子供用自転車の情報についてのページです。
子供乗せ自転車(電動アシストママチャリ)、初めての子供用自転車の選び方、補助輪無しで自転車に乗れるようになるための効率的な自転車の練習方法、年齢別の適正サイズ、商学入学時と高学年での買い替えのタイミング、有名自転車メーカーのサイズ別モデル一覧など、子供用自転車に関する基本的な情報についてまとめています。
また、下記の関連記事ではより詳細に情報をまとめていますので、子供用自転車の購入検討の際の情報収集にお役立ていただければと思います。
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子供乗せ電動アシスト自転車について
子供が生まれると、保育園の送り迎えや買い物などに必須となるのが電動アシスト付き子供乗せ自転車です。子供の自転車ライフはこの子供乗せ自転車から始まると言っても過言ではありません。
基本的には気に入った自転車を買えば良いとは思いますが、購入する際に留意しておきたいポイントもあるので、まとめてみました。
子供乗せ電動アシスト自転車のメーカーと主要ブランド
子供乗せ電動アシスト自転車のメーカーは、日本国内では大手3社が市場を占めているような状況になっています。
子乗せ電動アシスト自転車3大メーカー
● ヤマハ発動機
● パナソニックサイクルテック
● ブリジストンサイクル
ヤマハ発動機の親子自転車ブランド
PAS Babby
PAS Kiss
パナソニックサイクルテックの親子自転車ブランド
Gyutto ギュットシリーズ
ブリジストンサイクルの親子自転車ブランド
Bikke ビッケ
HYDEE.II
子供乗せ電動アシスト自転車のスペックは横並びなので好きな車種を買えば良い
子供乗せ電動アシスト自転車を調べると、いろいろな種類の自転車が見つかると思いますが、基本的なスペックはどれも同じで大差が無いと思って間違いありません。
というのも子供乗せ電動アシスト自転車の開発は狭い分野で行われていて、ブリジストンとヤマハなどは、フレームをブリジストンが担当して、ドライブユニットはヤマハが担当しているなど共同開発の関係にあったりします。
ちなみに、パナソニックは自転車部門が元から持っているのと、バッテリーは三洋電機から引き継いでいるので基本的に全て自社で開発されているようです。
とは言え、基本的にはいずれのメーカーも似たようなスペックになっているので、見た目のデザインで好きな車種を選んでもメーカー違いの性能差で後悔することは無いと断言してしまえる程度の差です。
ただし、下記の2点についてはメーカー関係なく、乗り心地やスペックに影響する部分になるので購入検討の際に留意しておいた方が良いでしょう。
タイヤサイズ
子供乗せ電動アシスト自転車のバリエーションが多い理由の一つがタイヤサイズの展開の多さがあります。
子供を乗せた時に、重心が下がった方が安定感が出るので、基本的に子供乗せ電動アシスト自転車は重心が低くなるようなフレームデザインになっていますが、3人乗せなどになるとさらに安定感を増す必要があります。
小さな子供を乗せる自転車ですから、とにもかくにも安全性が大切というわけで、一般的な自転車よりも細かい選択ができるようにタイヤのサイズも細かく分かれているというわけです。
タイヤのサイズが小さくなれば、必然的に車高が低くなるのでより安定感が出るようになります。
タイヤのサイズ選びのポイントは乗車するお母さんやお父さんの身長になります。目安としては下記の通り。
● 身長155cm未満 20インチ
● 身長155cm以上 24インチ
● 男性 26インチ
子供を2人乗せる3人乗りになる場合は、さらに安定感が必要になるので上記の身長から2〜3cmくらい引いた身長が適正なサイズになると思います。
お父さんであっても3人乗りの場合は重心の低いタイプの自転車がおすすめです。
いずれにしても、子供乗せ電動アシスト自転車は転倒した際に重大事故になる可能性も高くなるので、安全性を考えて自身の体格に合ったサイズの自転車を選ぶことをおすすめします。
バッテリー容量
子供乗せ電動アシスト自転車のスペックはバッテリー容量とイコールだと思っても過言ではないと思います。
バッテリー容量が多ければ、その分、パワフルに稼働させられる時間が長くなりますし、長距離でもバッテリー切れを心配する必要もありません。さらには充電の回数も少なくて済むようになります。
なので、バッテリー容量は多ければ多いほど良いという判断ができるわけですが、バッテリー容量と車体価格は比例するので、そこは予算との相談になるかと思います。
