。
流石にフレームに取り付けるとなると存在感が大きいですが、バックパックなどには余裕をもって収まるくらいの大きさですから、通勤や通学で自転車に乗っていてバッグを必ず提げているようであれば、おすすめの選択肢になると思います。
ちなみに同タイプの携帯ポンプで評価が高いのはTOPEAKのロード用モーフGです。コンパクトな本体でありながら、エアゲージやチューブなども付いていて、最大160psiまで入れられるかなりお役立ちのミニフロアポンプです。
また最近では小型ながら高圧まで空気を入れられると評判のLAND CASTのMagic Pumpなんかも評価が高く売れているようです。
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