クロスバイクやロードバイクに乗る際の携行品は全てドリンクホルダーに収まるツールケースを使用しています。新しく見開きタイプのツールケースを買ってみたのでレビューしてみます。
ツールケースの中身
僕がツールケースに収納している物は、主にパンクした時に困らないようにするためのパンク修理キットになります。
● ミニポンプ
● 延長チューブ
● パッチとボンド
● SPDペダルのボルト(脱落時用)
● 携帯ツール
● ライト充電用USBコード
● タイヤチューブ
● 軍手(片方)
東京都内の市街地を走っている分には1km単位でサイクルショップもあるので、携行品は必要ないという話もありますが、ちょっと郊外に行く場合や夜間に走行する場合はそうも言ってられないので備えあれば憂い無しということで上記のアイテムを携行しています。
見開きタイプのツールケースに収納してみる
ツールケースは観音開きタイプになっているものが今現在の主流です。一般的なボトル形状のツールボトルと比べると必要なモノが取り出しやすい構造になっています。
中身は二つの部屋に分れていて、それぞれメッシュの仕切りがあります。凸凹道を走行しても中身がガタガタと揺れることも無さそうです。
チューブそ収納する
まずは一番大きな予備チューブを収納します。予備チューブは振動で擦れたり、工具等で穴を開けてしまわないようにラップで包んでいます。
小型ポンプを収納する
次に小型の携帯ポンプであるair boneを収納。
一般的には二酸化炭素ボンベが切れた場合の保険として携帯するようなポンプなので、ポンプとしては非力ですが、僕の場合は街乗りメインなので、自走出来る4気圧程度入ればどうにかなるので、このairboneで十分だと思っています。
これ以上大きなポンプだと、ツールボトルに入らなくなるためバッグに入れるか、フレームに取り付けるをしなければならないので、ツールケースに全て収納したい人にお勧めです。
ミニポンプにはホースが付いていないので、そのままだと空気を入れづらいという問題もあるため、空気を入れやすくするために、延長チューブが売られています。
無くても良いものではあるのですが、これが有るだけで空気の入れやすさが格段に変わるのでair boneと一緒に購入しました。
携帯ツールを収納する
携帯ツールはTOPEAKのヘキサス2(現行品はヘキサスX)というツールキットを使っています。
通常のツールキットよりもやや大きめですが、タイヤレバーやチェーンカッターなども付いている優れものです。それぞれを別々に携行するのと比べればかなり省スペース化できます。
パンクパッチを収納する
パンクをしたらチューブごと交換するのが基本なので、パッチシールは必要ないかもしれませんが、小さくて携行性も良いのと、万が一の保険として収納しています。
その他のアイテム
軍手
そして多少場所を取ってしまいますが、パンク修理の際に怪我の防止目的で軍手も入れています。一般的なプラスチックボトルのツールボトルの場合、中身が動いてガタガタ音がしてしまう対策として、軍手を袋代わりにして携帯ツールなどを収納することでガタガタ音を消すという収納術があります。
ライトの充電用USBコード
ライトの充電用USBコードも入れておきました。充電式ライトは便利なのですが、バッテリーが切れてしまうと電池式のようにコンビニで電池を仕入れるなんてことも出来ずにお手上げになってしまうので、外出先でも充電出来るようにUSBコードは持ち歩くようにしています。
欲を言うのであれば、モバイルバッテリーなども併せて買っておくと便利です。
収納完了
ギチギチの状態ですが特に張り裂けそうな感じも無く無難に閉じることができました。
見開きタイプのツールケースの感想
見開きタイプのツールケースの感想としては、難点が無いわけではなく、見開きタイプで見開きで二部屋に分けて収納するために、大きな物は収納に制限があったりします。なので入れ方を自由に考えられず入れる順番等を工夫する必要があると思います。
しかし観音開きになるのは見開きタイプのツールケースの魅力の部分でもあり、観音開きにすると、アイテムの位置や何を収納したのかがすぐに分かるのは思っていた以上に良い感じです。
屋外などではモノをバラバラと出したくありませんから、それをしなくて良いというのはかなり良いように思います。
何でもかんでも適当に放り込んで収納したい人にとっては、一般的なプラスチックのストレージボトルであるシマノのツールボトルなどの方が同じサイズでも収納力があるので使い勝手が良いかもしれません。
以上、見開きタイプのツールケースに形態品を収納してみた感想でした。