バッテリーの規格が対応していれば後から大容量のバッテリーに買い換えることはできますが、すぐに駄目になるものでもないので、最初から大きな容量のバッテリーを選択しておいた方が良いと思います。
バッテリー充電は煩わしさを感じる部分の一つなので、その回数が減るだけでもメリットは大きいでしょう。
バッテリー容量と充電の頻度の目安として、毎日3キロ程度乗るのであれば10Ah以下で一週間に一度、15Ah以上であれば一ヶ月に1度程度になるかと思います。
逆に言えば、バッテリー容量の大きさで得られる恩恵に対してお金を出せるのかどうかというのが選択のポイントで、その手間を苦としない人や、防犯のために毎回バッテリーを取り外して自宅内まで持ち込むような人であれば、バッテリー容量にこだわる必要はないでしょう。
子供乗せ電動アシスト自転車の購入の際に重要なポイントについては下記の記事でまとめていますので、検討の際の参考になるかと思います。
子供乗せ電動アシスト自転車の相場
子供乗せ電動アシスト自転車は上位モデルのフル装備で約20万円、型落ちの廉価モデルで10万円程度、平均的には15万円程度を予算として考えておけば、だいたい欲しいと思う車種と装備を選べるようになると思います。
実際問題で、型落ちでもスペック的にはほとんど変わらなくてデザインの一部が改良されたとかカラーバリエーションが増えただけだったりすることも多いので、なるべく安く購入したいのであれば、型落ちモデルから探すのが良いでしょう。現状のスペックであれば型落ちでも不便に感じることは無いと思います。
また、価格差はスペックではなく、主にバッテリー容量と、付属品であるチャイルドシートのグレードの違いだったりするので、自分にとって必要不必要を見極めて購入することが価格を低く抑えるには重要でしょう。
購入補助助成金精度を利用しよう
あまり知られていなくて利用していない人も多いと思われるのが、子供用のヘルメットや子供乗せ電動アシスト自転車を購入した際に、その費用の一部を自治体が負担してくれる制度です。
目的としては。子供へのヘルメットの着用は努力義務なので、なるべく着用率を高めてもらうために購入費用の一部を自治体が負担することで、購入を促進して着用率を高めるということかと思います。
多く見られるのは「子供用ヘルメットの購入」と「3人乗り電動アシスト自転車の購入」についてで、制度を利用することで、ヘルメットで1,000〜3,000円程度、3人乗電動アシスト自転車で30,000円程度の補助金が得られます。
下記に実施している自治体をまとめていますが、最新の情報とは異なる場合もあるので、子供用のヘルメットや3人乗り電動アシスト自転車の購入を考えている人は、制度の有無や、申請方法など住んでいる自治体の助成金が無いか確認してみることをおすすめします。
子供用自転車(幼児用|2歳・3歳・4歳・5歳)について
子供の最初のチャレンジと言っても過言ではない初めての自転車。自転車に乗れるようになれば、一気に世界が広がることになりますし、親としても子供の成長を実感する大きな節目にもなるので、なるべく早く自転車に乗れるようになって欲しいと思うものです。
ただ、親の思いとは裏腹に、自転車に興味を持ってくれなかったり、なかなか上手く乗れなかったりして、思うようにいかないのが実際のところかと思います(笑)
しかしながら、子供がなるべく早く自転車に乗れるようになるための手助けは出来るはずです。
そこで、初めての子供用自転車の選び方のポイントや、補助輪無しの自転車に乗れるようになるための練習方法などについて知る必要があります。
自転車に補助輪なしで乗れるようになるまで
自転車には何歳から乗れる?
子供が自転車に乗れるようになる年齢はまちまちで、個人差が大きいです。
僕の周りの子供達を見ても、早い子は2歳ですでに補助輪無しで乗れるようになった子もいますし、小学校に入ってもまだ自転車に乗れない子もいます。
これは成長の差や、もともとの運動神経の差、子供自身が自転車に興味を持つかどうかでも変わってくる部分なので、他の子が自転車に乗れるようになったからと言って、慌てる必要も、子供に練習を無理強いする必要もないと思います。
本人が自転車に乗りたいと考えるようになれば勝手に練習をするようになりますし、乗りたいと思うようになったタイミングが子供にとってベストなタイミングと言えるでしょう。
どれくらいの期間で自転車に乗れるようになる?
