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ツール・ド・フランス Allez Omi-Opiの事故まとめ

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2021年のツール・ド・フランスで起きた「Allez Omi-Opi」と書かれたプラカードを掲げた女性と選手が接触した事故についてのまとめです。

ツール・ド・フランス Allez Omi-Opi

事故概要

ツール第1ステージ、ゴール前45キロ地点で、Allez Omi-Opi」と書かれたダンボールを掲げた沿道の女性とトニー・マーティン選手が接触して、61選手が巻き込まれ21選手が負傷しした。レースは約5分間中断した後に再開された。

当事者の女性は逃亡し、フランス警察はソーシャルメディアを通じて女性の目撃情報を募るなどして捜査を開始していたが、6月30日に女性が出頭し、逮捕された。

ツール・ド・フランスの主催者は当初、この助成を訴える意向を示したものの、社会的制裁を受けていることや、観客への注意喚起の目的を達していることなどから、7月1日に訴えないことを発表。

ちなみに、ステージを制したJulian Alaphilippeも巻き込まれて転倒した選手の一人。

時系列

6月26日 事故発生 当事者逃亡
6月27日 フランス警察が当事者の情報を呼びかけ
6月30日 地元警察に出頭し逮捕

参考

リタイヤした選手

Jasha Sutterlin
Ignatas Konovalovas
Cyril Lemoine
Marc Sole

Allez Omi-Opiの意味

Allezはフランス語でGo。Omi-Opiはドイツ語で「おじいちゃん、おばあちゃん Go!」の意味。

テレビ中継に映ろうとしていたことから、レースを観戦していたと思われる、祖父、祖母へのメッセージと思われる。

女性について

● 31歳(30歳という情報も)
● フランス ブルターニュ地方 フィニステール出身

訴えられた場合に問われる罪と罰の可能性

● 過失傷害
● ひき逃げ
● 罰金1500〜15000ユーロ
● 3ヶ月〜1年の懲役刑

選手たちの抗議活動

第3ステージでも事故が発生し、リタイアする選手が出るなどしたことから、第4ステージでは、選手たちがより安全なレース環境を求めて、レースの途中でを約1分間停止するなどの抗議活動があった。

私感など

選手の安全やレースを無事に続行させるためには、この女性に対して厳しい対処をして欲しいと思うところもありますが、そう単純な話ではなく、公道レースというところで、観客に対するルールは厳しく設けられているわけではなく、柵もロープも無いというのが実際のところで、ルールよりもマナーやモラルを前提に成り立っているところがあるようですね。

なので、このような不測の事態で選手が怪我をした場合、女性を訴えたとしても責任の所在は安全対策をしていなかった主催者側が負う可能性もあるとか。そのあたりの難しさもあって、正式な訴えは無かったのだろうという見方があります。

時としてこのような度を越したことをする人が現れたりしますが、それで規制が強くなってしまうのも残念な話で、公道レースならではの観戦というものもレースの大きな醍醐味の一つだと思うので、観る側のマナーとモラルで成り立つようなものが理想だなと思います。

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