どの程度、自転車を練習すれば補助輪無しで乗れるようになるかという問題も、本当に個人差が大きいので、5時間練習すれば必ず乗れるようになるなどと明確に言えるものではありません。
やはり、もともとの運動神経など本人の資質や、ストライダーなどのキックバイクの経験の有無、恐怖心の有無などで全く変わってきます。
なので、練習して30分で乗れるようになる子もいれば、乗れるようになるまで何ヶ月も練習が必要な子も当然います。
自転車に乗れるようになるのが早い子の共通点
自転車に乗れるようになるのが早い子の共通点を観察した時に「運動神経が良い」というのは当然関係しているとは思いますが、単純に自転車に乗れるようになるだけであれば、運動神経の良し悪しはそれほど関係ないのではと思います。
それよりも、子ども自身が自転車に興味を持ち、自転車に触れたり乗ったりする時間が多い子ほど早く自転車に乗れるようになると言えます。
逆に言えば、運動神経の良い子でも、自転車に興味が無かったり、自転車を怖がったりして嫌がるようであれば、いつまで経っても乗ることができません。
ただ、実際のところは、運動神経の良い子は基本的に何でもやりたがりますし、恐怖心もそれほど持たなかったりするので、傾向として運動神経の良い子は早く自転車に乗れるようになるというのは確かにあるかと思います。
4歳ぐらいが無理のない練習ができる
我が家では4歳の子供の誕生日に自転車を購入しました。周りで早い子は既に自転車に乗っていたので4歳でも練習すれば自転車に乗れるようになると思ったからです。
4歳になれば、体力や平均感覚も身について活発になってきますし、親が言うことも理解できるようになり「頑張る」ということが出来るようにもなるので、本人が自転車に興味を持ちさえすれば、自転車に乗れるようになる年齢です。
残念ながら我が家の長男は乗り物にあまり興味がなく、自転車の前に2歳の誕生日に購入したストライダーにもそれほど乗ることがなかったので、自転車が来ても怖がってほとんど乗ることがありませんでした。
結局、自転車に乗れるようになったのは、小学校に入る直前で、通っていた保育園でもお友達が自転車に乗れるようになっていくなかで刺激を受けるようになり、ようやく自転車に興味を持って練習するようになってからでした。
そんなわけで、自転車に乗れる、乗れないは本人が自転車に興味を持つ、持たないが一番大きな要素だったりはしますが、自転車デビューの年齢を考えれば4歳がいろいろな理由からベストだと思っています。
子供が自転車に興味を持つようになるために親が出来る手助けとは
子供が自転車に興味を持ち、自転車を好きになれば、自ずと自転車を練習するようになり、勝手に自転車に乗れるようになるわけで、親として出来ることは、なるべくスムーズに子供が自転車に乗れるような環境を準備してあげることが大切になってきます。
子供が乗りやすいサイズを選ぶ
親としてはなるべく長く乗って欲しいと思うので、小学校低学年くらいまで乗れるようなサイズの自転車を買いたいと考えるかもしれません。
そうするとサイズ的には18インチや20インチということになります。18インチであれば105cmくらいからです。4歳の身長が95cm程度なので、最初は補助輪を使えば乗れないこともないサイズと言えるでしょう。
しかし、大きめのサイズの自転車を購入すると、子供が怖がって乗りたがらない可能性が高くなります。そして自転車を怖がると全く自転車に乗らなくなってしまうのです。
結局、自転車に乗るようになるのは、その自転車が子供にとって最適なサイズになってからで、大きな自転車を買っても乗り始める時期が後ろにズレるだけなのです。
自転車のサイズと適正慎重については下記の記事で詳しく解説しています。
子供が乗りやすいサイズの自転車を選ぶ
子供が自転車を怖がらずに、乗りやすいサイズの自転車選びのヒントは、子供がそれまで乗っていた乗り物から違和感なく乗り換えられるサイズを選ぶということになります。
例えば、ストライダーなどのキックバイクは12インチのタイヤが備わっているので、自転車も12インチを選択すればサイズ感も変わらないので、すんなりと自転車に移行することができます。
なるべくスムーズに自転車に乗ってもらうには、三輪車やストライダーなどとサイズ感が近い自転車を選ぶというのが非常に重要なポイントなので、理想的には12インチや14インチの自転車を選ぶのがベストです。
しかし14インチ以下の自転車は5歳になるとかなり小さくなってしまうので、小学校入学前にもう一度自転車を買い換える必要がでてくるので、そのあたりをどう考えるかということにもなります。
その自転車に乗れる期間は短くなるけど、なるべく早く自転車に乗れるようになってもらうために乗りやすい小さめの自転車を購入するか、すぐに乗れるのは諦めて、就学前まで乗れるようなサイズの自転車にするか、という感じです。
小学校入学に合わせて買い換えたいと考えるのであれば、16インチの自転車を選ぶのが良いということになります。
16インチの自転車については下記の記事で有名メーカーの自転車を紹介しています。様々なタイプの自転車があるので購入の際の検討に活用してください。
補助輪無しの自転車の練習方法
自転車に乗れるようになるためには、2つのポイントを克服する必要があります。
● バランス
● ペダルを踏む
この2つが出来るようにならないと自転車には乗れるようになりません。
要するに、バランスをとることと、ペダルを踏む練習が必要になるわけですが、残念ながらこの2つの練習を同時にするのは難しいという問題があります。
例えば、ストライダーなどのキックバイクに乗っていると「バランス感覚が養われるので自転車にもすぐに乗れるようになる」というような話を聞いたりするのですが、キックバイクではペダルを踏む練習ができないので、バランスをとることができても自転車に乗ることができません。
ペダルを踏む練習は三輪車や補助輪を付けた自転車で練習する必要があるのです。
なので、効率的な自転車の練習方法としては、バランスの基礎の部分はキックバイクで養って、ペダルを踏む練習は補助輪を付けた自転車で練習するのが良いということになります。
ペダルをスムーズに踏めるようになれば、今度は自転車でバランスを取る練習をするために、自転車のペダルを外してキックバイクのようにして乗れるようにしてあげて自転車でもバランスを取りながら走行できるようになるまで練習します。
自転車でバランスが取れるようになれば、再びペダルを自転車に取り付ければ、無事に自転車に乗れるようになるというわけです。
自転車の練習方法については下記の記事で解説していますので参考にしてください。
公道デビューの注意点
自転車に乗れるようになれば、早速どこかに出かけたいと考えますが、最初はバランスを崩して転倒してしまうことも多いので、まずは慌てずに安全な公園などで十分に練習してからにしましょう。
十分にバランスを取れるようになればいよいよ公道デビューですが、公道デビューする際には家の近所を何度も走りながら、交差点や信号、左側通行など、自転車のルールや、危険ポイントについて、わかりやすく解説して子供に理解させましょう。もちろん歩行者や他の自転車についても注意しなければいけないことを説明します。
また、道路は公園などとは違い、凸凹や段差も多いので、たとえ家の近所であっても予期せぬ事態が発生することも多いので、徐々に範囲を広げていくのが良いと思います。
要するに自動車免許と同じく、コース教習(公園内)と路上教習のような感じで、ルールを覚えながら上達していく感じです。
子供用自転車(小学校低学年用|6歳・7歳・8歳)について
子供用自転車の最初の買い替えのタイミングは小学校入学〜小学校1年生の前半です。
6〜7歳くらいになると、身長が110cmくらいになるので、それまで乗ってきた16インチの自転車では小さ過ぎるサイズになるので、買い替えを検討しないといけなくなることと、新生活の準備が重なることから、絶好の自転車の買い替えのタイミングになるわけです。
小学校低学年(1年生)にベストな自転車のサイズ
小学校低学年(1年生)にベストな自転車のサイズは18インチ〜22インチあたりになります。
標準的な体格で考えれば、無理なく乗れるサイズは18インチなのですが、小学校3年生になると既に小さくなってしまいますし。
22インチだと小学校5年生くらいまで乗れる可能性がありますが、小学校1年生にはちょっと大きすぎるので、結局乗れるタイミングが後ろに遅れてしまうだけなのです。
20インチであれば、小学校1年生でも乗れるサイズになれますし、小学校3年生が終わるくらいまでは問題なく乗れるはずです。
また、次の買い替えのタイミングが小学校4年生からということにもなるので、乗りやすさや買い替えのタイミングを考えると20インチがベストになるのです。
そんなわけで、下記の記事では、有名自転車メーカーの20インチの子供用自転車についてまとめています。購入検討の際の参考にしてください。
子供用自転車(小学校高学年用|9歳・10歳・11歳)について
子供用自転車の2回目の買い替えのタイミングは小学校高学年にやってきます。
中学校からは大人用の自転車の標準サイズである26インチの自転車に乗れるようになるので、実質最後の子供用自転車ということにもなります。
どうせなら26インチ自転車を買えば「ずっと乗れるじゃないか」と思うかもしれませんが、小学校4年生〜5年生には26インチは大き過ぎるので、26インチという選択肢は難しい部分があります。
小学校低学年の頃と比べれば自転車に乗りなれているので多少大きくても乗れるとは思いますが、安全性を考えれば大きくて重たい自転車は避けた方が良いでしょう。
ただ、自転車のフレームの設計次第というところもあるので、小さめのフレームであれば26インチでも乗りやすいサイズの自転車も見つけられるようになります。
いずれにしても中学校入学のタイミングで自転車はまた買い替えることになると思うので、小学校4年生で買い替えるのが良いかと思います。
下記の記事では小学校高学年(4年生)から乗れる有名メーカーの自転車についてまとめています。購入検討の際の参考にしてください。
その他の子供用自転車情報は関連記事にて個別に詳しく解説をしています。是非、y子供用自転車の検討の際の参考にしていただければと思います。